【 三次創作 装填騎兵エミカス ダージリン・ファイルズ 】 作:米ビーバー
「――――――――――――えっ?」
そんな会話を、聞いてしまった―――。
声を上げる前に口元を塞がれ、エミちゃんに壁際に引き寄せられる。沙織さんの顔、すごく怖い―――
―――でもあの、エミちゃん流石に距離が近すぎないかな?一緒におやすみしたことあるけどエミちゃんからこの距離に抱きしめられるのって初めてじゃないかな?ちょっと待って待ってあの、心臓ドキドキしすぎてパニック起こしそうなんだけどああもう集中できないよぉ―――――!?
「―――この大会で優勝できなければ、わが校、並びに学園艦は文科省の預かりになり、艦内の住人も含め、私たちは全国の学園に割り振られバラバラになる」
「そんなのってないよ!!どうして!?」
「―――納得ができません―――!!」
聞こえてくる声に心が冷えていく―――沙織さんと華さん。それと、大洗の生徒会長さん―――確か、角谷杏さん。あと、角谷さんの後ろに、河島桃さんと、小山廸子さんがいる―――。
「数年後に世界大会を開催するって、かーしまが説明したでしょ?それに伴って、プロリーグを設立するために、戦車道の無い学園、目立った活躍をしてない学園、生徒数が減ってきてる学園なんかを統廃合したりして、廃艦にすることで国内の財政をそっちに回そうとしてるんだってさー」
「大人の都合じゃない!!」
以前練習試合でお話ししたときと変わらない調子の角谷さんと、ヒステリックな沙織さんの怒鳴り声と、考え込む華さん―――。
「―――それで、戦車道を―――?」
「御名答!戦車道やってりゃー助成金も出るって話だしさー、優勝チームの居る学園を廃校にはできないだろうって啖呵切っちゃったしさー?まぁ、他に方法が考え付かなかったって話」
華さんの言葉に我が意を得たり、という感じで同意する角谷さん。いつもと同じ明るい調子だけど、声が沈んでいるように感じる―――。
「―――ここを離れよう」
耳元で囁くエミちゃんの声にも、心が反応しない―――そのくらい私の身体は冷え込んでいた―――。
―――何でこんな理不尽なことばかり目の前にあるんだろう?
納得なんかできるわけがないよこんなの。だってみんな笑ってたのに―――勝ったら笑って、負けても次は勝つって笑っていて―――戦車道って楽しいねって、そう思えて―――
―――私たちが勝ったらみんなバラバラになっちゃうんだよ!?
―――いつの間にか、建物の影から遠く離れた場所までやってきていた。エミちゃんもいつの間にか離れてて……頭の中でさっきの会話が反響し続けている―――
「―――みほは一人で戻っていてくれないか?私は、少し話をする相手ができた」
強い決意と、怒りを感じるエミちゃんの目が、記憶に残っていた―――。
トボトボという表現が似合うほど意気消沈した様子のさおりんが華さんと一緒に去った後、俺は生徒会の面々の前に顔を出した。
「おやぁ?聖グロリアーナの天翔ちゃんじゃないの。元気?西住ちゃんは一緒じゃないの?」
「―――みほは帰らせました。ここから先の会話を、聞かせたくない」
俺の心は静かだ。人間心底から怒ると本当に冷静になるんだなぁと理解できる。
同時に、そこまでしなきゃいけないほど追い詰められてるんだとも思った。
「―――さっきの会話。聞いてしまいました」
「そっか……拙いとこ見られちゃったかな?」
