緋弾のアリア もう一人の遠山   作:丸尾

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第八弾

健吾と南が出て行って二十分程すると、

 

「狙撃位置につきました」

 

「俺も同じく狙撃位置についた。これからビルの裏口に向かう」

 

とあらかじめ由紀が通信科から持ってきた通信機から健吾と南から連絡があった

 

「亮太、お前も裏口に向かえ」

 

「りょーかい」

 

と軽い調子で答えた亮太も車を出て行った

 

「杏、俺たちは情報を手に入れた後正面に行くぞ」

 

「分かりました」

 

「由紀、お前は車で盗聴した情報を教えてくれ。そして、もし援護が必要なときにはお前が向かってくれ」

 

「わ、分かりました」

 

「金八、鍵を開けた」

 

「よし。亮太、健吾が狙撃位置に戻ったら中に入って盗聴器を仕掛けてくれ」

 

「分かった」

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

「狙撃位置に戻った」

 

「亮太、くれぐれも気づかれるなよ」

 

「分かってるよ」

 

と言ったあと亮太はビルの中に入って行った

 

 

 

亮太視点

 

(思ったより人はいないな)

 

亮太は一人か二人はビルの中を歩いているのかと思ったが特に誰もいないので

 

(自分の部屋の中にいるのか?)

 

亮太は金八から捕まえた強盗の情報では個人の部屋に基本に居るらしいと情報をもらっていた

 

(まあ、盗聴器を仕掛けやすくて助かった)

 

一様、気配を消して足音をたてないように進んだ

 

 

 

 

(二階もこれでいいかな)

 

亮太は一階と二階にあった部屋に盗聴器を仕掛けて三階に上がろうとすると下から足音が聞こえてきた

 

(やば!…)

 

亮太は急いで三階に上がりたまたま近くにあったトイレに入り、扉に耳をあてていると扉が開く音がした

 

(あ、危なかった……)

 

亮太は音をたてないように扉を開けて三階に盗聴器を仕掛けて四階に上がった

 

(ここが、四階か……)

 

四階には部屋が一つしかない

 

(確か、情報によるとこの部屋にAランク武偵を倒した奴がいるらしいな……)

 

亮太は今までよりも慎重に盗聴器を仕掛けて四階を後にした

 

亮太は四階から屋上に上がると、

 

 

 

金八視点

 

亮太がビルに入った後、亮太からの連絡を待っていると

 

「金八、盗聴器を仕掛け終わったぞ」

 

と通信機から亮太の声が聞こえた

 

「分かった、お疲れさん。そのまま屋上に待機してくれ」

 

「了解」

 

(現在の時刻三時半か…)

 

と、まだ強盗がビルに集まるまで時間があるので

 

「夜までこのまま待機になるぞ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

 

 

時刻八時半

 

 

 

「どうだ?由紀」

 

俺は由紀に盗聴器から使える情報があるか訊くと

 

「人数は二十一人でAK47とM4A1とP90を持っていて全員防弾チョッキを着ています」

 

「他の武装その数は?」

 

さらに情報があるか訊くが

 

「数は不明です他の武装も不明ですがAランクを倒した強盗はハンドガンを使っているようです銃の種類は不明です」

 

他の武装を持っている可能性があることを考えておかないといけないとおれは少し厳しいと思った

 

「そうか……敵の位置はどうなってる?」

 

「一階に五人、二階に六人、三階に九人、四階に一人です」

 

敵の場所が分かるだけでも良しとしようと俺は思い

 

「健吾と亮太と南も分かったな?」

 

「分かった」

 

「俺も」

 

「私も分かりました」

 

三人の返事を聞き

 

「それじゃあ、そろそろ作戦を開始するぞ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「よし。杏、行くぞ」

 

「分かりました」

 

「由紀の方もいざというときのためにいつでも動けるようにしとけ」

 

「はい」

 

そう言うと俺と杏は車を降りてビルに向かった。

 

 

 

 

 

ビルの前に着くと

 

「見張りは……いないな」

 

「そうですな……」

 

