燐子が有咲に恋焦がれるお話。   作:白金やくも

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プロローグ。白金家にて。

燐子「はぁ…」

実は…私には…気になってる人が…居ます

ポピパの…市ヶ谷、有咲さん…

私と同じキーボードで、とても素敵な音を奏でて…

 

 

香澄「有咲〜!一緒に寄り道してこ〜よっ!!」

有咲「そんな時間はねぇっ!さっさと帰るぞ!」

香澄「えぇ〜?いいじゃん♪」

有咲「駄目ったら駄目だっ!ほら帰る帰る!」

香澄「えぇ〜ケチぃ…」

 

 

毎日香澄ちゃんと楽しそうで…

ふと見た時の笑顔が…とても、綺麗で。

私は…多分…

 

燐子「…市ヶ谷さんの、事……」

 

気がつけばずっとあの笑顔の事を考えてて。

ライブの時の真剣な表情がとっても素敵で。

 

燐子「 …好き、なのかな……」

初めての感情。好きなのだとしたら。

少女漫画や…サイトとかの投稿でも見た────

 

────告、白…

燐子「…っ!むっ、無理…っ!絶対無理っ…!!」

私が告白なんて…

考えられない、頭の中が真っ白になりそう…

 

でも…もし、もしも…

燐子「市ヶ谷さんと…一緒に居られたら」

燐子「きっと毎日が幸せで、楽しいんだろうな…」

一緒に練習して、歌って…

 

燐子「少し…弾きたい、な…」

ふとピアノが弾きたくなり、椅子に座る。

こういう気分の時、私は決まってピアノに向かっている

 

燐子「ゆーめと…青春…そんな柄じゃ…無いし♪」

市ヶ谷さんの曲、最近…ずっと弾いてる…気がする。

 

「コンコン」

ふとドアがノックされる

燐子母「燐子〜?ご飯できたけど食べる?」

燐子「あ、お母さん…食べ、る…」

燐子母「今日はビーフシチュー!自信作よ〜♪」

燐子「ほんと?楽しみ…♪」

お母さんが自信作って言う時は…ほんとに美味しいんだよね…

燐子「すぐ行く…ね」

 

 

リビングでお母さんと一緒にご飯を食べる。

どうやらお父さんは…まだ仕事らしい

 

燐子母「はい、召し上がれ♪」

燐子「うん、頂きます…」

そう言って1口食べる。

燐子母「どう?どう?美味しいでしょ!」

燐子「うん、美味しい…よ」

燐子母「でしょでしょ!ん〜美味しい♪」

燐子母「あ!後でレシピ渡しとくわね!」

燐子「レシピ…?」

燐子母「だってあなた、好きな子が出来たんでしょ?」

燐子母「ほら市ヶ谷さんに作ってあげなきゃ♪」

 

私は一瞬何を言われたのか理解できなかったけど

 

燐子「……〜っ!!」

燐子母「なぁに顔真っ赤にしちゃってるの〜♪」

燐子「なっ!ななななななんで知ってるの!?」

燐子母「あなた最近呟いてるじゃない」

!?

燐子母「いやぁ燐子が恋なんてねぇ♪」

燐子「ちょっ!なんで!?いつ!いつ!?」

燐子母「そりゃあいつでもよ?溜息ついて」

燐子母「市ヶ谷さん…(はぁ…)」(燐子風)

燐子母「なんて言ってるものだからお父さんと2人でニヤニヤしながら」

燐子「あああああ!!もういいっ!もういいよ!」

燐子母「ふふっ♪照れちゃって♪」

 

燐子父「ただいま〜、今日はなんだか賑やかだな?」

燐子母「お帰りなさい♪今丁度例の話をしててね!」

燐子父「あぁ例の市ヶ谷さんの話か」

燐子「もうやめて!?すごく恥ずかしいんだって!」

燐子父「いいじゃないかたまにはなぁ?母さん」

燐子母「えぇそうよいいじゃない♪」

燐子「私が良くないんだって!聞いてる!?」

燐子母「聞いてる聞いてる♪確か手料理作ってあげるのよね?」

燐子父「おっそうなのか?やるなぁ燐子!」

燐子「聞いてないっ!そんな話してないよねっ!?」

燐子父「燐子のウエディングドレスか…お父さん楽しみだなぁ…」

燐子母「そうねぇ…楽しみだわぁ♪」

燐子「うっ、ウエディング…ドレス…///」

ついドレスを着た姿を想像してしまう

燐子母「燐子〜?頬がニヤけてるわよ〜?」

私だって女の子…着てみたい気持ちは…あるけど…//

燐子「…はっ!そうじゃなくてっ!」

燐子父「おお、帰ってきた」

燐子母「お帰りなさい♪」

燐子「た…ただいま…?」

燐子母「何考えてたの?市ヶ谷さんのドレス姿?」

燐子「いちっ!?」

 

〜〜〜

有咲「り…燐子っ!///」

燐子「有咲さん…とっても、似合ってますよ…」

ユリノハナー

〜〜〜

 

燐子「ウッ」

燐子母「尊さのあまり息が詰まったみたいね…」

燐子父「どれだけ好きなんだ…」

燐子「なんで!?なんでちょっと引いてるのっ!?」

燐子父「いやだってなぁ?」

燐子母「ナニ想像したのかしら…エッチねぇ…」

燐子「ナニって何!?そ、そんなのじゃないからね!?」

燐子母「そんなのってどんなの?」

燐子「ふぇっ!?」

燐子父「はは〜ん…さては…」

燐子「なにもっ!何も考えてないからっ!!」

 

今日の食事は…少し長くなりそうだ。

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