少し気まずそうな顔を見せる柚子ちゃんと、敵愾心バリッバリの桃ちゃんに対し、いつもと変わらない飄々とした態度の会長。三者三様の面持ちだが……
「―――わざと聞かせたんですよね?みほに―――」
友達想いで、仲間のためならば命を賭けられるみぽりんの性格をわかって、メンタルにダイレクトアタックをぶちかました。そうでないとこのタイミングで聞こえよがしな場所で、あの面々で公表はおかしい―――おかしすぎる。
「―――あ、バレた?」
ケロリとした表情の会長にも脳内が沸き立つことはない。我が心明鏡止水が如く―――握りしめた拳が内圧で逆に血管が切れそうなほど力が入っているが―――。
「―――みほがどういう行動に出るかまではアンタの責任じゃあない。
―――ただ、私は少なくとも今はアンタを許せねぇし、許さない。
―――アンタがそんな行動を取らざるを得ないほど追い詰めた文科省の連中もな―――!!」
みぽりんを原作の闇深顔に戻しやがった罪は重い―――だが、原作キャラをこの場でボコボコにするのは
―――というかこんな状況に追い込んでしまったのは間違いなく俺のせいだし(バタフライエフェクト的に考えて)
もうね、自己嫌悪と自己憤懣で心が波立つ余地すらねぇの。目の前の古ダヌキがどうとかもうどうでもいいの。
―――あ、でもあの辻とかいう役人は死すらも生ぬるい痛みを与えてやる。主に胃に―――
俺は精一杯吐き捨てる様に言い放つと同時に踵を返す。何か言おうとする桃ちゃんを杏会長が手で制しているのだけは目で確認した。
そのまま数歩進んで、一度立ち止まる。
「―――なぁ、会長さん
―――――――今、戦車道やってて、楽しいかい?」
―――俺の言葉に―――
「―――わかんないよ。そんな余裕まるでないんだもの」
そう返してきた会長の言葉は、きっと本心だったんだろう。
*******
「―――というわけで知恵を貸してくれ」
「馬鹿ですか?馬鹿ですよね?それとも舐めてますか?主に人生やわたくしのことを」
俺の言葉にワンブレスで罵倒を織り交ぜて返事をしてくるのは自称俺のライバルで聖グロ隊長のダージリン。罵倒と憤懣を露わにしながらも手にした紅茶はこぼすことなく、一息に反論してからまた一口。
「―――相手に廃校がかかっていようが居まいが、私たちには全く何の関係もございませんわ。立ちはだかる敵は十全な力で叩きつぶすのみ。獅子はウサギを狩るためにも全力を尽くしてこそ。己がその時もちうるすべてを使って戦い、勝利する―――それが私の戦車道ですから」
ぐうの音も出ない。今の状況に関しては圧倒的にダージリンに正当性がある。っていうか「相手が勝たなきゃ後味悪いんだけど何とかならないかな?」とかふざけた質問した俺にきちんと言って聞かせてくれるあたりダージリンってかなり有情なのではなかろうか―――?
横で俯いて聞いているだけのマシーンになっているみぽりんなんかもう置物扱いになっていてそもそもダージリンが目線を会わせることすらしてないし……。
「―――天翔エミ。私からあなたに質問するわ。貴女は西住みほとは違う結論を出していると思う。
―――貴女はどうしたいの?」
わざわざ俺に質問してきたという事はもうみぽりんの要請については聞く耳がないってことなのだろう。
俺の要求としては、確かにみぽりんとは異なっている。
だってそもそも大洗を救おうと救うまいと、みほエリを成しえるために必要かと考えると必ずしも必要ではないからだ。(確信)
