魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
私はたぶん人生で一二も争うくらいの激怒をしていると思う。その激怒している原因が・・・
「仕掛けてきたわりにはこの程度?」
『ば、バカな!?!私の作り上げたガジェットがこうもあっさりと!?』
私の回りには先ほどまで立ちふさがっていたガジェット達が潰れていた。そんな様子にクロンは動揺していたが、私には関係ない
「先ほど聖王協会から通信が届いたけど残念だったわね。増援が来てガジェットを壊滅させたらしいのよね・・・貴方のもくろみは終わりよ」
『!?ば、ばかな!?かなりの数を送り込んだのに・・・』
「私達は仕事上色々な犯罪者も見てきたし、中には同情するケースも稀にいたわ。けれど、貴方達は別よ」
私はいまだに通信越しでどこかに潜んでいると思われるクロンの方を見据えながら伝えた
「生まれはずの命、生き長らえていたはずの命・・・多くの人々の命を奪っていたお前達がこの世界から逃げれると思わないことね。たとえ、どんなに逃げてもかならすお前達を捕まえるわ」
『く!!お、覚えてろ!』
私が許さないと伝えると共にクロンの通信は切れた。逆探知仕掛けるも場所が繋がらなかったのなら・・・いったいどこに?
「聖王協会は大丈夫だから・・兎に角、あの人たちは捕まえないと気がすまない!あらゆる情報を集めてポイントを絞るわよ!」
《イエス、ですが時間が足りませんよ?》
「恐らくだけどこういう犯罪を行う場合一番身近な場所に潜んでいる可能性はあるわ。そこを狙いましょ!」
《イエス!》
『ギンガさん!』
私が可能性あるところを探そうとするとキャロから通信が届いた
「キャロ?」
『こちらは今フェイトさんの増援に向かっていますけど・・逆方向がすごいことに』
逆方向がすごいことに?その言葉を聞いて私は周囲を見渡すと思わず目を見開いた
「なっ・・・何あれは・・・?」
私が移った目の方向には黒い何かが一ヶ所の方向に集まっていた。距離は大分離れてるけど・・・
「(これは・・まさか・・)私がその場所に向かうから、二人はフェイトさんのほうを!」
『は、はい!気をつけてください!』
「うん、キャロ達はフェイトさんの方をお願いね(武お兄ちゃんも心配だけど、きっとあの方向には・・・・運が良ければ武お兄ちゃんも!!)」
とにかくあの場所に急いで向かわないといけないのは確かだと思い私は駆け出した。あの黒い何かはわからないけど、もしも蒼龍に何かあってからでは遅い!
「ここから今の方角までどれくらいかかりそう!?」
《十分はかかります》
「十分か・・・急ぐわよ!」
《yes、Master》
私はあのときと同じ胸騒ぎが止まらなかった。あのときはなんとか助かったけど今回は最悪なことにおこってしまったら本当に・・・それだけは避けないと!!
武side
俺は今ゆっくりと目を覚まし、辺りの状況を把握するためにランサーに呼び掛けた
「ランサー・・・状況と俺の体の状態は?」
《まずお前の体は完全まではいかないがある程度戦えるぞ》
「そうか」
《次に状況だが、まずブルーフェニックスの方はなんとか収まったぞ》
「そうか。やりやがったんだな・・・」
《で、先ほど把握した状況でのび太は空の方へと戦いに移動。スターズは恐らくだけどなのは嬢ちゃんを助けにライトニングはフェイト嬢ちゃんの方を助けにいったな》
俺の相棒ランサーはドラえもんの未来の世界にあるものも使われてるから探知はしやすいし状況把握もできる。最もこいつは年上でも嬢ちゃんと呼ぶ癖があるのは許してほしい
「よっと・・・。他に状況は?」
俺は槍を地面に刺してゆっくりと起き上がった。あー、大分体が凝ってやがるな・・・
《あー、まず慌てるなよ?聖王協会が襲撃されてるが》
「なっ!?《まだ話の続きがあるから待て!》・・・早くいえ」
《聖王協会が襲撃されてるが、スカサハ師匠が相手してくれてる》
師匠が!?もしかって師匠はこの未来を見てたと言うことか?だが、師匠がいるなら安心だ・・
「ランサー・・・」
《安心しろ。カリムなら無事だぜ》
俺はその言葉を聞いて安心した。そして同時にここで寝てしまった自分のふがいなさに腹立ちながら次の行動を見据えていた
「こういう姑息な真似を考えるのはジェイルかまたは・・・あいつだな」
《さて、今の俺が把握してるもうひとつの状況は・・・蒼龍の連絡も状況もわからねぇ》
「ということはまだ戦ってるのか」
《どうする?助けにいくか?》
「・・・いや、助けにいかない。なにせ、今俺がとる最善の策は、あの二人を捕まえることだ。ランサー」
《逆探知は仕掛けておいたぞ。あいつらはそんな存在を知らないからな》
「さて・・・お前たちの心臓をもらい受けるぞ・・・!」
俺は槍を持ちながら再び戦場へと駆け出した。俺の大切な人たちを手出した報いを受けてもらうぞ!
