何もかも、そう上手くは運ばないってことだよなあ。俺の場合は、すべてに邪魔が入っている気がするけど。
慨嘆しながら、俺は電話中の沙織さんを見つめた。
電話の内容は、俺のシベリア行きについてだ。そして、それは見るからに難航していた。
今、俺は沙織さんの執務室にいる。
他の奴らは
俺は出かけるから、帰ってくるまでにセブンセンシズの限界にまで目覚めろと言っておいたからな。
続いてエイトセンシズにまで目覚めてもらう予定なのは内緒だ。
瞬に勝てたら修業の成果を認めると言ってあるので、瞬も抜け出せまい。黄金聖闘士と比較すると分が悪いが、実質、あの中で最強は瞬だ。瞬に勝てたら及第点。俺に勝てたら満点というところか。
むろん、そのままでは勝てない。だからこその修行だ。
シベリアから帰ってきたら、勝てるように、勝てずともせめて一矢報いることができるようにしごいてやるぜ。血涙を流すまでみっちり鍛え上げてやろう。楽しみだな!
ふっふっふと含み笑いをしていると、ふいっと小首をかしげてこちらを見た沙織さんに睨まれた。あげく、シーッと口元に人差し指を当てるゼスチャーを送られた。
うるさいってか?
俺は慌てて顔を引き締めた。
ちなみに辰巳はこの場にいない。俺がお嬢さんと一緒にいると騒ぎ立ててやかましいからか、お嬢さんは辰巳に記者会見の後始末を命じて追い払った。俺にしても願ったり叶ったりだ。
電話口に向かうお嬢さんの顔つきが少しずつ険しくなっていく。眉間の皺が一本増えた。意見の対立がよほど気に障るんだろうか。
と、他人事のように言っているが、実は、電話の内容なんか全部聞こえていた。
この距離で聞かずにいろというのが無理だ。聖闘士の聴覚だと、聴こうとしなくても勝手に聞こえてくるんだぜ?
だから、俺のシベリア行きについて話してるってのも、それが難航してるってのも分かってるわけだ。
難しい顔で電話相手をなだめたり脅したり、とにかく丸め込もうとしていた沙織さんが、表情を曇らせる。一言二言を相手に告げて、受話器をフックに戻した。
機嫌が悪くても叩きつけたりしないんだよなあ。お嬢さんは。
育ちの違いに感心するのはこういう時だ。
「すみません。便宜を図ってあげたいのは山々なのですけれど、少し難しいようで……いえ、はっきり言いましょう。グラード財団は、あなたのシベリア派遣に関して役立てません」
「分かった」
「訊いても、かまいませんよ?」
何を? 理由をか?
それなら電話の中身が聞こえてたからいいぜ。ソ連との関係の問題だろ?
お嬢さんは、不承不承と言いたげにうなずいた。
「ええ、聖域ならばともかく、今の私ではソビエト連邦には
「グラード財団の力だけではってことか」
「ええ、今まであなた達を呼び戻せたのは聖域を介しての影響力も大きかったのですよ。でも、聖域越しでは……」
分かってる。今度は正真正銘、痛む腹を聖域に探られる。火はぼうぼうだ。
前回では、疑わせて探らせて、その手を逆に引っつかんで乗り込もうって計画だったからいいが、今回は違う。それでは困る。
仕方ないさ、と俺はお嬢さんに肩をすくめてみせた。
聞こえてたってのもあるけど、最初からそこまでの期待はしてない。俺の話を信じてくれただけでも恩の字だし、氷河に関しちゃ俺のせいでもあるからな。自力で何とかするさ。
お嬢さんは難しい顔のまま、電話のコードを神経質なほど形良くととのえた。
