魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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息子よ

俺はお父さんとお母さんと再会してから桜の木の下で座りながらゆっくりと昔話と言うよりも俺が生きていたミッドの時代を話していた

 

「魔法を使える世界にいるなんて凄いわね。まるでアニメの世界にいる話ね」

 

「確かによくよく考えたら魔法を使えるのは異常だよね?・・・お父さんとお母さんは一般人?」

 

「ん、そうだぞ?ってか、鳳一家は魔法を使える何て話は聞かないなー」

 

「だよねー」

 

「でもいいわね。魔法を使えるなら私は空を飛んでみたかったわー」

 

「父さんも同意だなー。お母さんと手を繋いで空を飛んでみたいな」

 

「あら、私もそれは歓迎よ」

 

「お母さんとお父さん・・・。もうなれたけど息子の前でイチャイチャしないで欲しいよ・・・」

 

再会してからたくさん話してるが両親のいちゃいちゃはよく考えたら幼いときから見てきたな・・・。子は親を見て育つと言うが、いい意味でこのイチャイチャしすぎるのは良くないと学んだなー

 

「というか、蒼龍よ。今いくつだ?ここの世界では見守れても何歳かまではわからないからな」

 

「俺・・いや、僕の年齢は13か」

 

「その年齢だと本来は中学一年か・・」

 

「なら、お酒飲むのもまだまだ先ね。お酒飲ませて好きな子を聞こうとしたのにね」

 

「まって、今さりげなくお酒飲ませることとそんな事を考えていたの!?」

 

「冗談よ。それよりも、蒼龍にききたいのだけど・・・嘘偽りなく答えなさい」

 

「うん?」

 

僕の動揺をみてお母さんは笑いながら冗談といってきた。正直本気で心臓に悪かったのはここだけの話だ。そして、お母さんは少しだけ真面目な顔になっていた

 

「貴方は自分の道で管理局に入り、多くの人と出会えたでしょう。そしてかけがえのない人たちにも会えたでしょう」

 

「うん。あの世界には本当に僕自身が守りたい人は多くできていた。そして、自分の決断は間違えていないと思う」

 

「そうでしょうね。貴方は私達の自慢の息子は覚悟をもってたくさんやって来たと思います」

 

「はい、覚悟をもってやって来ました」

 

「けれど、本当に後悔はしてないのかしら?」

 

「・・・何が?」

 

お母さんが今何を伝えたいのか俺にはわからず混乱していた。そもそも、何を聞きたいのだろう?お父さんも黙って俺のほうに向きながら聞いていた

 

「本当に後悔はしてないと言いきれるのかしら?さっきも言ったけど貴方は覚悟してやってきたことは理解してます。しかし、今回の戦いの後にこちらに来ていますが、本当に思い残すことなくこちらに来たのですか?」

 

「それは・・・・」

 

「言い戸惑ってるということはまだ本音は生きたい気持ちが強いということよ。自分の本当の気持ちを向き合いなさい」

 

「自分の本当の気持ちを・・・」

 

「蒼龍」

 

お母さんの言葉に俺はなにも言えずに考えてるとそれまで黙っていたお父さんが真剣な顔で呼んでくれた

 

「お父さん」

 

「自分の気持ちに嘘をつくな」

 

「!」

 

「もし、自分の本当の気持ちがわからない、悩んでるなら目をつぶって自分の胸に当てなさい。そしたら、自分の本当の気持ちがわかる・・・本音がわかる」

 

自分の本当の気持ちが・・・・・俺はお父さんの言う通りに目をつぶり自分の胸を手で当てていた

 

『おはよう、よう寝れたんかいな?また、なにか隠してやってたら書類おおめにするからなー』

 

『おはようです~!今日も張り切って頑張りましょう~!』

 

『あ?そんなつかれた顔しても訓練は優しくしねぇぞ』

 

『さぁ、食べ終えたら私と戦いをするぞ。どれだけ強いのか私が見定めよう』

 

『あー、これはもう止めれないかな?怪我したらきちんと医務室に来てよ』

 

『・・・・(ビッ)』

 

八神部隊長をはじめとする八神一家は本当に朝から明るかったし、シグナムさんに目をつけられたときは本気で命が心配になった・・・

 

『あ、おはよう。きちんと寝れた?朝御飯はしっかり食べてね』

 

『蒼龍、おはよう。今日はスターズとライトニングと合同特訓参加するからしっかり食べてね』

 

『あ、おはようございます。えっと・・・また時間あったら遊んでね』

 

なのはさんとフェイトさんがヴィヴィオと三人でご飯を食べながら朝の挨拶していて、ヴィヴィオは少しだけ遠慮しながら、遊んでほしそうにしていたな

 

『よう、おはよう。今日もきつく特訓するからな』

 

『おはよう。きついと思うけど、頑張ろう』

 

遊撃隊のお二人には楽しいことからきついことまでたくさん教えてもらっていたし、何故か武副隊長のご飯作るとなると体が本能的に震えていたのは気のせいではないはず

 

