魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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真相と少女 Ⅳ

俺はゼストさんとこの間の戦った幼い敵と共にある場所へ向かっていた。尚、武兄さんとのび太兄さんは別の場所で待機しているので行動は別々であった

 

「・・・ここは?」

 

「ここは首都クラナガンにある料亭だよ」

 

俺は幼い子の疑問に答えていた。そうしてると、武兄さんとのび太兄さんがそこにいた

 

「・・・こちらです。すでに話は通してます」

 

「・・・そうか・・・」

 

のび太兄さんが緊張した雰囲気で待ち構えていた。そして俺達はのび太兄さんにより日本庭園を思わせる大きな中庭を通り、部屋の前に案内された。そして、武兄さんがゆっくり襖開け、中で待っていたレジアスさんの前まで歩く

 

「お久しぶりです。レジアスさん」

 

「あぁ・・・急ですまないな」

 

「では、俺とこの二人は抜けますので・・・後はー」

 

俺は兄さんたちに一礼してから、部屋を後にした。本音を言えば兄さんたちの過去も大きく関わっているが下手に触れない方がいい

 

「ありがとう。蒼龍」

 

「・・・はい」

 

申し訳なさそうに言うレジアスさんに軽く頭を下げ、今回の話に関係しない俺達はそのまま三人で中庭に移動しすると、アギトが俺に話しかけてくる

 

「んで?これからどうするのさ?」

 

「そうだな・・。しばらくはここで話しでもしない?ほら、まだお互い自己紹介もしてないからね」

 

「・・・・・お前頭おかしいんじゃねぇ?」

 

「え?」

 

呆れた様な顔で酷く失礼な事を言うアギトに俺は聞き返した

 

「あのな・・・私達はちょっと前に戦ったばっかだぞ?今回だって、沢山の局員引き連れてくるかと思ってたけど」

 

「あぁ・・それはこの間の時だけだ。それに・・・俺は別に戦いに来たわけでも捕まえに来たわけでもないからな」

 

「はぁ・・・、お前やっぱり変な奴だ」

 

「・・・私もそう思う」

 

「・・・少しへこむぞ?」

 

流石に俺はそこまで言われて傷つかないほど心は強くないぞ・・・

 

「改めて、俺の名は鳳蒼龍。君たちの名は?」

 

「本当にお前頭おかしいじゃねぇ?・・・あたしの名はアギト」

 

「・・・・私の名は・・・ルーテシア・アルピーノ」

 

「そうか、改めて宜しく。ルーテシアとアギト」

 

俺はしゃがんでルーテシアに握手するべく手をさしのべると、ルーテシアは迷いながらもおずおずと差しだってくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太side

僕とジャイアンとレジアス中将にそして・・・・何故なくなったと思われる人物が今目の前にいる?

 

「・・・ゼスト!野比のび太!そして剛田武!!すまなかった!!」

 

「「「!?」」」

 

レジアス中将が突如土下座をしてきたので僕たち全員が驚いた

 

「ワシの・・・ワシのせいでゼスト隊は・・・!本当にすまなかった!!」

 

「頭を上げてくれレジアス。俺はお前に、謝って貰いたくてここに来たわけじゃない・・話してくれるんだろ?俺の知りたかった事を」

 

「知りたかったことを・・・ですか?」

 

「あぁ」

 

頭を下げるレジアス中将の前にしゃがみながら、穏やかな口調で話すゼストさん。そして、ゼストさんの質問にレジアス中将は覚悟を持った目で僕らを見ていた

 

「その前に・・・もう一人ゼストに会わしたい人物がいる」

 

「俺に・・?」

 

「あぁ・・・入ってきていいぞ」

 

レジアス中将の言葉と共に襖が空く音したので振り向くとそこにいたのは・・・

 

「・・・久しぶりですね。隊長にのび太君と武君」

 

「「クイントさん!!」」

 

「クイント・・・なの・・か・・・?」

 

僕らは久しぶりの再会に喜び、ゼストさんは声を震わせながら確認していた

 

「はい。当時のゼスト隊でクイント・ナカジマ准陸尉で役職は捜査官または前線部隊分隊長だった。クイントナカジマです」

 

「生きていた・・・のか・・・?」

 

「何とかこの二人・・・のび太君と武君に助けられて生き延びれましたが・・・今は前線を引きました」

 

「そうか・・・・。レジアス、お前の話を聞く前にひとつ確認したいことがある」

 

「なんだ?」

 

ゼストさんはレジアスさんに確認するように見ていた

 

「・・・8年前のあの事件ではどういう扱いになってる?」

 

「8年前のゼスト隊の生存者は・・・野比のび太、剛田武、そしてクイント・ナカジマだけだった。しかしあの後・・・野比のび太と剛田武は管理局は退職し、クイント・ナカジマは現在旦那のいるところで共に働いてる」

 

「そうか・・・」

 

レジアスさんの言葉にゼストさんは軽く目をつぶって亡くなった仲間にたいして思い馳せていた

 

「・・・さて、クイントにも以前話したが・・・八年前の真実を改めて話す」

 

