叔母様が勝利するだけ   作:0302

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ホワイトデーでも叔母様が勝利(?)するだけ

メディア、メディアぁ!大変だ、マスターが起きないんだ!「状況を説明してください」今しがたマスターの部屋へ寄ってきたところなんだけど、何回ノックしても反応が無いし、それで部屋に入ったらマスターがまだ眠っていたんだ。寝坊かなと思ったけれど、揺さぶっても起きる気配がないし・・・・・・とりあえずダ・ヴィンチには言ってきたんだけど、「いつもの事だね、分かったよ」って言われただけでさぁ・・・・・・あぁメディア、マスターは大丈夫かなぁ?少し前にSE.RA.PH?とかいう場所で無茶をしてきたばかりだろう?あの新入りめ・・・・・・ヒロイン面してたの知ってるんだからな。なにが白鳥だよ、こっちは鷹だぞ・・・・・・!こほん。ともかく、私より先に居たメディアなら何か知ってるんじゃないかと・・・・・・メディア?どうしたんだい、そんな頭が痛そうな顔をして。「頭痛が痛いだけです。ええと、はい、そうですね。それはマスターによくあることなので放っておいても平気かと」そうなのか?「ええ。きっとまた何かに巻き込まれているの(イベント)でしょう。一週間もすれば起きると思いますよ」そ、そんなにかかるのか!?その間のご飯とかは一体どうするんだ!「一応点滴を打っていますが、マスターもあちらで何か食べている様子。あまり気に病むこともありません。・・・・・・まぁ恐らく、マシュやあの三人組が張り付いていると思いますので、叔母様も参加してきては?」マスターの護衛って参加制なのかい!?知らなかった・・・・・・というか、そっかぁ。うん、そうだよなぁ・・・・・・。「なにか?」いや、ううん・・・・・・マスターの部屋に自由に入れるのは私とマシュくらいかなぁと思っていたから、あの三人組も入れるのかぁってね。いやぁ、自惚れだったかな。ありがとう、メディア。それじゃあ私はマスターが帰ってきた時のためにキュケオーンの練習でもしておくから。「・・・・・・最後に、一言だけ」うん?なんだい?「マシュでさえ、マスターの部屋の合鍵は持っていませんよ」・・・・・・そうなのか?本当に?でも、マシュは自由に部屋に・・・・・・「アレはマスターが内側から設定しているだけであって、マスターが本気で鍵をかけたのであれば恐らく叔母様しか入れません」・・・・・・そうか。そうかぁ。・・・・・・ふふ。

うん。何から何まで、ありがとう、メディア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キルケー!」

おや、マスター。もう大丈夫なのかい?しばらく眠っていたようだけど。

「うん、もう平気。ちょっとね、色々あって」

そうか。怪我とかはしていない?うんうん、体を大事にね。そうだ、良ければ、キミが体験した事を聞かせておくれよ。・・・・・・キミの経験したこと、感じたこと、全てを知りたいな、なんてさ。あぁいや、無理にとは言わないし、嫌だったら話さなくていいんだからね?

「いや、聞いて欲しいよ。俺一人じゃ抱えきれないかもしれない」

そんな重要な案件なのか!?それ、本当に私で大丈夫かい?ダ・ヴィンチやマシュの方がいいんじゃ・・・・・・。

「そういう訳じゃなくて。俺の経験したこと、感じたことを全て知って欲しいだけだよ」

・・・・・・私に?

「他の誰でもない、君に」

・・・・・・えへへ。ふふ。ふふふふ。あぁ、ごめんね、マスター。でもでも、嗚呼、うふふ。キミにそんなふうに思われてるなんて・・・・・・にやけが止まらなくなる。

「・・・・・・そっか。そうだ、キルケーってお酒は飲める?」

うん?まぁ嗜み程度にはいけるけど・・・・・・もしかして、キミが酒を注いでくれるのかい?

「うん。少し教わったからね」

へぇ。そうなのか。うんうん、船乗りなんかに酒はつきものだしね。キミに注いでもらうなんて、嬉しいけど恥ずかしいなぁ。キミが飲める歳なら私が注いであげるのに。

「じゃあキルケーはキュケオーンを作ってよ。・・・・・・俺が寝てた間練習してくれてたやつ」

メ、メディアから聞いたのかい?恥ずかしいなぁ。・・・・・・うん、でも、任せてよ!キミが食べるに足りる、最高のキュケオーンを作ってみせるとも!

「楽しみにしてるよ、キルケー」

あぁ、マスター。私こそ。キミの冒険譚をいの一番に聞ける誉れ。とてつもなく、言葉に表せないくらい嬉しいさ。

「良かった。バレンタインのお返しになってる?」

────。

あぁ。もちろんだとも。

 

最高のホワイトデーだよ、マスター!

 




ホワイトデーとは一体(哲学)

よく考えたらマスター強制レイシフト
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