『あ、蒼龍!おはようー!今日もたくさん食べて特訓して強くなろうね!』

 

『こら!!男の子ならまだまだ食べれるのにもうギブアップ?!そんなのでは大きくなれないよ!』

 

『兄さん、おはようございます!!』

 

『お兄ちゃん、私もフリードも頑張るからね!』

 

『キュル~』

 

俺にとっては頭が上がらないギンガさんやいつも明るく元気でエネルギーをくれるスバルさんや大切な妹分や弟分のキャロとエリオ。そして、フリードも仲間だ

 

 

そして・・・

 

『蒼龍、必ず帰ってきてくださいね』

 

『全く・・・みんな待ってるのだから早くしなさい、蒼龍』

 

心配そうに見ている人と呆れた顔しながらもどことなく優しく穏やかに見てくれていた大切な人がいた。その人は誰よりも俺と向き合ってくれて、誰よりも怒ってくれた人達だ

 

あぁ、そうか・・・自分の本当の気持ちは・・・・・

 

 

「お母さん、お父さん」

 

「はい、なんでしょう」

 

「(ん、なにかようやく気づいたみたいだな)なんだ?」

 

「俺は・・・僕はもっとあの世界で生きかった・・・」

 

「「・・・」」

 

「けれど、僕は生きたかったという気持ちと・・・あの世界を守り抜くために戦ったことに後悔はしてない気持ちがある」

 

「それはなぜ?なぜ後悔してないのか説明して?」

 

「この道にたどり着くまで悔しい思いはたくさんしてきたし、やり直しなど何度望んだことか・・・けれど、俺は決して間違ってはいなかった」

 

「そうか・・・お前自身が間違えてないのならそれでいい。だが、もしもだ・・・道を間違えてもお前を止めてくれる人はいるのか?」

 

「うん」

 

俺の即答に父さんも母さんも目を見開いていた。俺にとってはあの人たちはきっとぶん殴ってでも目を覚ましてくれると思うからね

 

「そう・・・」

 

「僕は、絶対に後悔してない。いつだって、どんなときだって最後に決めるのは自分。だからこそ、最後に決めたこともすべて後悔してない」

 

「後悔はしてないか・・・なら、やるなら最後までしっかりやりなさい」

 

お父さんの言葉に俺は少し戸惑いながら反論した

 

「いやお父さんよ、僕もう死んでるんだよ?それに・・・」

 

俺がなにか言う前に声がきこえてきた。その声は温かく優しい声だった

 

「この声は・・・っ!?」

 

俺の手を見るとなにか消滅し始めていた。どう言うことだ?俺は死んでるのになぜ消滅してる?

 

「・・・どうやら、お前はまだこちらに来るには早すぎたみたいだな」

 

「どういうこと?」

 

「あなたが消滅してるのは恐らくだけどまだ向こうの世界で過ごすことができるみたいだわ」

 

「はい!?」

 

いったいどうやってそんなことが出きるの!?そもそも俺は完全に死んでるのに・・まさか、じつはまだ生きていたとか!?いやいや、ならばそんならなぜ俺はこの世界に?

 

「ってい!」

 

「いだぁー?!」

 

「まったく・・・深く考えすぎないの。いい?貴方はもう一度向こうの世界でいきられる権利が与えられた」

 

「けど!お母さん達とのせっかく話せた時間が・・・」

 

「大丈夫だ。父さんもお母さんもここで必ず待ってる」

 

お父さんとお母さんが消滅し始めてる俺をゆっくりと抱き締めて頭を撫でてくれていた。俺はそれをなにも抵抗することなく受け入れていた

 

「向こうの世界で優しく育ってるのを聞いて俺達は安心した・・・。もう、置いていってしまったお前にごめんとはいわない・・立派な男になったな」

 

「お父さん」

 

「お母さん達も出来ればあなたと共に生きていたかったわ。貴方が、成人する姿を見たかったわ。貴方が恋人できてお父さんになって・・・あなたの子供とあなた達の家族と共に見守りたかったわ」

 

「っぅ・・・お母さん・・」

 

「いい?今度この世界に来るときは戦って死んだとかではなく、必ず寿命を迎えてこの世界に来なさい!そして、その時は私たちも待ってるからね」

 

「・・・わかった。俺必ずお母さん達のいきられなかった分まで長く生きるよ!!おじいさんになっても必ず最後までいきる!」

 

俺は溢れる涙が止まらず親の方も泣いていたがお互いに泣き笑いで見つめていた

 

「だから!!だから・・・・!!」

 

「蒼龍、お前は俺たちの自慢の息子だ」

 

「だから気を付けていきなさいよ。もう生きていたことが罪と思ってはいけないよ!」

 

「・・・うん!!」

 

「「・・・・蒼龍!・・・・いってらしゃい」」

 

お父さんとお母さんの言葉に俺はもう涙が止まらず、だが、この涙は悲しい涙ではない。あのときみたいに孤独を怯える涙ではない

 

「いってきます!!」

 

また会えると信じての涙なのだから・・・・

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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