それと活動報告に召喚口上の募集を載せました。もし案がある人はじゃんじゃん感想欄や活動報告の方に送ってください。
瑠奈とのデュエルは引き分けという形で終了した。瑠奈は途中で気絶したため結局遊大はつきそう事になった。
その後二人はもう一度デュエルを行ったが瑠奈の手札が悪くライフの回復すらままならないうちに敗北する事となった。
そしてそのまま月日は流れデュエルモンスターズ・ハイスクールの入学式を迎えていた。遊大は自分のクラスの色である黒い制服に身を包み校門の前に立っていた。周りには同じく入学する者たちやその付き添いで溢れかえっていた。
「…ここが、デュエルモンスターズ・ハイスクール、か」
「でっけ~な~」
遊大の隣に立つ一が思わずと言った感じで呟いた。それもそのはずでデュエルモンスターズ・ハイスクールの規模はとてもでかく目の前にある本校舎だけで圧倒する程である。
「兎に角、入学式が体育館で行われるらしいから早く向かおうぜ」
「そうだな」
遊大と一は合格通知とともに渡されたガイドブックの地図を見ながら体育館へと向かって行った。体育館に向かうと既にかなりの人数の生徒が集まっておりそれぞれクラスごとに分かれていた。
「確か俺たちは6組だから…一番端だな」
デュエルモンスターズ・ハイスクールではそれぞれの属性を冠した組となっており一組から順に炎、水、風、地、光、闇の順番となっている。制服もそれに合わせて色分けされており一目見ただけでどのクラスか分かるようになっていた。
そして二人は自分のクラスである六組へと来ていたがそこには数人いるのみであった。
「…あれ?六組ってこんなに少ないの?」
「ああ、確か五組と六組は人数が少なかったはずだ」
遊大の疑問に一は答えた。まだ入学式まで時間はあるがそれでも他クラスは早いところだと既に集まり終えているところもあるため六組の人の少なさは異常とも言えた。
「一組から四組までが三十人、五組が十四人、六組が十六人体制らしい」
「へえ、それってつまり俺たち優遇されているって事か?」
「ああ、五組六組は入学者の中でも優秀な者のみが入れるクラスらしい」
遊大は一の言葉によっしゃ!とガッツポーズをとり喜びを露にした。そうこうしている内に入学式が始まる時間になったようで周りが静かになっていく。
そして壇上に一人の男性が上がり挨拶を始める。
「ここにいる百五十名の新入生諸君。入学おめでとう。私はデュエルモンスターズ・ハイスクール本校の校長を務めている
それから入学式は滞りなく進みクラスごとに分かれ教室へと向かって行く。遊大達も十三名のクラスメイトと共に六組の教室に向かって行った。
「なあ、俺は
「俺は近藤遊大。で、こっちが土方一。よろしくな」
「おう!勿論だぜ!」
教室に向かう途中クラスメイトは近くの者同士で話をしており遊大と一にも声をかけて来る者がいた。遊大と一も嫌がることなく挨拶を行った。
「さて、ここが六組の教室となる。席順は教室の後ろと前に貼ってあるからそれを見て席に座ってくれ」
六組の教室まで案内した担任の
「お、一は俺の隣か。ラッキーだな」
遊大の席は窓側の前の席であった。因みに席は縦横共に四席の十六席あった。一は真ん中の一番前という席であった。
「で、十郎は俺の後ろか」
「そうみたいだな。これからよろしく頼むぞ」
「おう!」
「ああ」
そう言いながら席に座っていく。他のクラスメイトも席について行く。担任の安藤は全員が席に座ったのを確認すると教卓の前に立った。
「さて、改めて入学おめでとう。先程も紹介されたが改めて私が君達六組の担任となった安藤信之だ。よろしく。今日は入学式だけで授業はないからな。隙にしていいぞ。それと校舎内でのソリッドビジョンを用いてのデュエルは禁止されているから使いたいときは外に出るか体育館等のデュエルコートで行う様に。では解散!」
安藤はそこまで言うとさっさと教室を出て行く。六組の生徒も席を立ち教室から出る者、そのまま席に座っている者など様々であった。
「なあ、親睦を深めるためにもデュエルしないか?」
遊大は予想以上に早く終わったため何をしようか考えていたところ十郎が声をかけてきた。因みに一は剣道部を見てくると言ってさっさと教室を出て行っている。
「お、いいぜ。俺も丁度何をしようか迷っていたところだったからな。どうする?ここでやるか?」
「ああ、生憎デュエルディスクは持っていなくてな。体育館も既にうまっているだろうし普通にやろうぜ」
十郎はそう言うとデッキを取り出した。遊大もデッキを取り出しシャッフルを行う。
「では早速」
「「デュエル!」」
「先行は俺が貰うぜ。ドロー!」
谷十郎
手札5枚→6枚
「俺はジャイアントウイルスを守備表示で召喚」
ジャイアントウイルス
ATK1000 DEF100
「そしてカードを二枚伏せてターンエンド」
「よし、俺のターン、ドロー!」
近藤遊大
手札5枚→6枚
「俺は永続魔法凡骨の意地を発動!そして速攻魔法リロードを発動する。これにより俺は手札を全てデッキに戻しシャッフルする。そして戻した枚数分ドローする」
手札4枚→0枚→4枚
「俺は暗黒界の番兵レンジを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンドだ」
暗黒界の番兵レンジ
ATK100 DEF2100
谷十郎
LP8000 手札3枚
モンスター
