魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
——六課・隊舎前——
現場検証を終え、機動六課に戻ってきたころにはもう夕方になっていた
「皆、お疲れ様。それじゃ、今日の午後の訓練はお休みね」
「明日に備えて、ご飯食べて、お風呂でも入って、ゆっくりしてね」
「「「「「はい!」」」」」
なのはさんとフェイトさんの言葉に返事をして俺達は揃って寮へ向かう。因みに武兄さんとのび太兄さんに今日は治療だけされて休めと指示出された・・・
「(今日の夜は体動かせないのか・・残念)はぁ・・・」
「?ど、どうしたのですか?お兄ちゃん」
「兄さんなんでそんなにため息ついたのですか?」
「いや、なに・・・武兄さんとのび太兄さんに怪我したのは己の危機管理が足りないととお説教されて疲れたんだ・。明日は半分ボゴホゴコースは確定かなと思うとな・・・」
「「あ、あはははは・・・・」」
俺の言葉にエリオとキャロはなにか察したのがものすごく苦笑いしていた。そして、寮の前まで来た辺りで前を歩くティアさんが同室のスバルさんに対して声をかける
「自主練?私も付き合うよ!」
「あ、じゃあ僕も!」
「私も!」
「・・・・俺は用事があるのでお先に失礼します」
俺はみんなよりも先に戻るといい、頭を下げて中へと進んだが俺にはある違和感が感じた。ティアさん・・・なのはさんとどういう話になったか知らないが、あの顔は・・追い詰めている顔だ・・・
・・・影から見守っておくか・・・
そう思い俺は中へと歩くのをやめなかった・・・
のび太side
僕は現在ジャイアンと同じ部屋でスターズの女の子・・・ティアナの事を話していた
「のび太、あのティアナはお前からしてなにか感じないか?」
「感じないか?というと・・・ジャイアンも気づいていたの?」
「あぁ・・・・強くなりたいなんてのは若い魔導師に限らずなら皆そう感じることだし、無茶も多少はするもんだが・・その無茶は時々ちょっと度を超えてると俺は感じた」
「・・・」
「確かにあの子の家族の事も聞いてるし、お兄さんが亡くなったことも調べて知ってるが・・・なんであんな無茶をするのか分かるか?」
「劣等感・・・もしくは・・・許せないことがあったからかな」
ジャイアンの質問に僕はゆっくりと言葉を選びながら彼に話すと、ジャイアンは怪訝に聞き返してきた
「許せないことがあった?」
「・・・これはフェイトさんから教えてくれたのだけど、心がない上司がふざけたコメントを発したのさ」
「・・・なんだと?」
「7年前の事件で亡くなったお兄さんのお葬式で心ない上司は『犯人を追いつめながらも逃すなんて、首都航空隊の魔道師として有るまじき失態で、たとえ死んでも取り押さえるべきだった』・・・他にも色々いっていたけど、こいつはあろうことか葬儀でそんなことをいった」
ーーーバァン!!
「・・・・ふざけるな・・・・」
ジャイアンはそれを聞いた瞬間、近くのテーブルに思い切り叩いて怒っていた。同じ兄妹を持つ身としても許せない部分もあるのだろう・・・
「そして、もうひとつそいつは・・・ティアナさんのお兄さんが亡くなった裏では違法が発覚したのさ」
「・・・!!もう我慢ならん!!!」
「どこにいくつもり・・・」
「そのふざけたバカ野郎を殴りにいくだけだ!何が『死んでも取り押さえるべきだった』だ!少なくとも、あいつの兄貴の方が優秀だ!!」
「気持ちは分かるよ・・・。ぼくも正直、怒りはあるよ・・・あるけど、もうそいつは管理局にいない」
僕がそういうとジャイアンはまだ興奮状態だったが、怒りをなんとか沈めようと落ち着かせていた
「だけど、僕たちにできることはある・・・・。それは彼女が一人でないと言うこととなのはさんの教導の意味を知ること」
「・・・・たしかになのはさんの教導の意味を知れば変わると思うが・・・」
「それともうひとつ・・・・蒼龍の事でひとつ分かった事があるよ」
「何?」
僕の言葉にジャイアンはまさかの名前に驚き聞き返していた。そして、僕はゆっくりと口を開いた
「蒼龍が管理局に入るときの後見人の人間の存在と・・・蒼龍が実は地球出身ではないのか?って話」
「・・・・続けろ」
「後見人に関しては僕も苦労したよ・・・。まさかの人物だったし、これはなのはさんに言っていい話ではないと思った。これに関しては彼にいつかは問い詰めて聞く」
「もうひとつのは?」
「地球出身ではないのかって疑いだけど・・あまりにも地球の環境に馴染めていると言うかはじめてと言う感じがなかった。そもそもコテージという言葉にはミッドではあまり使われない・・・」
「言われてみれば・・・」
ジャイアンもその事を思い出して、蒼龍が実際にいった言葉に関して気になることもあった。一番の気になるのは・・・名前が完全に地球寄りだったということ
「・・・近々彼に問い詰めないとダメだよね。ここまで気になるのができてしまえば・・・」
「だな」
蒼龍・・・・・君は何者なんだい・・・?
蒼龍side
俺は自室で籠りながら、以前ユーノさんからもらった資料を目に通していた。ユーノさんはまだまだわからない部分もあったというが・・・
「・・・・こいつはこいつで俺なりのオリジナルに変えないといけないな・・・・今俺が持っている技は4つ・・・・あと二つは確実にこの技を取り入れたい・・・」
力がないと救えるものも救えない・・・そして、自分自身の弱さを・・・絶対に否定したい・・・
もう・・・寂しい思いをするのはごめんだ
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!