「八年前の真実を・・・ですか?」

 

「うむ・・・・八年前のある時ワシは、偶然知ってしまった。・・・・最高評議会と次元犯罪者ジェイル・スカリエッティの関係をな」

 

「「!?」」

 

「・・・・・」

 

レジアスさんの切り出した言葉は僕らが驚くべき事実だった。レジアスさんの言葉にゼストさんは冷静に黙っていて、クイントさんは悔しそうに下を見ていた

 

「ワシはそれ知り、強い憤りを覚えてな・・・。最高評議会を告発しようと、秘密裏に奴らを探っていた」

 

「・・・手がかりは見つけれたのですか?」

 

「・・・いや、やつらは上手いこと隠していたのか中々尻尾を見せなかった。そんなある日にワシの存在を気づいた奴等はある交渉を持ちかけた」

 

交渉?その言葉に僕ら全員が??となっていたがクイントさんだけはすべて聞いたのか、黙っていた

 

「自分達のやってる事に目をつぶれば、戦闘機人を地上防衛の戦力として提供するという内容だ」

 

「「「なっ!?!」」」

 

「その時のワシは・・・情けない話だが、奴等にばれてしまって動揺してしまった。相手は局の・・それも強い権力を持った最高評議会で逆らえば、タダでは済まない相手だ」

 

その時のことを思い出してるのかレジアスさんは非常に悔しそうに拳を強く握っていた

 

「どうすればいいか分からないまま自問自答を繰り返す事になってしまった。だが、そんなある日お前はワシに言ったよな『何を隠しているレジアス!そんなに俺が信用出来ないのか!俺達は、同じ正義を誓った友じゃなかったのか!』っと・・・」

 

「あぁ・・」

 

「今さらかもしれないが・・・お前のあの言葉を聞いて、ワシはお前に打ち明けようと思っていた」

 

「!?」

 

「「「・・・」」」

 

「あの後ワシは、最高評議会に交渉を蹴る事を伝えた。そして、その時に聞かされたんだ」

 

レジアスさんは悔しそうに顔を歪め、拳を強く握り締める。

 

「お前に・・・お前の部隊に、戦闘機人調査の秘匿命令が与えられていた事を!」

 

「!?」

 

「「なんだって・・・?!」」

 

「事実よ・・・」

 

レジアスさんの言葉に僕らは動揺して、クイントさんはかってないほど怒っていた

 

「つまり、隊長や私達は・・・ゼスト隊は嵌められたのよ。あの最高・・・いえ、最低評議会にね!!」

 

「そんな・・・」

 

「っくそ・・・あんな奴等のために・・・メガーヌさん達も・・・!」

 

「・・・その意味に気付き、慌てて連絡を入れようとしたが、その時に聞かされたのは、お前の部隊が壊滅したという報告だった」

 

レジアスは握りしめた拳で床を叩き、悔しそうに俯き顔に手を当てる。

 

「奴等は警告だと言った。ワシが臆病だったせいで、お前に何も打ち明けなかったせいでお前の部隊は・・・」

 

僕はあの日の事を思い出していた。誰も助けがない雪山にボロボロになった僕やジャイアンが意識ないクイントさんを抱えながら、何とか逃げ切れたことを・・・

 

「あの事件以降ワシが奴等を探れば、又ワシの周りの人間が犠牲になるかもしれないと思うと、立ち向かう事が出来なかった。そして後悔を抱えたまま、最高評議会から目を逸らし逃げるように時を過ごした」

 

そこまで話し、レジアスは少し穏やかな表情になる。何かを思い出すように目を細め少し間を開けた後、どこか嬉しそうな声で話し始めた

 

「そして、ワシはある少年に出会った。名を鳳蒼龍だ」

 

「「はい!?!」」

 

「え?!それは私も聞いてないのだけど!?」

 

レジアスさんの言葉に、僕ら全員が驚いた。蒼龍がレジアスさんと接見あったの初耳なんだけど!?!

 

「ゼスト隊が壊滅したのが新暦67年・・・そこから2年たったある日のことだ。ある少年が8人くらいの男の子に囲まれて攻撃されておってな・・・その少年よりも年上の集団だったな」

 

「「(それ蒼龍だよね?!その少年は!)」」

 

僕らは内心ツッコミを入れながらレジアスさんの言葉をまっていた

 

「普通なら叶わないのにその子は最後まで諦めることなく、八人くらいいた男の子を倒しおった。その男の子達は年下に負けると思わなかったのかショックで帰っておったわ」

 

「勝ったの!?」

 

「ワシはその少年に聞いたのだ。何故逃げなかったのかと・・・そしたらかえって来た言葉は・・・」

 

『向こうが自分達が正しいと思うのは気にくわなかったのと彼処で逃げたら敗けを認めてしまうから嫌だった』

 

「「「・・・・」」」

 

「ワシはそれを聴いて、目が覚めたのだ。奴等から逃げているだけでは敗けを認めているようなものだとな」

 

レジアスさんは嬉しそうに話ながら、目を細めていた

 

