魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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決戦
宣戦布告


ーーアースラ・甲板ーー

あの地上本部襲撃からどれくらいたったのだろう・・・・。未だに動きを見せないスカリエッティを警戒しながら俺は空を眺めていた

 

「蒼龍ったら、こんなところにいたのね、探したわよ」

 

「ティアさん・・・」

 

俺は声した方向に振り向くとそこにはあきれた表情をしながら俺の方をみてたっていたティアさんがいた

 

「横・・・座っていい?」

 

「はい、大丈夫です」

 

ティアさんの言葉に俺はとくに断る理由なんて無かったので了承すると、ティアさんはそこに座った

 

「体の具合はどうなの?」

 

「きっちりと回復しました。ティアさんはなんでここに?」

 

「あんたを探しに来たのよ。エリオ達がすごく心配そうに探していたからね」

 

「そうですか・・・」

 

「蒼龍はここで昼寝を?」

 

「正確には空を眺めていたのですよ。・・・一人の時間で特訓しないときはこうして空を眺めていたので」

 

「っ・・・それってまさか・・・」

 

「えぇ・・・今はない俺の故郷地球を思い馳せていました。そう・・・・いつも空を眺めながらそう思っていましたよ」

 

俺の言葉にティアさんはなにも言えずに悲しそうに俺の方をみていた。ただ俺はあの頃の事を少しずつ思い出しながら話した

 

「子供の頃・・・っていうても地球にいた頃の俺って自分の記憶ではそんなに多くないのかもしれない」

 

「・・・」

 

「けれど俺には両親に一番大切なプレゼントをもう貰っていたのを思い出しましたよ」

 

「プレゼントを?」

 

「はい。親の愛情です」

 

「!」

 

俺の言葉にティアさんは一回驚くもすぐに優しげな顔で俺の頭を撫でた。ってなんで撫でるの!?!

 

「そう。・・・あんたはどうするの?」

 

「?」

 

「あんたの夢はまだ何も聞いてないし、それに・・管理局にのこるの?それとも・・・」

 

「そこの考えは今はしないようにしています。俺は俺の答えを見つけるまでは・・・俺はきっと探しにいくでしょうね」

 

答えはまだ見つけてない・・・あの頃から俺は何を求めて何を探してるのかわからない

 

「それより、ティアさんこそのび太兄さんのもとの会議は終わったのですか?」

 

「えぇ、方向性は大まかに決まったわ」

 

「・・あの野郎の決着をはやくつけてそちらに合流するようにしますよ」

 

「逆に私たちもはやく決着をつけたら蒼龍の援護をいくわ。・・・・必ず私たちは生きてまた帰るのを約束しましょう」

 

「・・・はい!」

 

俺の言葉にティアさんも笑いながらそう宣言すると、しっかりと返事して俺達はゆっくりと立ち上がった。すると、なのはさんとフェイトさんとのび太兄さんから全体通信が届いた

 

「このタイミングってまさかと思いたいですけど・・・」

 

「とにかく出てみましょう」

 

『皆!スカリエッティ達が動き出した!』

 

『アインヘリアル三機が同時襲撃を受けて破壊された』

 

『全員、すぐに会議室に急行してそこで対策を話し合うよ!』

 

「「ッ!?了解!」」

 

俺達は通信を受けてすぐに会議室に動いた。どうやらあいつらも動いたということか・・・!

 

 

 

 

ーー会議室ーー

会議室につくとそこには全員いて、師匠は近くの壁で腕を組ながらもたれて周りをみていた

 

「全員おるな?ほな、先程受けた大まかな情報を話す」

 

貰っていた情報を整理するとこうだ

 

1. アインヘリアルに襲撃があったのはほんの少し前らしく、まだ現場は荒れていて詳細な情報は無いがアインヘリアルが無力化されたのは確実

2. 三カ所同時の電撃作戦といった感じで急襲を受け、地上本部の復興で人員を取られていた事もあり瞬く間にアインヘリアルはやられた

3. 襲撃したもの達はアインヘリアルを破壊するのと同時に即座に離脱したらしく、その後の足取りはつかめていない

 

