魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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敗北と交渉

俺は・・・生きてよかったのだろうか・・?何で俺は・・・・生きてるのだろう・・・?あぁもう・・・なにも考えたくない・・・・

 

 

 

ゼストside

俺はメガーヌがいる研究施設へ入ると、スカリエッティがたっていた。どうやら俺が動くのは予想済みだったみたいだが・・・メガーヌはなんとしても取り返さしてもらうために俺はデバイスを展開していた

 

「そろそろ来る頃と思っていたよ・・・騎士ゼスト」

 

「・・・メガーヌの身柄を返してもらおう」

 

「あぁ、かまわないよ」

 

「・・・・なに?」

 

俺はその言葉に戸惑いを覚えていた。今やつはメガーヌの身柄を解放する要求にあっさりと答えた?

 

「何故という顔だね?私は別に彼女を捕獲しているわけでも何でもないよ。治療が終わるまで安全なようにと預かっていただけで、君達が引き取りたいと言うのであれば何の文句も無い」

 

「・・・・・」

 

「さて、場所を指定して運んだ方がいいかな?」

 

「・・・自分が運ぼう」

 

やつの考えに疑問があるも俺はメガーヌの身柄を自ら運ぶことを伝えた。そして、奴はメガーヌの居場所のほうまで案内をしていた

 

「(警戒していたが・・・なにも仕掛けてこない?)」

 

「そこにメガーヌがいるよ。あぁ、服は流石に着させているからね」

 

「・・・一体何をたくらんでる?」

 

「何も。ただ二つ良いことを教えてあげよう」

 

「良いこと?」

 

俺はメガーヌをお姫様だっこさせながらやつのほうを見て聞いていた。ここに来て、攻撃されたら流石にきつい

 

「これを見てもらおう」

 

「小さなケース・・・?それに一体何が入ってる?」

 

「・・・これは君たちが探していた刻印№11レリックだよ」

 

「!何故貴様が持っている!?」

 

スカリエッティが手に持っているレリックは、ルーテシアがずっと探し続けていた物。メガーヌを目覚めさせるのに必要なレリックだった

 

「何故?あぁ、これは奴等から貰ったのさ」

 

「やつら?」

 

「私の同盟でもあるDr.クロンとMr.キャッシュ・・・からね」

 

「!」

 

「彼らがずっとそれを握っていたから私はそれをもらうためにはあらゆる手段を考えていたが、ようやく貰ったのさ」

 

「・・・何故、ルーテシアにあんな探す時間をかけた?」

 

「答えは簡単。すべてはルーテシアとメガーヌを守るためさ」

 

「・・・なに?」

 

おれはその言葉に違和感を覚えて眉を潜めると奴は小さく笑いながら説明していた

 

「君たちゼスト隊は私の娘にやられたが、もうひとつはキャッシュ達が産み出した生物タイラントだ」

 

「・・・俺たちはそんな敵と遭遇してない上に、そんな生物は知らないぞ」

 

「知らないのも当然だよ。何せ、タイラントは君達の仲間、クイント・ナカジマと野比のび太、剛田武以外は全滅したのだからね」

 

「!」

 

「その君達の仲間が死んだのを利用してタイラントに魔力を自分のものにするように改造していたのさ。しかし、メガーヌと君はまだ生きていたから私は彼らに交渉した」

 

「交渉しただと?」

 

「そう。メガーヌとルーテシアに手を出さないでレリック№11をもらう代わりに彼等の別次元の星へ行ける技術や強力な力の提供を協力したのさ」

 

そんなのはできるはずがないと言いたかったが、奴の頭の良さとその手を組んでる連中を考えたらあり得ない話ではない

 

「まぁ、何にしてもメガーヌは返すよ。そして、彼女はもうすぐ目を覚ます」

 

「・・・そうか」

 

おれはメガーヌの身柄とレリックをしっかり持ちながらある場所へと向かった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ギンガside

