戦姫絶唱シンフォギア×MASKED RIDER 『χ』 ~忘却のクロスオーバー~   作:風人Ⅱ

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第九章/運命ノ少女×破壊者†on the load①(後)

 

 

―航空機内―

 

 

──あれから翌日。ロンドンへ出発するに当たって、響達の手を借りて何とか昨日の内に荷物を纏め、出発日となった今日、本部に出向いた蓮夜が案内されたのは、S.O.N.G.が非公式に所有しているという飛行機だった。

 

 

 弦十郎曰く、アスカやクレン達イレイザーにこちら側の動きを勘繰らせない為、蓮夜をロンドンに送り届けるのはS.O.N.G.の息が掛かった信頼出来る、ごく僅かな政府の人間のみで秘密裏に行うらしい。

 

 

(……まるで響達と一緒に観たスパイ映画のような展開だな……此処まで規模の大きい一面を見せられると、S.O.N.G.が本当にとんでもない組織なんだと改めて実感させられる……)

 

 

 まぁ、それも政府という後ろ盾があってこそ初めて可能な事なのだろうと、離陸してから暫くが経ち、窓側の席に座った蓮夜は白い雲が移ろい流れていく青空の風景を窓からただジッと眺め続ける空の旅にもそろそろ飽き始め、自分以外に乗客がいないガランとした機内を静かに見回していく。

 

 

 弦十郎から聞いた話では、この航空機に乗ってるのは機体を動かす機長と副操縦士がコックピットに二人、残りのクルーが数名搭乗しているとのこと。

 

 

 乗組員の数を出来るだけ少なくしたのも非公式且つ機密に自分を送り届ける為なのもあるが、一番の理由は政府に自分がクロスである事を秘匿している為。

 

 

 故に此処にいるのは蓮夜がクロスである事を知らされているクルーばかりらしく、その中でも特に信頼出来る優秀な人材だけを取り揃えたらしいのだが……

 

 

(それは有り難い話ではあるんだが……正直、此処までしてもらうというのもそれはそれで落ち着かない……この航空機も表向きには大層な金持ちでも払えないような、高額は豪華旅客機という扱いになっているようだし、尚更……)

 

 

 何せ、こちらはついこの間まで根無し草の生活を送っていたホームレス。

 

 

 S.O.N.G.と協力関係を結んでからは彼等からの支援のおかげでまともな暮らしをさせてもらってはいるが、それでも根っこに根付いた貧乏性な性格は治りそうになく、このようなVIPみたいな扱いをされると内心ソワソワしてばかりでどうにも落ち着かない。

 

 

(せめて俺のマシンの次元移動が使えていれば、直ぐにでも向こうへ行けたんだが……風太郎達の世界から戻った後、そのシステムが起動せずにまたただのバイクに戻ってしまったしなぁ……)

 

 

 例の並行世界間を移動出来るシステムが起動してから、幾つか閲覧出来るようになったクロスレイダー内のブラックボックスの内容をエルフナインが解析したところ、どうやら例の機能を起動させる為には未知の特殊なエネルギーを必要としているらしい。

 

 

 幸いクロスレイダーにはその未知のエネルギーを自力で充填出来る機能も備わっているらしいのだが、それでもそのエネルギーが完全に溜まるまではあのマシンを用いての空間転移は不可能なようだ。

 

 

(知らず知らずの内に使ってたとは言え、便利なのか不憫なのか分からんマシンだな……まぁ、もしかしたら以前より弱体化したという俺にも原因があるのかも分からんが……)

 

 

 そんな風に考えた所で、いよいよ他に思考するだけの内容もなくなってしまった。

 

 

 ロンドンに潜んでいるかもしれないというイレイザーやヴィーヴル、例の仮面ライダーfirstの事も昨夜に散々考えて結局結論は何も出なかったし、此処でまた同じ推論を繰り返したところでまた同じような結論になるだけだろう。要は時間の無駄だ。

 

 

(ハァ……何か気を紛らせそうなものはないものか……あ)

 

 

 そうだ……と、蓮夜は思い出したように顔を上げる。

 

 

 確か出発前の準備で、響達やエルフナインから色々と預かっていた筈だ。

 

 

 その事を思い出し、そういえばまだちゃんと中身を確認していなかったなと、蓮夜は席の足元に置いておいた荷物の一つを手に取って隣の空いた席の上に置き、中身を開けて漁ると、響達から預かった品物の一つ一つを取り出していく。

 

 

 まず最初に取り出したのは、調や切歌、未来が蓮夜に似合うだろうと思って選んでくれた服の数々。

 

 

 どれもこれも出発前に彼女達に強く薦められた物なのだが、やはり女の子が選ぶだけあってセンスがあり、どれを着ても自分なんかでもそれなりに似合いそうだ。

 

