一捷
「全員揃いましたね? それじゃあ……」
タイガー道場にて。集まった者達は一捷へと頷いた。
一捷
「ではでは。新年明けまして、」
皆
『おめでとうございます!』
作者
「どうも。作者の剣聖龍でございます。今回はお正月ということで、新年の挨拶回です。今回は本編で登場しました……」
ダ・ヴィンチ
「ハーイ、世紀の天才レオナルド・ダ・ヴィンチさ!」
クー・フーリン(槍)
「なんかいきなり呼ばれた俺と……」
エミヤ(赤外套)
「私と」
小次郎
「最後に私だな」
作者
「以上四名を加えましてお送りしたいと思います」
タイガー
「とのことだ! 今回は2021、お正月verでお送りしまーす!」
弟子一号
「前回クリスマスだったからね。今回はお正月だから、料理もパワーアップしてるわよ!」
タイガー道場にはすき焼き、刺身、たつくり、伊達巻きといった豪華な料理が並び、それを囲んで食べたり飲んだりしながら、皆が話を進めていく。
ダ・ヴィンチ
「はぁ~しかしやっと本編に登場したよ私。前回出れなかったの、結構気にしてるんだぜ作者くん~?」
作者
「それは本当に申し訳ない……技量不足を痛感しております……」
クー・フーリン(槍)
「まだまだこれからだからなー話は。にしてもなんでアサシンが出たんだ。冬木にはいなかったぞ」
エミヤ(赤外套)
「まさか、一捷が門をくぐった事で縁を結んだなどとは言うまいな?」
一捷
「んな訳ないでしょう!? どんな縁ですかそれ」
小次郎
「『かにふぁん』では門を運んだとはいえそれは無かろうよ……」
作者
「それには理由がありますので、後々分かります。少しだけ言うとしたら、一捷が召喚するサーヴァントにはあるルールがあります。もう1つヒントとして現在の一捷と、マオーのステータスの一部が以下になります」
名前
藤丸一捷
年齢
23
属性
中立・中庸
イメージ声優
無し
イメージカラー
無し
名前
マオー
年齢
不明
属性
不明
イメージ声優
子安武人
イメージカラー
深紅
クー・フーリン(術)
「おい、重要情報が結構あるぞコレ」
エミヤ(外套無し)
「おかしな点が幾つもある事くらい分かってしまうぞ」
マオー
「そーそー。私なんて不明だらけじゃないの。本編じゃあ存在すら認知されてないし……」
マシュ
「あの、先輩ご自身はどうお思いなのですか?」
一捷
「……僕って中立・中庸だったのか……」
オルガマリー
「なんで自分で理解してないのよ!? というか貴方、私と同い年とか何の冗談よ」
一捷
「本当ですって! 23なんです!!」
レフ
「間抜けめ。普段からそんなだからへっぽこ呼ばわりされるのだ。もう少し客観的に考えたまえ」
アルトリア
「もぐもぐもぐもぐ……」
アルトリア・オルタ
「もっきゅもっきゅもっきゅもっきゅ」
皆がステータスへ注目する中で、ひたすら料理を口に運び続ける騎士王が二人。
ロマニ
「いや誰か突っ込もうよ!? あのアーサー王のお二人なんなの、胃袋も竜とかじゃないのあの食べっぷりは!?」
四人
「「「「え、普通じゃないの」」」」
ロマニ
「えぇ……」
作者と一捷とエミヤ二人が当然のように返答し、ドン引きするしかないロマニ。
そんな一同の元へ、大きな荷物を抱えて一人の少女がやってくる。
弟子一号
「待ちなさーい! 私これ、去年のクリスマスと同じ役割! また荷物受けとる係じゃないの!」
一捷
「荷物って一体……うっわなんだこの紙の束! どえらい量だぞ!?」※物凄いという意味です
マシュ
「これは……全て年賀状です!」
クー・フーリン(槍)
