神様の友達が夢見た世界   作:くにおか

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 今回も見切り発車です!

 嫌って言う方はブラウザバック!!

 それでも良いよって方は進んでくれ。

 それにしても散歩とかしてると思いつくんだけど考えてると思いつかないって
 
 どういうことなんでしょうか・・・?(;´・ω・)


第4話

 学会での事件から1か月、束は何かを企んでいるかのように秋斗を遠ざけ始めた。

 

「たばねえ・・・。今日も遊んでくれないのかな・・・」

 

「箒ちゃん、束さんは大丈夫なの?」

 

「わ、私に聞かれても分からない・・・。最近はずっと自室に籠っているからな・・・」

 

「箒姉でも分からないの・・・?」

 

「すまない、秋斗・・・」

 

「ねぇ、一夏姉・・・」

 

「なーに?秋斗」

 

「戻れるかな・・・」

 

「え?」

 

「みんなで遊んだあの時に・・・戻れるのかな・・・」

 

「秋斗・・・」

 

「箒姉も答えてよ・・・。戻れるの!?戻れないの!?」

 

秋斗は涙を流して続ける。

 

「答えてよ・・・ッ!!僕は・・・僕は・・・ッ!みんなで楽しかったあの時に戻りたい・・・ッ!!ううううぇええええええええん!!」

 

泣き出した秋斗を箒と一夏は抱きしめる。

 

「大丈夫、大丈夫だ。秋斗、きっと戻れる」

 

「秋斗、束さんはきっと大丈夫だからね?今は待ってあげよう?」

 

「うん・・・うん・・・」

 

秋斗を宥めながら帰っていったが翌日に決定的に戻れないことを思い知る。

 

 

 

 

 

 

「束、本当にやるのか?」

 

「うん、やるよ。」

 

「秋斗のことはいいのか?」

 

「・・・もういいんだ」

 

「そうか・・・。」

 

そして束は実行した。世界中のミサイルを日本に向けて打ち上げた。

 

「ごめんねあっくん。ごめんねいっちゃん。ごめんね箒ちゃん・・・。」

 

束は泣いていた。泣くことがなかった兎は涙を流した。

 

「大丈夫、束さんはあっくんをいつでも見守ってるから・・・」

 

 

 

 

 

 

放課後、世界中は一つの事件に釘付けになった。

 

『白騎士事件』

 

世界中が謎のハッキングを受け、日本に向け弾道ミサイルをすべて発射。目標は日本の国会議事堂。

 

誰もがミサイルの迎撃は無理だと悟った時、謎の白い機体がミサイルをすべて迎撃した。そして全世界にISの有用性を示した。

 

そして、これを見た科学者たちはISが実現可能だったことを思い知ると同時に先見の明がなかったことを世間は悟り、ほとんどの科学者、教授、研究職を解任された。

 

この事件の後、開発者の篠ノ之束は世界に486個のコアを残し行方不明になり、世界はISに関する条約としてアラスカ条約を締結。

 

限られたISコアの配分とISによる戦争の禁止やISのスポーツ流用まで事細かく決められた。

 

一方日本では篠ノ之家へ重要人物保護プログラムの実施を決定、今年いっぱいで箒は家族とばらばらとなりなおかつ一夏と秋斗と別れなけらばいけなくなってしまった。

 

そしてこれを機に女尊男卑の思想が生まれることになる。

 

 

 

 

 

 

 

そしてあっと言う間に箒と別れなければいけなくなった。

 

「いや!嫌!!!箒姉!!嫌!!!」

 

駄々をこねる秋斗、泣きながら箒の手を離さないでいる。

 

「わがまま言わないで!」

 

「すまない・・・・」

 

この別れは小学4,3年生には辛すぎるものであった。ずっと一緒に居た人が突然いなくなる。それはとてもつらいことだった。

 

「嫌嫌嫌!!!絶対に離さない!!!」

 

「秋斗・・・。」

 

「箒姉!どこにもいかないで!!嫌!たばねえもいなくなっちゃったんだよ!!いや!嫌!」

 

「篠ノ之さん、そろそろ・・・」

 

黒服の男が近づき車へ入るよう促す。

 

「わかりました。」

 

「箒姉!?いや!嫌!!嫌!!」

 

手を離し車に乗ろうとする箒を必死に止める秋斗

 

「秋斗、大丈夫だ。必ずお前のところに帰ってくるからな。約束する、必ずお前の前に帰ってくるから待っていてくれ」

 

「ほんと・・・?」

 

「ああ、それと剣道は続けてくれ。私とお前がお互いに続けていればいずれはまた会えるから」

 

「うん、続ける。続けるから!約束!!」

 

「ああ、約束だ」

 

秋斗と箒は指切りをして箒は車に乗って行ってしまった。

 

「一夏姉・・・」

 

秋斗は一夏に顔をうずめ泣き叫ぶ

 

「うわああああああああああああああああああぁぁ!!」

 

「約束、しっかり守ろうね?」

 

「うううううううえええええええええ!!!」

 

秋斗が泣き止んだのはそれから30分後であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、月が替わり4月に秋斗は4年、一夏は5年生となった。

 

秋斗は箒がいなくなったショックが大きかったのか心ここにあらずといった感じであった。

 

