魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
ティアさんとスバルさんとの通信を終えた俺に、目の前にいる管理局が誇るエースの一人…フェイト・T・ハラオウン執務官が優しくこちらを見て聞いてきた
「念話は終わったの?」
「は、はい。確りとゴール地点の方に向かって貰いました!あんまり心配かけたくないので、念話の時間いただきありがとうございます」
先程まで、戦闘を行っていた建物は天井が無くなり綺麗なまでに澄みわたった晴天が差しこんでおり、そこが建物の内部ではなく屋上の様に錯覚させてしまう程に明るくなっていたのだった
「そう、よく一人で頑張ったね?」
「いえ。本当は俺自身がもっと頑張ってこの三体を倒せばよかったのですが、力足らずすいませんでした」
「うぅん。それでも、君は頑張って戦っていたのだから恥じることはないよ」
恥じることはないか……自分はあの戦闘を見たら今の立ち位置やティアさん達とはどれくらい離れているのかわかった気がした・・
「(もっと強くならないと……)あの、今回のあれはなにでしょうか?」
「うーん……あまり大きいことは言えないから、あれだけど……こちらが用意したのとは別のが出てきたアクシデントなの。君は早く試験の方に戻った方がいいよ。こちらの方は私が片付けておくから」
「わかりました!試験時間は残り後20分……。フェイト・T・ハラオウン執務官、申し訳ございませんが、あとを宜しくお願いします」
「うん、試験頑張ってね」
「はい!」
お願いの言葉を言い残していくと同時に合流場所に向けて残りの魔力を全開して駆け出した
残りの魔力は考えないで急ごう!!
そうしてる間に駆け抜けていると、ティアさんとスバルさんが見えたので声をかけた
「すいません!遅くなりました!」
「蒼龍!?遅いじゃない・・・何かあったの?」
「まあ、色々とありましたよ・・・。それよりもティアさんは、何でスバルさんの背中に乗ってるのですか?」
猛スピードでハイウェイ上を爆走するスバルさんの横を並走する様に走る俺は、スバルさんの背におぶさるティアさんに訪ねると・・・
「それが私を庇って足を挫いちゃって・・・」
スバルさんがティアさんの代わりに答えていた。どうやら俺もトラブルあったように向こうも何かあったのですね・・・
「なるほどです・・・」
納得すると同時にスバルさんのスピードからあることが気になったので質問した
「スバルさん」
「ん?何?」
「・・俺は自身の足で走っているので停止する為の方法を幾つか持ち合わせてはいるのですが・・・スバルさんのその速度で止まる方法は考えてるですか?」
「・・・・あっ!」
「「あっ!じゃないよーー(ですよ)!?」」
このままでは二人が危ないと思った自分は頭をフル回転させた
このままでは・・・えぇい!怒られてもいいので
「スバルさん、ティアさん!後で怒っても良いので今聞きます!!」
「なに!?こんなときに!!」
「二人のーーです!」
「「なっ///!?!」」
僕の言葉に二人は顔真っ赤になったが、僕は別の意味で覚悟した
あぁ、後でビンタ食らっても文句言えないよね・・・
そう思いながら二人は真っ赤にして答えてくださいましたが、念話で後でビンタする!と言われました・・・
「でもそれを聞いてどうするの!?」
「止める方法を思い付いたのです!」
そういうと共にゴール地点の先に魔法陣を5つ展開した。大きい物が中心に一つ、四方に小さい魔法陣が四つだ
あんまり得意ではないですけど、大ケガされるよりまし!!
試験官が上に避難すると共に俺はスバルさん達の前にゴールして立ちふさがっていた
スバルさんらがゴールを通過するのと同時に・・
「≪アクティブガード≫!!」
【アクティブガード】とは緩い爆風で対象の速度を減速させる魔法。運転講習などでも使われている魔法で、爆風の威力は術者が計算して発動する
目の前に、緩い緑の爆風が現れてスピードが落ちるが止まらない!!
くっ!もしかって計算間違えた!?
ならば!!
「≪ホールティングネット≫!!」
これは、網上の魔力が対象を受け止める。転落防止用によくつかわれる魔法。それはうまいこと二人を止めたのだが……このままでは下に倒れるので、二人を庇うように体を割り込ませた。
しかし、後先の事を考えておらず俺は今二人の下敷きになっている
「ぐふっ!」
「っちょ!?スバル早く退くわよ!?」
「なんで?」
「蒼龍が下敷きになってるから」
「あっ!?」
あっ!?じゃないですよ・・・そして自分は小さいと再確認して心のなかで泣いていたのはここだけの話……。そう思ってると試験官が降りてきた
「むぅ~!3人とも、危険行為で減点です!!」
怒鳴りながら、試験官がおりて来たのですが・・・・・・小さい!?!!?
「頑張るのはいいですが、怪我をしては元も子もないですよ~!?そんなんじゃ、魔導師としてはダメダメです!!」
「うぅ・・(何故だろう?まともに言われてるのに、何故か見た目が気になってそれどころではない・・・)」
「・・・ちっさ・・・・」
同じことを考えてたのか、ティアさんが呟く。そこは思っても口に出してはいけませんよ・・・
「まったくもう!」
試験官は大変の怒りのようで、この後も言葉が続くかと思われたが・・・
「ははは、まぁまぁ」
と上から声が聞こえる・・・
本当に今日はなんて日だろう・・・フェイト・T・ハラオウン執務官だけではなく、局員でなくとも殆どの人間が知ってるであろう、「エースオブエース」こと高町なのは一等空尉までここの試験会場に関わっていたなんて・・・
本当に何がどうなってるんだろう・・・?
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いいたします!