俺は一度来た前世の異世界に今度は家族と共に戻って来た   作:岐阜の人

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第3話

今俺は自分の家に居る・・そう荷物の整理の為だ、因みにだが何故この作業をするのかは大将である修一さんが「なあ平の字其れに全員に言えるが例え以前御前さんが述べた前世での魔法の有る中世の世界に行ける保証は何処にも無いぞ

 

其れに行けたとしても中世の世界は基本的に国家完結主義と言ってな大抵の人間の人生はその国で生まれてその国で死ぬ物だ・・だからよそ者に関して本当に厳しい社会だし

 

そして何よりだ此の鏡の向こう側の世界が先程述べた中世欧州の世界ならまだましだ・・そう考えれる中では最悪なのは所謂核戦争後の文明が崩壊した世界線だの恐竜が地上で我が物顔で歩いていた時代かも知れんぞ

 

まあどの様に転ぶかわからんから其れなりの装備をしていく方が良いから一度其々の帰るべき場所に帰り・・まあ色々と準備をした方が良い

 

まあ取り合えず食料に成りそうな物と武器とビー玉とか中世の科学力で出来なさそうな物を持ち込んで売り込める謂わば金に成りそうな物を持っていけばいい」と親っさんは述べた

 

・・確かに俺の一番最初の前世の世界では確かに好奇心と言う物を最優先にして後先考えずにあの宙に浮く鏡に入っていったんだよな

 

まあ其れであの後に運命的な出会いをしたんだよな・・だが親っさんの言う通りマリアにあえれるかも知れない可能性が低い事は重々承知だ

 

だが俺自身今の人生では駄目だと言う事を自覚しているんだ・・そう前世でも足軽の一人から徳川将軍家に使える8900石の旗本に成れたんだ

 

そしてその前の前世の世界でも日本国復興戦線の関西州総統の地位にまで皆の協力で上がる事が出来たんだ

 

そして一番最初のマリアと出会えた世界線は一回の不法入国者的な存在からトリスティン王国から子爵の号を承る事が出来たりして・・そしてトリスティン王国では英雄として称えられた人生が有る

 

そう俺は言い方が悪いが野望が有るんだ・・そう沢山の人に自分と言う存在を認めさせたいと言う野望

 

そして「そう言う頭脳戦だけをしずに此の地位にまで上がれるんだぞ」と言う証明もしたかったんだよな・・確かに今の日本連邦国での生活は一番最初の日本国と住んでいる世界とは何も変わりはしないかも知れないが

 

だが此の世界で長くいると自分と言う存在は先程述べた様な「立派な人間」になる事が出来ないんじゃ無いかと言う思いが有った

 

・・さて俺は大将に言われた通りに一度家に戻ってリュックサックに家の近くで買ってきた「ペットボトルの水やレトルトカレー等の長期保存が出来る物や懐中電灯とか所謂十徳ナイフ的な物そして簡易式のテント

 

そう生活必需品を持ち合わせを持ち合わせなければ色々と苦労をする事は目が見えて居るのだ

 

そして自分が居世界に来たと言う証拠に成りそうな世界地図や向こうの世界で飽きる可能性が有るのでトランプや小さい将棋盤」とかも準備をしたんだ

 

・・なあマリア否鏡の向こうの人物がセシリアかも知れないが、だがもしルイズやテファニアとかも俺の様にあの一緒に笑いあい涙を流した記憶を持つ存在なら又一緒に居よう

 

そう考えていると兄弟の平沢実から電話が来た「なあ兄弟少し聞きたいが御前さんは仮にあの秋葉原で見たあの鏡が兄弟が依然述べたその同じ中世の魔法が存在する世界だとしよう・・まあ実際に其の先がどうなって居るかは判らないがな

 

 

其れで兄弟は其の最初の前世と同じような人生を歩む積りで居るんか・・もし思って居るならその考えは捨てろよ長生きしたいなら」とは平沢実は釘を刺す行為をしたのだ

 

