放浪騎士   作:赤い月の魔物

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ソウルシリーズの系譜とこの世界って親和性高いよね。
って感じでよそ様の作品と原作見てハマって書いてみた。
小説とか書くの初めてな上に文才はない上に語彙力ないから設定とかおかしいところ出てくると思う上に何番煎じか分からないし他作者様とどうしても似たような描写出ちゃうかもしれないけど許してお兄さん


プロローグ~使命の終わり~

何時からだろう。忘れるようになったのは。

 

何時からだろう。考えなくなったのは。

 

何時からだろう。諦めてしまったのは。

 

長い長い旅路のなかで、私は何もかもを失った。

 

家族の名を、友の名を、遠い昔の記憶も。

 

そして自分の名前すらも。

 

使命に生き、亡者共を殺し、そして共に戦った友ですら切り捨てた。

 

最後には何も残らず、変わらず、自分の目的すら見失い。

 

人としての心すら死んだ私は、最後に残り火を簒奪した。

 

もはやそこに理性などなく、それは本能だったのだろう。

 

彼女(火防女)」が手にとった「火」を見て、使命に生きた「私」は消えた。

 

気がついた時には「俺」は「彼女」を切っていた。

 

そしてその手からこぼれ落ちそうになる「火」を・・・

 

 

・・・「灰は、残り火を求めるのさね」・・・

 

あの地で目覚めるときに聞こえた老婆の声を思い出す。

 

思えばあの時から最後に行き着く結末は決まっていたのだろう。

 

永遠に繁栄が続くことはない。栄華にはいつか必ず終わりが来る。

 

「私」は灰塗れの大地でその手にある「火」を掲げた。

 

やっと終わった。終わらせてやった。本能に従い理性を殺し、火を奪った。

 

友情も、愛情も、信頼も、そんな生温い感情は全部捨ててやった。

 

もう必要なかったのだ。友も。愛する人も。信頼する人すら手に掛けた「私」には。

 

せめて思い残すことがあったとしたら、「俺」の友だった人達は笑うだろうか?

 

それとも嘲りと罵倒を浴びせるのだろうか?

 

あるいは怒り狂い復讐しに来るのだろうか?

 

彼らに刃を突き立てた時にはもう「私」の感情は無くなっていたも同然だった。

 

「彼女」には悪いことをしたかもしれない。

 

あれだけ共にいて何も言わず力になってくれた「彼女」を最後の最後で「私」は裏切ったのだ。

 

時代を終わらせ、使命を今度こそ終わらせるために。

 

思えば「彼女」に抱いた感情は何とも形容しがたいものだった。

 

信頼・・・はしていたのだろう。そうでなければ共にここまでいることは無かった。

 

だが愛情の類は「私」には分からない。使命に生き、心を殺した「私」には。

 

陽気なカタリナの騎士ならばこの気持ちも分かったのかもしれない。

だが終ぞ彼に話す前に彼は使命を終え、その姿を何処かへ消した。

 

結局「私」は答えを得られず、「俺」は小さな願いを持ち続け、最後に火を奪った。

 

もう終わった。全ては終わったのだ。何も考える事はない。

 

手に残る火も消えようとしている。

 

また同じ場所に目覚めるのだろうか。だが叶うならば・・・

 

――どうか、この使命(不死の呪い)から逃れられるようにと。

 

そう願いつつ「俺」は意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、何の悪戯か

 

呪われた使命に追われ、悲しい宿命を背負い、

 

最後に一人倒れた旅人は更なる運命に巻き込まれる

 

「彼」は再び人として、果て無き道を歩くのだろうか?。その先は神々にも分からない。

 

使命に生き、宿命を背負い、そして全てを捨てた一人の放浪の騎士の物語

 

 

 

 

 

 

 

 




プロローグなので短め。
内容や設定は処女作でガバいのであんまり深読みはしないでネ
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