ニンジャストーリーズ・ハイデン・イン・ハーメルン   作:ローグ5

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ACより先にこちらの話の構築が済んだので投稿します。

今回はカニめいたニンジャが出て死ぬ!


【192X:スマッシュ・ザ・ファッキン・ニンジャズ・アーマー!】

大正エラを迎えた日本の中心地帝都東京。華やかな街では洋風のビルヂングが立ち並び、着飾ったモボ、モガ(モダンボーイ、モダンガールの略称。大変奥ゆかしい)が歩き、紳士淑女が最先端の洗練された洋食を愉しむ。

 

他方路地裏では近年の東京の目覚ましい進歩から取り残された貧しい人々が繁栄に羨望の目を向け、薄汚れた地面をうつむいて歩く。万人が幸せとなれる理想郷の実現はまだ遠く遥か彼方。人間や社会の光と闇を体現したかのような都市、それが大正エラの帝都東京であった。

 

貧富の差に公害問題、発展の裏に存在する混迷の中にある帝都東京の中心地に堅牢かつ巨大な建物があった。日本帝国軍陸軍省の建物である。

 

多くの専制国家でそうであるようにこの日本においても軍人は英雄とみなされ、多大な権力と財力を得ている。特に先進列強と呼ばれる国家の一角である日本は過日の日露戦争による戦勝もあり、陸海軍の権勢は大変なものであった。「…オガバシ君。君の請願通り件の担当者は抱き込んでおいた。金と時間はかかったがようやく、だな」

「アリガトゴザイマス!!少佐!それでは来月より製品の納入の方、200%増しにさせていただきます!」

 

そんな陸軍省の一角で洋装の男が軍人と談笑していた。軍人は陸軍においても装備を担当する部署の高官である少佐、もう一人の平身低頭するオガバシと呼ばれた洋装の男は実業家であり、陸軍への製品の納入に関する交渉に来たようだ。「うむ…これで陸軍の軍服に用いる人絹は全て君の会社の製品を使う事になった。これからは君も社員たちも日出る国を支える殖産興業の理念の先鞭となるのだ。オガバシ君、ハゲミナサイヨ!」「ハハ―ッ!」

 

オガバシが深々と頭を下げる傍ら少佐は悠然と去っていく。彼の表情は自慢げだ。彼の得意分野とはいえ随分と時間はかかった。だがそれでも今回の取引で彼は十分に儲けた。これで老後も安泰だろうと実に気分がよかった。「…ん!?」

 

だが少佐は不意に首筋にぞくりとした感覚を生じて振り返る。後ろにはまだ頭を下げ続けているオガバシがいた。それ以外は何もない。

 

「どうかなされましたか?」

「なんでもない、ただ少々寒気を感じただけだ。これは風邪かもしれんな」

「それはいけない!少佐はこの帝国の重要人物であるのです!ご自愛くださいませ」

「ハハハお気遣いどうも」

 

そうして今度は何も感じることなく少佐は去っていった。完全に去っていったのを見てオガバシは顔を上げる。その表情は先程までの人のよさそうな若社長とは異なり、ノウメンめいた酷薄な物である。そしてその瞳孔もまた蛇めいて縦に割けていた。「非ニンジャの屑めが。事の暁には貴様の娘を目の前でネンゴロにしてやる」

 

オガバシは侮蔑を込めて毒づいた。彼は今少佐を非ニンジャと言ったか?その事実が逆説的に認めるのは恐るべき事実である。すなわち、オガバシは超自然の半神的存在、ニンジャであるという事。ニンジャとしての彼の名前はドゥームアイ。古のニンジャクランの系譜を継ぐ冒涜的ですらあるジツを持ったリアルニンジャである。「それはお勧めしないな。俺は知っているが彼の娘は君が相手にする程ではないよ」「……!」

 

聞こえてきた声に凄まじいニンジャ敏捷性を発揮しオガバシ、ドゥームアイは向き直り敬礼の姿勢をとる。

 

「ドーモドゥームアイ=サン。チルハ・ニンジャです。やはりニンジャならば、そういう事するモータルにもそれなりの質が重要だよ」「ドーモチルハ・ニンジャ=サン。ドゥームアイです。お気遣いありがとうございます」チルハ・ニンジャと呼ばれた男は大佐の階級章をつけており、腰に帯びるのは「マゴロク」と超自然ルーンカタカナで銘された名刀。さらにその顔には表向きは戦傷を理由に仮面をつけている。実際目立ち、どこに居ようと人々が気付く様相である。