だからこそ最初は何を言っているのかと思ったが冷静に考えて「短絡的で無鉄砲な人生を歩んだ人生だから何時死ぬかわからない人生だからこそ注意して生きろよ」と解釈をしたのだ

 

だが実からの電話の続きで「まあ兄弟・・今兄弟は俺の言葉を「人生は不確定事項が多いから気をつけろ」と解釈をしたろ

 

まあ之は俺らのリーダーであるさんから「俺の代わりに修造に伝えといてくれや」と伝言が来たから俺は伝言しているんだよ

 

まあ其れで大将が先程述べた意味はな端的に言えば「異国の貴族階級に着く事と其のダッチ王国に深く肩入れをするなな」言う事らしい

 

まあ御前さんも察して居るかも知れないが俺らは当然日本連邦国籍を持つ紛れもない日本人だ之は今の日本連邦国籍を捨てない限り変わる事ない事だ

 

だがもしもの話だが世の中には不確定要素と言う物が沢山ある・・そう俺や兄弟の様な前世の記憶を持つ存在とかだ

 

其れに俺や兄弟が出会えたのも修一さんが別の同胞から引き入れてと言うか引き継いで護った組織によって守られているんだよ

 

だからよさんはな・・仮に其の兄弟が其のダッチ王国で高い地位に就いたとしようか、当然の如く兄弟は其の国で馬車馬の如く扱き使われるだろう

 

そしてお前さん自身は地縁と言う物を持ち合わせていない・・だから例え良い地位についても難癖付けて殺されるかもしれないし

 

其れに修一さんは此の世界で商会を築くと断言した以上其の兄弟の裏で其の修一さんの商会も関りが有るからと言う難癖をつけて金や金品を国の勅命だの強権を発動をして分捕ると言う事も出来る

 

だからこそそう言うリスクが有るからこそ秀平さんは出来るだけ何処の国にも肩入れしない立ち位置で居たいと言う思って居るんじゃないかと俺は思うんだよね

 

まあ兄弟よ之が俺らのボスの此の言葉の真意だ・・まあ準備が済んだらさっさと寝ろよ」そう兄弟である浩二から言われたのだ

 

・・・なあマリアよ俺はどうすれば良いんだ

さて今俺は家で就寝をする事なく大将である修一さんと俺の近所のファミレスで話し合って居るのだ・・そう注しで

 

何故俺が修一さんと話し合って居るのかは理由は俺は大方察して居る「あの鏡の向こうの世界での今後の立ち振る舞いに就いて」と「仮に向こうの世界が前世と同じの世界ならどの様な世界観なのか」言う事だ

 

其れで修一さんは「なあ平の字・・否有坂修造一人の日本人として御前さんに問わすが仮にあの場所で見た宙に浮く鏡の先が御前の知る前世の世界否其の世界の別の世界線だとしよう

 

其れで御前さんは如何したいんだ?・・否俺の性分で回りくどい事は言わないが端的に聞く何故御前さん自身前世の因縁と馬鹿げた存在に縛られて居るんだ?否自らの遺志で縛られようとして居るんだ」と言う風に尋ねて来たのだ

 

・・そう今の俺等の大将が置かれる立場は「異郷の地で同胞を安全な立ち位置で居続けさせる」と言うのが今の大将を勤めている存在である以上

 

・・そうだから「俺自身は一番最初の前世の様に大事な人であるマリアと幾多の困難を乗り越えそして有名な存在までは行かなくてもいいけど皆から認められる存在に成りたい」と言う気持ちが有るが

 

だが修一さんは俺と言う存在以上に輪廻転生を繰り返した存在は御礼状に人間の酸いも甘いも理解しているし・・だからこそある程度の事は察して居るのかも知れないなあ

 

だからこそ最初に兄弟である実の伝言と言う形にして俺に対して有る程度釘をさす様な行動をしたのかも知れない・・だから下手に取り繕うと言う事をすれば直ぐにバレテしまうのが落ちだ

