魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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教会へ

無事になのはさんからの五分間で一撃でも当てることができた俺らはひと安心していた

 

「じゃ、今朝の訓練がはここまでで・・一旦集合しょう」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

なのはさんはデバイスを解除して、俺達のところへ来る

 

「さて、皆もチーム戦にだいぶ慣れてきたね」

 

「「「「「ありがとうございます!」」」」」

 

俺達はなのはさんの言葉に確りと評価されてることに安堵しながらも、自分のなかではなのはさんを本気出させるためにはまだまだ実力が足りないと痛感した・・・

 

「ティアナの指揮も筋が通ってきたよ。指揮官訓練受けてみる?」

 

「い、いや・・・あの・・・戦闘訓練だけで、いっぱいいっぱいです」

 

「キュークル」

 

「どうしたの?フリード」

 

「焦げ臭い匂い・・・って、スバルさん、ローラー!」

 

フリードの言葉に目線を下げると、スバルさんのローラーから煙が出ていた

 

「え、うわぁやば!・・・あっちゃ〜・・・しまった〜無理させちゃったかな・・・」

 

「スバルのがその状態だと・・・ティアナのアンカーガンも結構厳しい?」

 

「あ、はい・・・騙し騙しです」

 

「なるほど・・・蒼龍のはどうなの?」

 

「俺のも刀がボロボロですからもう限界ですね・・。手入れできるならもっとしたいですけど・・・」

 

「うーん・・・皆、訓練にも慣れてきたし、そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかなぁ?」

 

「「「・・・・新・・・デバイス??」」」

 

??なのはさんは俺らが知らない裏でなにか動いてくれていたのですか?

 

そう思いながらも一先ずなのはさんと共に機動六課前へ移動した

 

 

ーー機動六課前ーー

 

「じゃ、一旦寮でシャワー使って、着替えてロビーに集まろうか」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

俺達が話しながら寮に向かっていると、黒いスポーツカーが俺達の前で止まる

 

「ん?あの車って・・・フェイトさん!八神部隊長!」

 

車の窓と屋根が消えると、フェイトさんと八神部隊長が見えたので、キャロが驚いたように叫び、二人が応える

 

「すご〜い!これ、フェイト隊長の車だったんですか?」

 

「そうだよ、地上での移動手段なんだ」

 

「皆、練習の方はどないや?」

 

「あ、え〜と・・」

 

「頑張ってます」

 

八神部隊長の言葉に、スバルさんは少し迷い、ティアさんが代表して答える

 

「エリオとキャロ、ごめんね?私は2人の隊長なのにあんまり見てあげられなくて」

 

「大丈夫です!」

 

「気にしないでください」

 

エリオとキャロは、フェイトさんを心配させないように返す。うーん二人とももっとフェイトさんに甘えていいと思うけどな・・・

 

「あ、蒼龍君。ひとついいか」

 

「なんでしょう?八神部隊長」

 

「君のところの隊長と副隊長まだ面会してないやろ?」

 

「あ、はい。まだ直接会ってはいませんが・・・なにかおれに問題が?」

 

「あー違う、違う。二人とも近々君と会うことになると思うから、とりあえず忘れられていないと伝えておこうと思ってな」

 

おれ自身がなにか問題起こしたのか慌てて聞くと八神部隊長は笑いながら否定していた。近々会うとこになる・・・か

 

「わかりました」

 

俺は了解の意味も込めて敬礼した

 

「それと五人とも良い感じで慣れてきているよ。いつ出動があっても大丈夫!《そういえば、のび太君や武君は?今日は見てないけど》」

 

「そうか、それは頼もしいな《二人は先にうちがいくところに向かってもらったよ》」

 

「所で二人は・・・どこかにお出かけ?《そうなんだ・・・》」

 

「うん、フェイト隊長の車で6番ポードまで車でな・・。そこから教会本部でカリムと会談や。夕方には戻るよ」

 

教会本部・・・・カリムさんか・・

 

「私は昼前には戻るから、お昼は皆で一緒に食べようか?」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

「ほんならな〜」

 

そう言って出発する二人を、俺達は敬礼し見送る。やっぱり上の立場だと大変なんだな~と思いながら見送った・・・

 

 

 

 

 

フェイトside

 

私は運転しながらこれからはやてが会う人の事を話した

 

「聖王騎士団の魔導騎士で、管理局本局の理事官カリム・グラシアさん・・・私はお会いしたことがないけど・・・はやてはいつから知り合ったの?」

 

「私が教会騎士団の仕事に派遣で呼ばれた時で、リインが生まれたばっかの頃のはずやから8年前かなー」

 

「8年前か・・・」

 

私は八年前の事を思い出した・・・。あれは未だに記憶に残ってる・・・

 

「カリムと私は信じてるものも、立場も、やるべき事も、全然ちゃうんやけどな。でも今回は二人の目的が一致したからそもそも、六課の立ち上げ、実質的なところをやってくれたんは、殆どカリムなんよ」

 

はやては嬉しそうに話す

 

「そうなんだ」

 

「おかげで、私は人材集めの方に集中できた」

 

「信頼できる上司って感じ?」

 

私の質問にはやてはうーんと考えていた

 

「う〜ん、仕事や能力はすごいんやけどあんま上司って感じはせえへんな。どっちかっていうと・・・せやなお姉ちゃんって感じやな」

 

「ふふ、そっか」

 

「あ、因みに二人は私よりも先にカリムと会っているみたいやで?」

 

「え、そうなの!?」

 

「うん、特に武君が先に知り合っていたはずやけどあんまりそこだけはカリムも武君も教えてくれないだよねー」

 

「何か意外・・・」

 

私がビックリしてるとはやてが苦笑しながらも笑いかけながら話してくれた

 

「まぁ、レリック事件が一段落したらちゃんと紹介するよ。きっと気が合うよフェイトちゃんもなのはちゃんも・・・」

 

「うん、楽しみにしてる」

 

レリック事件・・・

 

出来る事なら早く解決してほしい・・・

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!

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