魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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溢れる憎悪 Ⅱ

私はクロスミラージュを構えながら目の前のアンゴルモア……いや、ミマム・グースを睨んでいた。蒼龍が死んだのも兄さんが死んだのもあいつのせいよ!!

 

「殺してやる・・・・っ!絶対にあんただけは許さない!!」

 

「ティア、落ち着いて!」

 

「放しなさい、スバル!」

 

「(あのスバルが押さえてもいこうとするなんて誰から見ても冷静じゃないわ!それだけこの子も蒼龍という存在が大きかった……!)ティアナ、落ち着きなさい!!」

 

「ギンガさんも離してください!!あいつは!あいつだけは!!」

 

私が前にいこうとするとギンガさんもスバルも必死に私を押さえていた。そんな私を見てあの男は嘲笑っていた

 

「ほう、あの男ですら私を殺せなかったのに・・・この私をころすだと?・・・笑わせるな」

 

そいつは嘲笑うように小バカした口調で私を挑発してきた。本音を言えば私は今にもあのムカつく顔を殴りたいのを我慢をしていた。初めてかもしれないわね・・・こんなに人を殴りたいと思ったのは!!!

 

「そもそもあの男ですら私に負けたのにお前たちごときが勝てるとでも?それとも・・・この宿主の欲望を叶えさせるために可愛がってほしいのか?」

 

「誰があなたたちに!!」

 

「おぉ怖い怖い!だが、お前たちは負けて宿主の欲望を叶えさせる手段でしかない。今なら特別に優しくしてやるぞ?」

 

「ふざけないで……私達は人間よ。それ以前に私だけじゃなくスバルもティアナも誰好き好んであなたらにされたくないわ」

 

「ふん・・・ならば戦闘不能にさせて後悔させるまでよ!!ここで降参しなかったことを悔いいるがいい!!」

 

ギンガさんが毅然としてミマムに言い返すとミマムは悪い顔になり、黒い帯らしきのを出してきた

 

「しかし、お前たちは来たばかりだから知らないのか?この私がミマムではないと言うのに……」

 

「そんなことはわかってるわ。あんたがアンゴルモアということにね」

 

「ほう?」

 

ギンガさんが睨みながらミマム・・・アンゴルモアに言い返していた。アンゴルモアは黒い帯らしきのをだしながら腕を組んでいた

 

「しかし、貴様らもそうだがなぜ人間はそんなにあがく?」

 

「どう言うことよ!〈スバル、ギンガさん。落ち着いたので私の提案を聞いてください。策は浮かびましたので……もちろん演技をしながら頼みます〉」

 

「ティアナ!〈OK。スバル、ティアナを離してあげて〉」

 

〈うん〉

 

スバルが私の拘束を離してくれて私はアンゴルモアの言葉に質問した。まるであきれているかのように話していたが、私たちは念話で策を話し合っていた

 

〈スバル、ティアナ絶対に挑発のってはいけないよ。タイミングはあわせるからね〉

 

〈うん!〉

 

「〈わかりました!〉何が言いたいのかはっきり言いなさいよ!」

 

「ふん……人間は皆醜い生き物だ。自己保身に走ったり、自然破壊をしている。なにより、死を怯える癖に無駄にプライド高いものが多い」

 

何が言いたいのかわからないけど、これだけは言えるわね。ミマムとアンゴルモアは似た者なのかもしれないわね。だからこれは類は友を呼ぶってことね………

 

「貴方は悪意しかない。だからミマムに宿ったのよね」

 

「まぁ、私とあやつは目的は違えど似た者はあるからな。それにしても・・・あの男は結局生き延びたのに犬死だということだ」

 

「・・・それはどういうことかしら?あの男というのはどのこの子をいってるの?」

 

「ふん、先ほど私に殺されたものだ・・・。わざわざ助かった命を・・・人のために助けるために管理局とやらに入ったが、復讐などで私と戦って負けたこいつはどうやら無能の犬死だったな。まぁ、無駄な人生だっただろうな」

 