フェイトside
スカリエッティの策略により赤い魔力糸の檻に閉じ込められた私は、依然睨むような目つきでスカリエッティを見続けていた。
「(く!どうにか脱出しないと!)」
そんなフェイトの様子を見て、スカリエッティは薄く微笑みながらモニターを出現させ映像を出す
「!」
「鳳蒼龍。生まれは第97の地球生まれだが、平行世界の少年。平行世界の地球が爆発して生涯孤独になった少年。正直どうやって生き延びたのか不思議で仕方がないがね」
「スカリエッティ・・!」
「さらにもうひとつ、君にとっては因縁深いが、君の母親プレシア・テスタロッサは、実に優秀な魔導師だった」
「っ!」
喋りながらスカリエッティはモニターを操作しかつてなのはと出会うきっかけとなったジュエルシード事件通称PT事件と呼ばれるものの映像を表示しながら話を続ける
「私が原案のクローン技術を、見事に完成させたが肝心の君は、彼女にとっては『失敗作』だった」
「・・・」
「蘇らせたかった実の娘アリシアとは、似ても似つかない。単なる粗雑な模造品。それゆえ、まともな名前すら貰えず、プロジェクトの名前をそのまま与えられた。記憶転写クローン技術『プロジェクトF.A.T.E』の最初の一派フェイト・テスタロッサ」
私はこの言葉を聞き徐々に押さえきれない怒りが沸いてきた。教え子の蒼龍の事もそうだが、この男は絶対に許せない
「ライオット!!」
≪ライオットブレイド≫
叫ぶようにはなった言葉に反応しバルディッシュが片刃の高密度魔力刃を形成して私を拘束していた赤い糸を消した
「はぁはぁ・・・」
「それが君の切り札かい?こんな所で使ってしまっていいのかな?この高度AMF下では消費も大きいのに仲間を助けに行く余力がなくなるぞ?」
「黙れ・・・っ」
私はその言葉が挑発だとわかりながらも今にも飛びかかりたくしたがなかったが、ある言葉が頭によぎった
『戦場で怒りまかせに戦うやつは死ぬぞ』
「!(この言葉は確か・・・・)」
『憎い相手ほど我を忘れて自滅するやつはいる。お前の弱点は感情のコントロールだ』
そうだった・・・私はさんざん言われていた言葉を今まさにそれを繰り返そうとしてたのだ
「?(急に動きが止まった?)」
「(ありがとうございます。スカサハさん)ふぅ・・・・お前の言葉には乗らない。それに私は信じてる」
「何をかね?」
「私たちは必ず勝って皆で同じ場所に帰れることを信じてる。・・・オーバードライブ」
私が静かに呟くのと同時に体全体から金色の魔力の光りが溢れ、体を包み込む
「「!」」
「これは・・・」
体から溢れだした巨大な魔力を感じ、トーレとセッテが驚愕したような表情を浮かべ、スカリエッティはどこか嬉しそうに微笑む
「真・ソニックフォーム」
≪ソニック・ドライブ≫
バルディッシュが応え、バリアジャケットのコートなどが消え、自身の持つ圧倒的なスピードをさらに重視した物へと変化する
「・・・迷う事なんて、無かったんだ」
≪ライオットザンバー≫
バルディッシュの形状が変化し、一本だった高密度魔力刃が二刀流の形態へと変化する
「私は弱いから・・・迷ったり悩んだりを、きっと、ずっと繰り返す。でも大丈夫」
ーーテスタロッサ
ーーフェイトさん!
ーーフェイト!
ーーフェイトちゃん!
「私には友達が、仲間が私を私自身として見てくれる人達が居る!!」
私はそういうとなにかが聞こえた
『しっかり頑張りなさい。フェイト』
「!・・・うん」
「・・・素晴らしい・・では改めて聞こう。君は何者だ?」
「私はフェイト・テスタロッサ・ハラオウン。執務官として・・いや、機動六課の一員として!ジェイル・スカリエッティ!貴方を逮捕する!」
「(やはり素晴らしい。人はやはり誰かが支えてくれるだけでも強い!)さあ、決着を付けよう! フェイト・テスタロッサ・ハラオウン!」
必ずこの事件を解決してみんなで帰るのだから・・・
ここまで読んでいただきありがとございます!次回もよろしくお願いします