そこまでもらった情報を聞いた俺たちのなかに武兄さんが手をあげて質問してきた

 

「襲撃したのは戦闘機人ですか?」

 

「うちも最初はそう思ったんやけど違うかった。戦闘機人だけではなかったんや」

 

「まさか、タイラントも!?」

 

「せや。向かおうとした部隊らはタイラントにより負傷した」

 

武兄さんの言葉にはやてさんは神妙に頷いていた。となると、幸いというべきかタイラントの手で死者はでなかったのか

 

「質問してもいいですか?」

 

「うん、なんや?蒼龍」

 

「あいつらはなぜ、アインヘリアルを狙ったんでしょう?これは明らかになにか狙ってるのでは・・」

 

「蒼龍のいう通り、確かにこの行動事態なにかたくらんでいると思われます」

 

「さすがそこには気づいたか。ティアナも」

 

すると、師匠がゆっくりと口を開いてのび太兄さんに質問した

 

「のび太、アインへリアルとはなんだ?」

 

「アインヘリアルとは対空用魔力三連装砲。その巨大な威力を持った魔力砲は、空を飛ぶ一魔道師に向けて放たれるようなものではなく、もっと大きな航空戦力に向けての使用を前提とした兵器です」

 

「ふむ。つまり、やつらはあれを消したということは、アインヘリアルで砲撃の必要がある様な、巨大航空戦力を有している可能性があるな?」

 

「さすがスカサハさん。その通りです」

 

八神部隊長は真剣な表情で話を続けた後、軽く息を吐いてモニターを操作する。すると、モニターに洞窟の様なものが表示され、八神部隊長はそれを指しながら言葉を発する。

 

「ついさっきやけど、調査を進めていたアコース査察官から連絡があった。スカリエッティのアジトらしき場所を発見したって。確認待ちやけど、もし確定ならすぐにでも仕掛けるつもりや、皆しっかりと準備をしておいて欲しい」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

八神部隊長の言葉に、全員真剣な表情で返事を返す。すると、武兄さんが手をあげて質問してきた

 

「キャッシュ達の居場所はつかめました?」

 

「そこも別の人たちが調べてくれたんやが・・・すでにその場にはいなかったらしい」

 

「つまり、キャッシュらあいつらの本拠地に潜んでいるというわけか?」

 

「恐らくは・・・な」

 

はやてさんは悔しそうに答えると武兄さんも難しそうな顔をしていた。そんな中、八神部隊長の元に、緊急通信らしきものが入りモニターにシャーリーさんが表示される

 

『大変です!スカリエッティから広域放送が!!』

 

「「「「「「!」」」」」」

 

「すぐに会議室に繋いで!」

 

『はい!!』

 

シャーリーさんの通信に、八神部隊長が慌てて指示を出し会議室の中央に大きなモニターが表示される。そして映像が切り替わり、楽しそうな様子で笑うスカリエッティの顔が表示される

 

『さあ、いよいよ復活の時だ!!こんな世界を作り出した管理局の諸君、偽善の平和を謳う聖王教会の諸君、見えるかい?これこそが、君達が忌避しながらも求めていた絶対の力・・旧暦の時代、一度は世界を席巻し、そして破壊した古代ベルカの悪魔の英知!』

 

「なんだあれは?!」

 

「あれは聖王の・・・ゆりかご・・・・!?」

 

その映像を見たはやてさんが、その戦艦らしきものに心当たりがあるのか驚愕したような様子で呟く。そしてさらにモニターは切り替わり、表示された映像を見て全員の顔が悲痛な物に変わる

 

「なっ!?」

 

「「!!!」」

 

「あれは・・・」

 

俺たちはその映された映像には見覚えのあるなのは隊長達の大切な子・・ヴィヴィオが映っていた。そんな俺たちを見ていないのはわかってたが、スカリエッティは高らかに叫んでいた

 

『見えるかい?待ち望んだ主を得て、古代の技術と英知の結晶は・・今、その力を発揮する!!』

 

「ヴィヴィオ!!!!」

 