「行くだけなら何とでもなるのです。行くだけなら。ですが、聖域ならばともかく、グラード財団の手の者がソビエト連邦の有する聖闘士に干渉する、それが問題なのです」
「氷河は」
「分かっています」
氷河はソ連に属してるわけじゃないと言いかけた俺を、沙織さんは溜息とともにさえぎった。
「体面上の問題なのですよ。アメリカ寄りのグラード財団が、というだけで問題なのです。モスクワまでは送って差し上げますから、後は自力で何とかなさい。……何ですかその目は。仕方ないでしょう。聖域の目はどこにでもある、そう言ったのはあなたではありませんか」
そりゃそうだ。
時間が欲しいから聖域の注意を引いてくれるなと言ったのは確かに俺だ。大っぴらな手助けは出来ない。仕方がない。分かってる。
分かってるから、そこは素直に頼むと言えないもんなのか。
脱力しつつ、俺はうなずいた。
「ああ、分かった」
物言いに対する反発が少ないのは、分かっているからだと思う。
お嬢さんがこんな風に「城戸沙織」でいられる時間は残り少ない。半年もなく、お嬢さんは「城戸沙織」という名を持つ「
これは最後のワガママってわけだ。城戸沙織としてだけ動ける最後の最後。そのワガママさえ、聖域を取り戻すための振る舞いの中だ。
だからって、甘いよなあ。甘い。瞬にどうこう言ったけど、本当は俺にそんな資格はないんじゃないかと思う。理解できないとはいえ、「城戸沙織」でいられる時間を尊重してやりたい、なんてさ。甘いよなあ。
でもお嬢さんにとって、それは大事なことなんだ。どうして大事なのかは分からないけど、とにかく大事なんだ。俺はそれを分かってしまっているんだ。だから仕方ない。
その分、苦労するのは覚悟済みだからいいんだよ。
■■■■■■
空港まで送らせると言われたので、念のため、聖衣を持って行こうと部屋に取りに戻った。
使うことがないように祈るぜ!
玄関まで出てぎょっとした。送ってもらうのだから車が待っているのは別にいい。ただ、その車の見掛けが何となく想定してたものと違っていたのだ。
やたら長いボンネット。ギリシャ神殿の列柱を思わせるフロントグリル。膝をついた女性が腕を大きく広げ風を受けているエンブレムには、汚れどころか指紋さえついてなさそうだ。真っ黒な車体が艶々と陽光を照り返す中から、運転手らしき影が出てきて頭を下げた。
お嬢さん……俺、目立ちたくないって言わなかったっけ?
それとも、これくらいなら普通なのか?
まさかと思うが、飛行機のチケット、ファーストクラスだったりしない、よな?
金持ちの常識ってどうなってんだろ。なんだか不安になってきた……。
「星矢、ちょっといいかい」
んあ? 右斜めに首を回す。瞬だ。いや、振り返って確かめるまでもなく声で分かるけどな。
俺は、振り返った方向を新たに正面として向きなおった。
「よお、どうした。何か探しもんか?」
「いや、うん、でも見つかった。星矢、出かけるんだね?」
「ああ、すぐに帰ってくると思うけどな。……まあ、多分すぐ」
「そ、そっか、ねえ、一つ訊いてもいいかな」
「なんだよ?」
多分、という言葉に俺の切なる願望が混ざり、かなり重たい口調になってしまった。
そのせいか、瞬は遠慮がちに口を開いた。
「強さって何だと思う?」
瞬は、うつむいて小さく首をふった。ゆっくりと顔を上げて、口を開くが何も言わずに閉じる。
何って言われても、と俺は首をひねって考え込んだ。何、ねえ?
