アカデミーの先生だけど   作:秋英

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お久しぶりです。一、二週間くらいかな結構かかってしまった。
一応理由はあるような、無いような…
それと、今回心の中で思っているところ『』入れてみました。
うまく出来てるとは思えないけど…orz


休みが

タロ君はあの日から一度もアカデミーには来なかった。

家にまで行ってみたが俺とはあってはくれなかった

そのままアカデミーは長期休暇に入り、2日目となる。

 

長期休暇はアカデミーでは、年に一度だけしかない。

俺の時代にはそんなものは無かったが、戦争が終わり何年か経って急いで忍び育成する必要性がなくなってから出来たらしい。

 

長期休暇といっても教員は仕事がある。

主にアカデミーの事務仕事か任務の受付などをやったりする。

だが、補助教員という立場の俺はその仕事がない。

 

長期休暇の初日は、タロ君の家に行き宿題やら過ごし方などを親御さんに話したり、休みであるはずがアカデミーに顔出ししたために事務仕事を手伝わされ結構忙しい日になってしまった。

2日目は家でゆっくりと家でゴロゴロする予定だったが…。

 

「それではおぬしに任務を言い渡す」

 

『休みが欲しい。長期休暇初日からやらなくてもいい仕事をやらされ俺には休みというものがないのか?』

 

「北の森に現れた猫の捕獲とその猫を依頼主のもとに送り届ける任務じゃ」

 

「ね、猫ですか?それは、Dランク、よくてもCランクの任務ですよね?俺ではなく下忍にやらせればいいじゃないですか」

 

「いや、Bランクなんじゃよ。その猫がちとやっかいでのぉ。おぬしは確か猫婆と武器などのやりとりしておったの」

 

「猫婆?確かにやっかいになていますが…。もしかして、その猫って言うのは忍描ですか?違いますよね?違うと言ってください」

 

「うむ、忍描じゃよ。そこで猫婆と面識のあるおぬしに目処が立ったというわけじゃ。猫婆のところまでは信頼された者しか行けんからのぉ」

 

『確かに猫婆の所の忍具は色々と良いのが揃ってるからお世話にはなってるけど…。忍猫って結構強いんだけど、下手したらやられちゃうよ?』

 

「火影様、私には荷が重すぎるよ一一」

 

「一応少々手荒くなっても良いと言われておる」

 

『最近話をちゃんと聞かれない事が多くなってる気がする…』

 

「それと、今回の任務はツーマンセルでやって貰う。入ってきなさい」

 

後ろの方でガチャリと扉が開く音がした。

後ろの方で失礼しますと、少し幼いような声が聞こえる。

俺は声の人物を確認するために後ろに振り向く。

 

「綺麗だ」

 

俺の口はそう呟いていた。

声の人物は少し幼いような感じがするが、かっこいいと綺麗が混ざった顔立ち。

背は女性にしては大きい方で、胸は後はもう少し欲しい。

 

さっきの声が聞こえていたのかうつむき顔を赤らめている。

恥ずかしがっているのだろうか?

 

『恥ずかしがっているところも綺麗、いや可愛いな』

 

彼女は顔を赤くしたまま、こちらの方へ歩いてくる。

俺の目の前まで来て

 

「ぐぁっ」

 

グーで殴られた。

 

『な、なんで殴られたの?俺悪い事してないよね?』

 

「あんた何人に同じような事言ってんだい?紅さんとアンコさんからあんたには気おつけるようにって、言われてるよ」

 

『紅さんにアンコさんなんて余計な事を、というか俺はそんなに誰彼構わずに言ってるわけではないし。言っていたとしても今この人を合わせて四人くらいだ!』

 

と思っていても言える勇気はない。

 

「これ、やめんか。おぬしの気持ちわからんでもないが、任務の話がまだ終わっておらん」

 

『それって話が終わったらまたこの状況になるってことですかねー?』

 

「ヒビキよ。今回おぬしと組んで貰う者じゃ」

 

「犬塚ハナ。獣医だよ。よろしくはあまりしたくないけど…よろしく」

 

「あはは…よろしく」

 

彼女、ハナが右手を前に出す。

握手をする気はあるようで、俺も右手を出す。

握手をしている手が痛いが、きっとそれは気のせいなのだろう。

 

「て、獣医?」

 

「うむ。手荒くしても良いと言われておるが、万が一の時を考えての」

 

「いや、そういう事では…戦闘の方は?まさか、私ひとりにやらせるなんて事は無いですよね?」

 

「獣医でも戦闘は出来る。だが、獣医は獣医。戦闘面ではおぬしが主体となるだろうな」

 

「火影様、やはり今回の任務俺ではにがおも一一」

 

「わかったかい?そういうわけだから一時間で支度をしな。木ノ葉の門の前で集合だよ」

 

そう言ってハナはせっせと部屋から出ていく。

 

『話を聞かれなかったり、遮られる頻度高すぎだろ。もしかして俺、影薄かったりするのかな?』

 

「ヒビキよ。おぬしはもう少し自分に自信を持て。少なくとも、ワシはおぬしがやればできるという事を知っておる。今回の任務期待しておるぞ」

 

火影様まで部屋から出ていき、俺は一人取り残される。

 

『信頼してくれるのは嬉しいけど、無駄にプレッシャー懸けるのやめてくれませんかね?火影様…』

 

俺は部屋の中でひっそりと目からしょっぱい汗が出てくるのを感じた。

 

 




一人称だから『』入れる部分に悩んだのは作者だけの秘密。
あと何話かこれでやって、様子見かな?
読みにくいようだったらすぐに辞めるけど…
作者の文才が無さ過ぎてどっちにしても変わらないような…

あと、この小説がこのまま更新停止するんじゃないかと思った人。
楽しみにしてる人がいるかはわからないがテンテンが出るまでは書く
この何週間かでド根性忍伝見るくらいには愛情?あるか(ry

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