ハイスクールD×D超 ~兵藤一誠はサイヤ人で赤龍帝~   作:kuropon

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OP『空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go』


~前回のあらすじ~


魔方陣からやってきた紅髪の少女の助けでなんとか仙豆を食べて一命をとりとめた一誠。


「…ねえ、あなたは何者?」
「その話はまた明日にしませんか?」
「明日使いを出すわ。」


翌日、昨日の少女の使いでやってきたのは、学園でもダントツで人気の高い『木場 祐人』だった。


「僕が所属している部活の部長が君に用があるらしくてね。部室に来てもらいたいんだ。」
「……わかった。着いていこう。」


木場に付いていった一誠が着いた場所は、学園内にある旧校舎だった。


「改めて自己紹介するわね。私は…「リアス・グレモリー。」えっ…?」
「魔王サーゼクス・ルシファーの妹にしてグレモリー家の次期当主。紅髪の滅殺姫の異名を持つ上級悪魔の貴族…。」
「………単刀直入に聞くわ。あなたは何者なの?」
「俺は、伝説の戦闘民族サイヤ人…孫悟空の子孫です。」
「「「!!」」」


そして一誠は、自分がサイヤ人であると同時に赤龍帝であることも話した。リアス・グレモリーは一誠を眷属にしたかったが、実力の違いを感じ、諦めたのだった。だが…


「でも、オカルト研究部には入部しますよ。俺にできることなら極力協力します。」


こうして一誠はオカルト研究部に入部した。






3話 追放されたシスター アーシア・アルジェント

一誠がオカルト研究部に入部して数日がたった。一誠はリアスから悪魔の仕事を体験してみないかと誘われ、一誠はそれをうけいれた。

そしてとある日の朝、一誠と白音は学校へ向かっていた。

 

「なあし…小猫。」

「なんですか兄様…?あと他に誰もいないので白音でいいですよ。」

「そっか。じゃあ白音、お前から見てリアス先輩ってどんな感じなんだ?」

「…部長は我が儘なところもありますけど基本は優しい悪魔です。」

「そうか。」

 

 

「はわうっ!」

 

 

「「ん…?」」

 

 

突然声が聞こえてきたので二人は声の方へ振り向くと、シスター服を着た女の子が盛大に転んでいた。

 

 

「あぅぅ…。どうしてなにもないところで転んでしまうのでしょうか…。」

 

 

「(外国からきたのか…。)おーい。大丈夫か?」

 

 

一誠は転んだシスターに近づき、安否を確かめた。

 

 

「は、はい…。大丈夫です…。」

 

 

シスターの顔を見てみると、金髪に青い瞳で少し幼さを感じる少女だった。

 

 

「この荷物は…旅行かなにかか?」

「あ、いえ。実はこの街の教会に就任することになったんですけど…道に迷ってしまって…。道を聞こうにも言葉も通じないし…。」

「この街の教会に?それは変だな…。」

「え?」

「いや、この街の教会はひとつしかないんだけどさ、随分前に潰れたはずなんだ。そうだよな小猫。」

 

「はい…。確かにこの街の教会は、随分前に潰れてますね…。」

 

「そ、そんな…!はぅぅ…。」

 

 

シスターの少女は、教会が潰れているということを知り、その場でへこたれてしまった。

 

「君、名前は?」

 

「あ、私はアーシア・アルジェントと申します。」

 

「「…!!」」

「《どうします…?》」

「《どうするったってな…。この子を今の教会に連れていくのは正直マズい。あの教会から妙な気を感じるしな。しかも保護対象と来たもんだ…。》」

「《それは私も仙術で感知してます…。なんなら今すぐ保護しますか…?》」

「《それもそうだな…。》…なあ。行くところがないなら、ウチに来るか?」

「…え?」

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

~オカルト研究部 部室~

 

 

「「…っというわけで連れてきました。」」

 

「“連れてきました”じゃないわよ!!」

 

 

あのまま放っておくのもマズいというわけで、アーシアを部室に連れてきた一誠と白音であった。

 

 

「あなたたち、三勢力のことは知ってるって言ってたわよね!?なら今のこの状況がとてもマズいこともわかるわよね!?」

 

「「イエス、マム。」」(-_-)b

 

「だれがマムよ!!……はあ…はあ……!」

 

「それで、兵藤くんたちはなぜその子を連れてきたのですか?」

 

「イッセーでいいですよ姫島先輩。彼女の勤める教会は、随分前に潰れた教会なんです。」

「その潰れた教会に就任なんて妙ですし、その教会からは人間とは別の気配も感じました…。」

 

「なんですって?…シスターさん。」

 

「は、はい。なんでしょうか…?」

 

「あなたを雇った人の名を教えてもらえないかしら?」

 

「あ、はい!ドーナシークという方です。」

 

「ドーナシーク?」

 

pppppp!!

