へっぽこマスターが物申す   作:剣聖龍

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DEAD END 02

▶️《このまま防いでもらう》

 

 

(令呪を使っても、使えるかどうか分からない……)

 

 

 さっきみたいな痛みがまた来るかもしれないと思うと、出そうとした右手が引っ込んでしまう。

 

 嫌だ。令呪を使う度にあんなのを味わうなんて。あれじゃ使っただけで死にそうだった。

 

 ここはどうにかキリエライトさんに耐えてもらって、エクスカリバーをやり過ごさないと……!

 

 

「――くううぅぅぅぅぅっ!!!!」

 

 

 エクスカリバーが盾にぶつかり、辺りへ魔力や光が降り注ぐ。まるでマグマにでも焼かれたような焼け跡がそこらじゅうにでき、投影されたとのだとしても、とんでもない威力なのだと見せつけてるようだ。

 

 対し、キリエライトさんはなんとか受けて、持ちこたえていた。

 

 ……これなら、ひょっとしたら?

 

 もしかしたら、耐えきってくれるかもしれない。

 

 そんな考えがふと、頭の中に浮かんだ――

 

 

 

 

「たわけが。食い止めただけで、終わる筈がなかろう」

 

 

 

 

 何故かその時、エミヤのそんな言葉が聞こえた気がした。遠くにいる筈の、あいつの顔がやけにはっきりと見えた。

 

 口が動く。言葉を紡ぐ。

 

 壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)

 

 武器へ魔力を暴走するまで流し込んで使い捨て爆弾とする。

 

 今回の場合はそれが偽物だが、神造兵装レベル――

 

 

「あっ――」

 

 

 気づいた時、目の前は光で覆い尽くされていた。

 

 光、ヒカリ、ひかり。

 

 何処までも口を開いた金色の閃光に、言葉を言い終えることすら出来ずに、飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイガー道場

 

 

 デンッ!!!!

 

 

タイガ

「こんにちはー! サクッと死んだアナタを一から鍛え直す夢のレスキューコーナー! タイガー道場師範、藤村大河でーす」

 

イリヤ

「はーい。ホントはこんなところに出る必要ないし、早く本編でサーヴァントとして登場したいイリヤでーす」

 

 

 

 

タイガ

「どりゃぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 バチコーン!!!!

 

 

一捷

(……死んだらまたタイガー道場に来ていた。んでいきなりイリヤが叩かれてるんだけど……)

 

タイガ

「違うでしょーが! この道場では貴様の名は弟子一号! 勝手に変えるんじゃありません。あと私も本編早く出たい」

 

一捷

「貴女もイリヤもしばらく先なのでは」

 

タイガ

「ちぇすとぉ!!!!」

 

 バシィン!!

 

 

一捷

「グッボァ!?」

 

イリヤ→弟子一号

「流石はタイガの妖刀虎竹刀……人間一人を吹き飛ばすなんて楽勝みたいね」

 

 

 フォ~ン……(SNで武器が更新された時のアレ)

 

『武器辞典に『虎竹刀』が加わりました』

 

 

タイガ

「? 今なんか変な音が……ま、いっか。さあ立て主人公! 今回のエンドとテーマについて説明するわよ!」

 

一捷

「おねげーします……」

 

タイガ

「今回のエンドは令呪を躊躇ったことによる死亡。君の場合、士郎と違って令呪は回復するんだから、躊躇うのはNG。ここぞというときには使わないと。ズバリ! NP不足で後輩ちゃんが宝具を使えなかったからであーる!!」

 

一捷

「メタいな理由! でも使おうとしたらめっちゃいてぇんですが」

 

タイガ

「ちぇすと」

 

 

 

 

 バッシーーーン!!!!

 

 

 

一捷

「いてぇえぇぇ!! ちょっとォ! それ竹刀だからスゲェ痛いんですけど!? 違うのないんですか!」

 

タイガ

「んなもんはない。今回の教訓は、楽な道に逃げるな! 例え痛くても堪えろ! 堪えた先に、活路は開くのだ!」

 

イリヤ

「そして油断しないこと。Fateでの油断は死と心得なさい。まだあの後輩は宝具が使えないんだから、しっかりサポートするのよ」

 

タイガ

「てな訳で第二回はここまで! あ、そうだ。前回渡すの忘れてた虎スタンプカード渡しとくわ」

 

 

 フォ~ン……

 

『虎スタンプカードを手に入れた』

 

 

タイガ

「道場に来る度にスタンプ押してあげるから。全部が埋まる頃には、君も立派なへっぽこマスターよ!」

 

弟子一号

「そのくらいには私達も出てるといいなー」

 

一捷

「……あのー、これ総数どれくらいで埋まるの? すっっっごいスペースあるんだけど」

 

タイガ

「その答えは自分で確かめるべし。全ては旅路の先にある……」

 

弟子一号

「じゃあ戻りなさーい。えいや」ポチっとな

 

 

 ――ゴォォォォォォォ!!!!

 

 

一捷

「なんだあのでっかい扇風機――あーーーーーーーーーっ!!!?」

 

 

 ヒュ~~~~……キラン★

 

 

タイガ

「では皆。次のタイガー道場でまた会おう!」

 

弟子一号

「第三回は意外と早いかもしれないよー。じゃ、またねー!」

 

 

 

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