「マジか!? げ、なんでか知らんが座の連中からのが殆どじゃねぇか……」
クー・フーリンの言う通り。
大半が送り主英霊の座となっており、クー・フーリン宛にメイヴやスカサハ等から。エミヤ宛にイシュタルやアストライアやパールヴァティー等から。アルトリア宛に円卓の騎士からといった具合だ。
マオー
「内容は殆ど「私の出番はいつだ?」、「早く続き書け」とかの催促。おもしろいのだと「フハハハハハ」とか「クハハハハハ」とだけ書かれている物もあるぞ」
一捷
「それもう誰が書いたのか一発じゃないの……ってあれ、この年賀状は送り主が座からじゃなくて……」
『人理継続保障機関フィニス・カルデア様
新年明けましておめでとう
今年こそ人理焼却をさせてもらう
時間神殿ソロモン 七十二の魔神柱及びソロモンより』
「「「「「何やってんだ原作ラスボス!!!!」」」」」
一捷
「いや平和か!? 平和なのか!? 今年こそ人理焼却って何よ、昭和の仮面ライダーか!」
ロマニ
「というかこれさ……本当にソロモンが書いたの?」
レフ
「当然だ。我が王以外の誰がやるというのだ」
マシュ
「しかも、毛筆で書かれています……」
ダ・ヴィンチ
「うーむ想像しなくてもシュール極まりないねこれは」
レフ
「なお、この年賀状は届いて一分後に爆発するようになっているので」
『……なんでだよぉ!!??』
レフ
「ハハハハ、カルデアへの嫌がらせに決まっているだろ! ではそういうことで」
思わずレフ以外の全員が叫んでいる間に、そう言い残してレフはさっさと転移魔術で帰ってしまう。
一捷
「うっわどうすんのコレ! ヤバイって、何か光り出してる! 爆発するのマジだよコレぇ!!」
ロマニ
「早く何処か安全な場所に捨てるんだ藤丸君!! こんなところで爆発なんかしたら大惨事だ!」
クー・フーリン(槍)
「よっしゃ俺に任せとけ! 直ぐ様外に捨ててきてやるからよぉ! キャスターの俺も手伝いな!」
クー・フーリン(術)
「しゃーねぇーな。ま、一捷や嬢ちゃん達を死なせる訳にゃあいかねぇからなぁ!!」
一捷
「あ、兄貴ぃ~~!」
マシュ
(どうしてでしょう。敏捷Aとルーン魔術のクー・フーリンさんなのに、何故か不安を感じてしまうのは……)
そんなわけで、光る年賀状片手に道場より飛び出すクー・フーリン二人。
クー・フーリン(槍)
「こんなもん、どっか遠くに捨ててきて、さっさと戻ってくりゃいいんだ――」
それだけだったのだが。
――その時、余計な事が起こった。
???
「あぁっ! どうしてこんな悲しいことに……きゃあっ「あーもうご苦労なことねー」ぐぉぉぉぉっ!?」
???
「んひっ、んはっ、んがぁぁぁぁぁ!?」
クー・フーリン二人
「「ぐぉぉっ!?」」
突然! 横から突っ込んできた黒髪ツインテールの女の運転するオープンカーがクー・フーリン二人を、ついでに何故かいた紫髪ロングヘアーの少女を跳ねて、赤みがかった茶髪の少年を引っ張りながら疾走していった。
倒れ込むランサーとキャスターのクー・フーリン。持っていた年賀状はというと、ぶつかった衝撃で彼らの頭上に舞っており、その輝きが丁度頂点に達して、
クー・フーリン二人
「「あ」」
カッ!!!!!
クー・フーリン二人
「「あーーーーーーーーーーーーっ!!??」」
一捷
「クー・フーリンさんが死んだ!!」
マシュ
「この人でなしぃ!!」
タイガー
「あらーやっぱこうなるのね。ま、いつも通りってことで」
イリヤ
「爆発オチなんてサイテー!!」
※2021年も、どうかよろしくお願いいたします。