魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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激化する戦場Ⅰ

俺は現在近くの建物を駆け抜けて、黒い帯の攻撃を避けていた。そんな避けている俺を嘲笑うかのように挑発していた

 

「ほらほら、攻撃しないのか!!」

 

「(あのときは冷静ではなかった上にどんな攻撃があるのか分からずに戦ってしまった。だが、もう二度と同じ失態を起こさない!)うるさい」

 

「バカめ、上に逃げても的になるだけだ!」

 

「・・・普通ならそうだな。だが、そんなのは何も分からない俺ではないぞ」

 

「なに・・・それはどういう・・?」

 

俺の言葉にミマムは怪訝な顔でこちらを見ていた。その止まる瞬間が命取りだと気づかないとはな・・・

 

「アンサインド、セカンドシステムON」

 

《セカンドシステム完了》

 

「しかと味わえ・・・」

 

「!」

 

アンサインドが弓の形態に代わると俺は狙いを定めるように魔力を込めていた。ミマムは俺がしょうとしてるのに気づいて攻撃をしかけたが・・・

 

偽りの弓矢(a false bow and arrow)

 

ア・フォールス・バゥア・アロー(a false bow and arrow)

 

それよりも早く弓矢を放った。俺の放った矢は一つだけで、それを見たやつは嘲笑っていた

 

「はは、こんなの叩き落とせる!!やはり、雑魚は雑魚だな!」

 

「・・・ほう、なぜそう思う?」

 

「ひとつ叩き落とせたらおしまいだ!・・・なに!?」

 

ミマムは黒い帯で叩きつけようとしたが、その弓矢は叩き落とされるどころが分裂した。そんな予想外の攻撃にミマムは驚いていた

 

「分裂しただと!?」

 

「いったはずだ。偽りの弓矢だと・・」

 

「くそ!!」

 

俺の言葉と共に分裂した弓矢はミマムの方へと落ちて爆発が起きた。俺は近くの着地しやすいところへと座り込みながらミマムを見据えた

 

「ぬぉぉ!?」

 

直撃したもののやつは無傷で立っていた。その光景に俺は舌打ちしたのと同時にこれで終わるとは予想していない。むしろやつはまだまだ奥の手がある可能性が高い

 

「ッチ、さすがにあの程度では終わらないか」

 

「若造が・・・・!」

 

「若造と嘗めてるとすぐに死ぬぞ?」

 

「ほさげぇぇ!!貴様には死ぬ未来しかないのを教えてやる!」

 

「この戦いはそう簡単に終わらないが・・・貴様に負けてやる理由はない!」

 

ティアさん・・・皆さん、俺は問題ないからそれぞれの任務を集中してくれ。・・・そう簡単にやつが消えると俺は思えないからな・・・・

 

 

 

のび太side

ティアナ達に指示を出しながらフェニックスの攻撃を回避していた

 

「〈炎の槍を作りますので回避を!〉」

 

「全員、炎の槍が来る!!!!すぐに回避体制を!」

 

「了解!」

 

指示を出して攻撃を待ち構えていると、ブルーフェニックスから炎の槍が放たれるが、事前に動く用意をしていた俺達はそれを難なく回避する

 

「攻撃に炎の槍なんてあるんですね・・・・」

 

「のび太隊長が動物との会話できるレアスキルがなかったらこれは危ないわ・・・」

 

「炎の槍は地面にあたって融解してる・・・」

 

「これがもしも直撃したら想像はしたくないわね」

 

キャロはフェニクスの攻撃の札に驚き、ギンガとティアナは冷や汗かいていた。エリオは直撃した地面の様子に驚いていた

 

「(念話でフェニックスと会話できるとはいえ避ける体力も限りがある!)早期決着をつけないと厳しいよね」

 

《いくら私達も魔力が解放されていても限度がありますよね》

 

「うん。じゃないと全滅しかねない・・・!?」

 

「〈のび太様!!全員に次は炎の弾を出しますので回避を!〉」

 

炎の弾か!回避をとるのが一番利口かもしれないけどそれだけではダメだ!!

 

「ティアナはまだ打たなくっていい!エリオと万が一打ち漏らしたのを潰して!」

 

「は、はい!」

 

「アンネットガン!」

 

《いつでもうけます!》

 

「よし!!」

 

僕の言葉に対して、ティアナとエリオは即座に状況を見て言葉を返してくる。先程の回避の影響もあり、現在フェニックスを挟む様に分かれて、こちら側に居るのはエリオと僕と反対側に居るのはスバル、ティアナイ、キャロの三人

 

「何発くる??」

 

《十発です》

 

「打ち落とすならこいつでおとさせてもらおう、【ガンブレイク・散】だ!」

 

《ガンブレイク・散》

 

僕はブルーフェニクスが放った攻撃にたいして狙いを定めて複数の散弾とブルーフェニクスの攻撃がぶつかり合った

 

「すごい・・・全部当てるなんて・・」

 

「ティアナ、撃て!」

 

「はい!!」

 

僕の言葉にティアナはブルーフェニクスに向けて発砲するが、そこには予想外の結果が漏らされた

 

「なっ、すぐに再生した!?」

 

「みんな聞こえる!?どうやらブルーフェニクスの装置は胸より下だ!!」

 

「なら、このまま砲撃とかで攻撃行けるのでは!」

 

「だけど、先程のティアナさんの攻撃で再生していたのですよ」

 

「・・・・まて!」

 

僕は次の作戦考えようとするとブルーフェニクスは自らの体を包み込むように翼を閉じる

 

「全員!!!!防御体制をとれ!!」

 

「え?」

 

「今からでは間に合わないのか・・・なら!!アンネットガン」

 

《了解です!》

 

「【リフレクションクロック(ひらりマント)】!!!」

 

僕が持ちうる最大の防御魔法を切り込むと同時にティアナ達の前に立ち塞がった

 

「のび太隊長!?」

 

「全員頭を下げて!!」

 

「は、はい!!」

 

僕の様子を見て、後ろにいた5人もとんでもない攻撃が来るのを理解し、僕の指示をしたがった。そして、フェニックスが両翼を大きく広げるのと同時にまるで黒い壁の様な、巨大な魔力の衝撃波が放たれる!

 

「ぐぅぅ!?」

 

「のび太さん!?」

 

「ギンガ、今は前に出ないで我慢して!」

 

「でも!!」

 

「大丈夫・・・・。必ず守りきって見せる」

 

僕の言葉ともにギンガは我慢してくれた

 

「(守りきらないと・・・・なんとしても・・・)守りきって見せる!うぉぉぉ!!」

 

僕の叫びと共にその衝撃波は僕の張った防御魔法にぶつかりしばし拮抗した後、防御魔法を突き破り、その余波で僕らは弾き飛ばされた




お久しぶりです。久々にかいたので、文章が以前よりもひどいかもしれません・・・・・

これからもよろしくお願いします

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