魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
ティアside
私はクロスミラージュを構えながら蒼龍を見ていた。今の蒼龍は言葉で止まるほど優しくなく何より・・・
「(目が濁っている。あんな蒼龍ははじめてみる・・・)」
「邪魔するなら・・・手加減しない!」
「(セットアップをしてうごきやすいからだをしたのはいいものの、蒼龍の事だからバインドしかけてもすぐに交わしそうね)蒼龍、もう一回聞くわ。戻りなさい」
「・・・・」
私の質問というよりも警告にたいして聞く耳持たずか・・・。いいわ、蒼龍がそこまで拒否するのなら私は蒼龍を止める!!
「「・・・・」」
私達はお互いにらみ合いながら、一つ一つの動きを警戒していた。蒼龍が私の動きを知ってるように私も蒼龍の動きを知ってる
「!」
「また消えて・・・そこね!!」
「ッチ!おぉぉぉぁぁぁぉ!!!」
「(一瞬視界に消えたのは、純粋な身体能力による行為!?)それとも、狙っていたのかしら」
蒼龍の事だから一撃で私を気絶させていきたかったのだろうけど、私はそれを警戒していたから回避行動をとった
「あんたがそこまで攻撃するなら・・・!?」
「全速力の走りからの・・・」
「!?」
「はあぁ!!」
蒼龍は私に接近すると共に拳を再び下ろしてきたが・・・
「!?」
「・・・・・どこをねらってるのかしら?」
蒼龍が攻撃した場所には私はいないのに気づいて慌てて回りを見ていた。私はそんな蒼龍に冷静に嗜めるように言った
「幻術か・・・・!」
「悪いけど、今のあんたをほっておくほど私は素直じゃないの」
「何でいちいち俺を止める・・・!」
「・・・蒼龍、いつものあなたならそんな真似はしなかったわ。何があったの?」
「・・・れ・・・・」
「貴方は私たちにとって大切な仲間よ。ほっておけないでしょ?」
「黙れ・・・・」
「怒らないから話なさい」
「黙れぇぇぇぇぇ!!!!!」
「!」
今まで見たことない蒼龍の怒りの叫び声に私は思わず足を止めそうになったが、すぐに冷静に切り替えってゆっくり歩いた
「アイツを殺さないと俺は気がすまない!!」
「・・・・(あぁ、あの目はなんでわたしが知ってるのかよくわかった気がする)」
「・・・あいつだけは許さない!!たとえ法が裁かれなかっても俺が裁かないといけない!」
「(あれは・・・)」
「だからそこを退いてください!!ティアナランスター!!」
私は見覚えがある。なぜならあれは・・・
『これのどこがなのはさんの教えなんですか!?俺達は仲間で共に強くなると約束していたじゃないですか!?なのに・・・そんな事してお兄さんは喜ぶ人なのですか!?』
『・・・っ!』
『そんな事をしたのは・・・誰かに認めてほしかったからですか!?それとも・・・劣等感からきた無茶なのですか!!』
『な、違・・・』
『なのはさんがどういう思いであなたを指導していたのか・・・一番あなたが気づかないと行けないじゃないですか!!俺達FWでのなのはさんに一番指導してもらっているティアさんが!!』
『・・・まれ』
『あなたはこんな強さがほしかったのですか!?そんなのでお兄さんが認めてくれるとでも本当に思っているのですか!!思い出してください!!あなたが本当にほしかった強さを!!』
『黙れぇぇぇ!!私は!!もう、誰にも傷ついて欲しくないから!亡くしたくないから!だから強くなりたいんです!!大切な人達を守れるくらいに!!』
蒼龍のあの目は間違いなく力を求めて誰よりも認めてほしくて苦しんでいたあの頃の私だ・・・・
「(こんな気持ちだったのかな・・・。回りのみんなが見ていた私は・・・蒼龍はもっと辛かったのかな・・・)嫌よ。それにあんたをほっとけないって言ったでしょ?」
「だったら力付くで俺を止めて見せろ!!」
「・・・・そう。ならさ・・・」
私は蒼龍がこちらに向かってくるのをみてクロスミラージュをゆっくりと構えながら・・・
「(あとで私を怒っていいからね)力つくでとめてあげる。【クロスファイヤ・・・」
「そんなの弾けばいいだけの話だ!」
「【シュート】!」
《クロスファイヤーシュート》
私の弾丸は蒼龍の方に向けてまっすぐいき・・・
「!?」
地面に直撃した。そんな直撃に蒼龍の動きが止まったのをみて私は走った
「くっ!」
「もらったわよ!蒼龍!」
「!まずーー」
蒼龍が私に接近されていたのに気づいたけど私は蒼龍に向かって・・・
「(やられる!?)」
「っっ!!」
蒼龍に向かって・・・・
ーーーーポフン
「・・・・・・・・・・・・・・・え?」
「・・・・・・・」
私は蒼龍を抱き締めた。抱き締められた蒼龍は固まっていたけどそんなの関係ない
「な・・・なんの・・・まね・・・?」
「・・・よしよし・・・」
私は蒼龍の頭を優しく撫でると蒼龍が震えた声で話しかけてきた
「なんの真似ですか・・・ティアさん・・・」
「泣いていいのよ。・・・蒼龍」
「!」
「蒼龍・・・貴方が誰よりも努力してるのを私は知っているのよ。訓練校の時代から貴方は一人でなんとかできるように密かに練習していたでしょ?」
「!なんでそれを・・・」
「知ってるのよ。貴方が誰よりも努力していたことを・・・。知ったのよ、誰よりも悲しく寂しそうに生きていたのを」
「・・・・」
「貴方が今思うのは私には全部はわからないわ。けれどね、安心して・・・私はここにいるわよ」
「!」
私の言葉に蒼龍の肩がわずかに震えているのに気づいた。本当に蒼龍は隠すのが下手ね・・・でもこいつの苦しみは何となくわかるわ
「私は最後にあの場所でなにも見ていないからなにも言えないけど・・・・大丈夫よ。私はここにいるから」
「・・・・・・・・・・」
「だから今は泣いていいのよ・・・。私はここにいるから」
「っっ・・・ぁぁ・・・・」
蒼龍の言葉に私は小さく頷いて答えると、蒼龍はなにか我慢していたのが切れたかのようにゆっくりと泣き始めていた
・・・私は蒼龍が何を抱え込んでるのかはしらないけど・・私はあなたの味方だから・・・
だって私は貴方の事が・・・・・
大好きだから・・・・・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!これからもよろしくお願いします!