 

しかし、それ以上に強烈な印象を与えるのは全身より放射される、抑えられているはずなのに圧倒的なオーラが溢れている事だ。それは彼がアーチニンジャ、すなわちカイデンを受けた特級のニンジャであることを示している。その強大さはドゥームアイの百年単位で蓄えられたカラテ経験値を以てしても規格外と言えた。

 

更に最も恐るべき点としてチルハ・ニンジャは古のニンジャ英雄ケイト―・ニンジャの最後の弟子なのだという。歴史という膨大な重み、それはドゥームアイの心胆を寒からしめる凄まじさだ。故にドゥームアイはチルハ・ニンジャの組織に誘いをかけられたときに位置もにもなく承諾した。どこか絶対者への隷属を望んでいた自分の心を自覚しながら。

 

そうした事から彼は幹部となった。チルハ・ニンジャを首魁とし、多くのニンジャが所属する暗黒秘密組織―――――――「帝都の暗雷」に。

 

「しかし惜しいものだ。レッドダスク=サンの事業はそれなりに良かったのだが…件のニンジャスレイヤー=サンはまだ死んでないんだろう?」

「はっ先日もクイックロード=サンとデッドモズ=サンが殺されました。計画が近いというのに厄介なものです」

 

ニンジャスレイヤーは現在順調に大日本帝国の軍部や政財界に浸透中の帝都の遠雷にとって唯一と言っていい敵だ。彼らが殺し損ねたモータルにニンジャソウルが憑依し生まれた彼は、かつてのニンジャスレイヤーと同様にニンジャを殺し続けている。もうすでに帝都の遠雷のニンジャが6名も殺されていた。それは彼らの計画の妨げとなるタンコブアバブアイズだ。

 

「確か…カザミ・ケンジョウ君だったかな?まったく彼にも困ったものだ。少々自重してもらいたいのだが……ああでも、確かに」「確かに?」「彼の妹たちは実際良かった。刺し貫いた時……久しぶりに心が躍ったよ」チルハ・ニンジャの目が邪悪な三日月のように歪んだ。

 

 

 

 

 

 

「俺の人生経験から真理だと思う事は、幾つかある」東京湾の近く、漁業か海運で築いた財で建てられたのであろう、大きな邸宅に陰鬱な声が響いた。声の主はスシを手にしたずんぐりとしたニンジャだ。ニンジャの名前はブラックキャンサーというこの辺りの港湾事業を取り仕切るヤクザのオヤブンであり、暗黒秘密組織帝都の暗雷の構成員でもある。

 

「まず一つ目はスシはサーモンが一番であるという事だ。脂が適度に乗りまろやかで、うまい。サーモンこそが最高のスシだ。お前もそう思うだろうマゴミ=サン?」「ハァーッ!ハァーッ!思います!実際そう思います!」「「アイエエエエ……」」

 

ブラックキャンサーはスシを嚥下する。彼が顔を向けるのは縛り上げられ転がされたマゴミという中年男性だ。彼の周りには亡き妻との間に作った娘二人が転がされている。二人共目に涙を湛え必死にニンジャの恐怖に耐えていた。周りにはヤクザもいる。精神が砕けてもおかしくない修羅場インシデントにも変わらずよく耐えていた。(なんてことだ……私がこうなる事は覚悟していた。しかし、娘たちまでもが…!)

 

マゴミがこのような目に遭っている原因はひとえに言えば経済的理由に起因する。日本経済が各機だったこの大正時代では、巨大な財閥企業が次々と造船や海運に参入し先祖代々小規模な開運で利を得ていたマゴミ家は彼らに太刀打ちできず、隆盛に取り残され窮乏していた。さらに悪い事は重なるもので息子の事故死も重なり、心身ともに消耗したマゴミは最早娘たちをオイランにするしかないというところにまで追い詰められた。そんな彼に手を差し伸べたのがブラックキャンサーの率いる組織だった。

 