人それぞれじゃないのか、そんなの。強さは強さだろ。
しばらく沈黙して、こちらを観察していた瞬は静かに言った。
「星矢、強いってことは、力を持つということは何だろう? 君が僕達を打ち倒した強さは本当に強さなんだろうか。星矢。力があるってことと強いってことは本当に同じだろうか?」
しぼりだされた声音は痛いほどに真剣だ。
「本当にって言われてもな……」
わけの分からんことを言う。
俺は、右手の中指と親指で円を作った。要はデコピンの形だ。それを瞬に示しながら、左手は拳を作った。これが、力だ。
これだけ、たった指二本だけで俺達は人の頭を吹っ飛ばせる。
拳を握れば石をあっさり握りつぶし、踏みしめれば大地を割り、全力となれば天をも砕く。
これが強さでなくてなんだ。これが力でなくてなんだ。
強さがこれだけだとは思わないし、力の意味がこれだけだとも言わない。
だが、これを強さと言わずしてどうする。
これを力を呼ばぬのであれば、何が力だ。
「星矢、僕はまだ君がすべてに正しいのだとは思えない。力があるのと強いというのは別だと思う。だけど」
瞬は一度言葉を途切れさせる。
言いたいことは分からなくもない。
俺が覚えているだけでも、サガを筆頭に何人もの黄金聖闘士が―――そう黄金聖闘士でさえ考え違いを起こした。力があるからこそ、道を誤った。
間違った強さ。
間違った力。
そんなものと取り違えてやしないかって言いたいんだろう。
ある意味、失礼なんだが、怒るより思わず笑ってしまった。
大丈夫。俺は間違えない。間違えたりしない。
お前が覚えてなくても、俺は覚えている。
その間違いゆえに起こった悲劇を。流された血潮を。
放り込まれた戦いの先で見出した絆を。掴み取った真実を。
だから、大丈夫だ。
お前が危惧していることは、俺にもお前にも起こらない。力を持つこと、力を振るうこと、どの先にもお前が案じているようなものはない。
なるほどなぁ、分かったぞ。お前が力を隠す理由が。
さっぱり共感はできないけどな。
「だけど、先生を見捨てる真似は絶対にできないよ。何より、僕だって
言い終えると、瞬はホッとしたように肩の力を抜いた。
そのまま俺に大きく笑いかけてくる。輝くような笑顔ってのはこんな顔を指すんだろう、と柄にもなく思っちまうような笑顔だった。
前回は……あまり見たことがなかった。戦いで浮かべる瞬の笑みは、心配そうだったり、鼓舞するような顔だったりと、何かしらの意図のあった笑顔で。
こんな風に笑うためだけに笑った顔なんて、小さい時以来だった。
そうであったと、初めて気づいた。
ううう、罪悪感が半端ないな!
今すぐ、何もかもぶちまけて謝りたくなるぞ!
ちくちくと騙しているような良心の痛みが俺をつつく。だが負けてなるものか。ここで話したら間違いなく俺は狂人扱いだ。帰ってきた当初の目線を思い出せ。あの不審者でも見るような疑いの目を!
「それが言いたくて来たんだ。そうでないと兄さんに顔なんか見せられやしないし、星矢に負けっぱなしってのも癪に障るからね」
言い終えると、息をついてはにかむように笑った。
それだけだと言いおいて、邸内へと去って行った後ろ姿は妙に恥ずかしげだ。
わざとか? 俺の良心を痛めつける作戦なのか?
瞬、お前はなんて恐ろしい男だ。
お前が一輝のところへすぐさま飛んでいかないって確信があるなら、いますぐにでも教えてやれるんだけどなあ!
■■■■■■
寒い!
ここはシベリアだ。一面、ただ白い。すべてが白い。俺の後ろに落ちる影さえもが白く冷たい。
白い大地に立つ俺の格好は、いたってラフなTシャツと何の変哲もないジーンズ。装備を持たされはしたんだが、邪魔くさかったんだよな。
だからモスクワに放置してきたんだが、やっぱり持ってきとくべきだったか?
