黒歌が可愛くてつい始めた話。   作:楯樰

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つい黒歌が可愛くてやった。

反省?
後悔?

そんなもの……する訳がないッ!


……スンマセン。色々更新滞ってますm(_ _)m


玄関前のプロローグ
夢が現実になる日


 唐突だが俺は転生者、というやつらしい。

 

 俺みたいな、前世(?)の記憶がある奴の事をさすのだそうだ。

 Go○gl先生が言ってた。

 

 そして今居るこの世界はハイスクールD×Dの世界である事がわかって居る。

 ……いや俺、痛い子じゃないし。

 厨ニ病は終わったし……ないよね。

 寧ろ俺がツッコミを入れたい位だってのに。

 それなんて二次小説? ……とまぁそんな具合に。

 なんでこの世界の事が分かったかと言えば……ま、色々で追々だ。

 ちょっとしたチート能力だということぐらいだ。

 

 ……まぁ、そんな俺のチート能力はともかく。

 

 15、6年に渡って『前世の記憶がある』という秘密を俺は誰にも話さずにいる。

 今も尚誰にも話していない。

 新しい父にも母にも。

 ……いや、人は変わった気がしないんだけど。

 前世と同姓同名に加えて同じ顔。

 まぁ自分の、何かに秀でたようでない顔も変わって居なかったから、おそらく遺伝子的にもなにも変わっていない気がする。

 

 うん。

 

 ……話を戻すが彼是(あれこれ)をひた隠しにしてきたわけだ。

 一応聞き分けの良い子供を演じてきた訳だ。や、頑張れば役者になれるかもしれない。……そんな事は無いか。

 と、まぁほとんど同じ人生を幼少の頃から歩んでいるとはいえ、それでも人生のやり直しは発狂モノだ。

 だがしかし俺はなんとかやってこれた。

 それというのも、この世界がハイスクールD×Dの世界だと知って、夢が出来たからだ。

 ……その、神様転生でチート能力を貰ったわけでもない俺の発狂抑制の夢もしくは野望。

 それはこの世界で起こる『ハイスクールD×D』への原作介入……ではなく。

 美女率の多いこの世界でハーレムを持つ……事でもなく。

 

 介入と言えば介入かもしれない。

 

 俺はある登場人物と健全なお付き合いがしたいのだ。

 具体的には夫婦の関係くらいになりたい。

 

 そう、この迸る熱情はフォーエバーなのだ。

 

 ……自分でも何をいっているのか分からない。

 

 いや、今起こっている現状に俺は浮かれているのだろう。

 きっとそうなのだ。そうだと言ってくれよバーニィ。

 ……そんな浮かれている、これから起こりうるであろう物語の主人公が聞けば「小さい夢だな」と言われそうな野望を持つ俺。

 だがしかし、かつての前世では大きく愚かな夢。

 

 自分が積年望み求めるその登場人物。

 猫魈、という仙術に長けている猫又の妖怪――。

 

 ――猫魈の「黒歌」。

 

 起こりうる『物語』でSS級の犯罪者、『禍の団』のテロリストの一人になっていた心優しき白猫の姉が、自分の家の前に傷つき倒れていた。

 ……思わず信仰してもない神様仏様に手を合わせたのはご愛嬌ということで。

 

 

 

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