「秋斗~?帰るよ~」

 

「あ、一夏姉・・・」

 

「あれ?その子が一夏の言っていた?」

 

「そう、弟の秋斗だよ。」

 

一夏の後ろからツインテールの女の子が出てきた。

 

「初めまして!今日転校してきた鳳鈴音よ。鈴でいいわ!よろしくね!秋斗!!」

 

「よ、よろしく・・・」

 

そのあとは3人で遊んだ。

 

次の日もまたその次の日も、3人で遊んだ。

 

そしてある日、秋斗は鈴が男子に絡まれているところに出くわした。

 

「お前、名前がパンダみたいだな!」

 

「笹食ってろ笹を~」

 

「はははは」

 

そこへ入っていく秋斗

 

「や、やめてよ!!」

 

「げ!秋斗に見られた!!!」

 

「や、やばいって!!」

 

「お、俺たちは何もしてないからなーーーー!!」

 

秋斗を見て逃げて行ってしまった。

 

「え、えっと・・・」

 

「あ、秋斗・・・。」

 

このとき鈴は知らなかったが秋斗は学校で絶大な人気があり『織斑秋斗を守ろうの会』という女子で組まれた組織があり、秋斗に手を出そうものなら女子のネットワークにより社会的に抹殺されてしまう可能性があるのだ。

 

仕組み的にはこうだ。

 

秋斗に何かあった。もしくは秋斗が何かを言った→ 調査班が調査し、犯人特定→ 問題があるようなら主犯共犯問わず犯人の嫌な噂を学校に流す→ そこから保護者へ噂の伝染→地域の噂になる。

 

といった感じであった。

 

「ありがとう」

 

「う、うん」

 

そしてこの後、一夏から守ろうの会に誘われるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから数か月が経って、鈴は秋斗の面倒を一夏並みに見るようになった。

 

「鈴姉~」

 

鈴にパタパタと駆け寄る秋斗

 

「秋斗~。今日は何を食べるの?」

 

「えっと、鈴姉の酢豚がいい!!」

 

「そっか、じゃあ行きましょう?」

 

「一夏姉もいこ~?」

 

「うん、行こう。ありがとうね鈴ちゃん秋斗の面倒を見てもらっちゃって」

 

「いいのいいの。一夏だってISの勉強に力入れたいんでしょ?」

 

「ごめんね」

 

そう、一夏は国家代表となった姉の千冬に連なり今は代表候補生を目指している。

 

候補生の選考は中学入学時、テストの上位20名からそしてその中からIS実技の成績から上位10名が候補生となる。

 

現在一夏は代表候補生の選考に向けて色々勉強したり、実技テストのための体づくりや訓練を行っている。

 

「今度千冬姉が帰ってきたらまた稽古してもらうから、その時は鈴ちゃん、秋斗をお願いね」

 

「いいわよ。その代わり、私のほうに懐かれても文句は言わないでよね」

 

「大丈夫だよ、秋斗はそんな子じゃないから」

 

「鈴姉、一夏姉~。お腹空いた~!早く行こう!!」ヽ(`Д´)ノプンプン

 

「はいはい、じゃあ一夏行きましょう」(*´ω`*)

 

「まったく、秋斗ってば」(#^.^#)

 

秋斗は手を引っ張って帰ることを促した。

 

 

 

 

 

 

最近秋斗は鈴から離れたがらない。誰からの目から見ても秋斗はいつでも鈴と一緒に居ようとする。

 

(きっと、箒ちゃんの件やお母さんが居ないのを引き摺ってるのかな・・・?)

 

一夏はそう思った。

 

鈴はよく秋斗を褒めるし、秋斗のために料理も見る見るうちに上達し尚且つ面倒見が良くて優しいのだ。

 

「鈴姉~、あのねあのね!!」

 

「そう、よかったわね~。」ヾ(・ω・*)なでなで

 

「にゃ~」(*´ω`*)

 

「ふふふ、まったくナデナデがそんなに好きなの?」ヾ(・ω・*)なでなで

 

「気持ちいいから好き~」(*´ω`*)

 

「ならもっとしてあげるわよ~。ほらお膝の上へ来なさい。」

 

「あい!」

 

秋斗は鈴に後ろから抱っこされながら頭を撫でられ大層気持ちよくしている。

 

「あふぅ・・・。」;つД`)

 

「あら、お眠さんなの?」

 

「ふぁあああああ~」(´Д`)

 

「ふふふ、ほらよしよし・・・」

 

「すぅ、すぅ・・・」(˘ω˘)

 

「あらあら、寝ちゃったわ。ふふふ、寝顔もかわいいわね~」

 

寝ている秋斗を起こさないように慎重に運ぶ鈴

 

「これでよしってあれ、秋斗ってば手離してくれないんだ。」

 

鈴の袖を握って離さない秋斗、そして一瞬考えた後鈴は秋斗に添い寝することにした。

 

「大丈夫よ。私はどこにもいかないから。」

 

一夏がいない休日、秋斗は鈴と一緒に寝て過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 次回予告。

 秋斗は中学生になる。

 そして、秋斗はあの時の約束を果たすために剣道部に入部する。

 果たして、あの時離れ離れになった少女と再会はできるのか・・・?

  次回はお風呂中に思いつくのかな!?
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