私は止まらない悪い胸騒ぎを必死に耐えながら目的地のほうへ急いでいった。手筈では私たちが逃げたあとに蒼龍も時間をたってから逃げるという算段だったけど・・・・

 

「ブリッツキャリバー、蒼龍からの通信又は反応は?!」

 

『反応なし』

 

「くっ!!(こうなるなら蒼龍を無理やりでも止めとけばよかった!!)」

 

私は持ち合わせている最大の速度で蒼龍がいると思われる場所へと向かってると空から降りてくる声が聞こえた・・・

 

「ギンガ!」

 

「武お兄ちゃん!!」

 

「大丈夫か?」

 

「私は大丈夫!武お兄ちゃんは?」

 

「俺も大丈夫だ。敵を取り逃したこと以外はな」

 

武お兄ちゃんは悔しそうな顔をしていながらも走るのやめていなかった。お兄ちゃんの気持ちが心配になった私は声かけようとすると後ろからさらに声が聞こえた

 

「武、ギンガ!」

 

「「フェイトさん!」」

 

フェイトさんが私達のそばに駆け寄ってきた

 

「二人とも無事てよかったけど、蒼龍は見つけた?!」

 

「まだです!」

 

「っち、ギンガ。お姫様だっこするからお前の視力で蒼龍が見えるか頼めるか?!」

 

「え?えぇぇー?!!」

 

「時間がない!すまん!」

 

武お兄ちゃんは私をお姫様だっこして空をとんだ。普段だったら嬉しいけど、こんな事態に!?!

 

「ギンガ、蒼龍がみえるか!?」

 

「は!?・・・・いました!あそこの方角に!」

 

「よしギンガは捕まってろよ!フェイトさん!」

 

「うん!」

 

武兄さんの言葉に私はしがみついてから飛ばしてもらった。武兄さんとフェイトさんと共に現場につくと・・・・

 

 

そこで見た光景に私は愕然としていた・・・

 

何故なら・・・・

 

「蒼・・・龍・・・?」

 

「・・・・」

 

「蒼龍!!!!!」

 

私は真っ青になりながら血まみれになって仰向けに倒れてる蒼龍に駆け寄った。呼び掛けたが蒼龍の反応はなかった

 

「蒼龍!!ねぇ!!蒼龍!!!」

 

「蒼龍、しっかりして!!」

 

「ギンガ、フェイトさんおちつけ!」

 

血まみれの顔で体の至るところに傷だらけだった。私達は冷静さを失っていていたのを武お兄ちゃんが押さえていた

 

「とにかく出血を止めないと!ギンガは蒼龍の服を!フェイトさんは治癒できますか!?」

 

「やってみる!」

 

「はい!」

 

「アンサインド!呼び掛け応じろ!」

 

《た、武・・・副隊長・・・マスターの止血は私一人では間に合いません・・・》

 

「そうか・・・状況はあとで教えてくれ」

 

《はい》

 

武お兄ちゃんが蒼龍のデバイスとやり取りをしていて私は蒼龍の服を脱がすと・・・息を飲んだ

 

「「「っっ!?」」」

 

何故なら・・・

 

「これは・・・・何だ!?」

 

「黒い・・・・汚染みたいな・・・!?」

 

「蒼龍、聞こえる!蒼龍!!」

 

「っち、不味い予感しかない!!!!」

 

武お兄ちゃんがすぐに通信を開いて、はやてさんのほうに連絡とった

 

「はやて隊長!!!蒼龍を発見したが状態が不味い!!事を急するから早く!!」

 

『分かった!救護班はすぐに回すから、場所と状況を!』

 

「私が位置は今転送したから早く!!」

 

『迅速に救護班を向かわせる!』

 

この蒼龍の黒い跡はなんなのかわからないが、今は蒼龍の手当てが第一優先だ!!

 

死ぬな!!蒼龍!!!

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

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