魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
あの時の試験も、自分はAMFに対して対抗できなかった。初見だから仕方がないと言うのは言い訳にすぎないし、その反省もいかして自信の持つ最大の速度で切りつけたことで一体倒せたが・・・俺は改めて目の前の敵がどれだけ厄介なのかわかった・・・・
『ガジェットドローンにはちょっとやっかいな性質があるの。[アンチ・マギリング・フィール]・・通称AMF。効果範囲内の魔力結合を解いて魔法を無効化するから、普通の射撃は通用しない』
なるほど・・・ティアさんの射撃が通用しなかったのはそういう訳か・・・
「あ!くそ・・・こ、この!」
高く跳びあがったターゲットを追うため、スバルさんがウィングロードを展開するが嫌な予感がした。念のため魔力を展開しとかないと・・・
「スバルさん、焦りすぎ!」
「スバル!馬鹿!危ない!」
ティアさんも同じ事に気付いたのか慌ててスバルさんを止めようとするが・・・
『AMFを全開にされると飛翔や足場作り。移動系魔法の発動も困難になる』
「うぇ!?うわぁわわわ!?!?」
ウィングロードが先端から消え始める!?
「くっ、間に合え・・・!≪ホールディングネット≫」
スバルさんがウィングロードから落下する瞬間に魔法を展開した。そして俺の魔法により、スバルさんはビルに当たる寸前でネットに収まった
「ふぅぅ間に合った・・・」
安心してるのと同時にシャーリさんの声が聞こえた
『まぁ、訓練では皆のデバイスにちょっと細工をして、擬似的に再現しているだけなんだけどね。でも現物からデータを取ってるし、かなり本物に近いよ〜』
参ったな・・・ティアさんみたいに咄嗟に作戦をたてるのは思い浮かばない
ティアside
生半可な射撃ではAMFには通用しない……なら別の方法はある!その方法を実行する前にこの子にも聞いとかないと
「チビッ子、名前何てったっけ?」
「キャロであります!」
「キャロ、手持ちの魔法とチビ竜の技でなんとかできそうなのある?」
「……試してみたいのが幾つか」
「私もある【スバル!蒼龍!】」
キャロの言葉を聞いて私はスバルと蒼龍に念話した。さぁ、私の考えた作戦が通用するか・・・試す価値はある!!
蒼龍side
俺らはティアさんからきた念話を了承したが、エリオはどういうことか分からないから、俺はエリオのそばに走った
「オッケー!エリオ、あいつら逃がさない様に先行して足止めできる?」
「えっと・・・」
「ティアさんが何かを考え着いたみたいだから、その間の時間稼ぎを行うぞ。エリオ」
「はい!お兄さん!」
エリオの返事を聞いて、俺は安心して集中し直した。俺らは俺らの仕事をしないとね!
ーー訓練スペース 建物の屋上ーー
なのはside
私はフォワードの動きを見て関心していた。危なっかしいのもあるけどみんな筋は悪くないなーと思う
「それにしても、みんな良く走りますね~」
シャーリーが、関心しながらモニターに映るフォワードの5人を見ている
「危なっかしくってドキドキだけどね・・・デバイスのデータは採れそう?」
「いいのが採れてます!五機とも良い子に仕上げますよー!レーシングハートさんも協力してくださいね」
≪Alright≫
胸元に待機状態で掛かっているレイジングハートが“任せて下さい”という返事を返していた
でも、ここからどうするのか楽しみね・・・
蒼龍side
自分とエリオとスバルさんはティアさんの時間を稼ぐために動いていた
「いくよ、ストラーダ!カートリッジロード!」
エリオが橋を破壊し2体のターゲットを押しつぶすが、残り2体は上空へと逃げる。そこへ上空からスバルさんが、攻撃する!
「潰れてろ!!」
拳を思いきり振るうが、やはり魔力による身体強化も無効化されるためか、大きなダメージはない
「それなら!」
後ろから迫るターゲットに馬乗りになり、リボルバーナックルを叩きこむ!
「うりゃぁああああ!」
そのままリボルバーナックルの回転力を利用し、拳を深く突き刺し破壊する!
「連続、行きます!フリード、ブラストフレア!」
フリードが、吐いた炎は2体のターゲットに向かい高熱によりショートさせ動きを止める!
「我が求めるは、戒める物、捕える物、言の葉に応えよ・・・鋼鉄の縛鎖・・錬鉄召喚!≪アルケミックチェーン≫!」
キャロの詠唱と共に魔法陣から現れた鎖は、動きの止まったターゲット2体と、上空へと逃げようとしたターゲット1体を捕獲する!
「残り4体か・・・逃がさない!!」
俺はキャロの居るビルの真下で、炎から逃れた2体を追う
「逃げ切れると思うな!《ソニックブムーブ》」
目の前にガジェット2体に近寄り・・・
「《ソニックフラッシュ》!」
自身の持ちうる最大のスピードでの剣を横に振り払ってガジェット2体を切り伏せた
「残り2体!!」
残りはティアさん達がやる筈だが・・・いざとなればカバーを入れるようにしとこう
「ん?・・・え?!」
何か気配が感じたので振り向くと・・・ティアさんが生成した魔力弾にさらに上から魔力の膜をかぶせていた
あれは・・・
「通常の魔法弾はAMFがある上厳しいとなると・・フィールド系の防御を突き抜ける多重弾殻射撃!?たしか・・・AAランクのスキルの筈では・・・いや、ティアさんならできる筈!!」
俺はティアさんならできると信じた。今は只、己の刀を構えて待つのみだ・・・
ティアside
ちびっこ達やスバルや蒼龍も頑張ってる・・・・。なら、私のやることは決まっている
「固まれ・・・固まれ・・・!」
私の言葉と共に弾を外殻が固め発射の準備が整った!私は・・・絶対に負けない!!
「≪ヴァリアブルシュート≫!!」
必ず残り2体を仕留める!!ランスターの弾丸は、どんな相手でも貫けるんだから!!
蒼龍side
ティアさんがAAランクの魔法を放った瞬間、放たれたオレンジ色の魔法弾は1体ターゲットを貫き・・・そのまま威力を落とすことなく、最後の1体を破壊した!
「すごい・・・《ティアさん、流石です!》」
「《ティア〜ナイスだよ!やったね♪ さっすが〜!》」
「《・・・二人とも・・・うるさい・・・これぐらい・・・当然よ・・・》」
そう言ってるけど、相当体力を消耗してると思う・・・・
それでもティアさんは流石だ・・・俺もティアさんやスバルさんに負けないくらい強くならないと!
ターゲットは全部壊滅させたけど・・・訓練は終わりじゃないんだね・・
——その後、少しの休憩をはさみ訓練は夕方まで続いた・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!!次回もよろしくお願いします!