 

 次に手に取ったのは、クリスが選んだ帽子。

 

 

 どうやら蓮夜の髪の色に合わせたようで、未来達にプレゼントされた服との色合いがバッチリと合っている。

 

 

 お次に響が渡してきたのは、彼女がいつも未来と一緒に作って持ってきてくれる献立のレシピだ。

 

 

 どうやら向こうでも食生活に気を付けろという彼女なりの心配りのようであり、相変わらずだなと苦笑しつつ、これもまたありがたく頂戴しておく。

 

 

 そして最後はエルフナインが用意してくれた、ロンドンの地形を分かりやすく纏めてくれた地図とガイドブックの資料。

 

 

 これには昨夜、弦十郎達からロンドンへの到着時間を教えてもらった際に、蓮夜が少しでもロンドンを歩きやすいようにと、彼女からの提案で渡されたものだった。

 

 

 ロンドンに辿り着くまでに時間が掛かるので、その間に目を通しておくといいとエルフナインに言われていたが、まさかこれ程早くに目を通す機会が来るとは。

 

 

(皆、俺の為にこんなにも用意しててくれたのか……)

 

 

 自分の事を考えて、こんなにも沢山の贈り物をくれた皆の優しさに胸が暖かくなり、申し訳なさを感じつつも同時に嬉しさで小さく微笑む。

 

 

 皆から渡された物を一つ一つ丁寧に確認し、彼女達の心遣いに感謝しつつ、蓮夜は響達からの贈り物を荷物に大切に仕舞うと、早速とばかりにエルフナインがくれた資料に目を通し始め、飛行機がロンドンに到着するまでの時間潰しに費やそうとした、その時……

 

 

 

 

 

 

「──へえ。君の為に其処まで用意してくれてるなんてねぇ……随分と良い仲間を持ったじゃないか」

 

 

「───ッ!?」

 

 

 

 

 

 

 突如背後から聞こえた、飄々とした青年の声。

 

 

 聞き覚えのあるその声と共に、背筋を走ったおぞましい感覚に反応した蓮夜は思考するよりも速く身体が勝手に動き、バッ!と勢いよく席から通路の方へと素早く移動して、自分が今まで座っていた席の後ろに目を向ける。

 

 

 其処には、つい先刻まで誰もいなかったはずの座席の後ろのスペースに、CAの格好をした一人の若い青年がニヤついた表情を浮かべながら立っており、蓮夜はその顔を見て驚愕で目を丸くした。

 

 

「お前は……クレン……?!」

 

 

「やぁやぁ、暫く振りだねぇ蓮夜くん?記憶を失ってからの空の旅、楽しんでるかい?」

 

 

 軽薄な口調と共に手を軽く振りながら呑気に挨拶をしてきたのは、この間の事件にて調と切歌と共に追い詰め、あと一歩の所で逃げられてしまったと彼女達から聞かされていた上級イレイザー、クレンだったのだ。

 

 

 何故奴が此処にっ……?と、いきなり現れたクレンに対する疑問と驚愕で脳内を埋め尽くし動揺のあまり反射的に身構えたまま固まる蓮夜だが、そんな彼を他所に、クレンはまるで友人に接するかのような馴れ馴れしい態度のまま語り掛けてくる。

 

 

「なんで僕が此処にいるのか、って言いたげな顔だね?生憎、君達の動きに関しては僕らも常に目を光らせてるんだ。君達がロンドンに目を向けて動き出した以上、こちらとしても放置って訳にはいかない。んで、その為に僕自ら出向いたって訳さ。小規模の改竄の力で、この飛行機に乗る関係者の記憶をちょちょいと弄りながら、ね」

 

 

「っ……そうやってこの機内に忍び込んだという事か……」

 

 

「そっ。やろうと思えばこんな芸当なんていつでも使えるんだよ。……ただ方針が合わないせいで、そんな真似も下手に打てない訳だけど」

 

 

「……?何の話だ……?」

 

 

「おおっと、こっちの話さ。気にしないでくれ。ま、そんな事より……」

 

 

 蓮夜の質問に適当に返しつつ、クレンはスッと目を細めながら悠々とした足取りで座席のスペースから通路の方へと出ていく。

 

 

 そんなクレンから異様な空気の変化を感じ取った蓮夜が静かにクロスベルトを腰に巻き付けて警戒心を強めるが、クレンの方は変わらず話を進めていく。

 

 

「君と一つ、取り引きをしたいと思っててね。君はロンドンへ向かうらしいけど、それ、今からでも取りやめにして大人しく日本に引き返えしてもらえない?」

 

 

「……なんだと?」

 

 

 唐突に告げられたクレンの言葉に、蓮夜は思わず眉根を寄せた。

 

 