ブラックキャンサーの提案はマゴミの持つノウハウを活かした密輸だ。各禁制品の密売で得られる巨額の利益に追い詰められたマゴミは抗いがたく、アンセスター達への自責の念を振り切って協力を始めた。彼の会社は成長し、娘たちにも笑顔が増えてきた。これで娘に幸せな人生を提供できる。だからこれでいいのだとマゴミは自身に言い聞かせていた。

 

しかし今日突然ブラックキャンサーたちはこのような暴挙に踏み出た。理由は分からない。マゴミに渡す金が惜しくなったのかもしれないし、組織の方針に変更があったのかもしれない。それとも単なる気まぐれか。マゴミへのインガオホーは疾く無慈悲であった。

 

「二つ目、人間はカワイソウな物には手を差し伸べるが、見苦しい物は不快に感じ蹴り飛ばすという事だ。それはニンジャである俺も変わらない」「アイエッ!」陰鬱極まりないブラックキャンサーの言葉にマゴミが悲鳴を上げた。その有様を見て周囲のヤクザたちが笑う。

 

「そして俺の前にはカワイソウな娘たちと見苦しい中年がいる。俺のやることがわかるな?」

「ヤメテ……ヤメテ!」「安心しろ。俺は14より上に興味はない。男女問わずな。最も俺の親切な部下たちは別だが」ブラックキャンサーは真顔でうなづいた。同時に娘たちへ下卑た顔のヤクザたちが群がる。「「「ヒヒーッ!」」「アイエエエ!嫌だ嫌だーっ!」「ヤメテ―ッ!」何をするかは一目瞭然!おお仏陀よ!寝ているのですか!

 

「後は三つ目、ファックとキルの悲鳴が生み出す交響曲は最高だ。マゴミ=サン、簡単には死なせないぞククク……!」「アアアアアアアアアアアアアア!!!」マゴミはただ絶望の悲鳴を上げる。嗚呼、嗚呼これが犯罪の報いとすればあんまりだ。罪人である私はともかく何故娘たちまでもがこんな目に!

 

(仏陀よ……ヤオロズの神々よ……!私は永久に地獄に落ちても構わない……!だがどうか、娘たちには慈悲を……!!)マゴミの悲痛な願いは神々に聞かれることはない!この世にあるのはただニンジャの暴力だというのか!またしてもニンジャに一つの家庭が破壊されてしまうというのか!

 

だがこの世にあるのは絶望だけではない。邪悪ニンジャに因果応報の死を与える闇夜を駆ける赤黒の死神、ニンジャ殺しのニンジャも存在するのだ!!!

 

「Wasshoi!!!」「「「アバーッ!!!」」突如として邸宅の壁が砕け散る!壁の一部が飛散すると同時にスリケンが飛びヤクザの頭部を射抜いて巧妙に貫通殺した!

 

「何だと…イヤーッ!」飛んでくるスリケンに対してブラックキャンサーは側転を打つ!後に残されたスシ皿がスリケンの直撃を受けて砕けた!ブラックキャンサーは乱入者に向けてカラテを構える。

 

「ドーモブラックキャンサーです。貴様があの……!」乱入者もまたニンジャ。血のように赤黒い装束に面頬には恐怖を煽る地獄的書体で「忍」「殺」と刻まれている!その姿にブラックキャンサーは覚えがあった。この姿のニンジャは彼の所属する帝都の暗雷に敵対する……!

 

「ドーモブラックキャンサー=サン。ニンジャスレイヤーです……!」押し殺した地獄めいた声が邸内に響いた!殺戮者のエントリーだ!

 

「我らにあだ名す国賊めがおめおめと……!者どもかかれぇ!」「「「「ウオオオー!」」」」ブラックキャンサーの号令の元手下ヤクザたちが襲い掛かった!四方八方からニンジャスレイヤーに向けてドスやボーで武装したヤクザが殺到する!

 

「ザッケンナコラー!」「イヤーッ!」「アバーッ!」ニンジャスレイヤーの右足の一撃がドスを構えて突進するヤクザの首をへし折る!

 

「ザッケンナコラー!」「イヤーッ!」「アバーッ!」ニンジャスレイヤーの左足の一撃がドスを構えて突進するヤクザの首をへし折る!

 

「ザッケンナコラー!」「イヤーッ!」「アバーッ!」ニンジャスレイヤーの右腕の一撃がボーを構えて突進するヤクザの首をへし折る!

