緋弾のアリア もう一人の遠山   作:丸尾

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第二弾

「「失礼しました」」

 

 

今日の事件をキンジと共に報告し廊下を歩いているとキンジがため息をついた。

 

「どうした?キンジ」

 

「いや、あれを使ったから」

 

「あー…」

 

あれとは、さっきのスーパーモードのことだ。ヒステリアモードといい、まあ簡単に説明すると性的に興奮すると身体能力が上がったり頭がよくなったりする。

そして女子に優しくなる。理由はもともとヒステリアモードは子孫を残そうとして女子にかっこよくみせるためだからだ。ヒステリアモードにキンジはトラウマ

を覚え使いたくないのだ。とくに女子の前では

 

「でもあれは不可抗力なんだろ?」

 

「ああ…」

 

「ま、アリアに目つけられないようにな」

 

そう言って俺たちは教室に向かった。

 

 

 

 

 

 

「キンジ、金八、おっはよーう」

 

「おはよう、武藤」

 

「おはよう…」

 

武藤剛気が俺たちに挨拶したので俺とキンジは挨拶し返した。俺は普通に挨拶したが、キンジはヒステリアモードを使ったことで鬱々と感じで挨拶したので武藤は何を勘違いしたか

 

「どうした?キンジ、星伽さんと違うクラスで落ち込んでるのか?」

 

それはお前だろと俺は思ったが武藤が可哀想になるので言わなかった。

 

「おはよう、遠山」

 

「おはよう…」

 

健吾も同じクラスでキンジに挨拶したが武藤のときと変わらなかったので

 

「金八、遠山はどうしたんだ?」

 

「登校中にちょっとあってな…」

 

「?」

 

もっと聞きたそうにしたが

 

「は~い、皆さん席についてください」

 

担任の高天原ゆとりがきたので聞きたそうにしてたがあきらめてくれた

 

「うふふ。じゃあまずは去年の3学期に転入してきたかわいい子に自己紹介してもらいましょう。」

 

 

 

 

そして神埼・H・アリアが教室に入ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生、あたしはあいつの隣に座りたい」

 

 

その言葉を聞いたクラスの皆は絶句してキンジの方を見て歓声が上がった。

そしてキンジは椅子から転げ落ちた。そしてキンジの隣に座っていた武藤が、

 

「よ……良かったなキンジ!お前にも春が来たみたいだぞ!先生、俺、転入生の人と席代わりますよ!」

 

といい武藤は空いている席に移動していった。

 

「あらあら。最近の子は積極的ねぇー。じゃあさっき武藤君が座ってたところがあなたの席ね。」

 

先生が言うと周りから拍手喝采が始まった。そしてアリアがキンジの席に近づくと

 

「キンジ、これ。さっきのベルト」

 

とキンジに体育館で借りたベルトを返した。だが渡すタイミング間違ったなと俺は思った。

 

「理子分かった!キー君フラグばっきばきに立ってる!」

 

とキンジの隣、アリアの座る所の反対に座っている峰理子が騒ぎだした。理子は情報を集める時は優秀だが色々と馬鹿だ。

 

「キー君ベルトしてない、そしてそのベルトを転入生が持っている。その謎が推理できたよ!」

 

と理子がいい、

 

「キー君は彼女の前でベルトをとる何らかの行為をした!そして、彼女の部屋にベルトを忘れてきた!つまり二人は―――熱々の恋愛中なんだよ!」

 

と事実とは全くかけ離れた推理をした。そしてここは武偵高周りの奴らは

 

「キ、キンジがこんなカワイイ子といつの間に!?」「影の薄い奴だと思ったのに!」「女の子どころか他人に興味無さそうなくせに、裏でそんなことを!?」

「フケツ!」

 

クラスの連中は顔見知りが多いけど初日からこんなに息が合うなんて、と俺が思ってると、

 

 

 

ずぎゅぎゅん!

 

 

 

アリアがガバメントを抜いて撃った。

 

「れ、恋愛なんて……くだらない!

 

立っていた理子は着席して、周りは静まり返った。

 

「全員覚えておきなさい!そういう馬鹿なことを言う奴には」

 

「風穴開けるわよ!」

 

アリアが転入初日にはじめて武偵高に言った言葉に皆な絶句していた。

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