魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
——市街地・裏路地——
俺達はあの後、エリオとキャロと今回の件に大きく関わっている女の子の場所へと着いた
「バイタルは安定してるわね。危険な反応もないし、心配ないわ」
「はい!」
「よかった〜」
検査を終えたシャマル先生の言葉に、キャロとスバルさんが安堵の息を吐く
「ごめんね、皆。お休みの最中だったのに」
「いえ」
「平気です」
フェイトさんの言葉にエリオとキャロが返事をする
「とりあえずこの子はどうするのですか?」
「うん、ケースと女の子はこのままヘリで搬送するから皆はこっちで現場調査ね」
「「「「「はい!」」」」」
「なのはちゃん、この子をヘリまで抱いてってもらえる?」
「あ、はい!」
検査を終えたシャマル先生の言葉に、なのはさんが答えたのを確認してから、俺達は地下水路の入り口付近まで移動する。地下水路の入り口付近まで来た俺達はデバイスと取り出し出動の準備が整った辺りで、ティアさんが声をかけてくる
「さて、皆!短い休みは堪能したわね!」
「お仕事モードに切り替えて、しっかり気合入れて行こう!」
「「はい!!」」
スバルさんの言葉にエリオとキャロは元気よく返事していた。そして、俺たち5人は待機状態のデバイスを前に出して頷きあった
「「「「「「セートアップ!!」」」」」」
デバイスが声を揃えて言うのも驚いたけどまさか自分達も声揃えて言うと思わなかった・・・
「さて・・皆さんいきましょうか!」
「「「「「おう!!」」」」」
久々の戦闘・・・気を締めていこう!!
ジャイアンside
俺はカリムを聖王協会のほうまで送り終えたので機動六課に帰る最中だったが・・・・
「まぁ、ずいぶん暇なんだな・・・こいつらは」
「そうだね。部隊長!こちらは遊撃隊の野比のび太!」
『うん、どうしたんや?』
「こちらはどうやら40から50体近くのガジェットがいるので遊撃隊が制圧します」
『なんやって・・・?出現場所は?』
はやてさんが俺達の報告に真剣な顔で聞いていた。どうやら、他の場所も出ているみたいだな・・・
「北東方向からでていますのでこちらが対応します」
「制圧次第、FW陣とヘリの護衛に移ります」
『うん!たのむで!』
はやてさんとの通信を終えた俺達はゆっくりと迫っているガジェットを見据えて構えた
「セットアップ・・・ランサー!」
「セットアップ・・・アンネット・ガン!」
俺達はそれぞれの愛機へと姿を変えてからゆっくりと目の前に向かって歩きながら話した
「さぁて、個人の意志がないガラクダどもを壊滅させないとな・・準備はいいな?のび太」
「うん。じゃあ・・遊撃隊任務開始だよ!!」
「おう!!」
のび太の言葉と共に俺は目の前のガジェットどもへと飛び込んだ。てめぇらに恨みはねぇが一暴れさせてもらうぞ!!
ーー地下水路ーー
俺達は現在、地下水路を走っているとティアさんのデバイスにギンガさんから通信が入った
「ギンガさん、お久しぶりです!!」
『うん、ティアナ。現場リーダーはあなたでしょ?従うから指示をくれるかな?』
「はい。ひとまず、南西のF94区間に向かってください!そこで合流しましょう」
『F94・・・了解!』
ティアさんの提案にギンガさんは少し間を置いて返事をする。どうやら心強い人が来てくれるみたいだ
「ギンガさんって・・・スバルさんのお姉さんなんですよね?」
「うん!!私のシューティングアーツの先生で、歳も階級も二つ上!」
エリオの質問にスバルさんはギンガさんの事大好きだから嬉しそうに答えていた。俺もギンガさんとは面識があり、ギンガさんとスバルさんのお母さんクイントさんも面識がある・・・。ギンガさんやクイントさん達の事は嫌いではないけど、会うたびに体の心配されるから少し困惑する・・・
そんなことを考えていると、ギンガさんがロングアーチに別件の任務について説明を始めていた
『私が呼ばれた事故現場にあったのは、ガジェットの残骸と壊れた生体ポッドなんです。ちょうど5,6歳の子供が入るぐらいの・・・近くに何か・・重い物を引きずって歩いたような跡があって、それをたどっていこうとした最中、通信を受けた次第です。それから、この生体ポッドは少し前の事件でよく似たものを見た覚えがあるんです』
『私もな・・・・』
ギンガさんの言葉に、八神部隊長が深刻そうに答える
『人造魔道師計画の・・・素材培養機』
・・・・なんだって・・・?
