魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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事件後の日常編
姉弟


あの戦いが終わり俺はすぐに治療をされて搬送されていたらしく、気がつけば医療室らしいところで安静していた

 

「生きて・・・帰ってこれたんだな・・・」

 

俺は自分が横になりながらも今感じる痛みとか把握するために起き上がろうとしていたら医療室でドアが開く音が聞こえたのでふりむくと

 

「目が覚めました?蒼龍」

 

目の前にいたのは俺を助けてくれて俺と言う人間をまっすぐに育ててくれたカリムお姉ちゃんがいた

 

「うん・・・カリムお姉ちゃん・・・ここは?」

 

「ここは聖王協会であなたが過ごしていた部屋です」

 

「俺の部屋・・・いつっ!?」

 

「あらあら、あまり動いてはいけませんよ」

 

起き上がろうとした俺は体に痛みが走り、苦痛な顔をしていた。そんな俺にカリムお姉ちゃんは寄り添いながら介助してくれた

 

「なんで俺の部屋で・・・?」

 

「私が希望したのですよ。ここならゆっくりと気が休めるし、それにここは元々蒼龍の帰る場所なのですよ?」

 

「それはそうだけど・・・あ、でもたしかに言われて周りを見ると俺の部屋だね。本や資料もたくさんあるし、写真も……」

 

「えぇ」

 

俺の部屋だと回りを見て納得したのと同時にこれだけの傷だらけの俺をよくこの部屋で治療させてくれることになったね・・・

 

「蒼龍。全部、はやてや武から聞いてます。貴方が起きたことも・・・一時とはいえ死んでいたことも・・・っ」

 

「・・・・お姉ちゃん・・・」

 

「本当に・・・・どれだけお姉ちゃんを・・・心配させるのですかっ・・・」

 

「うん、姉不幸でごめんね・・・お姉ちゃん」

 

カリムお姉ちゃんが笑顔で話ながらもだんだんと耐えきれず俺の体を抱きついて泣きながら怒っていた。おれはお姉ちゃんに泣かせてしまったことと師匠達のお陰で助かったとはいえ悲しませた罪悪感があった

 

「本当にですよ・・・!武やはやてから聞いたときはどれだけ心配したことか!」

 

「うん・・・」

 

「死んだときいたときどれだけ私が悲しかったと思いますか!・・ですが、今こうして話せているので許します」

 

「うん。ありがとう・・・お姉ちゃん」

 

お姉ちゃんが泣きながらも笑顔で今こうして帰ってきてくれたことに帳消しですと言ってくれた

 

「お姉ちゃん、俺の状態はどうなの?」

 

「・・・・・」

 

俺の質問にお姉ちゃんは悲痛な顔をして黙っていた。そんなお姉ちゃんが何故悲痛な顔をしてるのか俺はわからず黙っていた

 

「お姉ちゃん?」

 

「蒼龍・・・。その事で話があります」

 

「話?」

 

「はい。蒼龍・・・あなたの体は確かに奇跡的に生きていますが・・・当分は魔導師として戦場にたつことはできません」

 

「・・・・・やっぱりか」

 

お姉ちゃんが悲痛な顔をして俺の状態を話してくれていた。対する俺は特に驚くこともなく、何となくわかっていたことだ

 

「わかっていたのですか?」

 

「何となくね。片目も包帯巻かれながら片足もやられて挙げ句の果てには幾つもの臓器がやられていたと思うとすぐに復帰は厳しいかなと感じていた・・・」

 

「蒼龍・・・」

 

俺は自分の体が今思うように動かないのは何となくわかっていた。あれだけの無茶な戦い方をして戦い終わっても戦場に立てると思ってない

 

「でもお姉ちゃん。当分ということはいつかは回復するのよね?戦力になれるくらいまでに」

 

「はい。そこは貴方がきちんと安静すればもっとはやいと思います。ですが、体のある傷は消すことは出来ないのと・・その・・・」

 

「確実になおるかは解らないものがあると言うこと?」

 

「いえ、それは異常ありませんでした。ですが、右肩は筋が断裂していて、足も骨折してる上に傷も深い。左目もいまは治療のため包帯をまかせていますが、失明の心配はないです」

 

「さらっと怪我の状態言わないでよ!?じゃあ何なの?」

 

「機動六課及びその後ろ楯にいた顧問たちとレジアス中将と私とで蒼龍の処分が決まりました」

 

え?処分・・・・俺が!?

 

「な、なんで処分を!?」

 

「まずこれが最大の原因だけど生きて帰らなかったことです。いくら生き返って帰ったとはいえ、あなたは無茶しすぎていたことです」

 

「うっ・・・」

 

そういえば、俺それ以前に命令違反していたのを思い出した。あれ?それでは他に要因があると言うことは?

 

「処分と言うのは冗談で貴方には正式にすべての上司命令のもと休暇命令です」

 

「冗談?え?」

 

まさかのカリムお姉ちゃんがいっていたのは冗談だった。え!?お姉ちゃんはこんなこと言う人だったって?あれ?

 

「まず休暇を強引にとらせたのは蒼龍の事ですからどうせ復帰してまた戦場に行こうとするのがひとつです」

 

「うっ!?!」

 

「もうひとつは多くの人を泣かせた事です。特に私やティアナさん達などをどんな思いだったか・・・」

 

「うぅ!?」

 

「それに蒼龍はきちんとした休みは一回しかとってないのを聞いてます。さらにティアナさん達らに誘われない日は一人で追い込んでいたことも知ってます」

 

「ぐ!?ば、ばれていた!?」

 

確かに訓練校を含めてきちんと休んだ日はあまりとってないし、ティアさん達に誘われない日は一人で無茶をいっぱいしてきた

 

「それも含めて貴方のこれからはまずは療育です。復帰はいつになるかわかりませんが当分は禁止です!」

 

「そ、そんな・・・!?」

 

「あと、はやてからも許可をもらっています。別の日にまた改めて通達しますが、まずは回復してください。もしも、ここをこっそりと抜け出せば・・・・」 

 

「わ、わかりました・・・・!」

 

俺に残された選択は逆らわないで安静することだった。そういえば、他のみんなはどういう状態なのだろう?

 

「お姉ちゃん、ティアさん達は?」

 

「蒼龍を除く新人さん達は普通に仕事してます。なのはさんとヴィータさんは無茶をしすぎて入院してます。それ以外は問題ないですね」

 

「そっか・・・」

 

「それとアンサインドはしばらくはメカニックが治療することになっています。蒼龍もアンサインドも無茶を重ねすぎです。これを気に休んでください」

 

お姉ちゃんの言葉に改めて生きてることに実感すると同時に当分はここで安静かとなんとも言えない気持ちだった

 

「・・・蒼龍」

 

お姉ちゃんはまだ話があるのか俺の方を見て呼んでいた。俺はなにだろうと思い振り向くとお姉ちゃんは・・俺を思いきり抱き締めた

 

「お帰りなさい。私のもう一人の大切な家族で私の弟・・・・」

 

「・・っ・・」

 

「そして、これまでのことも含めて・・・お疲れ様。今はゆっくり休みなさい」

 

「・・・うん、お姉ちゃん・・・ただいま」

 

俺は姉の暖かい温もりを味わいながら本当にあの戦いが終わったのか実感がわかなかった・・・

 

けれど今はこの幸せな時間を味わおう




ここまで読んでいただきありがとうございます。ここらか当分はオリジナルな話が多いと思いますがよろしくお願いします
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