魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
のび太side
僕はジャイアン達と別れてブルーフェニックスが接近している地点にたどり着いて待ち構えていた。森林地帯と山岳地帯の丁度中間ぐらいのその場所は、まるで図ったかの様に周囲に何もない戦闘に適した荒野と言っていい場所だった
「のび太隊長!」
「ん、来たんだね・・・って言うかどうやってここに来たの?走る音聞こえなかったけど・・・・」
「ルーテシアちゃんが転送してくれました!」
「ルーテシア・・・メガーヌさんのお子さんか・・・」
「ブルーフェニックスは?」
「空を見てみなよ」
僕の言葉と共に蒼龍を除くFW達全員が空を見上げてその敵を見て冷や汗をかいていた。何故なら、空を焼く様な黒い炎の塊が接近してくるのが映っていた
「・・・・映像で見るよりでかいですね」
「うん、そうだね。ティアナ、スバル、ギンガは初めてだね?」
「はい。ですが、ティアナの言う通り、映像で見るよりもこんなにでかいのですね」
「凄い・・・」
真竜クラスに匹敵する体躯、灼熱の体、恐ろしいまでの膨大な魔力間近で目にすると流石に改めてこれから対抗しょうとする敵の恐ろしさを感じたのだろう
〈こうして顔を会わせるのは二回目に名乗るですね・・・野比のび太様〉
「〈うん。君をすぐに助けたいところだけど・・・少し時間かかるから我慢してね?〉」
〈構いません。遠慮なく私を倒しに来てください!〉
地面に降り立ったわけではないが、かなり俺達の近くまで降下してきたブルーフェニックスはゆっくりと、戦闘開始を告げる様に翼を広げる
「遊撃隊隊長としてここにいるFW達に告ぐ・・・。全員、必ず生きて帰ることとブルーフェニックスの装置を破壊することを任務とする!いくぞ!」
「「「「「了解!!」」」」」
必ず生きて帰るよ!!
ジャイアンside
俺はある場所へとゆっくりと眺めていた。その前方にはゆっくりとゆっくりと前進しながらこちらへと歩いてきていた。そんな様子に俺は相棒のランサーに問いかけた
「ランサー、数は?」
《数は1体だぜ》
「1体か。周辺に人は?」
《確認したところいないな。つまり・・・》
こんなところで暴れても問題ないということか。俺はそう理解すると共に朱槍を召喚して化け物に声かける
「よぅ・・・また会えたな」
「!!」
「漸く獲物を見つけた顔をしているが・・・」
「aaa・・・」
「それはこちらの台詞だからな・・・・っ!」
俺が言うや否ミサイルをその場所へ発砲してきたので被害を受けないように回避行動をとると、回避する前にいた場所は焼けてい
「なぁ・・・言葉は通じないと思うが念のために聞く」
「・・・・」
「俺に殺される覚悟はできたか・・・・?」
「aaAaAaAa!!!」
「はっ、そうだよな!!だからこそ、俺はお前を殺す!!“不死身のタイラント”!!」
クイントさん達や仲間の仇を討たせてもらう!!決心すると共にタイラントの腕にある桑と俺の朱槍が直撃した
もう・・・・お前に負けない!!タイラント!!!
蒼龍side
俺は現在、崩壊した街の方へとゆっくりと歩いていた。この場所は以前の襲撃の時に荒れてしまった事で復旧させるには困難だと一時放棄になっている場所だ
「アンサインド」
《マスター、念のためにいっておくが・・・》
「わかってる。死の呪いを解くには奴を倒さないといけない・・・」
《それもそうだが・・・セットアップしたときにばれないようにしたつもりだが、苦しげな顔をしていたぞ》
アンサインドの言葉に俺はばれているのか?と思ったが、アンサインドが安心させるように話した
《安心しろ。彼女たちにはばれていないぞ》
「そうか・・・。アンサインド、今回の戦いは死んでも負けられない戦いだな」
《あぁ・・・。しかし、分析できた結果がカウンター系の攻撃しかわからなかったと言うことだな》
「だな。恐らくやつのは魔力そのものが危険な代物になっているのは確かだ」
《あれをほっていては危険大》
だからこそ、あれは俺がけじめをつけないとダメだ
「・・・・・・お前は俺を見つけたというつもりかも知らないが逆だ」
俺はゆっくりと歩きながらその迫る男に語りかけた
両手に刀を召喚して・・・そこに立っているものに低く問いかけた
俺の罪は一人生き残ってしまったこと・・・
そしてお前の罪は・・・・
「覚悟はいいか?」
これから生まれるはずだった者や幸せに生きる者、そして・・・・
すべての命を奪って尚且つ大切な人の心の傷を作った事だ・・・
さぁ、今日ここでお前の横暴な人生の終わりを・・・引導を渡してやる!ミマム・グース
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!