氷河の修行地たるこの雪原の寒さは、俺の想像をはるかに上回っていた。
死ぬほど寒い。いや、俺が聖闘士じゃなきゃとっくに死んでるだろう。服のゴワゴワした感触が嫌な感じだ。凍りついてるんだな。
初めて知ったんだが、この寒さでも人間ってやつぁ汗をかくんだよ。流れるまえに蒸発するけど。蒸発した瞬間、凍りついて俺の赤いTシャツをカチコチにしてくれてるけど。後ジーンズも。
動くたびにシャリシャリと軽い音をたてて氷片が落ちるんで、最初は何かと思ったぜ。
今、無茶な動き方をしたら破れるというよりは砕けるに違いない。全裸はさすがに勘弁願いたい。パンツまで凍りついてるからな。
吐く息も鼻から漏れるやいなや凍りつき、薄い氷の膜となって俺の呼吸を阻害しようとしてくれた。
その程度で動けなくなるほど軟弱じゃないが、とにかく寒いぞ!
「寒いィーッ!!」
氷河はいない。ここには俺以外、生き物の気配はない。
叫んでも寒いのは変わらないし、余分に吐き出した湿り気のせいで強ばった顔面が余計に凍りついた。冗談じゃなく本当に寒い。小宇宙を微量に燃やしてなけりゃ、今頃は耐えられず氷になってたんじゃないだろうか。
お? おお、すげー。前髪からちっこいツララが垂れてる。
珍しい、いや、初めて見たぞこんなの。思わず寄り目になって凝視してしまった。愉快な気分になってつまめば砕ける。ついでに前髪もちぎれた。もろいな。
感覚のある部分―――鼻や唇といった小宇宙の巡ってる部分はほとんど凍らないが、髪の毛までは気にしてないからな。今現在も呼吸に含まれる湿気でか、新しいツララが育とうとしている。うーむ、鬱陶しくなった時点で払えばいいか。
空には青色の欠片もないが、重苦しく濁っているわけでもなく、一面ぼんやりと薄明るい灰色で覆われていた。人探しにはそれなりにいい天気なんだがな。寒いけど。とことん寒いけど。
しかし、肝心の氷河はどこだ?
地平線まで見える広大な氷の大地を俺は見渡した。
俺は氷河を全力で探しているし、心の底から早く見つかって欲しいと願っている。
だが、忘れちゃいけないのが、俺の感覚はあまり鋭くないってことだ。
ううむ、分からん! どこにいる氷河!
思えば、ギリシアから夜逃げ……いや、出奔して、半日もかからず一輝の所にたどり着けたのが奇蹟のようなものだったのかもしれない。
あいつの存在感は青銅をはるかに超えてるからな。
そういや、前回も、瞬、氷河、紫龍、俺の四人がかりで、それでも倒すのギリギリだったんだっけ。ああ、ほんと、標準じゃないな。あいつ。
俺は地平線まで目線を投げて遠い目をした。
一輝だからな。
俺だって死ぬ気の修行をやってきたはずなんだけど……いや、考えるまい。あれだけ何度死んでも蘇ってくるんだから、あいつが規格外なんだ。俺は普通だ。
俺は、そんなことを考えながら、雪原を駈け出した。じっとしてても埒が明かん。
蹴立てた雪煙が視界を覆う前に、地を蹴り、風をきって前に進む。視界がなくても小宇宙を探るだけなら関係ないが、眼前に広がる広大さを失わぬよう動くのが楽しい。
どれだけ俺が鈍いとしても、ある程度近づけば何となく分かるはずだ。走り回ってれば、そのうち引っかかるだろう。
見知らぬ他人ならともかく、血を分けた兄弟、生死をともにした仲間の小宇宙だ。分からぬはずがない。
問題は、どれだけ時間がかかるかってことだ。
あんまり面倒なとこにいなきゃいいが。
■■■■■■
走り始めてから、どのほどの距離を移動しただろうか。
途中で風が変わり砂礫混じりの地吹雪を突破した。氷河の気配の残った家を見つけて気配を探れば無人で「なんでいないんだ」と殺意を覚えた。うっかり子供を轢いてしまいそうになって、成り行きでその子供から手紙を預かった。ヤコフと名乗った子供は偶然にも氷河と知り合いだった。いそうな方角だけ教えてもらい、俺はちゃんと氷河の小宇宙を見つけ出した。
だが、だからこそ、悩むこともある。
「氷の下まで来いってか?」
分厚い氷の上で俺は不機嫌にうめいた。
零下32度。繰り返すが、聖闘士として小宇宙を燃やさなければ、いくらなんでも薄着では耐えられない気温だ。
氷の下ともなればなおさらだろう。寒いのが嫌いなわけじゃないが、もうお腹いっぱいだ。寒中水泳なんざ御免こうむる。
ならば氷河の家に戻り、そこで待つか?