 

だからこそ俺は自身の本心を隠さずに述べたのだ・・否此の選択しか今の俺には出来なかったんだ「なあ大将否修一さん少し俺の前世について述べるけどいいか?・・そう俺自身の最初の前世であの場所に行ったのは早い話俺自身の好奇心だとか探求心だとかの付けであの世界に飛ばされたんだ

 

 

・・そうだから前世では俺自身の落ち度だ此の事に関しては否定する事が出来ないで居る、だからこそ最初あの世界に飛ばされた俺は何が何だか解らなかったんだ

 

そして此の世界に飛ばされた理由が・・其のルイズと言うダッチ王国と言う王政国家のマーケット公爵家の3女が自身の進級試験合否により落第其れか進級かと言う瀬戸際に立たされた時に俺が呼び出してしまったと言う事に成る

 

 

だからこそ俺は最初は其のマリアと言う存在が言い方悪かったけど憎かったんだよな・・そう確かに俺自身にも落ち度が有ったがまるで物の様に扱われた事に憤りも覚えたんだ

 

だが何でだろうなあ・・其のマリアと言う存在が其の彼女が学園否社会的に置かれている立場に何だが道場と言うか憐れみと言う物を俺は思うようになったんだよ

 

そう彼女は先に述べた様に非常に高位な立場に置かれていて・・そして其の先程述べた世界では貴族と言う称号を持つ存在と家族は魔法が使えて基本的に当然だと言う社会風潮が有って

 

其れで其の世界では人間の使う魔法は4大元素を2重そして3重に掛け合わせれる存在が尊敬されるんだけど・・だけどマリアと言う存在は其の大元素の火、水、風、土其の全て使えなかったんだ

 

だからこそ彼女は無能だのと魔法の才能カーラと言われたんだ・・だが後で判ったんだが其の彼女は先程の4元素の魔法全てを否定する事が出来る「クーヤ」と言う魔法の使い手だったと言う事が判った

 

 

・・だから言い方が悪ければ俺は例え並行世界だろうと其のマリアと言う彼女を救いたいんだよ」そう言う事を修一さんに述べたんだ

 

そして修一さんは「・・其れが修造嘘偽りの無い御前の今の本心か・・なら俺が言える事は唯一つしか無いな

 

そうだな良いか修造よ己と言う死ぬまでの間何時でも己の存在の意義を辛苦に受け止め感情や時流に飲み込まれるなよ」と述べたのだ

 

そして修一さんは「さて今度はビジネス的な話に成るが仮に御前さんの述べた最初の前世の世界線と同じに近い状態なら全て包み隠さず俺らに放せよ

 

そう御前さんも長く生きているなら情報の重要さを痛い程理解しているだろ・・まあ最悪どの様な国が存在してどの様な流れに成ったかを教えてくれれば良い」そう述べたのだ

 

其れで一通り述べると修一さんは「・・やはり魔法と言う存在が有るから人類は魔法と言う手段でしか世の中の優劣を図る事しか出来ないようだな

 

だが逆説的に言えば魔法と言う存在が有るからこそ既存の社会情勢と言う物が安定的に保てると思う・・御前さんも知って居る通り魔法と言う物が有るから社会が安定するんだ

 

其の仮に向こうの世界で自由民主主義と言う劇薬をばら撒いた日には向こうの其ゆーろぱの世界は今以上の戦国時代に突入するだろうよ

 

そして一番凄いのはよくオストラント帝国はダッチ王国と言う国を間接的に滅ぼすと言う手段に出なかったのかが俺には理解できんな

 

・・まあサイト御前さんも判る通りに其のダッチ王国と言う国は早い話俺等の前世の世界風で言えばプロイセン王国やオーストリア帝国が参加したドイツ連邦見たいな状態なんだろ

 

だからオストラント帝国の皇帝一家が其の借財に困る公爵家の人間に嫡男よくて正妻の子を婿養子にさせればオストラント大公国と名乗れる筈なんだよね・・そして気を見てドサクサに紛れてオストラント王国と名乗ればいい