 いきなり現れて何を言っているのかと怪しみ、同時にクレンの真意を探ろうとする蓮夜の視線を受け止めたクレンは、口元に笑みを浮かべて両手を軽く広げる。

 

 

「こっちとしてもさ、君にこのまま目的地に着かれるのは困るんだよ。けど、君達にやられたこの間の傷のせいで僕の方もまだ万全でなくてね。出来れば力づくでってのは避けたいワケ。だからここは穏便に話し合いで済ませたいんだけど……どうかな?」

 

 

「……そんな提案に俺が乗ると、本気で思ってるのか?」

 

 

 自分の事を舐めきっているのか、それとも何か企んでいるのか。

 

 

 どちらにせよ、こんなふざけた申し出を受ける気などさらさらない。それに、

 

 

「お前がわざわざ自分からこんな所にまで出向いて、そんな取り引きを持ち掛けてきたという事はロンドンにはやはり何かあるんだろう?なら尚のこと、お前の提案に従うつもりはない。邪魔をすると言うのであれば……容赦するつもりもない」

 

 

 ロンドンにイレイザーが潜んでいるかもしれないという情報は半信半疑ではあったが、こうしてクレンが直接自分の前に姿を現した以上、その可能性は極めて高くなった。

 

 

 ならば余計に、ロンドンに行く目的を果たす為にも目の前に立ち塞がるクレンを退けなければならない。

 

 

 そう判断した蓮夜は既に戦闘態勢に入っている事をアピールするかのようにカードを構えるが、そんな彼の姿を目にしてクレンは小さく溜め息を吐くと、やれやれといった様子で肩をすくめる。

 

 

「やっぱこうなるかぁ……。口で言って簡単に利くようなら苦労はしないよねぇ。うん、分かってた分かってた。

 

 

────なら、不本意だけどしょうがない」

 

 

 半ば諦めにも似た呟きと共にクレンが天井を仰ぎ、薄く溜め息を吐いた。次の瞬間、

 

 

 

 

 

 それを合図のように、機内中の扉が勢いよく開け放たれ、其処からCAの服装をしたダストの群れが一斉に雪崩込んで蓮夜に目掛け押し寄せてきた。

 

 

「?!ダスト……?!」

 

 

『グルゥアアアアアッッ!!』

 

 

『ガァアアアアアッッ!!』

 

 

 突然の事に蓮夜が戸惑う中、真っ先に飛び掛かってきた一体のダストが鋭い爪を振り下ろしてきた。

 

 

 蓮夜は咄嗟にその爪を脇を掻い潜って避け、更に後続のダスト達の襲撃を次々に上手く捌きつつ距離を離し、カードをバックルへと素早く装填して瞬時にクロスに変身した。

 

 

『Code x…clear!』

 

 

『クッ……!何故ダストがこんなにも……?!一体いつの間に?!』

 

 

「ハッハハッ。さっきも言ったろ?こんな芸当は容易いもんだって。本来搭乗する予定だったクルーの皆さんには、事前に僕の改竄の力で記憶を弄った後に大人しく降りてもらった。んで、代わりに乗せたダスト達を僕の力で普通の人間に偽装させて、後は簡単この通り、ってね?」

 

 

『っ……!!貴様……!』

 

 

 まるで世間話をするような軽い口調で語るクレンに対し、クロスは仮面の下で思わず歯噛みしながら拳を強く握り締めるも、その背後からダスト達の猛攻が迫ってくる。

 

 

 その攻撃を最小限の動きでかわしながら振り向き様の裏拳で殴り倒し、続け様に前方や左右から振り下ろされる爪による斬撃を回避しつつ反撃を繰り出すも、狭い機内の中での戦闘は思うように動く事が出来ない。

 

 

 加えて、クロスにとっての最大の懸念事項は此処が航空機の中であるという事だ。

 

 

 クレンの話を鵜呑みにするのなら、この飛行機に搭乗してる人間のクルーは一人もいないらしいが、それでももしクロスが派手に戦えば機体が大きく揺れてしまう、或いはダストを倒して下手に爆発でもさせれば他の機材に誘爆して大惨事になってしまう恐れがある。

 

 

 故にあまり無茶な動きも出来ず、クロスはダスト達の攻撃で機内を下手に傷付けぬように上手く捌きつつカウンターで相手の頭をへし折るか、鋭い貫手で胴体を穿つだけに留めて爆発させぬように仕留めていくも、それを上回る速さで次から次にダストの群れが押し寄せてクロスの迎撃も間に合わない。

 

 

『(クソッ……!このままじゃ勢いに押し込まれる!)』

 

 

 正面から抱き着いてくるように襲ってきたダストの両腕を跳躍で回避し、そのままそのダストの頭を踏み台にして真横の客席の上を伝い、反対側のガラ空きの通路へと一旦退避するクロス。

 

 

