魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
俺は目が覚めてから細く長い長い果てしない水平の上を歩いていた。いったいどこまで続くのだろうと思いながらも俺は真っ暗な空を見上げた
「はぁ・・・・なんか全然空はなにも見えないな。というかいつまであるいたらいいのかわからないな・・これは」
空は真っ暗で先の方も暗闇の中俺はゆっくりと目的もなく歩いていた。今ではもう懐かしく二度と帰れない遠い遠い過去を思い馳せながらあの日々を思い出していた
俺があの世界・・・つまり、カリムお姉ちゃんたちがいる世界に来たあのときは確か覚えてる限りミッドとかはものすごく快適な天気だったのと裏腹に俺が体がボロボロだったはずで誰かに発見されたんだって?
「大丈夫!?」
「あ、う・・・」
「ひどい傷・・・すぐに治療をしないと不味いわね・・・シャッハ!」
小さく体がボロボロだった俺は優しく暖かい手をとってくれた人がいた。俺はその言葉を聞いたあとに意識を失って次に目を覚めたときは聖王協会だったな
「う・・・ん?・・・ここ・・は?」
「ここは聖王協会です。あなたが傷だらけだったので助けました」
「聖王協会・・・・?」
その人は本当に聖母のように優しく安心させるように微笑んでくれた。その時の俺は何がよくわからないけど名前を名乗った
「あ・・ありがとうございます!あのぼ、僕の名前は鳳蒼龍でちゅ・・・」
「・・・・・」
「鳳蒼龍でちす・・・。畜生ぉぉ!?普通に自己紹介したらいいのに二回も噛んでしまったぁぉぁあ!恥ずかしいはずかしい!!」
「あらあら、落ち着いてください。あなたのお名前は鳳蒼龍君でまちがいないね?」
「・・うぅ・・はい。そうです」
「初めまして、カリム・グラシアです」
慈愛の目で優しく俺の頭を撫でてくれた。そして俺を助けてくれたその聖母は後に俺の姉となったカリム・グラシアだった
「・・・・」
「蒼龍・・・・」
そんな出会いから時は流れて俺はカリムお姉ちゃんに抱き締められていた。これは・・・調査してもらった結果、俺のいた地球がなくなったと言う話をきいておれは心身ボロボロになっていて無気力になっていたときだな
「ごめんなさい・・・・・今はなにも食欲が湧かない」
「もう一週間も食べていないのよ。このままではあなたの体が・・・!!」
「・・・ごめんなさい・・・」
あの頃は何もかも感情なくただ謝っていただけだった。カリムお姉ちゃん以外にも聖王協会の人達にも同じことを言われたけど本当に何も食べずに日に日に痩せていた
「蒼龍・・・」
「・・・・」
「(このままではダメ!!この子のことを思うのなら心を鬼にして言わないと!!)しっかりしなさい、鳳蒼龍!」
「!」
「確かにあなたの地球はなくなったかもしれません。親もいなくなった・・・私たちでは想像つかないほど辛いでしょう。でも!!あなたが死んでしまってはそれでは本当にお父様もお母様も喜ぶのですか!?」
「っ・・・!」
俺はその言葉に目を見開き驚いているとカリムお姉ちゃんはゆっくりと俺を抱き締めた
「(暖かい・・・)・・・っあ」
「私はあなたに生きてほしいの・・・。それはきっとあなたのお父様もお母様も望んでるはずです。だから・・・自分が要らない子とか生きてるのが悪いとは思っては行けませんよ」
「僕は・・・僕は生きていいのかな・・・?」
「えぇ、えぇ!たとえ世界中があなたを否定しても私は貴方の姉でありつづけ、貴方を守ります!」
「・・・・わかった・・・。僕は今日からまた頑張って生きるよ・・・」
「えぇ!ではまずはご飯を食べましょう!」
あの頃の俺がそういうとカリムお姉ちゃんはさらに強く抱き締めていた。俺も幼いながらにお姉ちゃんを頑張って抱き締めようとしていたな・・・・
そして、時はさらに流れてティアさん達と出会って色々な出来事がありながら訓練校オフの日に俺はティアさんと共にナカジマ家との方へと訪れたときのことを思い出した。確かあの頃はスバルさんが大事な話があるから来てほしいと・・・いつになく真剣な顔だったからオフの日にスバルさんに案内されて家につくと
「ただいま、ギン姉ー!」
「お帰り、スバルー!」
