翔握の戦いの中で舞う翼   作:夜南 黒姫

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どうも、夜南 黒姫です。
こちらでもひっそりとやっていきます。よろしくお願いします。

それではお読み下さい。


始まり

地球~東京~

 

「・・・?星と翼のパラドクス?」

 

東京都内のとあるカフェ。夕焼 零(ゆうやき ぜろ)は数少ない友から新ゲームの話を受けていた。

 

1番の友人の名は夜霧 風冴(やぎり ふうご)。このゲームを進めてきた張本人である。彼は生粋のゲーマーであり、このゲームも彼が先行でプレイして報告してきたものである。得意なゲームはアクションゲームらしい。

 

「ああ!くっそ面白かったぞ!」

「・・・俺にはわからん。」

「やってみろよ!な!?」

「・・・だいたいあのゲーム見た感じめちゃくちゃ揺れるじゃねえか。困るんだよ。」

 

どこかのガンダムのようなコックピットにはシートベルトがあり、もう律儀に揺れるよって言う説明をしているようであった。

 

「それがいいんじゃねぇか。なあ!」

「困るんだよ。俺はな」

「・・・往生際が悪いぞ!やりたいって言えよ!」

「断る。(お前と戦って勝ってやる。なんて面倒な展開は避けたいしな)」

 

そう言うと、伝票を握りしめ、零は出口へと向かっていく。

 

「零!もう行くのか!?」

「もっと楽しんでけよ!」

「悪い。俺は用事があるんだ。じゃあな。」

 

そう言うと零は、さっさと会計を済ませて、フードを被った後でお店を静かに出る。そうすると後ろで風冴が

 

「絶対やれよ!約束だからなー!」

 

・・・あいつだけはくたばってくれよ。

 

そう心の中で思いつつ。零はお店を後にした。

 

 

 

 

「ただいまー。」

 

俺は誰もいない家に帰ると、早速シャワーを浴びに風呂場へと移動し、羽織っていた服を脱ぎ、そのまま風呂へと

 

「・・・星と翼の・・・ねぇ。」

 

風冴に言われたゲームのことを、俺は頭の中で考える。

 

話を聞いた限りでは、ただ単純な操作ゲームでは無いらしい。なんでもキャラクター。さらには機体にも魅力があるんだとか。さらにはその座席が動いたりするらしく。まさに本物って感じがするらしい。

 

風冴がプレイしてた動画を見たが、余程操作が上手くなければ相当難しそうだった。

 

「・・・今度やって見るか?」

 

俺もなかなか。ゲーマーなものだから、こんなことを言われるとやりたくなってくる。

 

ちなみにこんなことを言うのもあれだが。俺は風冴に負けないほどのゲーマーである。なのでこんな感じに言われてしまうと俺も影でこっそりとやりたくなってしまう身体なのだ。

 

「・・・よし。」

 

シャワーを浴びて、俺は時計のタイマーを朝早くゲーセンが開く時間に設定する。

 

「おやすみ。」

 

 

 

 

・・・ziririririri・・・

 

明日になり。俺は早めにゲーセンへと入店する。

 

やはり早い時間なのか、人はほとんどいなくて。目的のゲーム。「星と翼のパラドクス」の稼働台まで到達したが・・・

 

「うっ・・・」

 

2人が、1台置きでゲームをしていて、チキンな俺には到底きつい状況でした。

 

しかも4台しか置いてないもので。悪意のある配置だ。

 

「どうしようか。」

 

俺が悩んでいる。そんな時。後ろから爽やかな。青年に話しかけられる

 

「やらないんですか?」

「え?」

「いえ・・・やりたそうだったので。」

「・・・」

 

図星の質問に、俺は苦い顔をする。

 

「俺は・・・静かに。1人の時にやりたいな・・・なんて。」

「なるほど。1人で静かにできる所がいいと。」

「ええ。あればの話ですがね・・・ははは・・・」

 

俺が笑いながら冗談みたいに言うが、隣の青年は何か難しい顔で悩みながらしばらく・・・そして。

 