ジャイアントウイルス
魔法、罠
セット
セット
近藤遊大
LP8000 手札2枚
モンスター
暗黒界の番兵レンジ
魔法、罠
セット
凡骨の意地
序盤は二人とも攻撃するような事はせず守りに徹していた。
「俺のターン、ドロー」
谷十郎
手札3枚→4枚
「俺は魔法カード強制転移を発動!俺のジャイアントウイルスと暗黒界の番兵レンジを入れ替える」
「げっ!そのカードは!?」
十郎が用いた強制転移のカードに遊大は嫌な顔をする。かつて入学試験でエースモンスターデストロイ・ジャンク・ドラゴンをこれで奪われいいように扱われていたからである。
「そして俺は暗黒界の番兵レンジを生贄に
ATK1800 DEF1700
「そしてヘルジェネラルにデーモンの斧を装備!これで攻撃力を1000アップだ!」
ATK1800→2800
DEF1700
「バトル!メフィストでジャイアントウイルスを攻撃!攻撃時このカードの攻撃力が相手の守備力を超えていれば貫通ダメージを与える!ジャイアントウイルスの守備力は100。よって2700のダメージを与えるぜ!」
近藤遊大
LP8000→5300
「まだだ!ジャイアントウイルスの効果により相手に500のダメージを与え同名モンスターをデッキから任意の枚数攻撃表示で特殊召喚する!」
「くっ!厄介だな」
近藤遊大
LP5300→4800
ジャイアントウイルス×2
ATK1000 DEF100
「バトル!ジャイアントウイルス二体で
近藤遊大
LP4800→2800
たった1ターンの攻撃で遊大のライフは2800まで削られていた。
「俺はこれでターンエンドだ」
「やばいな。そろそろ何とかしないと。俺のターン、ドロー!」
近藤遊大
手札2枚→3枚
「そして俺は凡骨の意地を発動!今引いたカード、守護竜ユスティアを相手に見せもう一枚ドロー!…よし、俺は更になぞの手を見せもう一枚ドロー!更にコマンダーを見せもう一枚ドロー!…今度は通常モンスターではなかっため凡骨の意地の効果はこれで終了する」
近藤遊大
手札3枚→4枚→5枚→6枚
「俺は手札抹殺を発動!これでお互い手札を全て捨ててデッキから捨てた枚数分ドローする」
「また手札交換…、どんだけ入っているんだよ」
谷十郎
手札1枚→0枚
近藤遊大
手札5枚→0枚→5枚
「俺は手札の寂れた玉手箱の効果発動!このカードと手札の攻撃力1000以下のモンスターを任意の枚数墓地に送り相手に500のダメージを与える。俺は手札から三枚捨てる」
谷十郎
LP8000→7500
近藤遊大
手札5枚→2枚
「そして俺は手札からトライワイトゾーンを発動!自分の墓地からレベル2以下の通常モンスターを三体まで特殊召喚する!俺は守護竜ユスティア、コマンダー、なぞの手を特殊召喚する!」
守護竜ユスティア
ATK0 DEF2100
コマンダー
ATK750 DEF700
なぞの手
ATK500 DEF500
「そんな雑魚カードを三体場に出したところで何が出来るんだ?」
「ふっ、たとえ雑魚カードであろうとデュエリスト次第で価値のある存在へと変化するんだ。俺はレベル2のなぞの手、コマンダーにレベル2の守護竜ユスティアをチューニング!」
「あ!そう言えば守護竜ユスティアはチューナーだった…!」
「出でよ!アンティーク・ジャンク・ドラゴン!」
アンティーク・ジャンク・ドラゴン
ATK2100 DEF1800
「アンティーク・ジャンク・ドラゴンの効果発動!墓地の攻撃力1000以下の通常モンスター一体につき攻撃力、守備力を200アップする!俺の墓地には八枚あるよって攻撃力、守備力は1600アップする!」
アンティーク・ジャンク・ドラゴン
ATK2100→3700
DEF1800→3400
「攻撃力4100!?まじかよ…」
「バトル!アンティーク・ジャンク・ドラゴンでジャイアントウイルスを攻撃!更にリバースカードオープン!鼓舞を発動!アンティーク・ジャンク・ドラゴンの攻撃力を700アップする」
アンティーク・ジャンク・ドラゴン
ATK3700→4400
DEF3800
「更に手札から速攻魔法リミッター解除を発動!これによりアンティーク・ジャンク・ドラゴンの攻撃力を二倍にする」
アンティーク・ジャンク・ドラゴン
ATK4800→8800
DEF3800
「う、嘘だろ!?攻撃力が8800!?」
「さあ、どうする?」
予想外と言った具合の十郎はしばらく悩んだ末に…、肩を落とした。
谷十郎
LP7500→-300
「ふう、危なかった。一歩間違えていたら負けてたな」
「…あ″―!悔しいぃ!」
十郎はそう喚くが直ぐに息を整えて静かになる。
「…よし、遊大!ありがとな!俺も楽しかったぜ!」
そう言うと十郎は手を差し出した。遊大はその手を握り返し握手をする。
「…よぅし!遊大!もう一回デュエルをやろうぜ!」
「望むところだ!」
そう言うと二人は再びデュエルを開始するのであった。
遊大「そう言えば十郎が伏せていたカードってなんだ?」
十郎「ああ、あれはリビングデッドの呼び声とブラフの異次元の指名者だよ。リビングデッドの呼び声使おうにもジャイアントウイルスしかいなかったし、そもそも通常魔法の異次元の指名者は使えないからな」
遊大「あ~、なるほどねぇ~」
以下、ちょっとしたネタバレ。
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