魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️   作:絆と愛に飢えるシリアス

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新たな仲間とそれぞれの訓練 Ⅲ

俺たちはそれぞれの個別メニューを終えて、機動六課の訓練スペースに向かっていると丁度ギンガさんとスバルさんがぶつかり合っていた

 

「何で二人は戦ってるのですか?」

 

「ギンガの実力を確かめたいと言うのもあって俺が二人に模擬戦してくれと指示出した」

 

「なるほどね」

 

俺の疑問に武兄さんが説明してくれて、俺たちは二人の戦いを見ていた

 

「でやぁあああ!」

 

「はぁああああ!」

 

俺達は見上げる先にはウィングロードが広がり、そこを走りながらスバルさんとギンガさんが拳をぶつけ合う

 

「でやぁぁぁ!!(ここまで技術も上がってるなんて・・・驚いたわ)」

 

「っっ!!(ギン姉相変わらず攻撃鋭い!)」

 

ギンガさんが放つ拳と蹴りを体の一部に小さく展開したプロテクションで防ぎながら反撃を行っていくスバルさん

 

「スバルも大したもんだが、ギンガも負けじと対応してるな」

 

「ほんとうにあの二人の戦い方はクイントさんの娘だね」

 

のび太兄さん達はのほほんと見ていたが、俺は二人の攻防を見て純粋な格闘ではまだまだ厳しいと気づかされた戦いかただった

 

 

そのまましばらく打ち合いが続き、スバルさんを速度において僅かに上回ったギンガさんの拳がスバルさんの顔の前で静止して戦いが決着した

 

「そろそろだな・・・双方、そこまでだ!!!」

 

「ああ・・・」

 

「スバルさんおしい・・・」

 

その後、武兄さんが二人に指導をしながら反省会をしていたらなのはさんが提案してきた

 

「せっかくだから、ギンガも入れたチーム戦をやってみよっか?」

 

ちなみにギンガさんは、短期間の出向扱いなので明確な分隊分けはないが・・・コールサインは遊撃04を使い、チーム戦では遊撃隊として行動する

 

「フォワードチーム6人対、前線隊長6人チーム!」

 

「・・・・えぇ!?」

 

「いや、あのね、ギン姉。これ、時々やるの」

 

「隊長達、かなり本気で潰しにきますので」

 

「まずは、地形や幻術を駆使して何とか逃げ回って・・・」

 

「どんな手を使っても、決まった攻撃を入れる事が出来れば撃墜になります」

 

「俺達も同様で、明確なダメージになる攻撃を受けたら撃墜扱いになって外れるて感じですね」

 

驚いているギンガさんに、スバルさん、エリオ、ティアさん、キャロ、俺の順番で説明をしていく。つまり明確な攻撃が当たれば撃墜となる・・・

 

「理解できたわ、ありがとうね」

 

「さて、ギンガさんが納得してくれたところで作戦をまずは決めましょう」

 

俺達はティアさんの指示のもと、集まっていた。そして、俺はのび太兄さんと武兄さんの二人と長い付き合いは俺が相手することにしたした

 

「(各隊長達はリミッター付きとは言え強いからな・・・)今日こそ一本とらせていただますよ!」

 

「生意気な・・」

 

「まだまだ負けないよ!」

 

俺は目の前の兄さん達にたいして宣言すると兄さん達は嬉々としてデバイスを構えていた

 

今日こそ!!

 

 

 

 

 

数十分後ーー

 

「はい、じゃあ・・今日はここまで!」

 

「全員、防護服解除!」

 

「「「「「・・・はい」」」」」

 

模擬戦が終わり、ゆっくりと降下しながら話すなのはさんとヴィータさん。疲労のままに座り込み、肩で息をしながら返事をする俺以外のフォワード。バリアジャケットのあちこちが焦げて地面に仰向けに倒れたまま、ピクリとも動けない俺

 

「さ、流石に武兄さんのとのび太兄さんの連携はきつい・・・・」

 

「当たり前だよ・・・スカサハ師匠に何年もしごかれたからね」

 

「これくらいはできとかないと怖いからな。まだまだ修行が足りん!!」

 

「でも皆、惜しいところまではいったよ。後もう少しだね」

 

俺の言葉にのび太兄さんは微笑んでいて、武兄さんは笑いながら強くいっていた。そして、フェイトさんが優しく俺達にはなしかけた

 