・・・・そう・・・・

 

あの子の・・・・

 

蒼龍の・・・・・

 

「・・・前が・・・」

 

「っつ!ティア?」

 

「ティアナ?」

 

「・・・・おまえが・・・」

 

私は怒りがたまっていたが不思議と心は冷静に保ってきた。あぁ、そうか・・・私の今の感情は・・・憎悪だ

 

「む!?」

 

「お前達が!!!!あの子の人生を侮辱するな!!!」

 

《クロスファイヤシュート》

 

私は複数の誘導弾によって空間制圧を行う事を目標として組んだ魔法であるクロスファイヤシュートを空中に複数の魔力スフィアを形成し、同時に発射した

 

「む!?」

 

対するあいつは冷静に黒い帯らしきので防いでいた。そして、あいつは腕を組ながら憐れむようにみていた

 

「この程度で私を倒せると思ったのか・・・。無駄なことを・・・」

 

「防ぐのは予想すみよ・・・。今よ!」

 

「今…?む!?」

 

スバルとギンガさんがアンゴルモアの後ろに近づいて拳を振るおうとしていたが、アンゴルモアは冷静に黒い帯らしきので二人を拘束をしょうとしていたが・・・

 

「なに、幻影だと!?」

 

「フェイクシルエットよ。肉眼や簡易センサー類では見抜けない精度を誇るのよ(幻影に攻撃が直撃すると消えてしまうけど時間は稼いだわ!)」

 

「演技だったのか!?さっきのも!」

 

アンゴルモアが攻撃したのは幻影魔法に攻撃していた。冷静ではないと見せかけて私はたくさんの策を巡らせたの

 

「答える必要性はないわ!行って、スバルとギンガさん!」

 

「合わせてね、スバル!」

 

「うん、ギン姉!」

 

「しまった!?」

 

「「【ストームトゥース】!」」

 

()()()()()()()()

 

ストームトゥースはギンガさんの持つ技のひとつでシューティングアーツの打撃コンビネーション。打ち下ろしによる防御破壊と打ち上げる直接打撃を連続で撃ち込む左拳の二連撃って昔教えてくれた

 

「「はぁぁぁぁ!!」」

 

スバルは右拳でギンガさんが左拳をつかってみぞおちを狙ってアンゴルモアにぶつけた。あまりの隙にアンゴルモアはまともにくらい後ろへよろけた

 

「ぐっ!?」

 

「まだ終わりじゃないよ!【ナックルダスター】!」

 

《ナックルダスター》

 

スバルはアンゴルモアがよろけるのを見てさらに追撃をしていた。リボルバーナックルで魔力を圧縮して拳を強化し直接殴る打撃魔法

 

「ぐぅぅ!?!」

 

アンゴルモアは耐えていた体がスバルの追撃攻撃により後ろへと吹っ飛ばされた。私はアンゴルモアに対して冷たく言い放った

 

「あの子の・・・蒼龍の人生をめちゃくちゃにさせたお前達が・・・蒼龍の事を侮辱する権利も・・・嘲笑う権利もないのよ・・・」

 

「ティア・・・」

 

「くくく・・・はははは・・・・」

 

「何がおかしいのかしら?」

 

私の言葉にスバルは心配そうにみていた。するとアンゴルモアは急に笑いはじめてギンガさんが構えながら警戒して聞いていた

 

「確かにこれはなめていた私のミスだな」

 

「なにかをして来る前にとめるわよ!」

 

「おう!」

 

スバルがアンゴルモアに近づいて拳を振るおうと接近するために走った。対する黒い帯が地面に落ちてやがて渦のようになり、なにかを混ざり合うようにして、やがてなにかが出てきた

 

「!?」

 

すると何かが頭から出てきた。まだ黒い渦だらけで見えないけどいったい何が・・・・!?

 

「「!」」

 

「・・・・・え・・・・」

 

目の前に出てきたのは・・・・

 

「・・・・」

 

アンゴルモアに飲み込まれて死んだはずの蒼龍だった

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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