みぽりんの願いを尊重する限りで考えるならば、俺は別にもう優勝にこだわってるわけではないので優勝を譲ってやっても良いと思っているが、それは聖グロの立場から考えれば受け入れられないわけだから―――
「―――私は、わざと負けてやればいいなんてことは言えない」
「―――その理由は?」
ダージリンの視線を正面から見返し、みぽりんの見守る中、言葉を選ぶ。
「―――私たちは黒森峰に勝って決勝に進出した。全力で戦って、お互いに力を示し合って、認めてもらった。進むべき学院だと。
―――それはあの奇襲でとはいえプラウダに勝利した大洗だってそうだ。カチューシャは涙目で捨て台詞吐いてたけど、敗北を受け入れて、勝者を称えた
―――それを八百長で汚すのは、戦車道をする者すべてに対する冒涜だ」
俺の言葉はきっとダージリンが考える「天翔エミ」の正解だったのだろう。満足そうに頷くと、ダージリンは紅茶を一口飲んでから、口を開く
「―――ならば、貴女の考えるお願いは何なのかしら?」
「―――最後に生徒会長さんが言ってた―――「戦車道が楽しいかどうか、そんな余裕がない、わからない」ってね―――だから、楽しいと思えるかどうかわかるくらいの余裕はもたせてやりたい」
俺の言葉にダージリンは応えない。代わりに紅茶を飲み干してソーサーとともにテーブルに置き、口元を拭うと―――
「それでも、持ちうる限りすべての力を出し切って戦うのが私の戦車道よ?私に矜持を捻じ曲げろというの?」
にこやかに微笑んで、そう言った。
―――ここで土下座でも敢行すればどうにか押し切れるのではないか?という俺の思考と、そんなプライド捨てるような真似したら逆に怒るんじゃないか?という俺の思考が真っ向からぶつかり合って喧々囂々状態の俺に、ダージリンに応える余裕はなかった。だが、代わりに―――
「―――あのぉ……ダージリンさん」
それまで置物だったみぽりんが動いた。手を上げて意見を提示する姿勢を見せたみぽりんに、ダージリンがみぽりんに視線を向ける。
「確認なんですけど―――その時ある戦力を全力で出すのが、ダージリンさん流なんです……よ、ね……?」
「ええ、そのとおりよ」
にこやかに返すダージリンに「それなら―――」とみぽりんが提示した方法を聞いて―――
「―――え、ええ……それならできますわよ……非常に、非常~~~に勿体ないことだけれど―――」
「―――お願いします。どうか」
ひきつった笑みに変わったダージリンがそう言うとみぽりんが頭を下げる。横で聞いてた俺。目からウロコである。なんだこの作戦。一休さんか(素)
その後、みぽりんの発案に沿う形で行く以上、アールグレイパイセンにも相談すると、爆笑した挙句に「やっぱ面白いわアンタたちwww」とコメントを戴いた。
せやろな(達観)
*******
戦車道高校生大会決勝戦。
多くの戦車道ファンや、戦車道履修生が集まる中―――
「来てあげたわよ」
エリカが激励に現れていた。まぽりんを連れて―――
「コンディションはどうだ?みほ」
「うん、全然平気……」
まぽりんの言葉に返事するみぽりんだが、少し元気がないことに気付いたようだ。俺に視線を送ってくる。いや、目で会話させようとしても無理です(素)
「―――対戦相手の大洗女子は、負けたら今年度一杯で廃艦が決定するそうです」
包み隠さずゲロると、エリカがみぽりんに掴み掛っていた。ええい血の気が多い娘はこれだから!!