「くぅ・・・最後のシフトが上手くいってれば、逆転できたのに!」

 

「あ〜くやしい〜」

 

「そ、蒼龍は大丈夫なの?」

 

「師匠のしごかれてきた事を思えば・・・なれていますよ」

 

「そ、そう・・・・って師匠?」

 

倒れている俺にギンガさんは心配そうに聞いてきた。でもね、なれているのだよ・・・あんなしごかれてきた事を思えば・・・

 

 

 

 

模擬戦とその反省会を終えた俺達は、クールダウンを行いながら話しをしていた

 

「すごいね。毎日朝からこんなにキツイの?」

 

「隊長戦はまぁちょっと複雑だけど・・・」

 

「大体こんな感じです」

 

ギンガさんが呟いた言葉に体をほぐしながら答えるスバルさんとエリオ

 

「出動があっても大丈夫な程度までは、限界ギリギリですね」

 

「密度濃いんです」

 

二人で交互に屈伸運動を行いながら話すティアさんとキャロ。俺は体を軽くひねりながら、その会話を眺める

 

「そうなんだ・・・蒼龍、こっち来なさい。クールダウン手伝ってあげるから」

 

「いいのですか?おねがいします」

 

それに応じてギンガさんにクールダウンを手伝ってもらう。ぴたりと地面に顔を付け屈伸運動をする俺。ギンガさんは俺の背中を押しながら、小声で尋ねてくる。

 

「そう言えば、今も自主練してたりするの?」

 

「訓練校の頃と比べると時間は多くとれなくなりましたが・・それでも今でもやっていますよ」

 

他の四人に聞こえないよう気を使って小声で話してくるギンガさんに屈伸運動を続けながら簡潔に答える俺。

 

ギンガさんは訓練学校に居た頃に聞かれて話したので、俺が毎日自主練を行っている事を知っている・・・というかやり過ぎたらクイントさんのお話カリムさんのお話待ったなしだよねー

 

女性の情報力をなめたらいけないからね

 

「そうなんだ・・・これだけキツイ訓練の後でそんなにやるなんて・・やっぱり努力家だよね」

 

「そうでしょうか?努力家かどうは自分ではなんとも言えませんが・・・まだ足りないと思いますよ」

 

「蒼龍がどれぐらい強くなったかも確かめたいけど、そう簡単に模擬戦は組んでもらえないよね。そうだ!・・・今度一対一で魔法無しの模擬戦しよっか!」

 

「魔法無しで模擬戦?俺とギンガさんが、一対一で?・・・面白そうですが・・・」

 

良い事を思いついたと言う風に話すギンガさんに、唖然とした様子で話す俺。確かに魔法無しの模擬戦な、なのはさんの許可なしでも自主練として行えるけどーー

 

「ギンガさんの負担になりません?」

 

「私は大丈夫よ。かわいい弟分のためならね」

 

「なら、お願いします!「ママ〜」・・・ん?」

 

声が聞こえ顔を向けると遠くの方からヴィヴィオが両手を広げてなのはさんとフェイトさんの方へ走ってきていた

 

「あの子は確か以前保護したって言う?」

 

「はい。ヴィヴィオって言います」

 

「そう。でも、なんでなのはさん達をママってよんでる?」

 

「あれ?そういえばそうですね・・」

 

そう言えばヴィヴィオ、いつの間にかなのはさんとフェイトさんの事をママって呼ぶようになっていたな

 

「ヴィヴィオ〜」

 

「危ないよ〜転ばないでね」

 

「うん——ッ!?」

 

駆け寄ってくるヴィヴィオになのはさんとフェイトさんがそれぞれ声をかける。そしてヴィヴィオはフェイトさんの言葉に返事をした後・・

 

「「「「「あっ・・・・」」」」」

 

お約束と言わんばかりにこける・・

 

「たっ・・大変!」

 

「大丈夫!地面柔らかいし、綺麗に転んだ。怪我はしてないよ」

 

慌ててヴィヴィオに駆け寄ろうとしたフェイトさんを止めるなのはさん。フェイトさんはなのはさんの言葉に心配そうにヴィヴィオの方を見ながら話す

 

「それはそうだけど・・」

 

「ヴィヴィオ。大丈夫?」

 

「うぁ・・・」

 