そのうち帰ってくるだろうし、そこで寒さをしのいでもいい。
悪くない考えだが、問題が一つ。
氷河はカミュの弟子なのだ。黄金聖闘士、
氷河の家はカミュの家だ。つまり、家にカミュがやってくる可能性もある。
つい先日、俺の聖衣試練の時には聖域にいたが、黄金聖闘士はいつどこに現れるか本当に分からん。
一体、この世の誰が一輝のところでシャカに出会うはめになるなんて予想できたろうか。
あの最悪なタイミングでシャカが出てきた以上、このタイミングでカミュが出てこない保証なんかどこにもない。油断は大敵だ。
確かに俺は黄金聖闘士を早めに説得すべきだと思っている。
思っているが、そもカミュは氷河の師匠なのだ。氷河が説得するのが筋ってもんじゃねえか?
俺はカシオスとの戦いの際に送られた目線を思い出して身震いした。
―――俺が説得しようとしても間違いなく逆効果になる気がするぜ。
つまり、カミュに会うのはなるべく避けたいがために家は却下。
「となると、やっぱり潜るしかないか?」
面倒だなと溜息をついた俺の懐でかさりと小さな音がなった。先ほど轢きかけた子供から預かった手紙だ。
轢きかけた責任をとり村まで送る途中、原因不明の突発的な雪嵐のせいで手紙を配達できないとの悩みを聞き、これも縁だと引き受けたんだが、氷河への手紙なんて誰が出してんだ? グラード財団か?
俺達は全員孤児だから、手紙なんて送ってくれる人間はそうはいないし、修行地へとなったらさらに相手は限られる。
宛名を見たのはほんの好奇心だった―――の、だが。
見た瞬間に思わず目を見開いた。見間違いじゃないかともう一回見てみたが、間違いない、神鳥たるフクロウの広げた羽が半円を描き、豊穣を表す神木オリーブの冠が、アテナの随神であるニケの化した杖と一体化しているこの紋章は。
「なんで! 聖域から……!」
ぎょっとして動きが止まったのは一瞬。次の瞬間には迷いなく封を開けた。
魔鈴さんあたりに知られたら怒られるだろうが、これも
ましてや、それが氷河のことなら尚更だった。
■■■■■■
永久氷壁。
白く硬い氷壁の向こう側には何があるのか、すでに手紙の内容を読んだ俺は知っていた。
姿を見ずとも、あると知ってさえいればその存在感を感じ取るに不都合はない。
いや本当に予想外。氷河、お前まだ聖衣受領してなかったんだな。聖闘士の資格は持ってるだろうに。
ぐるりと首を回した。
前後左右確認。
人影なし。
念のため、上下確認。
同じく、人影なし。
よし!
……やっちゃいけないことだ。分かってる。
だけど。
こんな寒い中、あいつの説得に時間をかけたくないというのは誰もが理解してくれると思うわけだ。
目の前の氷壁に眠っているのは、氷の聖衣―――
壁に阻まれて見えないながらも、存在を感じるところを軽く叩いた。
「これを持ってったら、追いかけて来るよな? 日本であろうとどこであろうと」
ご感想、評価、ありがとうございます。いつも感謝しています。
※星矢たちの生きている1986年当時、ソビエト連邦はまだ崩壊していません。まだ冷戦の緊張感あふれる世界での話であり、わずかなきっかけでアメリカとの核戦争が起こる可能性が現実的だった時代と踏まえて読んでもらえればありがたいです。
つまり、なんでソ連表記なのかっていう話なんですが。