魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
エリオside
僕は現在目の前の敵を睨みながら槍を構えていた。この時の僕の直感として目の前のガリューはデータで見せて貰った時よりも強いと肌身で感じた
「「・・・・」」
はっきりいって目の前の敵はそう簡単に通してくれないし、行かせてくれないのは確かだから・・・
「キャロ、ガリューは僕に任せて」
「エリオ君」
「大丈夫。無茶はしないよ」
「・・・わかった。私はあの子を相手するから」
「うん。・・・ストラーダ、デューゼンフォルムにお願い」
《yes、Master》
僕のストラーダをデューゼンフォルムに変えたのは魔力のブースターを用いて限定空戦が可能な形態へと変化させるためでもある
「(それに・・・僕は、ある人に教えて貰ったのがある!だから・・・)ガリュー、全力で行かせてもらうよ!」
「!」
僕が切り込むのと同時にガリューもこちらへと迎え討ってきた。そして、お互いの攻撃がぶつかると同時に当たりに風が巻き起こった
「!!!」
「っっはあぁ!!」
何度も何度も刃を交えながら僕はガリューの攻撃や打開策を考えていた。何としてでも、ここは勝ちたい!
キャロside
エリオ君がガリューと戦っているのを他所に私はルーテシアちゃんから攻撃を受けてます
「お願いルーテシアちゃん!話を聞いて!!」
「・・・・話すことなんてない」
「あるよ!いっぱいあるよ!私達はまだお互いの事何にも知らないんだよ!私は、アルザスの竜召喚師!管理局の機動六課の魔導師キャロ・ル・ルシエ!ねぇ、貴女の名前は?」
私の言葉に対し忌々しげに答えながら魔力弾を放つルーテシアちゃん。だけど、魔力弾を防ぎながら自分の胸に手を当て大声で自分の意思を伝えようとしていた。これはなのはさんやフェイトさんから教えて貰ったことだけど・・・
『友達っての全力でぶつかり合っていいものなんだよ?だから私達は友達になれた』
だから・・・
「・・・名前知ってるでしょ」
「貴女の口から聞きたいの!貴女がレリックを探す理由も、考えてる事も・・貴女の事をもっといっぱい知りたいの!」
「っ!?」
「お母さんの為にレリックを探してるのは知ってるよ。だけど、駄目だよ・・・その為に誰かを傷つけたりしちゃ、不幸にしたりしちゃ・・自分がどんなに辛くても、どんなに不幸でも誰かを傷つけた先に本当の幸せなんてないんだよ」
私は力の制御ができないために故郷アルザスを追放された・・・。それを理由に自分の力を怖がり、暴走を繰り返しては周りを傷つけていた。だけど・・・この優しさを・・強さを・・・教えてくれた人たちがいる!
『力が誰かを傷つけるんじゃない。力はどこまで行っても力だが・・それを他人を傷つけるものにするか、誰かを守るものにするかそれを決めるのは自分次第だ』
『キャロがしたいことは何?焦らなくっていいからゆっくりと探してみようね』
六課に来て多くの事を学んだ。自分を信じる事、辛い過去と向き合う事、そんな自分を支えてくれる人たちが居る事だからこそ今度は、自分が間違った道に進んでる誰かを救いたい!
「(お兄ちゃん、フェイトさん・・私は今なら分かるよ)・・・私は貴女の事をもっと知りたい!教えて欲しいの、貴女の事を・・レリック探しも、お母さん探しも・・・私が、私達が力になるから!だからもうこんな事はやめて・・私と、友達になろうルーテシアちゃん!」
「!?」
私の言葉にルーテシアちゃんはこれまで冷静だったのが見られず動揺をしていた。その反応を見て、私は確信した
「(呼び掛けたらきっと、分かり合える!!)ルーテシアちゃん!」
「私は・・友達なんていらない!母さんだけでいい!私はいっぱい罪を犯した・・今さら、もう戻れない!」
「そんなことない!絶対に今からでも間に合うよ!」
「うるさい!!貴女に・・貴女に一体何が出来るっていうの!!」
「ルールー!?」
私の呼び掛けた言葉にルーテシアちゃんは激怒するようになにかに拒絶するように否定していた。そんな様子にアギト(データで見た名前とあっていたら・・・)っていう人が心配そうにこえかけていた
「貴女に・・・何がわかるっていうの!!!」
自身の迷いを振り切るように叫びを上げ、腕のアスクレピオスを交差させるルーテシアちゃん。するとルーテシアちゃんからの後方に信じられないほど巨大な魔法陣が出現する
「(これは・・・)」
「でてきて!白天王!」
天を貫く程の巨体を持った魔法生物が出現して、巨大な体を支える硬質な白い外殻、背中に生えた昆虫を思わせる半透明の膜状羽・・・
「これがルーテシアちゃんの究極召喚・・・白天王」
「貴女に・・・何がわかるっていうのよ・・・」
「止めて見せる。貴女がこれ以上苦しまないように、悲しまないように・・貴女と友達になる為に、私は絶対貴女を止めて見せる!」
私は確かな決意と共に詠唱をし始めた、今の私は彼女の苦しみをなんとしても止めたい!だから・・・
「っ!?」
強い決意と共に腕を交差させると凄まじい魔力が溢れルーテシアちゃんが作り出したそれに劣らないほどの巨大な魔法陣を出現させた
「(ルーテシアちゃんを助けたい・・・!だから力を貸して・・)天地貫く業火の咆哮、透けき大地の永遠の護り手、我が元にこよ、黒き炎の大地の守護者!」
「なに・・・この魔力は・・・」
「貴女を助けたいの・・・!竜騎招来!天地轟鳴!来よ、ヴォルテール!!」
言の葉を受け、魔法陣から炎を纏った赤と黒を基調とした外殻と巨大な翼を持つ真竜・・ヴォルテールが出現する。ルーテシアちゃんの白天王に勝るとも劣らないその巨体を持って、静かに夜の闇に佇む
本日二つ目の投稿です!!
これからもよろしくお願いします!