 

「ザッケンナコラー!」「イヤーッ!」「アバーッ!」ニンジャスレイヤーの左腕の一撃がボーを構えて突進するヤクザの首をへし折る!

 

「イヤーッ!」最後の一撃の勢いのままニンジャスレイヤーはスリケンを投げた!回転を載せた曲射を交えた鋼鉄の星は内二つがガードを潜り抜けてブラックキャンサーに突き刺さる!「グワーッ!」ずんぐりとした体の芯に響く憎悪と殺意をカラテ乗算した強烈な投擲だ!

 

「チィーッ!」そのままブラックキャンサーは窓を突き破って撤退。そのまま下に待機していたヤクザバイクやヤクザカーと共に逃走を図る!だがニンジャスレイヤーの分の乗り物はない!このまま逃げられてしまうのか!?「……足はないか?」ニンジャスレイヤーはマゴミを一瞥し質問した。邸宅には車庫があり、この時代では珍しい車庫の存在から彼は足の存在を連想したのだ。

 

「……バイクが、あります、私の死んだ息子のバイクが。毎日のように整備しておいたから乗れるはずです」「使わせてもらおう」「うう…当然の事です。でも、ニンジャスレイヤー=サン私はどうしたらいいんです……」「どう、とは?」マゴミはうなだれている。彼の身に息子の事故死から今日この日まで起きたことを考えたならば自然であろう」

 

「娘を助けてくれて本当にアリガトゴザイマス。でも私にはもう何もない。これから一体どうしたら……!」「知らないな」ニンジャスレイヤーは謹厳に答えた。

 

「俺にとっては関係のない事だ。だが言えることがある、お前にはまだ家族がいるだろう。……俺と違って」ニンジャスレイヤーは娘を抱きとめるマゴミをじっと見据える。その目には憎悪以外の感情があった。「ハイ。私にはもったいないほどの」「なら、守る為に生きろ。バイクはありがたく使わせてもらう。イヤーッ!」

 

「オトウサン…!」「パパ…!」抱きしめあう親子たちをよそにニンジャスレイヤーは窓より飛び降りて車庫に飛び移る。ニンジャ筋力で車庫の扉を破り、中のバイクを起動する。質素ながらもよく整備された良質なバイクの、うなりを上げるエンジンの向こう側に赤と黒の二色のペンキが見えた。ニンジャスレイヤーは決断的にペンキ缶をつかみ取る!

 

(そうだ。俺にはもう家族などいない。カザミ・ケンジョウは死んだ)

熱を帯びた超自然の手により決断的な赤と黒がバイクのボディに蒸着される!赤と黒のサツバツたる彩色になったバイクにニンジャスレイヤーはまたがりアクセルを押し込んだ!

 

(故に奴らを、ニンジャを殺す!リコとアズサを殺したニンジャを惨たらしく殺す!)

「イヤーッ!!!」ニンジャスレイヤーはロケットスタートをかけた!邸宅の門を飛び越えヤクザとニンジャを追う!殺戮のカラテロケットが解き放たれる!

 

 

 

 

 

 

 

この時代においてはまだ車の数が少ない事もあり、まばらな夜道を数台の車とバイクが疾駆する。「アバーッ!」薬物酩酊状態でふらふらと歩いていた浮浪者をひき殺してもその速度は全く変わらない。「ドグサレッガ……!」ブラックキャンサーは毒づく。話には聞いていたが件の凶人に自分が襲われるとは。一刻も早く他のニンジャと合流して数の優位を保ち戦わなくてはいけない。まずはノミカイや奴隷トレードを通じて親しいヒドウアローの元へ……!

 

「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」「「アバーッ!」」後方で爆発音!「ナニッ」ブラックキャンサーは慌てて振り向く。後方では殿を任せていたヤクザカーが爆発炎上!その上をバイクに乗り飛び越えていくのは……「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーだ!

 

「「「「「ザッケンナコラー!」」」」」ヤクザライダーたちが手にしたチャカガンやダーツ型爆弾を用いてニンジャスレイヤーを狙う!対するニンジャスレイヤーは臆せず、さらに加速した!

 

「タマトッタラ―!」BLAM!BLAM!ヤクザライダーはニンジャスレイヤーに向けて発砲!しかし弾丸は当たらず「イヤーッ!」お返しとばかりにニンジャスレイヤーはスリケンを投げた!「アバーッ!」脳天にスリケンを受けたヤクザライダーは転倒しバイクと共に爆発!

