アカデミーの先生だけど   作:秋英

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ギャグが書きたい。自分で書いていてギャグが書けているのかわからない…


はじめて

どうしよう?

俺はこの日から晴れてアカデミーの教員となる。

だがしかし、俺にはこの時すごく大事な問題を抱えていた。

それは、子ども達とどのように接すればいいかということだ。

アカデミーの教員の仕事引き受けておいて言うのは何だが生まれて来て21年、10歳近く年を離れた子と話した事がない。

だが、現実を見なければいけないだろう。

なぜならば俺は副担任を任されたのだ。

そして今,最初の難関が目の前にある。

きっと誰もが経験した事があるだろう。その名も自己紹介。

何を話したらいいのか、さっぱりわからない。

忍同士だと名前を言って、はい、終わりという感じだったからなー。

 

「今日から君たちの担任になる。うみのイルカだ。すきな物は一楽のラーメン。嫌いな物は混ぜご飯だ。これから一年よろしく頼む。」

 

そうか、こうすればいいのか。

勉強になる。さすがはこの仕事を何年やっているかは、わからないが先輩であり、担任様々である。

 

「そして、こちらが君たちの副担任である。」

 

イルカ先生が俺の方を向いてくる。

落ちつけ俺、さっきイルカ先生がやったみたいにやればいいだけなんだ。

 

「今日から君たちの担任になる。うみのイルカだ。あれ?」

 

教室が静かになっていくのがわかる。

間違えた。真似しすぎた。名前まで真似してしまうとは…。

教室どっと笑いが起きた。

顔が熱くなるのがわかる。恥ずかしすぎる。

いや、違う、これはわざとなんだ。この笑いを見る限り掴みはばっちしと見た。

そういうことにしておこう。しといてくれ。頼むから。

 

「冗談だ。冗談…ハハハ」

 

何人に今の言葉が聞こえただろうか?

この喧騒の中で聞こえてる人がいるんだろうか?

 

「コラァ!!お前ら静かにしろ!!」

 

教室が静かになっていく。

イルカ先生が俺の前に立ち静かにするように言ってくれた。

あなたが輝いて見えて仕方がない。

 

「先生どうぞ、もう一度」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

イルカ先生がもう一度チャンスをくれたんだ。

次こそは、というか一度失敗してるからか恐くない。

いや、失敗じゃないんだよ。本当に。

 

「じゃあ、気お取り直して、副担任になる。春風ヒビキだ。好きな物は甘い物で、嫌いな物は苦い物だ。これから一年間よろしく頼むぞ。それとさっきのはわざとだからな」

 

俺の自己紹介が終わった。いろんな意味で。

 

「それじゃあ、みんなにも自己紹介して貰おうかな。そこの君から」

 

そう言ってイルカ先生は、いちばん左の子を指して言う。

すごいなイルカ先生は、俺と2つしか違わないのに、すごくしっかりしている。

ため息が出てくる。まさか一番最初から失敗してしまうなんて。

これからやっていけるのだろうか?

1年間もこのクラスの子たちとやっていかなきゃいけないのに、肝心な一番最初をミスるなんて。

 

「それでは、これから18名でやっていくからな。よろしく頼むぞ」

 

しまった。いつの間にかクラスの子達の自己紹介まで終わってる。

 

「今日はこれで終わりだ。明日からは普通に授業があるからな。用意は怠るなよ」

 

今日は自己紹介だけで終わるのか。なんにも把握していない。

 

「それじゃあ、今日は解散とする。寄り道するなよ」

 

そう言ってイルカ先生が教室を出ようと歩いていく。

俺もそれについて行く形で出ようとする。

 

「ヒビキせんせーい、さよーならー」

 

生徒の一人に声を掛けられる。

やばい。少し嬉しい。これだけの事なのに…。

 

「さようなら。寄り道するんじゃないぞ」

 

「はーい」

 

声を掛けてくれた生徒は、走り去っていく。

廊下を走っているが、嬉しくて叱る気になれない。

俺の足取りは軽く職員室に向かって歩いていた。

 

「ヒビキ先生、少しよろしいでしょうか?」

 

職員室に着くとイルカ先生に話掛けられた。

 

「何でしょうか?」

 

「これ、うちのクラスの日程です」

 

渡されたのは、時間割だった。

そうだ、明日から授業があるんだった。

俺が受けるわけでもないのに授業という響きが何かやる気をなくす。

 

「そうだ、イルカ先生。生徒の名簿ありませんか?さっきだけでは覚えきれなくて」

 

「ありますよ。取って来るのでちょっと待っていて下さい」

 

イルカ先生が名簿取りに、何処かに行ってしまった。

これで自己紹介聞いていなかった事はばれないだろう。

 

「ヒビキ先生、ありました。これがうちのクラスの名簿です。それと、明日の授業内容ですが」

 

イルカ先生と明日の授業で何をやるのか話しあってく。

といっても大体がイルカ先生が決めてくれていてサクサクと決まっていく。

大体の話し合いが決まり今日はこれで解散ということになった。

だが、俺はこれだけでは終わらない。

聞いてなかった自己紹介のために名簿を見て生徒の顔と名前を一致させなければならない。

名簿開き顔と名前を一人ずつ覚えていく。

その中に今日、最後にあいさつをしてくれた子を発見する

朝露ミウそれがあの子の名前だ。

考えてみたら、あの時の俺友達がいないくてはじめて声を掛けられたみたいな反応してなかったか?

それか女の子に声を掛けられて浮かれてる子。

どっちも何か残念だ…

 

「俺はぼっちでもロリコンでもない」

 

一人で何言ってんだろ。悲しくなってきた。次に行こう。

一人一人の名前を一致させてく。

 

「げぇ、日向の子がいるよ。めんどくさいなー」

 

日向ネジ。それが名簿に書かれていた名前。

あんまり関わりたくないなー。

はぁー。前途多難だ。




原作の2年前です。
ミウちゃんはちょこちょこっと出していく予定です。
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