なのはさんはゆっくりと地面にしゃがみ、ヴィヴィオに声をかける。なのはさんの言葉に地面に倒れていたヴィヴィオは今にも泣きそうな顔を上げ、潤む目でなのはさんの方を見つめる

 

「怪我してないよね?頑張って、自分で立ってみようか」

 

「ママぁ〜・・・」

 

「うん。なのはママ、ここにいるから・・おいで」

 

なのはさんは両手を広げてヴィヴィオに自分で立ってくるように促し、ヴィヴィオはこっちに来て欲しいと言いた気に目に浮かぶ涙を多くする

 

「もう・・・なのは、駄目だよ。ヴィヴィオまだちっさいんだから」

 

「あ」

 

フェイトさんは心配そうになのはさんとヴィヴィオを交互に見つめた後、今にも泣き出しそうなヴィヴィオの姿を見て慌ててヴィヴィオの元へ走り出す

 

駆け寄ったフェイトさんは、転んでいるヴィヴィオを起こして服についた土を手で払い、ヴィヴィオの体をゆっくり抱き上げながら声をかける。

 

「気を付けてね。ヴィヴィオが怪我なんかしたら、なのはママもフェイトママもきっと泣いちゃうよ・・・」

 

「ごめんなさい」

 

そんな会話をする二人にやや呆れたように笑いながら近づくなのはさん

 

「もぅ、フェイトママちょっと甘いよ」

 

「なのはママは厳しすぎです」

 

・・・今さらだけどヴィヴィオのお母さんがこの二人って・・・最強じゃないの?

 

 

——六課・食堂——

 

ヴィヴィオと合流した後、俺達は朝食を取る為に食堂へと移動した。オムライスを美味しそうに食べるヴィヴィオを見て、ティアさんが微笑みながら話す

 

「しっかしまぁ、子供って泣いたり笑ったりの切り替えが早いわよね」

 

「スバルのちっちゃい頃も、あんなだったわよね〜」

 

「え!そ、そうかなぁ?」

 

ティアさんの言葉にギンガさんが懐かしむように答え、スバルさんは顔を少し赤くして聞き返す

 

「でもまぁ、子供は純粋だからいいよな!」

 

「まぁね。・・・ジャイアンそれ何杯目?」

 

「オムライス三杯目だけど、おれよりもあちらの二人がよく食べているだろ?」

 

武兄さんが指差す方向にはエリオとスバルさんがとんでもない量で食べていた。本当にあの二人はとんでもないなー

 

そして食事も佳境に進んだところで、なのはさんがとあることに気が付き・・・

 

「あっ、ヴィヴィオ、ダメだよ?ピーマン残しちゃ」

 

「うっ・・・苦いのきらーい!」

 

「えぇ?美味しいよ」

 

「食べないと、なのはママやフェイトママみたいに大きくなれないよ?」

 

隅っこに除けられたピーマンを前に口をへの字に曲げてごねるヴィヴィオそれに対してなのはとフェイトが、食べないと大きくなれないという

 

「あのな、ヴィヴィオ。あまり食べ物好き嫌いだめだぞ?ほら、あそこにいるキャロお姉ちゃんもしっかり好き嫌いなく・・・・」

 

「・・・あ・・・・」

 

「へ?」

 

「「・・・・・・・・・」」

 

武兄さんがキャロの方を向くとキャロはエリオに人参をこっそりとおこうとしていた。そんな光景を見た武兄さんと見られてしまったキャロの間に微妙な雰囲気が漂っていた

 

「た、たべますよ!ほ、ほら!」

 

「・・・な?ヴィヴィオ。キャロお姉ちゃんはしっかりと食べているのだからたべてみ?」

 

「・・・・うん・・・(パクっ)」

 

苦手なピーマンをヴィヴィオは食べたあとに泣きそうになりながらもしっかり食べていた。そんなヴィヴィオに武兄さんは頭を撫でていた

 

「よーし、よく食べたな。偉い偉い」

 

「えへへへ・・・」

 

武兄さんに頭撫でられたヴィヴィオはかなりのご機嫌になっていた。なんていうかあの人は兄貴分といわれてもおかしくないよね・・・

 

そんなこんなで朝食が進んでそれぞれ別行動へとなったことだけ伝えておこう




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!また感想もよろしければお願いします!ただし、暴言、中傷は受け付けません
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