「―――アンタ……もしかして自分から負けようと思ってるんじゃないでしょうね?!ふざけないでよ!?アンタたちは私たちに勝って決勝に進んだのよ!!?勝者の義務を、果たしなさい!!」
「ストップだ逸見さん。勘違いしてる」
俺はみぽりんを締め上げるエリカの手首を取り、力を入れて手首の筋を押し込んで拘束を外し、そのまま自分の側へ向くように引き込む。
「みほだって何もわかってないわけじゃないし、誰であろうと救うわけじゃないさ」
―――相手、みぽりんの数少ない親友だけどな! とは言わない。言ったら拗れるし―――
*******
大洗女子 VS 聖グロリアーナ
大洗は9輛 対して聖グロリアーナは20輛。数の上では倍以上の差がある。
代表として前に出てくるのは生徒会長角谷杏と、あんこうチーム車長の武部沙織。
対してこっちは聖グロ隊長のダージリンと、俺こと天翔エミ。
「―――あのさー天翔ちゃん?聞いていい?」
「試合前なんで少しだけなら」
この間の一件もあって話しづらいだろうに、わざわざ俺を選んで話しかけてくる会長。
「そっちの戦車さぁ……マチルダとチャーチルとクルセイダーしかいないように見えるんだけど」
「ああ、それは―――」
「―――トータスはもともと黒森峰やプラウダの重厚な戦車集団用の隠し玉でしたから、使う必要性を感じませんでしたの」
上から目線で言い放ったのはダージリン。その様子に不審な顔をする会長。
「じゃあさ――――――クロムウェルだっけ?あれも見当たらないんだけど?」
「ああ、あれはもともとパイセン―――アールグレイ様が貸し出してくれてたものだったんで、返却しただけです」
俺の答えに「え?決勝戦の前に!?」と驚くさおりんに「うちの先輩は色々とフリーダム過ぎるんでねー」と返しておく。
―――みぽりんの発案はこうだった。
「トータス重駆逐戦車はもともと博物館から借りてきたものですし、クロムウェルもアールグレイさんからの借り物でしたし、これらを返却すれば、「今ある戦力で精一杯を出す」しかなくなりますよね?」というもの。
もうね、パイセンはノリノリで「面白いわアンタたち」って協力してくれて、わざわざダージリンと喧嘩してクロムウェルを取り上げて帰ってったという小芝居まで演じてくれた。ダージリンは終始沈痛な面持ちだったが―――まぁ無理もない。トータスを貸し出してもらうために根回ししまくってたらしいからなぁ……。
「―――まぁそういうわけですの。ですが、車両数はほぼ倍。そちらの勝ち目はゼロ%から万に一つになった程度―――その程度、気にするまでもありませんわ」
思いっきり高飛車で感じ悪い悪役令嬢さながらのポーズで去っていくダージリンを追いかける俺に、背中から声がかかった。
「天翔ちゃん――――――ごめんね?」
「―――謝ってもらう理由がさっぱり思いつかないんですけどねー―――ごくごく個人的な事情ですし」
俺の言葉に不思議そうな顔をする会長の方に振り返り、自分の胸に手を当てる。
「こんなナリでしょう?装填手ですって言ってもだーれも信じない。受験しても体格で足切りされて黒森峰にも受からなかった。
―――嫌いなんですよねぇ―――【できるはずがない】って上から目線の大人」
これでいい。天翔エミは「意地」で生きている戦車道履修生。何よりも意地で進み、意地で挑み、意地で乗り越える生き物だ。これが一番「天翔エミ」としてしっくりくる理由になり得る―――
―――冷静になるとロールプレイしてる自分を客観的に見てとても死にたくなるんだが―――
「そっか―――じゃあごめんねじゃないね。天翔ちゃん―――ありがとね」
俺はその言葉に返事をしない。代わりに指を突き付ける
「会長さんさあ……前に「戦車道が楽しいかどうか、そんな余裕ない」って言ってたじゃない?
―――覚悟しててくださいよ?決勝戦で、余裕もって楽しんでもらいますんで!」
怪訝そうな顔をする会長をスルーして、俺は今度こそ自分のマチルダの方へ駆けだした。
*********
決勝戦は―――試合開始から、解説が困惑する試合風景を見せた。
聖グロリアーナの戦車隊は防衛陣を構築することなく前進し、大洗女子の戦車集団を分断。各個撃破に移るかと思われたが、なんと聖グロリアーナの集団も分裂。複数の場所で同時に戦車戦が起こる事態となった。
八九式中戦車には、ルクリリ隊。
ポルシェティーガーには、ローズヒップのクルセイダー隊
三式突撃砲には、ニルギリ隊
チヌとマークⅣ、にはそれぞれマチルダ小隊が付き―――
「アンタだけ2対1とか、舐めてんの!?」
「そーだそーだ!一年舐めんなぁ!!」
ルノーからはそど子、M3リーからは澤梓の不平を受け止めつつ―――紅茶を一口。
「舐めておりませんわよ?本気で侮るなら、他の全員相手にしてもよろしかったんですから―――」
ダージリンがチャーチルで2輛を受け止め。
「みぽりん!」
「―――沙織さん。さぁ、始めよう!この勝負の間に、私も答えを出して見せるから!」
Ⅳ号戦車あんこうチームと、みぽりんとそのチームが操るチャーチル歩兵戦車。
「―――こういう意味だったわけね」
「―――まぁ、そういうわけで、よろしく」
モブを車長に据え、俺を装填手としたマチルダ隊と、ヘッツァー改装型38tのカメさんチーム。
対応する相手はお互いにそれなりに因縁があったりなかったりする相手ではある。
ダージリンが紅茶を一口飲んで、みぽりんに通信を送る。
「みほさん、作戦名をお願いね」
「はい!!