「そして、ワシは蒼龍と出会ってたとえ相手が強大であろうと自分の信じる者の為に立ち向かう勇気を思い出す事が出来た。立場が大きくなって忘れてしまっていた熱い想いを……そしてようやくワシは、副官のオーリスに全てを打ち明ける事が出来た」

 

「オーリスだと?」

 

「はい。オーリスは今レジアス中将の副官をしています」

 

「優秀で強い娘だよ。全てを知った後、ワシと共に最高評議会と戦う覚悟を決めてくれた」

 

「そうかお前は今・・・」

 

「あぁ、再び最高評議会を告発する為に動いている。勿論、クイントもその夫のゲンヤも協力してくれているが、やはりなかなか進展はしておらんがな」

 

苦笑するレジアスさんにここに来て初めて笑顔を見せるゼストさん。少し穏やかな空気が流れた後、レジアスさんは再び真剣な顔になり頭を下げる

 

「因みにだが、蒼龍はそんな昔の事を覚えていないぞ。あいつのはもう少しあとの記憶はあるらしいがな」

 

「え?」

 

「うむ。あやつは別の事件であったのだが、その時のあやつはワシと会った事を覚えておらなかったわ」

 

覚えていない・・・?幼かったから忘れていたのかな・・・どちらにしてもいつか本人が話してくれるだろう・・・・

 

「ワシからの話はこれで終わりだが・・・この場にいるゼスト隊のお前達に改めて謝罪させてくれ・・・許されると思っておらぬが・・・改めてすまなかった!!」

 

「やめてくれレジアス!お前の罪などではない!」

 

「隊長・・・」

 

「俺は友であるお前を信じる事が出来なかった。お前が話してくれるのを待てばよかったのに、焦りと憤りに部下を巻き込んだ罪があるというなら俺の方だ!」

 

「ゼスト・・・」

 

レジアスさんの方に手を置き、慰めるように言葉を紡ぐゼストさん。そしてゼストさんは、ゆっくりとレジアスさんに語りかける

 

「それと・・・・武、のび太、クイントも話をしなければならないことがある。・・・メガーヌは生きている」

 

「「え?!」」

 

「隊長、それは本当ですか!!!」

 

ゼストさん・・・いや、ゼスト隊長がもたらした言葉に僕らは驚き、クイントさんは大切な同僚が生きているとわかった瞬間、聞き返していた

 

「あぁ・・・どういう思惑があるのか分からないがスカリエッティは瀕死だった俺とメガーヌを『治療』した。ただし、メガーヌの方はかなり重症だったようでまだ目覚めていない」

 

「それてつまり・・・」

 

「意識不明だ。・・・奴が言うには、適合するレリックがあれば目を覚ますらしいが・・・」

 

「つまり、ゼスト隊長はあのやろうに協力してるのは・・・メガーヌさんの命握られているからですか!?」

 

「そうだ」

 

ジャイアンが強い語気で隊長に聞くと、隊長は苦虫を潰したように呟いていた

 

「先程俺と一緒に居た少女はルーテシアはメガーヌの娘だ。今俺はルーテシアと一緒に、メガーヌを目覚めさせるために必要なレリックを探している」

 

「そういえばどことなくメガーヌに似ていたけど・・・あの娘がそうなのね」

 

「・・・本当ならすぐに投降したいがメガーヌの命握られている以上は・・・」

 

「・・・ゼスト、お前はそれを終えたらどうするつもりだ?」

 

「・・・けじめをつけておこうと思ったが・・・俺は今何をしたいのか分からずどう償えばいいのかわからないな」

 

「なら、隊長とレジアス中将に提案があります」

 

「のび太?」

 

僕は先程までずっと黙っていたが、二人がなにか償いたいと言うなら僕から提案がある

 

「少なくとも今の話を聞いていたら、上が変わらない限り、この管理局の未来・・・子供たちの未来が脅かされる危険があります」

 

「たしかにそうね・・」

 

「元々、管理局の体制に疑問が多くありましたから・・・全てを終えたら一層の事・・・未来の管理局を担う次の世代が安心して世界を守っていけるように可能な限り管理局内部の膿を洗い『最高の形で、世代交代のバトンを渡す』ってのはどうですか?」

 

「次の世代に・・・・なるほど、相変わらす面白い考えをするな。そして、成長もしたなのび太よ」

 

「部下は憧れた上司の背中を見て育つものですよ」

 

「そうか。・・・約束する。全てが終わったら必ずお前の元に戻ってくるとそして、お前の目指す未来を切り開く刃となってみせる!そして・・・今度こそ共に!」

 

「あぁ・・・まっておる!」

 

二人は頷き合い、手を握り握手を交わす。そこには深く強い絆があった

 

「私達もやることは決めたわ。・・・私はまだしも貴方達の人生も苦しめたあの上層部の手がかりは必ず見つけるわ」

 

「なら、俺とのび太は・・・時が来たらなのはさん達に話します」

 

「だね。そして、僕らは僕らで・・・もう二度とあの時のように仲間が殺されないように・・・強くなること!」

 

僕らもそれぞれ今後のやらないといけない事が改めて決まり、守るために強く事を決めた!

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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