魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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和解

ーー森ーー

 

『さぞ、相当恵まれて生きてきたのでしょうね!!家族もいて!幸せな人生だったのでしょうね!』

 

俺はティアさんに言われた言葉がまだ頭から離れずにいた。彼女の本心なのかそれともあの場の勢いなのかはわからないけど、あそこまで彼女が苦しんでるのを俺はすぐに気づけなかった・・・

 

「俺は・・・・やっぱり誰も救えない最低な奴なんだろうな・・・・。ティアさんの心を俺はすぐに気づいてあげれなかった・・・」

 

《それは違う。君もわかっているはずだ・・・人の心は複雑だと言うことを》

 

「あぁ、それはわかっている。・・・だが、俺の本音としては助けれたのではないか?もっと前の段階で予兆あったのに俺は自分の事だけ考えてしまった・・・・」

 

《・・・・》

 

「幸せな人生か・・・・人によってはそうほど遠いものかもしれないですよ・・・ティアさん」

 

俺はいまなのはさんと話しているティアさんを思い馳せながら星空を眺めていた。そして、気分転換もかねて俺は・・・

 

「アンサインド・・・セットアップしてくれ」

 

《マスター、君は安静しろと言われていたはずだが・・・それでもやるのか?》

 

「当たり前だ。・・・とはいっても激しくは動かないから武器だけ出してくれ」

 

《了解した》

 

俺はアンサインドにそう頼み込むと剣が出てきて俺は軽く痛めていない方の腕で剣を振るってていた。いまはなにも考えたくはない・・・

 

 

 

 

 

ティアside

私はなのはさんの教導の意味を知りいま内心はとても苦しくって申し訳なく一杯だった。私は何していたんだろう・・・そんな私はいまなのはさんと共に外を歩いていた

 

「なのはさん・・あの、その・・・」

 

意を決して、私は口を開くが中々言葉が続かない。なのはさんはそれを見て微笑み、私に問いかける

 

「無茶すると危ないんだよって…・・・分かってもらえたかな?」

 

「・・・すみませんでした」

 

「うん・・じゃあ、分かってくれたところで、少し叱っとこうかな?」

 

俯く私に優しく微笑んで、なのはさんは話を続けた

 

「あのね、ティアナは自分の事を凡人で、射撃と幻術しか出来ないって思ってるみたいだけど、それ、間違ってるからね?ティアナも他の皆も今はまだ、原石の状態。デコボコだらけだし、本当の価値も分かり辛いけど・・だけど、磨いていくうちにどんどん輝く部分が見えてくる」

 

「え?」

 

「エリオはスピード、キャロは優しい支援魔法、スバルはクロスレンジの爆発力、蒼龍はいざっと言うときの手札の持ち合わせ・・そして、四人を指揮するティアナは、射撃と幻術で仲間を守って、知恵と勇気でどんな状況でも切りぬける・・・そんなチームが理想形で、ゆっくりだけどその形に近付いていってる」

 

「なのはさん・・・」

 

「いつも模擬戦で見てるから分かるんだ。ちゃんと使えば、ティアナの射撃魔法って凄く避けにくくて、強い魔法なんだって・・・」

 

「っ!?」

 

「一番魅力的な所をないがしろにして、慌てて他の事をやろうとするから危なっかしくなっちゃうんだよ・・って教えていきたかったんだけど・・」

 

「・・・すいません」

 

私はなのはさんの言葉に本当に申し訳なく仕方がなかった。私はなにも気づいていなかったんだ・・・

 

「まぁでも、ティアナが考えてた事も間違ってはいないんだよね・・。クロスミラージュ貸してくれるかな?」

 

「・・あ、はい」

 

私はなのはさんに言われ、クロスミラージュを展開してて手渡した

 

「システムリミッター・・テストモードリリス」

 

《はい》

 

「命令してみて、モード2って」

 

なのはさんはクロスミラージュに何かを指示だしたあとに私は言われた通りに命令してみた・・・

 

「・・・モード2・・・」

 

≪セット、ダガーモード≫

 

私の言葉に応え、クロスミラージュの先端と取っ手が変形し、魔法刃の付いた短剣へと形が変わった

 

「!・・・これって・・・」

 

「ティアナは執務官志望だもんね。ここを出て、執務官を目指すようになったら、どうしても個人戦が多くなるし、将来を考えて用意はしてたんだ」

 

「っぅ・・・!うっ・・・うっ・・」

 

「クロスもロングも、もう少ししたら教えようと思ってた。だけど、出動は今すぐにでもあるかもしれないでしょ?だから、もう使いこなせている武器をもっともっと確実なものにしてあげたかった・・・」

 

私はなのはさんの思いや考えていてくれていた事に涙は止まらずただ溢れる一方だった

 

「だけど、私の教導・・地味だから。あんまり成果が出てないように感じて、苦しかったんだよね・・・ごめんね」

 

「ッ!?」

 

なのはさんの優しい笑顔に、湧き上がる感情を抑えられず、私はなのはさんにしがみつく様にして泣く

 

「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」

 

私は何て・・・本当に何て身勝手な女なんだろう・・・!こんなに身近に真剣に考えてくれる人がいたのに私は・・・!!

 

 

本当にごめんなさい・・・なのはさん!!

 

 

 




久しぶりの投稿です!!長らくお待たせしました!!
楽しみに待たれている読者に大変申し訳なかったです!
これからもよろしくお願いします!
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