ではこれより―――「タイマン作戦」を開始します!パンツァー・フォー!!」
―――こうして、決勝戦は始まった―――!!!
*******
「―――あの、何て言うかさぁ……ご、ごめんね??」
「―――ああうん、謝るんならそっちのあんこうチームにお願いしますね?」
目の前で煙を上げ、白旗が上がるのは『みぽりんが乗っていたフラッグ車』―――。
ただし、撃破したのはあんこうチームではない。というかⅣ号戦車からは恨みがましい目でさおりんがこっちを睨んでいる。―――あ、当事者が泡噴いた。
俺はこの一見の当事者「桃ちゃん」に活を入れつつ肩をすくめてみせる。
「まぁ、しょうがないですよねー……釈然としない終わり方だったけども……」
「いや本当ごめんて!まさかこんなことになるとか思ってなかったんだから!」
会長が本気で焦った声で謝っている、ある意味貴重だと思う。
戦いは熾烈を極めた―――、一部、遊んでるだけのとこだったり、市街地をドリフト勝負してたりしたが、熾烈を極めていた―――。
みぽりんの駆るチャーチルとさおりんのⅣ号はお互いに遺恨を残さぬようにと全力でぶつかりあい、互いの想いを感じ取りあい、幾度となく交差する。
対する俺もカメさんチームのヘッツァーとぶつかり合い、殴り合い、撃ち合い。
とてもいい勝負だった。掛け値なしに―――。
そして決定的な瞬間は訪れる。Ⅳ号が履帯の破損を気にせず突貫した一撃を、みぽりんは砲塔を回転させてダメージを受け流し、動けなくなったⅣ号へチャーチルを向き直らせた。
―――そこへ―――
「貰ったぞ!天翔ォーーーー!!」
隣の区画で追いかけっこしながらの撃ち合いをしていた俺たちとカメさんチームが合流。
俺を狙って放たれた水平砲撃が――――何故か130度以上の曲線を描き―――
―――全く予想してなかった角度からの砲撃が『さっきさおりんから砲撃を受けた部分』に寸分の狂い無く命中し、チャーチルが炎上。フラッグ車が撃破されたのだった―――。
―――こんな時、どういう顔をしたらいいのかわからないの―――。
―――嗤えば、良いと思うよ。―――じゃねぇよ(おこ)
―――こうして、全くしっくりこないまま高校生大会が終了したのだった。
ダージリンが最後までぐちぐちと嫌味を言い続けていたが、交換条件で「俺にできることだったらやってやる」と約束したら上機嫌だった。
何を命令されるのか、怖くて仕方がない。
ダージリンはエミの提示した「なんでも言う事聞いてやる権」をどのように使うのか!?
ダーエミはあるのか!?ないのか!?
だがそもそもこのIFルートの続きはここで終わるし続かないのだった!!
―――なおこの後原作通りの流れで学園艦接収→受け入れ先探し になったタイミングで
聖グロが全員を受け入れつつスキルアップ→劇場版の流れ に行く(プロット上)
―――アールグレイパイセンが無双したりする展開はたぶんない()