神様の友達が夢見た世界   作:くにおか

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なんとなくお風呂に入っていたら思いついたお話。見切り発車成分が多量に含まれているので嫌いな方はブラウザバック!
 それでもいいという人のみお進みください。


終わりの始まり

 僕はずっと一人なのだろうか?

 

ずっとそう思っていた。僕は小学校に入ってから3年間ずっとイジメられてきた。

 

親に相談しようにも親は僕のことを殴ってくる。

 

先生にイジメを訴えても知らない振り。

 

両親は帰ってくるのは遅く、帰ってきても父親には殴り蹴られ、母親にも嫌いと言われる。

 

誰も僕を助けてはくれない。そう思った。

 

だからずっと近くの山の中で一人で過ごしていた。山の中の小さなお堂のそばで、ずっと一人で・・・

 

いや、一人と数匹だった。小さな子供と何匹かの蛇、いつも必ず1匹以上はいた。

 

だが、ある時少年がお堂に着くといつも遊んでいる白蛇がいじめられていた。

 

「うわッ!この蛇気持ちわるッ!!」

 

「やっちまえ!」

 

口々に白蛇を貶し、棒でつついたり叩いたりしていた。

 

「や、やめて!!」

 

唯一の友達がいじめられてるのを見て居てもたってもいられず飛び出して間に入った。

 

「ぼ、僕のお友達だから苛めないで!!」

 

「あ?まったく邪魔しやがって・・・」

 

「ッチ!興ざめだ。帰るぞ」

 

白蛇をイジメていた少年たちは帰っていった。

 

「大丈夫?ごめんね、早く来れなくて・・・」

 

少年はかがんで白蛇に話しかける。すると白蛇は大丈夫と言いたげなのか舌をチロチロ出して答えていた。が

 

「あ、ちょっと。どこ行くの!?」

 

白蛇は突然お堂の裏へものすごいスピードで引っ込んでしまった。

 

「えっと・・・シロちゃん大丈夫かな・・・」

 

心配の声を上げると突然お堂の裏から女の人の声がした。

 

「童は大丈夫じゃよ。○○、お主のおかげで助かったわ」

 

「ふぇ?だれ?」

 

お堂の裏から白い着物を着た女の人が出てきた。

 

「なんじゃ、気づかないのか?ほれ、さっきまで一緒に居たじゃが・・・」

 

「もしかして、シロちゃん?」

 

「ふふ、気づきおったか。」

 

「でも、なんで人になれるの?」

 

「わしはここのお堂の神様じゃからの。そなたならよいかと思うて本当の姿に立っただけじゃ」

 

「へ~。ね、ね、シロお姉ちゃん。他にはどんなことができるの?」

 

「ふむ・・・。では、○○よ。なにかほしいものはないか?」

 

「欲しいもの?なんでもいいの?」

 

「あぁ、なんでもいいぞ。」

 

「な、なら。家族が欲しい!優しくて、暖かい家族が欲しい!」

 

「そうか、そうか。ならばかなえてやろう。では、眠ればよい。次に起きた時に願いは叶っておるからの。今は童の中で眠れ」

 

「うん、わかった。」

 

「膝枕してやるからの。お休み、○○。そなたの次の人生に幸せが実ることを祈っておるぞ・・・」

 

「お休み・・・。シロお姉ちゃん・・・」

 

傷ついた少年はこの世から静かに去っていった。少年の願いを聞き届けた神様は少年の魂を別世界へ連れて行き新たな器に宿らせた。

 

そして、これは新たなる物語の幕開けであった。

 

「お、目を覚ましたか・・・。おはよう、秋斗。必ず私が守ってあげるからな・・・」

 

目を覚ましたらなぜか背が縮んでいて抱き上げられた女性に『秋斗』と呼ばれた。そして・・・

 

「一夏、お前の弟だ。秋斗、こいつは一夏、お前の姉だ。姉弟仲良く3人でこれから生きて行こうな」

 

そっと、頭を撫でる手はとっても暖かかった。




次回予告。

 織斑秋斗に転生した主人公は順調に育っていく。

そして篠ノ之家との接触がついに訪れる。

彼は気に入られることができるのか?
 
 次回もお楽しみに!!
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