魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
ジャイアンside
あの事件から数日経過したが・・・・現在俺達は深刻な話し合いをしていた
——六課・部隊長室——
「臨時査察って・・・機動六課に?」
部隊長室のソファーに座ったまま、目の前のはやてさんに問いかけるフェイトさん
「うん。地上本部にそういう動きがあるみたいなんよ」
「地上本部の査察は、かなり厳しいって・・・」
困ったように話すはやてさんに、同様にフェイトさんも真剣な顔で聞き返す。まぁこの話が真剣になる理由は色々あるがな・・・
「元々らこの機動六課は部隊長の身内と新人達で構成された部隊であるのと同時に裏技や抜け道的なものも多く使っている為、査察で指摘される可能性のある部分は多いですよね・・・・どうしましょう?」
「言わんといて・・・ほんまに胃が痛くなる・・・」
「今配置やシフトの変更命令が出たりしたら、正直致命的だよ?」
「う〜ん・・・何とか乗り切らな」
「ねぇ、これ、査察対策にも関係してくるんだけど・・・六課設立の本当の理由、そろそろ聞いてもいいかな?」
「そういえば俺ものび太もはやてさんの頼みで復帰しましたけど・・・」
「そやね。まぁ、ええタイミングかな。これから聖王教会本部カリムの所に報告に行くんよ。クロノ君も来るよ」
「クロノも?」
「なのはちゃんと一緒についてきてくれるかな?そこで、まとめて話すから」
「・・・うん」
「あー・・・すいません。俺とのび太はこの後、用事があるので後日聞かせてください」
「え?用事あったって?」
「ゲンヤさんから呼び出しで・・・」
「師匠からのよびだし?」
はやてさんが疑問そうな顔をしていたが、俺はその理由を話した
「なんでも俺とのび太にとって大事な話だそうです」
俺の説明にはやてさんとフェイトさんは疑問そうにこちらを見ていたが深く追及することなく、移動をしないといけないからなのはさんを呼び出そうと部屋に向かうとーー
『フェイトちゃん、はやてちゃん、のび太君に武君・・あの助けて・・・・』
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!ヤダァァァァーー!!』
「・・・・・・えーと・・・?」
なのはさんからSOSの連絡がきたのと同時に何故か大号泣の子供がいた
・・・・なにがあった???
蒼龍side
保護したこの子が大泣きした原因だけど、とりあえず一つはなのはさんに物凄く懐いていた事。恐らく、助けてくれた人だと認識しているのだろうか、それともなのはさんがそばにいると安心できるのだろうか?
でもまぁ・・・・
「なのはさんが仕事で少し離れないとダメだから留守番お願いといったらここまで大号泣とは・・・・」
「蒼龍、遠い目しているところ悪いが事の説明をしろ」
「あ、武兄さん・・・実はーー」
はやてさんとフェイトさんと武兄さん達が来て、俺は事の原因を話すと武兄さんは苦笑いしていた。すると、なのはさんとフェイトさんがなにか念話で話したのかフェイトさんが余裕そうな表情で動いた
「こんにちわ~」
「ふぇ・・・?」
「この子はあなたのお友達?」
「ヴィヴィオ、このお姉さんはフェイトさん。なのはさんのお友達だよ」
床に落ちていた人形を拾い上げて、優しい笑みを浮かべて話しかけると不思議なことにヴィヴィオは泣きやみフェイトさんのことをきょとんとした表情で見ている
「ねぇ、ヴィヴィオはなのはさんと一緒にいたいの?」
「・・・うん」
「でもなのはさん、大事な御用でお出掛けしなきゃいけないのに、ヴィヴィオが我儘言うから困っちゃってるよ?この子も・・ほら」
「・・うぅ・・・」
「ヴィヴィオはなのはさんを困らせたい訳じゃないんだよね」
「うん・・・」
「「〈フェイトさん・・・凄い〉」」
「〈そ、そんなことないよ!?〉」
俺達は思わずフェイトさんの手際に感心したらフェイトさんは表情はださないものの、そんなことはないって念話で否定していた
「だからいい子で待ってよ、ね?」
「・・・うん」
取り敢えずは納得してくれたみたいだな。一安心・・・
「ありがとね、ヴィヴィオ。ちょっとお出かけして来るだけだから」
「・・・・」
「すいません。私用で遅くなりました」
すると、今度はのび太兄さんが部屋に入ってきた。すると、ヴィヴィオは怯えた目でのび太兄さんの方をみていた
「・・・・」
そして、少女がビクッと一瞬身を引いたところで停止し、目線を合わせるようにしゃがんで微笑む。動かずそのまま間をおくと、ヴィヴィオはのび太兄さんに興味を持ったようでおずおずとのび太兄さんに手を伸ばしてくる・・・・
のび太兄さんは頬を少女に触らせたまま、ゆっくりと少女の頭に手を置いて軽く撫で自己紹介をする
「初めまして・・・僕は野比のび太。君の名前を教えてくれないかな?」
「・・・・ヴィヴィオ」
「宜しくね、ヴィヴィオ」
「・・・うん」
「それじゃあ、ヴィヴィオ。ちょっとお出かけしてくるね」
「う、うん・・・いってらっしゃい・・」
あー、これはまだ未練がありそうだから・・・俺と武兄さんも動いた
「ヴィヴィオ、お兄ちゃん達と一緒に遊ぼう?」
「ふぇ?」
「いくぞぉぉぉぉーそらーー」
「きゃははははは!!」
武兄さんがヴィヴィオを持ち上げたまま、その場でヴィヴィオと一緒にグルグルと回る。最初こそ驚いて悲鳴をあげていたヴィヴィオだが、暫くすると楽しそうに笑い出した
「はい、終了ー」
「えぇ!?もう一回!!」
「じゃあヴィヴィオ。なのはさんが帰ってくるまで、いい子で待ってられるか?」
「いい子にしてたら、またグルグルしてくれる?」
「おう。好きなだけしてやるし、一杯遊んでやるぞ」
「じゃあ、待ってる!」
武兄さんがヴィヴィオの頭を優しく撫でるとヴィヴィオも笑顔で笑っていた
「じゃあ、ヴィヴィオ。なのはさんに笑顔で“いってらしゃい〝っていってあげて」
「うん。いってらしゃい!」
「はい、行ってきます」
さっきまで行かないでと泣いていたのはどこへやら。満面の笑みでなのは隊長に手を振るヴィヴィオ
「さて、ヴィヴィオ。遊ぼうか」
「うん!!お兄ちゃん達遊ぼう!」
「よーし、ならエリオとキャロも手伝ってくれ」
「「はい!!」」
「なら、私たちはエリオとキャロの分まで書類しときます。遊撃隊のは・・?」
「遊撃隊のは僕が全部終わらしたよ。今日の書類は少なかったからね」
「「「「はやっ!?」」」」
・・・・・・あれ?俺の本日の書類仕事はよくよく考えたら無くたってしまった?
泣きたい・・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!