緋弾のアリア もう一人の遠山   作:丸尾

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第十四弾

「大丈夫か!?キンジ、どこか麻痺したり体に異常はないか?」

 

すぐ部屋に戻された俺は、俺たちを部屋に戻して最もガスを吸った可能性が高いキンジに異常がないかを訊くと

 

「大丈夫だ、どこにも異常はない。けど、やっぱり出やがった」

 

「やっぱり?どうゆうことだ。お前は武偵殺しがこの飛行機をジャックすることが分かってたのか!?」

 

俺やアリアが驚いていると

 

「武偵殺しはまずバイクジャック、カージャックと事件を起こしてシージャックである武偵を倒した。そいつは直接対決だ。たぶんな」

 

「どうしてそんなことが分かるんだ?」

 

俺がキンジに質問すると

 

「そのシージャックのときだけアリアは知らなかった。電波、傍受してなかっただろ?」

 

「うん」

 

「シージャックのときは電波を出さなかった。その必要がなかったからだ武偵殺し自身が乗っていた」

 

「キンジ、ちなみにその事件はいつのだ?」

 

なんか記憶にひっかかりがある俺の質問に

 

「去年の浦賀沖海難事故だと思う」

 

その言葉を聞いた俺は

 

「そうか……」

 

少し黙りこむとキンジの推理の続きを考え

 

「そのシージャックのあとに乗り物が小さくなってこの前のチャリジャックの次にバスジャック、バスジャックの次にこのハイジャックか」

 

俺が推理の続きを推測するとキンジはうなずいた

 

「そしてこのハイジャックでシージャックと同じく直接対決しようとしてるんだ」

 

「そしてその狙いは……」

 

と俺が言うとキンジと二人でアリアの方を見た。するとアリアは悔しそうな表情をしていた。

 

「さてこの状況からどうする?」

 

と俺が言ったところで

 

 

 

 

 

 

 

 

ポポーンポポーン――――――――――

 

 

 

 

 

 

という音とともにベルト着用サインが点滅していた。一瞬何かとおもったが

 

「和文モールス………」

 

とアリアが言ったところでおれはすぐ解読ために点滅を見た

 

 

オイデ オイデ イ・ウー ハ テンゴク ダヨ

オイデ オイデ ワタシハ イッカイ ノ バー 二 イルヨ

 

「誘ってやがる……」

 

「だな」

 

「上等よ、風穴開けてやるわ」

 

「俺も行ってやるよ。役に立つかは分からないがな」

 

「いいわ、あんた達なんか来なくても」

 

と言うとまた雷鳴が聞こえた。アリアは一瞬だけ体がこわばった

 

「どうする」

 

キンジが聞くと

 

「か、勝手にすれば」

 

アリアの許可をもらった俺とキンジは顔を見合わせて苦笑いをしながらアリアについて行った

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