「かなりの自信があるか、それともただの馬鹿か……明らかに前者だろうな」

 

Aランクというエリートを倒して良い気になってる可能性がある

 

「どうします?罠があるかもしれませんよ」

 

罠がある可能性を指摘する杏の言葉に対し俺は

 

「堂々と中に入らせてもらいますか」

 

と、とてつもなく無謀なことを言い出したが

 

「分かりました」

 

と杏は俺の意見に従い俺と杏はビルの中に入った

 

 

 

 

 

ビルの中に入ると

 

「まず一階の奴らを動けなくするぞ」

 

「はい」

 

と言うとまず二人で近くの扉に近づき音をたてないように扉を開けると男が座っていたので俺が後ろから近づいて後ろからいきなり顎を殴り軽い脳震盪を起こさせて意識をなくさせた

 

「杏、お前も他の部屋の二人をできるだけ音を立てずに気絶させたりしてくれ」

 

「分かりました」

 

と言うと杏は隣の部屋に入って行ったので、俺は他の部屋に向かった

 

 

 

 

数分後

 

 

 

「一階の二人を気絶させました」

 

「よし。それじゃあ、二階の奴らを頼めるか?」

 

「分かりました、二階の六人を倒しておきます」

 

「ああ、三階は俺がやるからもし二階の奴らを片づけたら、屋上で亮太と合流して待機しててくれ」

 

「了解です。銃の使用は……」

 

「出来る限り使うな。使うときはサイレンサーをつけて出来る限り音をたてないように使え」

 

「了解しました」

 

「それじゃあ、行くか」

 

「はい」

 

といい俺は三階、杏は二階に向かった

 

 

 

 

 

 

俺は三階に向かうと素早く六人を気絶させたが、一部屋に三人いるのは予想していたが気絶させる前に一人が気づいてしまい

 

「侵入者だ!!」

 

と叫ばれてしまった

 

「っち……」

 

と軽く舌打ちするとCZ75を取り出して三人の腕に向かって発砲をした

 

「っぐ!」

「ぐは!」

「がは!」

 

腕を撃たれた三人は防弾チョッキのおかげで血は出ていないが衝撃をうけて腕を押えて倒れた。しかし、まだ気絶させていないので可哀相だが三人を投げ飛ばし気絶させた

三階を制圧すると二階から杏が駆け上がってきた

 

「大丈夫ですか!?」

 

「ああ。だが、気づかれたから発砲しちまった」

 

「大丈夫です。二階の方は制圧しました」

 

「よし。それじゃあ、屋上で亮太と合流して強盗が逃げないようにしてくれ」

 

「下に逃げたらどうするんですか?」

 

「健吾と南に狙撃してもらう」

 

「分かりました」

 

と言い杏は屋上へ向かっていった

 

「さて、四階の奴を片づけるか」

 

と言い俺は四階の部屋に向かった

 

 

 

 

 

四階の部屋につき、いつでも銃を抜ける状態にして扉を開けた

すると、二十後半の男が立っていた

 

「武偵だ!動くな!」

 

「やあ。いらっしゃい」

 

「あんたが強盗のリーダーか?」

 

「ああ。そうだけど?」

 

「だったら、すぐに投降しろ」

 

「へ~。武偵高のAランクを返りうちにした僕を捕まえるつもり?」

 

「当たり前だ!」

 

「それじゃあ君も返り討ちにしてあげるよ」

 

と言うと銃を抜いて撃ってきた。銃を撃ってくることを予測していた俺は横に移動して避けた

 

(H&K Mk23か…、結構やりにくそうだぞ……)

 

「今のを避けるなんてなかなかやるね……」

 

「なめてかからない方が身のためだぞ?」

 

と言い今度は俺がグロック18Cを抜いて強盗に向かって撃ったがすぐに反応して避けた

 

「射撃のいい腕をしているね」

 

「口の方を動かしていていいのか?」

 

と言っている間にも撃ちあっていると

 

「そろそろ本気を出そうかな」

 

「なに?」

 

と言ったとたんにナイフを出して接近してきた

 