 

 

「あっ、すいません部長。ちょっと失礼します。」

 

 

そういうと一誠は部室の外に出た。

 

 

ピッ

「…もしもし?」

 

《よぉ!俺だ!》

 

「オレオレ詐欺なら間に合ってます。」

 

《ちげーよ!!》

 

「んで、なんの用だ?」

 

《いやな、アンタのいる駒王町に俺の部下がいるっつう情報をつかんだんだが、アンタに改めて聞きたくてな。》

 

「お前の部下かどうかは知らんが確かに妙な気は感じる。」

 

「そうか。一応こっちでも探すが、そっちが見つけたなら処分はそっちに任せるぜ。」

 

「へいへい。それと、ひとつ聞いていいか?」

 

《なんだ?》

 

「ドーナシークっつうやつを知ってるか?」

 

「ドーナシーク…。あ~、俺の部下にそんなやついたな。そいつがどうしたんだ?」

 

「そいつがアーシアというシスターを連れ込んで、神器を抜き取ろうと企んでる。」

 

《なんだと!?俺はそんなこと指示してないぞ!》

 

「もちろんお前の指示じゃないのはわかってる。やつが勝手にやったことだ。こっちは見つけ次第破壊するつもりだ。」

 

《そうか…。その辺は任せるわ。》

 

「事が終わったらまた連絡するぞ。」

 

《ああ。じゃあな。》

 

 

ピッ

 

 

一誠は電話を切ると、部室内へと戻っていった。

 

 

「おかえり。誰からだったの?」

 

「ちょっとした知り合いだ。《白音…。》」

 

「《なんでしょうか…?》」

 

「《明日の夜、教会にいくぞ…。あのおっさんから許可が出た。》」

 

「《…わかりました。》」

 

「…部長。アーシアは俺たちが保護してもいいですか。」

 

「悪魔と教会が相容れないのは知っているでしょ?悪魔と関わりがあるあなたたちも危険だわ。」

 

「…確かに俺は協力するとはいいましたが、なにも悪魔の勢力に入るなんて一言も言ってませんよ。」

 

「なっ…!」

 

「んじゃアーシア、ウチに案内するぜ。いくぞ小猫。」

 

「は、はい!」

 

「…では、失礼します。」

 

 

そういうと一誠と白音は、アーシアを連れて部室を出ていった。

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

~夜 一誠の家~

 

 

一誠はある人物に連絡を取っていた。

 

 

《もしもし?》

「ああ、俺だ。一誠だ。」

《あっ、一誠様!どうされました?》

「お前がこの前言っていた神器所持者を保護した。」

《そうですか!…あの、お身体の方は大丈夫でしょうか?力加減を間違えてしまったので…。》

「それはリアス・グレモリーの助けもあってなんとか仙豆を食えたよ。あのときはマジで焦ったぞ。」

《も、申し訳ありません…。》

「まあいい。気にすんな。それより、作戦決行は明日の夜だ。いいな?」

《ようやく終わるのですね。私いい加減あなたに会えなくて泣いてしまうところだったんですよ~!うわ~ん!(いっ)くん寂しいよ~!!》

「落ち着け!素が出てるぞ!わ、わかった!わかったから泣くな!これが終わったら二人でショッピングにでも行こう!な!?」

《グスッ…。ホント…?》

「ああ。約束する。だから明日の夜まで我慢だ。」

《うん!ありがとう!(いっ)くん大好き!!》

「そんじゃ寝るわ。おやすみ。」

《…はい。おやすみなさい一誠様。》

プツッ

「…さ~て、明日は忙しくなるぞ~。」




ED『LAGRIMA』


オッス!俺、一誠!
いよいよ堕天使たちの根城の教会に突入だ!ってあれ!?アーシアがいねえ!…なにぃ!?アーシアが拐われた!?しかも事件の張本人のドーナシークがだと!?許せねえ…!絶対に許さねえぞ!ドーナシーク!!

次回、ハイスクールD×D超
『アーシアを救い出せ!VSドーナシーク』

絶対読んでくれよな!
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