魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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真相と少女 Ⅱ

ティアナside

—六課・オフィス——

機動六課のオフィスでは、スバルと私が報告書の作成を行っていた

 

「はい、おしまい」

 

「はやっ!?」

 

私は報告書の作成が終わったことを告げるとスバルは驚きの声をあげていた。そんなスバルをみて私は体を伸ばしてリラックスしてから、スバルの方に声をかけた

 

「もたもたしない!少し分けなさい・・・手伝ってあげるから」

 

「うぅ・・ありがとう。書類仕事苦手〜」

 

少し申し訳なさそうにデータを送り始めるスバルだけど、この子の学力は間違いなく私より上だったのになんで書類は苦手なのかしらね・・・

 

「今日はライトニングの分も引き受けちゃったしね〜まぁ、それでも保育士もどきよりは気楽だわ」

 

「えぇー私は楽しかったけどなー・・っと」

 

「スバル?・・・あぁ、これはこの間の・・」

 

「・・・アルトが記録した各種の詳細データ付き。あれだけの事をしでかして、使ってたのは魔力じゃなくて別系統のエネルギー。そんなの、体の中に内包してるってことは・・こいつらは・・」

 

はぁ・・・このバカの考えてることは私は分かるわ。私はゆっくりと考え込んでるスバルの前に行き・・

 

「ん?あぎっ!?・・・てぃ、ティア?」

 

私にデコピンをされて椅子から落ちるスバル。私はそれを眺めながら呆れた様子で話した

 

「あのね・・・こいつらが何なのか考えるのなんて、私等の仕事じゃないでしょ?判断するのはロングアーチスタッフと隊長達。私達が作ってんのは、その判断材料としての報告書・・・わかったら報告書をする!!」

 

「はーい・・・」

 

「それに確定が出たとしても、アンタが悩む事じゃないでしょ?ちゃんとしてなさい」

 

「・・・ありがとう。ティア」

 

スバルの感謝の言葉に私は顔を真っ赤にしてるのばれないように背けながら話をかえた

 

「そういえば、蒼龍も報告書は弱かったわよね」

 

「あーそういえば、そうだよね。学力もだけど・・・」

 

「あの子は、なんていうかはじめてあった頃からなんかほっとけない感じがあったのよねー」

 

「うんうん。はじめてあったときに年齢を聞いたとき驚いたよね」

 

今でも覚えてるわ。あの頃は私はスバルとも蒼龍とも他人・・・いえ、ここまで仲良くなると思わなかったわ・・・

 

「そうね・・・。でも、蒼龍たった一度だけ長期謹慎したときがあったわよね」

 

「あ、うん。本人も話してくれないけど何をやったんだろ?」

 

「でも、なのはさん達もこの件は知らないみたいよ」

 

「あれ?ってことは、学校の中での問題ということ?」

 

「わからないわ。けれど、私達は何があってもあの子の味方でいよう。そして・・・本当にほっとけないのはひょっとしたら、あいつかもしれないわね」

 

「ティア?」

 

「そういえば、スバル・・・ギンガさんとクイントさんは蒼龍と面識あったわよね?」

 

私はもうひとつ、たしか記憶が正しければギンガさんとクイントさんは蒼龍のことを知っていたよね・・・

 

「うん。この間もギン姉と話していたけど、ギン姉が『あの子最近きちんと食べている?母さんも心配していたし、心配でたまらないわ』っていっていたよ」

 

「あぁ、クイントさんは本当に蒼龍のことを息子のように可愛がっていたわね。ギンガさんもそうだけど」

 

「うん。今度はティアと蒼龍をつれて、私の実家に来ない?皆歓迎すると思うよ」

 

「そうね・・・そうさせてもらうわ」

 

そうね・・・きっとその時が来たときはもっとオフを楽しく過ごしていると思うと、また頑張らないといけないわね!

 

「さ!スバル、報告書終わらすわよ!!」

 

私達の今この瞬間の時間も大切に過ごしていきたいわね・・・

 

 

 

 

——ベルカ自治区・聖王教会——

今回、なのはとはやてとフェイトはこの間の戦闘に対する報告もかねて、あることを話すために聖王協会へと来てもらった。そして、はやて、カリム、クロノが六課設立の理由を話そうとしていた

 

カーテンを閉め部屋を暗くした後、クロノはゆっくりと話し始める

 

「六課設立の表向きの理由は、ロストロギア・レリックの対策と、独立性の高い少数部隊の実験例。・・・知っての通り、六課の後見人は僕と騎士カリム。それから僕とフェイトの母親で上官、リンディ・ハラオウンだ。それに加えて、非公式ではあるが、かの三提督も設立を認め協力の約束をしてくれている」

 

「「!?」」

 

モニターに表示された三人の老人を見て、なのはとフェイトは驚く。その三人は、かつて時空管理局の黎明期を支えた功労者で『伝説の三提督』と呼ばれている人物だった

 

「なんで、その人達も・・・?」

 

「その理由は、私の能力と関係があります」

 

「能力ですか?」

 

なのはの疑問にカリムが立ち上がりモニターの前に移動しながら話す。そして、紙の束のようなものを取り出しそれを纏めていた紐を解く

 

「!!」

 

「紙が・・」

 

「私の能力、【プロフェーティン・シュリフテン】。これは最短で半年、最長で数年先の未来。それを詩文形式で書き出した預言書の作成を行う事が出来ます二つの月の魔力が上手く揃わないと発動できませんから、ページの作成は年に一度しかできません」

 

そう言ってカリムは、周囲の紙の中から2枚の紙を浮かべ、なのはとフェイトの前へ移動させた

 

「解釈ミスも含めれば、的中率や実用性は、割と良く当る占い程度。つまりは、あまり便利な能力ではないんですが・・・」

 

「聖王教会は勿論、次元航行部隊のトップもこの予言には目を通す。信用するかどうかは別にして、有識者による予想状況の一つとしてな」

 

「因みに、地上部隊はこの予言がお嫌いや。地上の上層部には、この手のレアスキルとかを嫌ってる人が多いからなぁ・・・」

 

「その事ですが、実はレジアス・ゲイズ中将は目を通して下さってるわよ」

 

「え?!ほんまに!?」

 

「「!?」」

 

カリムの言葉に驚いたように聞き返すはやてと、驚いたように目を見開くなのはとフェイト

 

「えぇ。ですが、立場の問題もあるせいか、あまり表立って肯定は出来ないみたいだけど

・・・毎回必ず目を通してくれています」

 

「そんな騎士カリムの予言能力に、数年前から少しずつ、ある事件が書き出されている」

 

カリムが苦笑するとクロノが咳払いで話を戻した。クロノの言葉を受けて、カリムは一枚の紙を浮かべそれを読み上げる

 

「古い結晶と無限の欲望が交わる地・・死せる王の下、聖地よりかの翼が蘇る・・死者達は踊り、中つ大地の法の塔は虚しく焼け落ち、それを先駆けに数多の海を守る法の船も砕け落ちる・・・」

 

「それってまさか・・・」

 

「せや・・・ロストロギアをきっかけに始まる、管理局地上本部の壊滅とそして、管理局システムの崩壊・・・それを防ぐためにその予言を覆す為に設立したのが機動六課ってわけや」

 

なのはの言葉にはやてはその予言から防ぐために起こした行動のわけを明かした・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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