「っく……」

 

急に接近してきたので少し対応が遅れてしまった

 

「どうしたんだい?防戦一方で」

 

「あんた、なかなかやるな・・・」

 

「褒めてくれてありがとう」

 

と会話してる暇はないはずなのに二人は余裕な表情をしていた。だが、そろそろ時間がかけられないと思った俺はナイフの突きを避けて相手を蹴り飛ばした

そして俺はその隙に深呼吸をして集中力を高めて目を閉じてそしてゆっくり目を開けた

 

 

 

そしてヒステリアモードになった

 

 

 

 

ヒステリアモードを使った俺は確実に殺気が強くなった

 

「もう手加減はなしだぜ?」

 

「いきなり殺気が強くなったね。はったりじゃないことを祈るよ」

 

そう言うと銃を俺に撃ってきた。それを見た俺はまずグロック18Cを発砲した。そして俺はコルト・SAA(シングル・アクション・アーミー)、通称ピースメーカーを素早く抜いて撃った。すると強盗の持つH&K Mk23が破壊された。

すると壊れたH&K Mk23の残骸を見て俺の方をみて驚いた表情をしていた

 

「君は何をしたんだ……?」

 

「いや、ただあんたの撃った弾をグロックで弾いただけだぞ?そしてコルト・SAAを撃ってあんたの持つH&K Mk23を破壊しただけだぞ」

 

「な、なんだと……」

 

と言うと強盗は笑みの表情を消して警戒をしてきた。

ちなみにやつが警戒してきた理由はグロック18Cで撃ってきた銃弾を撃って弾いたのだ。そして、コルト・SAAを目に見えない速さで抜き撃ったのだ。そしてその撃った弾がH&K Mk23の銃口に向かっていき破壊したのだ

 

「銃がなければ何もできないと思うなよ!」

 

といいナイフを持って接近し突きをしてきた。が、俺はナイフの突きをよけて顎を殴った。すると脳震盪を起こして倒れた。

 

「なかなか手ごたえのある奴だったな」

 

と俺は思った。さすがはAランクを倒しただけはあった。だが、Sランクには勝てる実力はなかった

 

「杏に亮太、こっちはリーダーを倒した。三階や二階の犯人に手錠をかけておいてくれ」

 

「分かった」

 

「了解です」

 

と言い強盗二十一人に手錠をかけた。

 

「尋問科にひき渡すか」

 

 

 

 

 

亮太と南と共にビルを出ると健吾と南と由紀が来ていた

 

「お疲れ」

 

「お疲れ様です」

 

「お疲れさまでした」

 

「ああ、お疲れさん」

 

「お疲れ」

 

「お疲れ様です」

 

と六人でお互いを労った。

 

「それにしても、なかなか出来る奴だったぞ」

 

「ああ、確かにな」

 

健吾はスコープを覗いて俺の戦闘を見ていたのだ

 

「それにしても、どうしてあんなことになったんだ?」

 

と健吾は疑問をぶつけてきた

 

「あんなこと?」

 

「それは――――――」

 

健吾が言いたいのはグロックで銃弾を弾いたのとコルト・SAAの早撃ちのことだった。健吾に訊かれたので答えると、

 

「お前、そんなことしたのか……」

 

「お前ホントに人間か……?」

 

「さ、さすが金八先輩……」

 

「そんなことができるの……?」

 

「さすがは、Sランク……」

 

と俺のしたことに驚いていた。

 

「まあ、おれもヒステリアモードじゃないとできないけどな」

 

と付け足した。ちなみに健吾と亮太以外にも、杏と南と由紀もヒステリアモードのことを知っているのだ

 

とそんな話をしていると車に着いたので乗るが

 

「ふぁ~……なあ、学校に着くのは明日でもいいか?」

 

ヒステリアモードは神経系、特に脳髄にかなりの負担をかけるので使った後は眠くなるのだ

 

「俺はいいぞ。みんなもそれでいいか?」

 

と健吾が聞くと皆がうなずいたので俺は運転席で寝むらせてもらった5

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