 

「タマトッタラ―!」BLAM!BLAM!ヤクザライダーはニンジャスレイヤーに向けて発砲!しかし弾丸は当たらず「イヤーッ!」お返しとばかりにニンジャスレイヤーはスリケンを投げた!「アバーッ!」脳天にスリケンを受けたヤクザライダーは転倒しバイクと共に爆発!

 

「タマトッタラ―!」ヤクザライダーはニンジャスレイヤーに向けてダーツ爆弾を投擲!「イヤーッ!」しかし爆弾はニンジャスレイヤーのカラテに跳ね返された!「アバーッ!」跳ね返されたダーツ爆弾によりヤクザライダーはバイクと共に爆発!

 

「タマトッタラ―!」ヤクザライダーはニンジャスレイヤーに向けてダーツ爆弾を投擲!「イヤーッ!」しかし爆弾はニンジャスレイヤーのカラテに跳ね返された!「アバーッ!」跳ね返されたダーツ爆弾によりヤクザライダーはバイクと共に爆発!

 

爆発を背にニンジャスレイヤーは赤黒の矢とかし更に加速!「イ、イヤーッ!しつこすぎる!何なんだお前は!?何故其処まで俺を狙う!!?」恐怖を湛えた目で窓からブラックキャンサーはスリケン投擲!だが当たらない!ニンジャスレイヤーはさらに加速して距離を詰める!

 

「知れた事よ!貴様らニンジャ共を残酷に殺す!それこそが儂の本懐よ!フルスロットルで引き絞ると共に背後で引火による爆発!「忍」「殺」の書体がブラックキャンサーのソウルを恐怖で煽った!

 

ニンジャ殺すべし!慈悲はない!イイイイイヤアアアーーーッッッ!!!」ブラックキャンサーのヤクザカーに突撃した!

 

CABOOOOOOM!!!!「「「アバーッ!!!!」」」「グワーッ!」ブラックキャンサーは大爆発を起こす車内から放り出され地面にウケミも取れず叩きつけられた!「ハァーッ!ハァーッ!凶人め…!呪われ…「逃がさんぞ」アイエッ!」傍らにバイクを止めたニンジャスレイヤーがすでにそこには立っている。「イ、イヤ…「イヤーッ!」「グワーッ!」ブラックキャンサーが完全に復帰するよりも早くニンジャスレイヤーが拳を叩き込んだ!

 

「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」

 

「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」

 

「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」

 

ニンジャスレイヤーはブラックキャンサーを殴る、殴る、殴る!こうなってはカニ・ニンジャクランの強力なニンジャ筋力も活かしようがない!殻をたたき割られ身を穿り出され喰われるカニめいて、ただただなされるがままだ!

 

「アバ…アバババ……」グロッキー状態でよろめき後ずさるブラックキャンサーを前に「イヤーッ」ニンジャスレイヤーは回転ジャンプで距離をとる。そして両脚に力を籠め、殺意と共にブラックキャンサーを見据えた!「イイイ……ヤアアアーーーッッッ!!!」GOWM!ロケットエンジンめいた風と焔による加速と共にニンジャスレイヤーはトビゲリを繰り出した!

 

「アバーッ!!!サ、サヨナラ!」凄まじいトビゲリを胸に受けブラックキャンサーは吹き飛び、地面に落ちると共に爆発四散した!因果応報!!!

 

ニンジャスレイヤーは無言で焼け焦げた巻物をつかみ取ると赤黒のバイクにまたがり再び走り出した!全ては帝都の暗雷のニンジャを殺す為!奴らに、チルハ・ニンジャに因果応報の死を与える為!ニンジャスレイヤーは走り続ける!「イヤーッ!」憎悪のアクセルをかけ、いまだ深い帝都の闇へ突っ込んでいった!

 

走れニンジャスレイヤー!走れ!全てのニンジャを殺す為に!

 




シンプルにニンジャが出て殺す短編でしたがいかがだったでしょうか?
感想の方お待ちしています!

後原作のシャード・オブ・マッポーカリプスめいた形式で見たい設定などがありましたら、活動報告の方でアンケートしているのでヨロシクオネガイシマス!
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