 しかし、それで終わりではないとばかりにダスト達は一斉に座席の下からも飛び出し、クロスの両足に数人掛かりでしがみついてくる。

 

 

『チィッ!離れろっ!』

 

 

 足にしがみつかれたままでは満足に身動きが取れないと判断したクロスが、纏わりつくダスト達を力任せに引き剥がそうとする。

 

 

 しかしその時、機内全体が突然ガクンッ!と大きく揺れ出し、その衝撃で機内中のシート上部の天井付近から、全ての緊急用マスクが激しく揺れながら一斉に落ちてきた。

 

 

『っ?!何の揺れだ……?!』

 

 

「あーあ、言わんこっちゃない……君が素直に頷いてさえくれれば、ここまでの大事にはならなかったのにねぇ?」

 

 

『っ、どういう意味だ?!』

 

 

 やれやれと首を振るクレンの言葉に、クロスは思わず眉根を寄せて聞き返す。

 

 

 すると、そんなクロスの反応を見てクレンはニヤリと口元を歪ませながら、何処か楽しげに語り出す。

 

 

「言ったろ?この飛行機に本来乗る予定だった筈のクルーは、そのダスト達と総入れ替えしておいたって。んで、この場にはそのダストが全員出揃ってる訳なんだけど……さて、今この機体は一体誰が操縦してるんだろーねぇ?」

 

 

『……!!?』

 

 

 クレンの発言の意味を理解した瞬間、クロスは思わず息を呑む。

 

 

 乗組員が自分を除いて全てダストだったのなら、当然機体の操作もダスト達、或いはクレンが行っている筈。

 

 

 つまり、今この場に全員が揃ってる以上、航空機の操縦室に今は誰も───

 

 

『馬鹿なっ……正気なのかっ?!このまま機体が堕ちれば、お前もただでは……!』

 

 

「勿論正気さ。というか、君の方こそ忘れてないかい?僕の能力を、さ」

 

 

『……っ?!まさか……!』

 

 

 ハッとクロスがそう口にした途端、クレンはクロスに向けて不敵な笑みを浮かべると、その全身がみるみる内に流動体へと変化していき、そのまま床へと吸い込まれるように溶けて完全に消え去ってしまった。

 

 

『(水分身!やられたっ……!)』

 

 

 自身の思考の浅さに腹が立つ。奴が本気でこの機体を堕とすつもりなら、初めからクレン本人がこの場に出向く筈がない。最初からこうして自分の油断を誘う為に仕組んだ罠だったのだと、何故もっと早くに気が付かなかったのか。

 

 

『(っ、いやっ、今は後悔なんてしている場合じゃないっ……!)』

 

 

 既に状況は最悪と言ってもいい。こうなってしまえば、機体の墜落は最早時間の問題だ。

 

 

 身体を捻り、クロスはダスト達にしがみつかれる両足を強引に振り解いてそのまま通路を塞ぐ他のダスト達を蹴り飛ばしながらその場から脱出。

 

 

 その隙に急ぎ操縦席へと向かうも、その間にも機体の高度は徐々に下がっていき、不安定な足場によろめきながらもクロスがコックピットの扉を無理矢理蹴り破って誰もいない無人の座席に着いた時には、機体は既に水平飛行から垂直に近い角度で傾き始めていた。

 

 

『まずいっ……!どうすればいい?!どうすれば……!』

 

 

 機体を制御しようにも、そもそも機体の状態が分からない。機械に疎いながらも計器類や操縦桿等に手当り次第に触れてみても何も反応はなく、恐らくこの機体は完全に機能停止に陥っている。きっとこれもクレンによる仕業なのだろう。

 

 

『ッ!奴め、とんだ置き土産を──!!』

 

 

『ガァアアアアアッッ!!』

 

 

 焦燥感を募らせるクロスの背後から、ダスト達が一斉に操縦室へと雪崩込んできた。

 

 

 慌てて振り返るクロスにダスト達が次々に飛び掛かって操縦機材の上に押し倒してしまい、其処へ更に他のダスト達も集まり始め、瞬く間に操縦室の出入口付近はダスト達の山で埋め尽くされてしまった。

 

 

『グゥッ!離せっ、邪魔をするなぁっ!』

 

 

 ダスト達を押し除けて何とか立ち上がろうとするクロスだったが、ダスト達はそんなクロスに構わず次から次に覆い被さるように圧し掛かり、クロスの動きを完全に封じてしまう。

 

 

 その間にも機体はどんどん傾いていき、やがて機体の先端部分が海面に接触すると同時、凄まじい衝撃音と共に一瞬だけ機体が大きく跳ね上がる。

 

 

 そして機内が完全に海水で満たされると同時に、機体全体を包み込むように大爆発が巻き起こったのだった───。

 

 

 

 

 

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