見切り発車以外の何物でもありません!!
それが嫌な方は静かにブラウザバック!!
それでも「良いよ!」という方のみどうぞ!!
小学校に4月に入学してはや6月、秋斗は一夏と箒が今日掃除当番なので2年生の教室に来ていた。
すると中から不穏な声がした。
「やーい、やーい、男女!」
「本当に女か?お前?」
「おかまじゃねぇのか?」
どうやら箒が揶揄われているようだ。
「箒ちゃん、大丈夫?」
「い、一夏。私はへ、平気だ・・・」
一夏は箒を慰めている。
「(箒姉がいじめられてる・・・。)」
教室の扉に手を掛けようとするが戸惑う秋斗。
「(こ、ここで止めなかったら箒姉が・・・。で、でも・・・。)」
「(止めたら、僕はまた・・・苛められるのかな・・・?)」
そう思ったら途端に怖くなってしまってきた。
「(また、いじめられるの・・・?こ、こわい・・・。また苛められるの怖い・・・)」
「(でも、箒姉は大切なお友達・・・。で、でも!こわい・・・ッ!!)」
だが秋斗には昨日見たアニメの主人公の言葉が脳裏を過ぎる。
「(自分より他人のことが大切なのは偽善・・・。)」
「(それでも、そう生きられたのなら・・・。)」
「(だけど、誰もが幸せであってほしいと願うのは・・・美しいもののはず・・・)」
「(あの人のようにはなれない・・・。だけど、だけど!)」
「(僕の手が届くところにいる人くらい!幸せであってほしい!!)」
秋斗は、扉に手をかけて勢いよく開ける。
「たとえあの人見たくなれなくても!この願いは間違いなんかじゃないから!!」
箒を揶揄っていた男子がこちらを向く。
「な、なんだよお前」
「やめろよ・・・」
「は?」
「やめろよ!箒姉をいじめるのをやめろ!!」
「っは!何を言っているんだか・・・。お前は俺たちにはかないっこないんだよ」
「だからやめろ、なんていうんじゃなくて『やめてください。お願いします』だろ?」
「まぁいいさ。こいつちっこいしやっちまおうぜ!」
いじめっ子男子の1人が殴りかかってくるが・・・。
「投影開始(トレースオン)!!」
「っな!」
秋斗が何やら叫ぶと手には小太刀の木刀が握られていた。
「あ、秋斗・・・。」
そして秋斗は何やら変な力を使いいじめっ子3人を蹴散らした。
「ね、ねぇ・・・。秋斗?さっきのは何だったの?」
「えっとね、この前たばねえに作ってもらったの」
「姉さんに?」
「うん!昨日やってたアニメの主人公が使ってたからやってみたいって言ったらたばねえができるって言うから作ってもらったの」
「そうなんだ。でもなんで箒ちゃんを助けたの?」
「えっと・・・。あのね、箒ちゃんが男女って言われてて・・・」
「それで?」
「許せなかったの!だってたばねえが美人さんだから箒姉だって美人になるはずなのに!」
「えッ!!」
箒が驚き顔を赤くする。
「箒姉が美人じゃないってバカにされたから怒ったの・・・」
「そうなんだ。良かったね、箒ちゃん!秋斗は箒ちゃんを美人だって言ってくれたよ!」
「そ、そうか・・・。」
おもむろに箒は秋斗を抱きしめる。
「ありがとう。秋斗、お姉ちゃん必ず美人になってあげるから」
「うん!」
「(あれ・・・?今秋斗に犬の尻尾が生えてるように見えたけど・・・)」
一夏の言うことは最もであった。もし尻尾が付いていたらブンブン振っていただろう。
そしてこのときからだろうか、箒は秋斗に淡い恋心を抱いたのは。
「(秋斗よ・・・。今はまだ手出しはできないが・・・。大人になったら私のものにしてくれる!)」
恋・・・心・・・?でいいんだよね?
「ありがとうね~。箒ちゃんを助けてもらって。」
「たばねえ恥ずかしいよ~」
「でもこれがいいんでしょ~?うりうり~」
「たばねえ、苦しい・・・」
「おっと、ごめんね~。でもあっくん私のおっぱい好きでしょ?」
「そ、そうですけど・・・」(/ω\)
「ならあっくんから触ってもいいんだよ~?いつでもいいからさ~」
「そ、そんなこと言わないでよ~」(/ω\)
「も~!あっくんてば可愛い~!!」
「束~?私の可愛い弟に何をしてるんだ~?」
「え~?今からあっくんとナニしようと・・・え?」
「ほう~?貴様は私の弟を傷ものにしようとしてるのだな?」
「へ?ち、ち、ちちちちーちゃん!?」
束の後ろにはいつの間にか千冬が立っており、その顔はまさに阿修羅と表現してもいいというほど怒っていた。
「秋斗よ、少し待っていてくれ。この駄兎を〆てくるからそこで待ってなさい」
「は、はい~・・・」
そう言って束を連れて千冬は部屋の奥へ行ってしまった。
すると、別の方向から一夏と箒が来た。
「やっぱりここにいたか」
「あ、箒姉と一夏姉!」
「千冬姉は?」
「たばねえを奥へ連れて行った」
「っあ・・・」
「(察し)」
「とりあえず終わるまで待ってようか」
「うん!」
「秋斗、こっちで遊ぼうな~」
「箒姉まって~」
最近箒の家で遊ぶことが多くなった。箒と一夏と秋斗の3人でよく遊ぶ。そこに織斑家の庭にいる蛇も時々混ざる。
最初は慣れないのでおっかなびっくりで触っていた一夏と箒だが、慣れたので喋ることはできないが平気で触れるようになっていた。
「そういえば、秋斗は今度の遠足で動物園に行くって聞いたけど?」
「うん!どんな子がいるか楽しみだよ!!」
「それってもちろん・・・?」
「蛇ちゃんだよ!!」
「いい子だといいな。」
「うん!」
そして千冬が戻ってきたとき、束はなぜかぐったりしていた。
一体何があったのだろうか?
まぁ、あまり聞かないほうがいいだろう。
次回予告。
ある日、秋斗は束の研究室に入る。
そしてそこにはアニメで出そうなロボットが置いてあった。
それに秋斗は乗ろうとするが重大な欠陥があった。
次回もお楽しみに!!