魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
機動六課隊舎ロビーに、機動六課の前線メンバーが集められた。俺たちの前にははやてさんが立っていた
「明日はいよいよ公開意見陳述会や。明日14時からの開会に備えて、現場の警備はもう始まってる。なのは隊長とヴィータ副隊長、リイン曹長とフォワード4名はこれから出発、ナイトシフトで警備開始」
「みんな、ちゃんと仮眠とった?」
「「「「「はい!」」」」」
「私とフェイト隊長、シグナム副隊長は明日の早朝に集合入りする。それまでの間、よろしくな」
「あのー・・・」
「ん?なんや、蒼龍」
「ギンガさんは?」
そう、本来ならこちらに出向しているはずのギンガさんがこの場にいないのだ。それだけではなく、武兄さんもだ・・
「うん、武君とギンガは先に現場を見てくれてる。やから、明日向こうで合流やな」
「わかりました」
部隊長に敬礼し、俺達は現場に向かうヘリに乗り込むため、屋上のヘリポートへと向かった
ーー屋上ーー
屋上に着くと、ヘリの側でヴィヴィオとトライトンさんが居て、ヴィヴィオの側に高町隊長が腰を降ろしていた
「ヴィヴィオ?」
「あれ?この時間はもう寝ていたはずなんだけど・・・アイナさん何かありました?」
「あぁ、のび太君に蒼龍君。ヴィヴィオがね、ママのお見送りをするんだって聞かなくて」
「「ああ」」
そういえば、ヴィヴィオが来てから、隊長は夜勤出動したことなかったもんな・・・
「君たちも気を付けていくんだよ」
「はい。ヴィヴィオの事お願いしますね」
「うん」
そして、俺達はなのはさんとヴィヴィオのやり取りを見ていた。なのはさんはヴィヴィオの頬に手を当ててあやしている
「なのはママ、今日は外でお泊りだけど、明日の夜にはちゃんと帰ってくるから」
「・・・絶対?」
「うん、絶対に絶対。いい子にしてたら、ヴィヴィオの好きなキャラメルミルク作ってあげるからね」
「・・・うん」
「ママと約束、ね?」
「うんっ」
小指を絡めながら、そう言葉を交わす隊長とヴィヴィオ。実の親子のようにほんわかとした雰囲気の2人を見て、屋上にいた皆が笑う
「あ、お兄ちゃん達も行っちゃうの・・・?」
ヴィヴィオが俺達の方も気づくと俺達全員がしゃがみながらヴィヴィオの質問に話していた
「えぇ。ヴィヴィオのママと一緒にお仕事で今日は帰ってこれないけど・・・いい子で待ってるのよ」
「帰ったらまた皆で食べようね!」
「必ず帰ったらみんな会いに行くからね」
「だから、ヴィヴィオはここで待っててね」
「うん」
ティアさんを初めとする皆がヴィヴィオに安心させるように笑顔で話しかけていた。それでも不安そうなヴィヴィオに俺は
「ワッ!?」
「大丈夫だ・・・皆必ず帰ってくるから」
「ヴィヴィオは皆が帰ってきたら“お帰りなさい”って言ってね」
「うん!お兄ちゃん達・・・・いってらしゃい!!」
「「「「「「「「行ってきます!」」」」」」」」
ヴィヴィオの言葉に俺達全員が口揃えて言った後に、なのはさんとヴィータさん、そしてのび太兄さん、リインさんと俺達フォワード5人はヘリに乗り込んで地上本部へと向かった
ーーヘリ内部ーー
地上本部へ向かうヘリの中で、スバルさんとティアさんが口を開いた
「それにしてもすっかりヴィヴィオはなのはさんに懐いちゃってますね~」
「そうですね」
「そうかな・・・結構厳しく接してるつもりなんだけどな・・・」
「きっとわかるんですよ。なのはさんが優しい、って」
「そうかなぁ・・」
ヴィヴィオの気持ちを代弁するようなキャロの言葉を聞いて、なのはさんは照れ笑いを浮かべた
「もういっそ、本当になのはさんの子供にしちゃうとか!」
「え?なのはさんの養子に未だなっていなかったのですか?」
「うん・・・受け入れて貰える家庭探しは、まだまだ続けるよ」
「あの・・・多分現在のヴィヴィオを見たら絶対に納得してくれませんよ」
「「「「うんうん」」」」
のび太兄さんの言葉になのはさんはキョトンとしながら困惑した声で話していた
「えー・・・そりゃあ、ずっと一緒にいられたら嬉しいけど、本当にいいところが見つかったらちゃんと説得するよ?だって、いい子だもん。幸せになって欲しいから・・」
「いや、さっきの光景で見てても今十分に幸せですよ」
「そ、そうかな・・でも、まぁ・・そんな家庭が見つかるまでは、私が責任持って育てていくよ。それは、絶対に絶対」
「・・・・多分、なのはさんがそのまま親になると思いますよ。そう思う人手をあげて」
「「「「「「はーい」」」」」」
「ヴィータちゃんまで!?うぅ・・・なんかそれじゃ私が今考えてるのが変じゃない」
「みたい”じゃなくて、なのはさんが変なんだと思います」
「えぇ~~っ!?」
のび太兄さんの言葉を聞いたなのはさんの悲鳴と共に、ヘリの中は笑いで満たされた
必ず笑って帰りたい・・・
武side
俺は現在ギンガと二人で今後の打ち合わせを話していた
「いいか、ギンガ。今回の態勢仕入れた理由は分かるな?」
「はい、襲撃される可能性があるからですね?」
「そうだ。それともう一つ、渡しておく」
俺はギンガにある石を渡した。それを渡されたギンガは戸惑いながら俺に質問してきた
「あの・・・これは?」
「これは転移用の石だ。のび太が作った奴でな・・・」
「転移用の石!?」
「あぁ。一応、万が一と言うことで取っといててほしい」
「わかりました」
「あと・・・これははやてさん達も明日話すが、最悪のケースが怖い」
「最悪の・・・ケースがですか?」
「そうだ。もしも戦闘機人なら被害は穏やかにすむとは思えないし・・・スバルやギンガが心配だ」
「へ?」
俺の言葉にギンガはキョトンとしていた。どうやらその理由がわからないみたいだな
「相手は戦闘機人・・・その上、それの産みの親なら自然とお前達を狙ってくる可能性がある」
「っ!」
「たがな、俺達は絶対にお前達を守る。そして、そのための移転用の石をのび太が作ってくれたんだ」
「・・・ありがとう・・・ございます」
「本当なら今日はカリムを連れてご飯いく予定だったがさすがに明日の事もあるから・・・ギンガ、折角だから近くの和食店で食べ物をおごるぞ」
「え!?で、でも・・・」
「金の事なら心配するな。ほらいくぞ!」
俺の言葉にギンガは唖然としていてそして・・・
「はい!武お兄ちゃん!」
笑顔で俺の方へと追いかけた。もしも、俺の仲間や妹分のギンガやスバル、そして俺の大切な人のカリムに手を出したら・・・・
俺は神でも悪魔でも喧嘩売ってやるよ
・・・あ、蒼龍とのび太はほっといても大丈夫だから心配しない
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします