もし一輝が出会った人物がサムライ・リョーマではなく気高き碧い猛獣だったら   作:〇坊主

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九刀‐刃を研ぐ者達

 限界。

 

 これ以上あるいはこれより外に出られない境のこと。

 予め定められている「限度」とは違い、「限界」はそれ以上進むことが出来ないと言った意味合いを指すことが多い。

 

 これまでの長い歴史において数多くの伐刀者がこの限界に辿り着く前に妥協を行う。自分には無理だ。これ以上努力する必要はない。そんな感情に抗いきれず、歴史の中に埋もれていった。

 最後まで抗っても限界に至れたものが果たしてどれほど存在したのかはここで語ることはないが、少なくとも歴史に名を遺している偉人達はこの領域に至ろうと、日々研鑚を怠らなかった者達だったであろう。

 

「フゥー…フゥー…フゥー……まだだわ。アタシの全力は、こんなものではないはず。もっと出せるはず…あの時のように」

 

 人払いを終えた夜の訓練場で、己の限界に至ろうと《紅蓮の皇女》ステラ・ヴァーミリオンは一人で特訓に明け暮れていた。

 普段一輝と行っているトレーニングだけではない。

 彼とは違う膨大な魔力をより繊細に、より強靭に運用すべく行う特訓は一輝の力を借りることは難しい。

 確かに伐刀絶技(ノウブルアーツ)である《一刀修羅》を使用するには緻密な魔力操作、そしてリミッターを外した際に発生する魔力の増大化による酔いに近い症状を耐える精神力。これがなければ為されないものだ。

 しかしそれは一輝が総魔力量が乏しいために修行を始めてから生み出した独自のものであり、そこで培ったものを常人レベルの魔力を有する人へ教えようとしてもそもそもの前提が違う。

 肉体にかかっているリミッターをこじ開けて魔力を上げる修行なぞ、普通の人がやろうとすればまずは魔力を空っぽにしてから取り組まなければならない。

 魔力が十分にある分には無意識に脳が制限をかけて負担を軽減しようとする。

 必死になって魔力を吐ききろうとすれば、吐ききる前に神経が焼けるような痛みを覚えて挫折するだろう。

 ステラだってその枠に当てはまるのだ。

 

 一輝は今となっては容易く肉体のリミッターを外し、その上で翌日以降なるべく悪影響が出ない様に調整しているがそもそもがおかしいのだ。

 リミッターを外しているにも関わらず、肉体が崩壊しない様に制御して魔力を引き絞って全力で戦う。それを戦いで多用することが出来るのは世界中探しても一輝ぐらいなのではなかろうか?

 

「イッキの技を思い出すこと…。どうやって発動していたのか…まだよ。まだ集中が足りてない…」 

 

 それでもステラは黒鉄一輝を越えると決めた。

 体術でも負けたくはないが、それ以上に伐刀絶技(ノウブルアーツ)で負けたくない。

 あの試合の後、ステラなりに反省点を考えていたのだ。

 ああ動けばよかったとか、一輝をEランクとして甘く見ていたとかではない。仮に理想的に動いていたとしても彼ならば即座に対処されて同じ結果になっていただろうから。

 ではどこに着目したのか?

 それは魔力戦。伐刀絶技(ノウブルアーツ)での戦いだった。

 最初に戦った時、自分にとっての最強技《天壌焼き焦がす竜王の焔(カルサリティオ・サラマンドラ)》は一体どのようにして破られたのか。

 八門遁甲の陣で強化されていたから斬られたのではないか?答えは否だ。

 

『えっ?あの時どうやって破ったかって?…あはは。確かにステラとの闘いで僕は八門遁甲の陣を使った。だけどそれだけじゃないんだ。三門を開放したうえで、一瞬だけ《一刀修羅》を重ねたことで身体能力と魔力を数段引き上げて切り伏せた。ただそれだけだよ』

 

 ステラが最も敬愛し、そして大好きな青年は、感づかれたら対処されそうだったからとすこし空笑いしながら答えてくれた。

 正直驚愕に驚愕を重ねていたあのタイミングでは対処も何もなかったのだが、それだけ一輝が自分を評価してくれていたことが嬉しく感じた。

 

 ステラがヴァーミリオン皇国から来日してまだ間もないが、彼女はすでに数多くの経験をしてきた。

 今まで受けたことの無かった完敗による悔しさ。

 心から一生を捧げたいと思える大切な人との出会い。

 地位に縛られずに対等に向き合ってくれる友人。

 思わぬうちに天狗になっていた自分を打ち倒せる実力者が複数人いる事実。

 これだけでも日本に来てよかったと心から言えるし、何より皇国に留まらず留学を選択した昔の自分が誇らしい。

 ステラの人生を大きく変えたこの出会いを、このまま停滞に使ってはいけない。

 

(集中――。アタシの魔力を全身に行き渡らせて、余計なものは削ぎ落す――)

 

 大剣を掲げるように構え、大きく深呼吸を繰り返す。

 目を瞑り、視覚から来る情報を遮る。深部に意識を向けることで聴覚から来る情報も遮断する。

 普段であれば溢れ出た魔力を炎に変換して霊装に纏わせているところであるが、まだ(こら)える。

 体内に内包される魔力がマグマの如く燃え滾り、早く解放しろと脳内に警告を飛ばしてくる。

 

(自分の力と向き合う―――。幼少の頃に制御するためにがむしゃらに特訓を重ねたあの頃と同じ…)

 

 思い返すは幼い頃の自分。

 幼いころから宿っていた自分の力は明らかに過剰であり、それを認識させるように何度も、何度も自分の力で大火傷を負ってきた。

 そこから何年もの時間を費やして制御できるようになり、《天壌焼き焦がす竜王の焔(カルサリティオ・サラマンドラ)》を扱えるようになったのが先ほどまでの自分だ。

 並の抜刀者であればステラから溢れ出る魔力に対抗できず、ステラの為すがまま蹂躙される。だがそれだけでは勝てない存在を知ったことで、ステラは自分の先に手を伸ばすようになった。

 

(確かに制御は出来た。だけどあの頃を思い返したら、今よりも火力があったはず…)

 

 摂氏3000度だけでも高熱なのだが、当時はより広範囲を引火させ、炭化させることも多々あった。

 制御することばかりに目を向けたばかりに、本来の火力を出せてないのではないかと、ステラは思い立ったのだ。

 

「~~~ッッッ!!」

 

 Aランク騎士に位置するステラであっても、過剰に魔力をため続けることはできない。それを表すように体内で暴れ狂う魔力が熱となり、炎なってステラの肌を内側から焼き始める。

 だが折れない。

 

(まだ…まだだ!アタシはまだやれるはず!やれるんだ!!)

 

 もっとだ。もっと熱かったはずだ。

 火災の中に身を投じる熱さと、そのあとの感覚を失っていく瞬間をステラは今でも覚えている。

 だからこそ自分はまだ潜れるはずだ。

 もっと…もっと――――!!

 

 

「そこまでさプリンセス」

 

 

 最深へと至ろうとするステラの意識はたった一言で引きずりあげられた。

 目を開かせて驚くステラは背中に当てられた手の感触を追いかけるように振り向く。

 

「――ネネ先生」

 

 ステラを強引に引っ張りあげた張本人は《夜叉姫(やしゃひめ)》の名を持つ西京寧音(さいきょうねね)

 背中に当てていた手から魔力を流し、臨界点に達してステラを消し炭にしようとしていた魔力にぶつけることで霧散させたのだろう。苦笑を浮かべながらステラを見る姿は彼女が普段見せる態度とは全く異なり、教育者としての顔だった。

 

「やれやれってところだよ。折角ぶらりと時間を潰そうと思ってたのにこんな時間に生徒が一人で活動しているなんて」

「…ネネ先生。どうして止めたんですか」

「そりゃ止めるさね。くーちゃんに頼まれた身とは言え、破軍学園に所属する教育者だよ?」

 

 余計なことをしないでほしい。

 そんなステラの視線を受けて、あえてわかる様に寧音は溜息をつく。

 

「今、何をしようとしてたか理解してるかい?」

「自分と向き合うために必要なことです」

「その結果、辺り一帯を消し炭にしていいと思ってんのか?」

「――………それは」

 

 自分の発言に寧音が語尾を強めたことでステラは言葉に詰まる。

 寧音の言うことは最もだ。

 幼いなりに抑えていたものをある程度成長した今の自分が完全に解き放てば、爆弾が投下された後のようにクレーターが生まれていただろう。

 だがステラが行っていたのは自暴自棄でなく、出力を上げるために文字通りの限界まで溜める特訓であったために寧音の言い分に異論を唱えたかったのだろう。

 

「ステラちゃんがやろうとしたことは大まかに理解はした。ただね、それは一人でやるもんじゃない。限界まで溜めに溜めて、制御できりゃ確かにいいさ。だけど失敗した際は一体だれが責任を取るんだい?」

「…………」

「学園が監督責任を問われる?ヴァーミリオン皇国が身内の不祥事として始末に追われる?それとも…自爆テロをしようとした生徒を止められなかった同室者が責任を丸被りするか」

「――ッ!!?」

 

 その異論も寧音がもしもであげた発言でステラは自分の浅はかな行動をしていたことを理解した。

 ステラと同室の者なぞ黒鉄一輝を除いたら他はいない。

 身を炭に変えようとしていたエネルギーを制御できると思い込んでいたが、それがもし制御できなかった際の被害。この処理はどこに向かうのか。

 考えればすぐにわかるはずだった。

 一輝の過去を、迫害されていた理由を知っている者なら、そんな美味しい餌に食いついてくる存在もわかっているはずだからだ。

 

「…ごめんなさいネネ先生。アタシが浅はかでした…!」

「いや、うちはただ注意のつもりで言ったから…そこまでされると逆に申し訳ないんだけど」

 

 本人も自爆するつもりであんなに魔力をため込んでいたわけではないことは寧音もわかっている。

 なので実際にステラを罪に問うなんてことはしないし、出来るはずがない。

 ただ一人で危険なことをするなと注意するつもりで言ったのだが、自分の間抜けさに涙を流しながら謝罪を行うステラを見てちょっと悪いことをしたなと軽く頬を掻きながら、明後日の方向を見るしかなかった。

 

「まぁ反省したってことで次回からは気をつけるようにすればいいよ」

 

 なので寧音はさっさとこの話題を終わらせることにした。

 注意しただけでここまで罪悪感を抱くのは流石に初めての経験である。

 

「でも正直なところなんでここまでするつもりになったのさ?言うまでもなく、ステラちゃんは紛れもない天才さ。こんなに追い詰めるようなことはする必要はないんじゃないかな?」

「それでは駄目なんです!」

 

 寧音の問いかけにステラはすぐさま否定する。

 世間では世界最大の魔力を持つ天才だと持て囃しているが、ステラ自身そこで満足していない。

 

「確かに破軍学園の多くの生徒はアタシには勝てない。これは紛れもない事実ですし、慢心じゃないです。でもそれだけなんです!このまま只々学園生活を過ごしていても、アタシはイッキを越えられない!常に自分の限界を見つけて乗り越えていくイッキに、今のアタシは追いつくことすらできない…背中を見つけることすらできないほどの差がアタシとイッキの間にある!」

 

 嗚咽しながら内心をさらけ出すステラは続ける。

 

「それが嫌で何度もイッキに内緒でアヤセ先輩やクロウド先輩と戦ったりもした!思いつく行動をしてみた!結果が出なくても、逆に自分の弱さを教え込まれても、それでも続けました。それが自分のためになると信じて…でもわからないんです。本当にこれが正しいのか、成長できてるのかって思ってしまう!本当にアタシはイッキを越えることが出来るのかって…。不安で、不安で仕方がないんです…」

 

 断言してもいいが、ステラは寧音が教えることがないほどに、異次元のポテンシャルを秘めていた。

 生まれついての強者であり、そこからさらに己を高めることが出来る真の強者(つわもの)と呼ぶべき存在。

 ステラが用いる剣技《皇室剣技(インペリアルアーツ)》は習って習得したものだが、伐刀絶技(ノウブルアーツ)は完全な独学であり、それを周囲に被害が出ない領域まで制御できるようになったのは紛れもなく、ステラ・ヴァーミリオンという存在が天才であることの証明だった。

 

(…確かに今の彼女では越えれない。だけど仮にあと3年経てば並び立てるよ。なんて耳障りのいい言葉が聞き入れられる年頃じゃないよねぇ)

 

 凡人が天才に対して下手なクセをつけてしまうのが最悪な結末だ。

 だから寧音もステラに対して技術がどうのこうのなんて発言はできない。

 現に対人戦で超一流の武人である黒鉄一輝ですら、ステラの剣技や戦闘動作に対して一切の無駄がなく、僕が口を出せることは存在しないと断言している。

 

(だからと言って落ち着くべき、なんて発言は宜しくないなぁ)

 

 一定のレベルに達すると成長が止まったように感じることがある。

 それは最初は段差の少ない階段を上っていくように成長するが、続けていけばいくほど段差が大きくなり、飛び越えれない壁に変わっていく。

 壁を壊すなり、よじ登っていくなり、人によってそこからの方法は多々存在するので、他人の意見はあくまでも一つの可能性にすぎない。

 見えない壁にぶち当たったのはステラにとって初めてなのだろう。

 彼女はまだ若い。

 彼女のポテンシャルを考えれば今の生活でもいつかは壁を越えていくだろうが、その間に一輝との距離が離れ続けていくことに耐えられないからこその苦悩なのだ。

 

 誰もいない真っ暗な空間でただ一人、どこまで続いているかわからない道を進み続けるようなものだ。

 アドバイスを聞こうにも、プロから見ても完璧すぎて口を挟むことができない。

 技術を増やそうにも、教育者のほうがすぐにレベルが低くなる。

 並の努力では彼女の才能にはじき返されて利がある証明すらできない。

 

 そんな生活をあと3年も続けろなんて無責任なことは寧音には言えなかった。

 一輝が《狩人》を降して学園でも名を知らない者が居ないほどに有名になった辺りから、ステラの焦燥は現実を見せ始めていた。

 自分の考えうることはしている。最初に一輝と同じ内容のトレーニングを行った時は盛大に吐いたが今ではしっかりと後を追えるまで成長している。

 身体能力は上がったが、技術や魔力は停滞しているのが原因だろう。

 このままだと成長が止まってしまう恐怖が彼女を急かしているのだ。

 

「んー…なら、こういうのはどうだい?」

 

 若者には若者の価値観がある。

 寧音だってその時期があったし、そこで悩んで癇癪を起こして殺し合いをしたことも数えきれないほどやっていた。

 だからこその提案だ。

 

「生徒の悩みを解決するのも教育者の役目。だけどはっきり言ってうちがステラちゃんに教えることはなんにもない」

「えっ…それじゃ」

「待て待て。話は最後まで聞くもんだよ」

 

 人差し指を口元に当てて笑みを浮かべる寧音。

 訝しげに寧音を見るステラに対し、本当に教えることはなんだけどねと先に告げて今彼女が最も魅力に感じる言葉を出した。

 

「うちがステラちゃんの相手してやんよ」

 

 その日、破軍学園が所持する広大な敷地の一部が更地と化す。

 夜であったがために人的被害は報告されなかったものの、捜査関係者はテロ組織が関わっているのではないかと騒がれた。

 破軍学園の理事長が額に手を当てて盛大な溜息を吐きつつ胃薬を服用する姿が目撃されたが、この件が関わっていたかは定かではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 道場にその男はいた。

 

 数十人は収まるであろう坪にただ一人、中央で正座で目を瞑って集中している。

 先ほどまで握られていたであろう木刀は膝先に置かれており、静かに持ち主に振るわれるのを待ちわびていた。

 

 上辺だけの彼を知る者であればその男は別人だと信じることはなかっただろう。

 逆立った髪を下ろし、胴着を着崩さずに身に付け、刀身をむき出したかの様な戦意は鞘に収まったように静まっている。

 それが出来るのならなぜ普段からそうしないのかと、教育者は嘆いただろう。

 だが彼をよく知る者達は今の状態こそ、本来の姿であると断言する。

 鋭さ、冷静さ、膂力、判断力。

 それらはこの道場に身を置く前とは比べ物にならないほどに成長している。

 

「蔵人君」

 

 一人道場で神経を集中させるなか、落ち着いた声が蔵人を呼んだ。

 

「――どうした先生」

 

 目を開くと蔵人の視界に真剣な面持ちをした師が映る。

 買い出しに自ら行っていたのか、その右手には買い物袋があった。

 

「蔵人君がそこまでするほど、次の相手は強敵なのかい?」

 

 倉敷蔵人は綾辻一刀流に弟子入りをしてから幾度となく、目の前の師範と打ち合ってきた。

 彼はどちらかと言えば寡黙だ。

 一人娘の話になれば嬉々として語りだすが、武士としては多くの言葉を語らない。

 これまで一刀流を習う際も、指摘はあれど今のように疑問として言葉をかけることは一度もなかった。

 

「…負けるつもりは毛頭ねぇが、強敵だ」

「ちなみにだが、どんな相手なんだ?」

「学園最強」

 

 蔵人がそう告げると師範‐綾辻海斗はふむ…と顎に手を当てて呟く。

 

「破軍学園最強か。それは確かに気構える」

「珍しいじゃねぇか先生。あんたから心配してくるなんてよ」

「何、私とて心配することもある。将来の跡継ぎが思い悩んでいるなら尚更な」

「……それ、絢瀬に言ってねぇだろうな?」

「ははは!娘も言葉に出さずとも少なからず察しているだろう。確かに昔はヤンチャしていたが、今では綾辻一刀流で最も強く、そして冷静な男だ。俺の後継者となっても何ら可笑しくは無い」

 

 海斗はいつ娘に告白するのかと茶化してくるが、ここで過剰に反応すればドツボに嵌っていく。そういう存在だった。

 

「生憎だが今はそんな考えはねぇよ」

「ふむ...蔵人君らしくない。緊張しているのかい?」

「馬鹿いうな先生よ。俺が緊張するわけねぇだろうが」

 

 海斗の問いかけに蔵人は嗤う。

 彼の中にあるのは常に闘争。どちらが強いか、弱いのか。それを決めるのがこれからの戦いだ。

 

「どうやって《雷切》を喰らうか、考えるのが楽しくて仕方ねぇンだよ」

 

 黒鉄一輝と再会を果たしてからというもの、剣客としての己の調子は最高潮。

 すでに幾多ものシュミレーションで《雷切》と斬り合った。

 戦場に立つ以上絶対は存在しないが、素直に道を譲ってやる気は毛頭ない。

 

「今度の試合、見に来いよ先生。綾辻一刀流の神髄を、観客共に教えてやるよ」

 

 溢れ出しそうになる興奮を抑えつつ正座を解いて木刀を振るう。

 狙いは《雷切》の首一つのみ。

 

 《剣士殺し(ソードイーター)》、出陣。

 

 

碧い猛獣のライバルはいる?

  • 登場してほしい
  • 設定だけ。登場はいらない
  • むしろ別のキャラ出して
  • 混ざりすぎるの嫌だから不要
  • ちくわ大明神
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