『ママ・・うぇぇぇ・・痛いよぉ、怖いよ・・ママー!ママー!!』

 

「「ヴィヴィオ!!!」」

 

なのはさんとフェイトさんが玉座の様なものに座り、苦しみながら叫ぶヴィヴィオの姿を見て叫んでいた

 

「「「「・・・」」」」

 

そして放送が切れ、周囲を重い沈黙が包むと・・・そんな静寂を切り裂く様に、シャーリーさんから再びはやてさんに通信が入る

 

『部隊長!たいへんです!』

 

「シャーリー?」

 

『こんどは何者かからアースラに通信が入っています!』

 

「「「「「!!」」」」」

 

「すぐにこちらに繋いで!!」

 

『は、はい!』

 

このタイミングで通信繋げてきたのは何者だ?そう思うと、少しして、会議室のモニターに余裕そうな表情をした何者かが表示される

 

「だれだ?」

 

『ふははは、久々だね・・・』

 

『中には初めましてもいるがな』

 

「お前は・・・・・」

 

「キャッシュ!!!!!そしてDr.クロン」

 

武兄さんとのび太兄さんが激怒した顔でキャッシュ達をみていた。あれが今回の事件のもう一つの組織というべきか・・・いや、俺にとっても復讐対象になり得るもの達か

 

「てめぇら・・・よくものうのうと俺たちの前で面を出せたな」

 

「すでにお前達は犯罪者だ。TP達を引き渡すためにも必ず捕まえる」

 

『ふははは、無駄だ!いくらTPでもこの場所にいるとは思うまい!それに、貴様ら達にはたっぷりお返しせねばならないからな』

 

『特に、野比のび太!貴様のお陰で私の積年の夢を打ち砕いた恨みは一生わすれない!』

 

「逆恨みにもほどがあるよ。それと・・・僕らもお前らを許さないよ」

 

のび太兄さんの発せられた雰囲気に慣れてない人たちは冷や汗をかきながら悲鳴をあげていた

 

「「「「「ひぃ!?」」」」」

 

「だな。仲間を殺した償いをここで因縁つけてやる」

 

『くく、できないことをほさぎよる』

 

「・・・ひとつ聞きたいことがある」

 

武兄さんとのび太兄さんはキャッシュ達をにらみながら舌戦をしていたが、俺はどうしてもあいつらに聞きたいことがある

 

『む?なんだ貴様は』

 

「俺の事なんてどうでもいいが、ひとつ答えろ・・・。例えばお前らは別世界の地球崩壊を引き起こしてどう思う?罪を感じるか?」

 

『・・・ふむ。なにもかんじないな』

 

『強くなるには犠牲に付き物だ。些細な犠牲だ』

 

「「「「「「!」」」」」」

 

「あんたらは・・・!!」

 

俺の言葉にキャッシュ達は死んだことなんてどうでもいいと答えてきた。其を聞いたティアさんがいちばん怒りながら画面に向かってにらんでいると・・・

 

「・・・そうか・・・」

 

「蒼龍・・・?」

 

「ならば、ミマム・グースを含むお前達3人は許さないよ。キャッシュ、クロン」

 

『許さない?誰に許し乞いてもらう?!』

 

「一つだけいいことを教えやる。・・お前達は初めから触れてはいけないのをふれた」

 

俺はそういうと共に奴らは高笑いして嘲笑うように発言した

 

『ククク、なら貴様らが敗北した暁にはたっぷり可愛がってやる!!』

 

「そいつは無理だろ。俺とのび太、そして蒼龍の手でお前らは俺たちの仲間を捕らえることも落とすこともできない」

 

「悪が栄えた試しはないし、最後には必ず僕らが勝つよ」

 

『いいだろう!!スカリエッティとともに私もここで宣言しょう!!我らの最後の決戦を・・・始めよう!!!』

 

この瞬間、俺達とスカリエッティ達の最後の戦いが幕を上げた

 

 

 

 

俺の罪は一人だけ生き残った罪だが・・・・お前達は俺と同じく・・・いや、それ以上に罪深い存在だ

 

 

 

必ず・・・・・・・仇を討つ・・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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