「ありますよ。静かにできる所。」

「ほんとですか?」

「ええ。ご案内しましょう」

 

そう言うと、なんか店員さんと話して、鍵をもらっている・・・そして

 

「行きましょう。こちらですよ。」

 

そう言うと俺は、何かに導かれるようにその青年について行ってしまう。・・・なんだろう。

 

なんか違う。そんなのは分かっていることなのに。なのに俺は上手く理性が働かない。

 

―早くおいで?―

 

「っ!?」

「・・・どうかしました?」

 

不意に声が聞こえたような気がして、俺はその場で身構えてしまう。青年は俺を心配そうな目で見る

 

「なんでもないですよ・・・幻聴か」

「では・・・こちらです。」

 

そうこう言ううちに。俺達は倉庫のような場所へとたどり着く。青年は鍵を使い、入口を開けると、その隣にある電気を付ける・・・そこには

 

「・・・ガンダム?」

 

そこには、ガンダムのような、ロボットゲームで見るような、まさに機体とも呼べるものがそこにあった。

 

「・・・ガンダム・・・ではないですね。こいつの名称は駆動機(エア・リアル)と呼ばれるものです。まぁ・・・簡単に言えばガンダム・・・の宇宙人バージョンですよ。」

「宇宙人?」

 

俺が疑問形で尋ねると、青年は機体に触りながら懐かしいような感じで答える。

 

「ええ。数年前ですが・・・国も気づくことの無いような隕石の飛来がありましてですね。完全ステルスの。」

「・・・それは見えないということですか?」

「ええ。衛星も感知することは出来ませんでした。しかし、私達は見つけたのです。このエア・リアル。正式名称XZM-011(ソリディア)をね。」

「・・・」

「おっと。それでなんでしたっけ・・・そうだ。このゲームのことは知ってますか?」

 

あぁ、それは風冴から嫌という程教えられました。

 

確かパートナーと共に2つの陣営で戦争する・・・でしたよね?

 

「ええ。そこまではOKです。では、そのパートナーたちは。何処にいるかおわかりでしょうか。」

「居る?ゲームなのに?」

「いえ。この機体がある時点で最早ゲームの話ではないんですよ。考えて見てください。本当にゲームだけの話だったらこんな機体が降ってきますか?」

「・・・」

 

確かにおかしな話だ。ソリディアと呼ばれる機体は、確か初期から選べる機体の1つで、ゲームの中でしか存在しないはずのものなのだ。・・・だから。

 

「これはゲームなどではない。そしてその世界があることも。」

「世界?」

「ええ。私はコイツをガンダムの宇宙人バージョンと言いましたね?つまり。コイツが降ってきたのは宇宙なんですよ・・・。」

「っ!」

「もうお分かりでしょう。つまりコイツの世界では2つの陣営で戦争が起きている。つまりそういうことになりますね。」

 

なんてことだ。SAOじゃあるまいに。

 

しかし、これで疑問が晴れた訳では無い。これを取り返しに来るんじゃないのか?宇宙人が。

 

「ですが、問題はここからです。向こう側はこいつを取り返すことなく。新たなシステムを開発しました。それをリアダイブ・システム。また、ダブル・エントリーシステムです。」

「・・・?」

「簡単に言えば向こうの世界に行けるってことですよ。アーケードとして置いてあるのはその練習みたいなものです。」

「まじか。」

「ええ。そして・・・リアダイブ・システムなんですが・・・このソリディアに搭載されています・・・なので・・・」

「まさか?」

「はい。あなたに言って貰おうかと」

 

・・・その後。半強制的に俺のNESiCAでプレイヤー登録をすませる・・・プレイヤーネーム?そうだなぁ・・・

 

「ゼロでいいや。なんか馴染み深いしな」

「では・・・コックピットに入って貰えますか?」

 

そう言うと俺はコックピットへと入る。

 

その直後。入口が閉められ、突然通信が入る

 

「・・・向こうの世界をお願いします。」

 

その後、画面が光だし・・・俺の意識は消えていった・・・

 





字数少なめです。内容薄くてすいません。

お読み頂きありがとうございます。
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