 

まあ其の後にオストラント帝国政府がダッチ王国内で全ての公爵家がエゲレス王国とずぶずぶな関係を甘んじて受け入れているダッチ王家に対してクーデターを起こして

 

そしてダッチ人によるダッチ人の為のダッチ王国を造るべきだと言う現実味のある噂を広めた後にダッチ帝国政府が直々に巧妙でオストラント帝国政府が疑われ無い細工をした偽旗作戦を実行してやれば

 

まあ其の後はオストラント帝国政府発のダッチ内戦又はダッチ動乱と言う物が出来上がると言う訳だ・・まあ此処まで理解出来たか」そう大将が述べて俺は沈黙をした

 

 そして「話を戻すがもし仮に直系のダッチ王家の断絶をしてもあのノース大公国の当主を新生ダッチ王国の国王を据えればいいと言う風な流ればどうなると思う

 

そう普通に考えれば其の政治に関心を持たずに王の妻が政治に参加をしない状況で王女が好き勝手をする国が誰が信用できると言う話になる

 

其れに現ダッチ王国体制に因り其の新生ダッチ王国政府の連中は独立独歩を歩んで何時オストラント帝国並びにフランク王国と対ダッチ王国戦線を造らせるよりか何倍もマシだと納得がいくだろう

 

そして仮に新生ダッチ王国が出来ても其の出来る過程でどの道フランク王国かオストラント帝国の支援を受けなければ成らない以上

 

・・そう仮にフランク王国だけに支援を受ければ其の現体制側のダッチ王国はエングレス王国以外にオストラント帝国は頼らざる得ないだろう

 

そうエングレス王国が先程のダッチ王家に全力を支援をしても其れをするのに大量の軍事費そして徴兵をするから・・まあ其の後はエングレス内戦に成る事は目に見えていると思う

 

だからこそ国力も兵隊もあるオストラント帝国にも頼らざる得ないと言う風な風潮が出来るんだよ・・まあオストラントの皇帝が欲しいのは其の始祖血統なんだろ?様は

 

だから何故オストラント皇帝が其れをしないのか良く解らんな・・其れか頑固頭をしている連中なぞ何時でも潰せるわと思って居るんかね」と修一さんは述べたのだ

 

まあ確かに修一さんは以前「国家間による戦争の鉄則は先ず最初に戦争は手段に過ぎないから其の手段を行使を起こさせない努力をする・・其れが無理なら敵の嫌がる戦法をするそして最後に妥協点が見つかるまで交渉をする」と言うのが彼の持論だ

 

そして最後に修一さんは「さて修造之から話す事なんだが仮の話だが俺らの同族が周辺国の高官又は諸侯の様な存在最悪王族や皇族だとしよう

 

其れで其の国が外交上や領土上の問題でダッチ王国を亡ぼす選択を選んだら国家に殉じるか同族に殉じるかどっちだ?

 

因みにだが俺はあくまでも同族に殉じる積りだ・・そう国家と言うのは所詮国民と言う盲目な存在を入れ込む囲いにすぎん

 

だから古くて機能しない囲いは朽ち果てるまで待つか打ち壊すしか無い・・だから俺は人であるが故に同族に殉じるのだ」と修一さんは先程とは重い口調で述べたのだ 

 

そして修一さんは「御前さんの思いは理解した・・だが前も言った通り己と言う死ぬまでの間何時でも己の存在の意義を辛苦に受け止め感情や時流に飲み込まれるなよ

 

さて辛気臭い話は此処までだ・・さっこの先の人生は又其の鏡の向こう側で選択を決めてその選択の実現に向けて頑張ればいい

 

ああ其れと仮に鏡の其の先の向かうなら御前さんが住んでいる此の平川市の風景や御前さん自身の先祖代々の墓に迎い報告をしに行けよ」と述べた後に店からリーダーは出て行ったのだ

 

 


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