メディア、メディアぁ!大変だ、マスターが起きないんだ!「状況を説明してください」今しがたマスターの部屋へ寄ってきたところなんだけど、何回ノックしても反応が無いし、それで部屋に入ったらマスターがまだ眠っていたんだ。寝坊かなと思ったけれど、揺さぶっても起きる気配がないし・・・・・・とりあえずダ・ヴィンチには言ってきたんだけど、「いつもの事だね、分かったよ」って言われただけでさぁ・・・・・・あぁメディア、マスターは大丈夫かなぁ?少し前にSE.RA.PH?とかいう場所で無茶をしてきたばかりだろう?あの新入りめ・・・・・・ヒロイン面してたの知ってるんだからな。なにが白鳥だよ、こっちは鷹だぞ・・・・・・!こほん。ともかく、私より先に居たメディアなら何か知ってるんじゃないかと・・・・・・メディア?どうしたんだい、そんな頭が痛そうな顔をして。「頭痛が痛いだけです。ええと、はい、そうですね。それはマスターによくあることなので放っておいても平気かと」そうなのか?「ええ。きっと
うん。何から何まで、ありがとう、メディア。
「キルケー!」
おや、マスター。もう大丈夫なのかい?しばらく眠っていたようだけど。
「うん、もう平気。ちょっとね、色々あって」
そうか。怪我とかはしていない?うんうん、体を大事にね。そうだ、良ければ、キミが体験した事を聞かせておくれよ。・・・・・・キミの経験したこと、感じたこと、全てを知りたいな、なんてさ。あぁいや、無理にとは言わないし、嫌だったら話さなくていいんだからね?
「いや、聞いて欲しいよ。俺一人じゃ抱えきれないかもしれない」
そんな重要な案件なのか!?それ、本当に私で大丈夫かい?ダ・ヴィンチやマシュの方がいいんじゃ・・・・・・。
「そういう訳じゃなくて。俺の経験したこと、感じたことを全て知って欲しいだけだよ」
・・・・・・私に?
「他の誰でもない、君に」
・・・・・・えへへ。ふふ。ふふふふ。あぁ、ごめんね、マスター。でもでも、嗚呼、うふふ。キミにそんなふうに思われてるなんて・・・・・・にやけが止まらなくなる。
「・・・・・・そっか。そうだ、キルケーってお酒は飲める?」
うん?まぁ嗜み程度にはいけるけど・・・・・・もしかして、キミが酒を注いでくれるのかい?
「うん。少し教わったからね」
へぇ。そうなのか。うんうん、船乗りなんかに酒はつきものだしね。キミに注いでもらうなんて、嬉しいけど恥ずかしいなぁ。キミが飲める歳なら私が注いであげるのに。
「じゃあキルケーはキュケオーンを作ってよ。・・・・・・俺が寝てた間練習してくれてたやつ」
メ、メディアから聞いたのかい?恥ずかしいなぁ。・・・・・・うん、でも、任せてよ!キミが食べるに足りる、最高のキュケオーンを作ってみせるとも!
「楽しみにしてるよ、キルケー」
あぁ、マスター。私こそ。キミの冒険譚をいの一番に聞ける誉れ。とてつもなく、言葉に表せないくらい嬉しいさ。
「良かった。バレンタインのお返しになってる?」
────。
あぁ。もちろんだとも。
最高のホワイトデーだよ、マスター!
ホワイトデーとは一体(哲学)
よく考えたらマスター強制レイシフト