『これは、あくまで推測ですが・・あの子は、人造魔道師の素材として、造り出された子供ではないかと・・・』
ギンガさんが苦しそうな辛そうな声で話してる中、キャロが質問してきた
「あの・・・人造魔道師はなんですか?」
「優秀な遺伝子を使って人工的に生み出した子供に投薬とか機械部品の埋め込みで後天的に強力な魔力や能力を持たせる。それが・・人造魔道師」
「倫理的な問題は勿論、今の技術じゃどうしたっていろんな無理が生じる。コストも合わないから、よっぽどどうかしてる連中でもない限り、手を出したりしない技術のはずなんだけど・・・」
「じゃあ、あの女の子は人造魔道師なんですね・・・」
スバルさんの説明にティアさんが補足をいれていた。その言葉をきいたキャロは辛そうに見て呟いた
「・・・・ここだけの話だが・・・正直、人造魔道師として生まれた子は酷い連中だと人造魔道師は生きる資格はないって言う奴等もいる」
「・・・っ」
「だがそれがどうした?生まれてくる子に罪はない。人造魔道師だからどうした?泣くこと、笑うこと,怒ることも出来るし幸せになる権利もある。・・・何一つ俺たちと変わらない普通の人間だと俺達は思う・・・ですよね?ティアさん」
「そうね。少なくとも、生まれてくる子に罪は絶対にないわね」
俺の言葉や意図を読み取ったティアさんは穏やかに笑いながら答えてくれた。そして、俺は真剣な顔で話を続けた
「少なくとも、俺が一番嫌いなのは人を人と思わない奴らやそれを道具として利用しようとする奴らだ。そんな連中のせいで、生まれた子達が苦しむ必要なんてない・・・」
「「「「・・・」」」」
「俺達が保護したのはちょっと複雑な事情がある女の子・・・それで、いいんじゃないかな?」
「はい!そうですね・・同じ人間ですもんね」
「そういうこと」
キャロは疑問が解けたのかスッキリした笑顔を見せてくれた。そして、スバルさんとエリオを見るとなにか吹っ切れた顔になっていた
そして、そのまま走っていると、キャロのケリュケイオンに反応が出る。
≪動体反応確認。ガジェットドローンです≫
「っ・・・来ます!小型ガジェット6機!!」
「「「「!!」」」」
キャロの声に反応し、俺達はフォーメーションを取る!さぁて、倒しますか!!
のび太side
僕らは今ガジェットを多く倒しまくり、一息ついていた
「ったく、こんな数はたいしたことねぇよな。のび太」
「うん。全力を出さないでも倒せるし、なんかあっけないよね」
しかし、なぜこのタイミングで今回のケースが起きたのだろうか?あまりにもガジェットが出るにしても目的がわからない・・・
『こちらロングアーチ!遊撃隊01,02応答してください!』
「こちらは遊撃隊の01のび太。ロングアーチ、どうしました?」
『海上より増援が確認!』
「「!」」
海上より増援が確認された・・・?向こう側の敵は明らかに時間稼ぎな気もするし、何か企んでるのか?詳細をきいた僕らは唸りながら通信に返事した
「状況はわかった。幻影もあるとなれば僕が向かったほうが速いかもしれないので遊撃隊もそちらに向かいます」
『割り込み中失礼!』
「はやてさん?」
『海上の方はうちに任して遊撃隊の二人にはFW陣のフォローをお願いしたい!』
え・・・?はやてさんの今の言葉を聞く限りそれはあれを解除すると言うこと?
「はやてさん、今ここで解除するのはやめたほうがいいのでは?!俺やのび太・・・いや、のび太なら幻影も破れるし、俺らはリミット限定されてないですよ!」
『うん、確かにのび太君なら破れるかもしれないけどここはうちに任してほしい。それにFW陣の子らは嫌な予感がするからそちらを優先してほしい。一応なのはちゃん達もあとで指示出すけど可能ならヘリの護衛もお願いしたい』
「わかりました。遊撃隊はこれよりFW達のいるところに援護しにいきます!」
「同じくです!」
『うん、ほならたのむね!』
「「はい!」」
はやてさんの言葉をきいた僕らは次にFW陣がいると思われる場所へと向かった。一応子の嫌な予感が外れてくれたらいいのだけどね・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!