二人は挨拶するなりシャドーボクシング見たいにすごいスピードで拳を振るっていた。俺とティアさんは呆然としていたのを覚えてる
「あらいらっしゃい。あそこでじゃれあってる娘らの母親クイントよ。宜しくね」
笑顔で俺らを出迎えてくれたのはギンガさんとスバルさんのお母さんのクイントさんだった。慌てて俺らは自己紹介をした
「あ、は、初めまして!スバル・・・いえ、ナカジマさんの娘さんのお友だちのティアナランスターです!」
「お、同じく!鳳蒼龍です!」
「そう、娘・・・スバルは訓練校でしっかりやれてるか教えてくれない?あの子すごく泣き虫だから」
「か、母さん!?」
「でもそうよねー。訓練校入ると言ったときは驚いたけど泣いていないか心配ね」
「ギン姉も!?もう泣き虫卒業したのに・・・・もう知らない!」
スバルさんがお母さん・・・いや、クイントさんとの言葉でものすごくふて腐れていたがあれはわざとそういう風にしてるのは俺でもわかる
「はいはい。今日はスバルやお友だちが来ると思ってご馳走作ったのよ。二人の大好物よ」
「「ほんとう!?」」
クイントさんの言葉にスバルさんたちはものすごい速度で家のなかに入った。本当にあのときの二人の速度は光の速度だしてるのかと言うくらい見えなかった
「は、速い・・・あの動きを目でとらえきれなかった」
「えぇ」
「さ、二人ともなかに入りましょ!」
「「は、はい!」」
その後はクイントさんの手料理を味わいながらゲンヤさんと将棋を付き合ってみんなで色々話し合ったな・・・。スバルさんやギンガさんが戦闘機人といわれても俺たちは特に態度変えることなく理解していたら二人とも大泣きしていて焦ったのもおぼえてる
「これからも娘たちをよろしくね」
クイントさんの言葉に俺たちもしっかりと返事した。ただ本気であのときに別のことを思ったのは・・・ナカジマ家の財布事情とか大丈夫なの?と本気で考えたよ・・・
俺は過去を思い馳せるのをやめて再びゆっくりと歩き始めた。それにしても、長い長い道が続いてるな・・・
「昔をゆっくりと思い出せるくらいずっと歩いてるけどいつになったら終わるんだ?ん、光?」
俺が少しだけぼやくと次の瞬間光が見えた。その光が終点のはてか?と思いながらゆっくりと歩きそこにつくと・・・
「・・・・桜・・・・・・・」
綺麗な桜だらけが辺り一面に広がっていた。俺はその桜に見覚えがあった・・いや、ありすぎた。それは幼いときの・・・俺がいた地球の桜を見たときとそっくりだ
「こんなことが・・・いや、確かに俺の故郷は無くなった。じゃあここは・・・っ!?」
俺は戸惑いながらもゆっくりと歩くとそこには桜をじっと見つめていた二人の人がいた。俺はその姿に見覚えがありゆっくりと恐る恐るゆっくりと歩いた
「(あれは・・・あれは・・・いやそんなはずがない)・・・あの・・」
「待っていたわ・・・大きくなったわね」
「(この声は)っ・・・もしかって・・・」
和服で桜を見ている二人がゆっくりと振り返りながら一人の女性が抱き締めてきた
「ごめんなさいね・・・一緒に生きれなくって」
「(この懐かしい温もりは・・・・・・・)お母さん・・・・!?」
そして俺の頭を優しく撫でて来た人は優しい声で声かけてきた
「大きくなったな・・・息子よ」
「お父さん・・・・っ!」
おれはふたりの声を聞き、このぬくもりのある声や優しい手つきは間違いなく俺の両親だ・・・俺は溢れる涙が止まらずお母さんの腕の中で号泣するとお母さんもお父さんも抱き締めてくれた
「よく頑張ったな・・・すまなかったな。お前だけ残して・・・」
「うぅん、うぅん・・・!」
「大きくなってくれて嬉しいわ・・・」
「あんまり大きくないけれどね・・・」
お母さんの言葉に苦笑しながら俺は泣き止んだ。そして改めてふたりの顔を見たとき、俺の記憶にあるお父さんとお母さんだった
「お父さんとお母さん」
「「ん?」」
「俺・・・うぅん、僕、鳳蒼龍ただいま帰ったよ」
「「お帰りなさい。蒼龍」」
俺は・・・いや、僕はお父さんとお母さんと手を繋いで一緒に桜を見に行った
やっと・・欲しかった温もりを味わえた・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!ストックもあったので本日投稿させていただきました!次回もよろしくお願いします