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いいよ!っていう方のみどうぞ!!
現在、学校は大忙しである。なぜかって?それは・・・
「受験シーズンってのは分かるけど一夏姉構って~」(´・ω・`)
「はいはい、まったくいつになったらその甘えん坊さんが治るんですか~?」
「う~ん・・・多分無理~!」
「ふふふ、まったく・・・ほ~ら、だっこ」
「一夏ねえ~」(*´ω`*)
中体連の大会の一件以来一夏は代表候補生を理由に秋斗を一人にすることを控えていた。
「一夏姉~。明日は~?」
「明日はちょっと用事があるから家でいい子に待っててね」
「は~い」
明日はIS学園の一般受験で一夏は代表候補生として筆記試験を受けに行く。
もちろん適性テストはスルーだ。
「どうにかして学園に秋斗を連れて行きたいんだけど・・・無理よね・・・」
「?」(。´・ω・)?
「何でもないよ!ほ~ら、ウリウリ~」
「にゃ~、ほっぺつねるにゃ~」
「は~、かわいい・・・」
一夏はずっと秋斗をいじっていた。
受験当日、秋斗は一人帰宅の帰路についていた。
「一夏姉、帰ってきてるかな~」(*´ω`*)
そんなことをつぶやいていると、一両のトラックが目の前で突然爆発した。
「ふぇ!?ちょちょちょ!!たんまたんま!!えええええええ!?」
爆発には巻き込まれなかったが目の前でトラックが横転していた。
そして、上からISが2機降りてくる。
「ターゲット、沈黙を確認。あとは物を回収していくぞ」
「隊長、そこで見て居る少年が一人いますがどうします?」
「目撃者は消せとの命令だ、殺せ」
「はい」
そう言って秋斗の目の前に来ようとする1機のIS。
「ま、まずいって!やばいって!!シャレにならない!!!」
「すまないが命令でな。死んでもらおう!!」
そう言って持っていた剣を振り下ろそうとするが秋斗は避ける。
すると見計らったかのようにトラックが2次爆発を起こし、秋斗の目の前にISが1機落ちてきた。
「え、えっと・・・。これに乗れって言うのかい!?」
目の前にあるISに手を触れると、束の研究室で味わったのと同じ感覚がした。
一瞬目をつむると秋斗はISを纏っていた。
「なに!?男なのに動かしただと!?」
「えっと、武器は・・・刀!?これだけか!!」
驚いている敵に向かって唯一の武器である刀の葵を持って斬りかかる。
「っくッ・・・・!!」
「不意打ちは成功したけど一撃じゃないんか!?」
「残念だったなぁ!!」
「うわあああああああ!!」
敵はアサルトライフルみたいな銃を撃ちながら下がっていき秋斗と距離を取る。
もちろん何発かは当たるのでダメージを食らう。
「さすがに予想外でしたね。男が動かせるなんて」
「だけど、あいつは武器は葵一本だ。こちらは2人の完全武装だ。おい!投降しろ!!すれば命だけは助けてやる」
「どうせ嘘なんでしょ?なら僕は戦うよ!!」
戦う姿勢を見せる秋斗、そしてテロリストの二人は・・・
「あら、よくわかってるじゃない」
「なら、遠慮なくいかせてもらうよ!!」
「くっそおおおおおおおお!!」
一定距離から近づいてこず防戦一方となる秋斗だが、ここでISの操作が自分のイメージで操作していることに気づく。
「イメージで動くん・・・だよね・・・・?だったら!!」
イメージしたのは某NEXTの動き。
「こ、こいつ!瞬間加速を!?」
「しょ、初心者なのに!?」
「き、きっつい・・・!」
瞬間加速をクイックブースト代わりに使い、尚且つ刀での戦闘もこなす。
「か、からだッが!!」
「は、はやい!」
「捉えられない!!」
クイックブーストをしながら斬り続ける秋斗であったが、突然スラスター系統が爆発し地面を転がる。
「うわああああああ!!」
「へ~、機体が耐えられなかったのね」
「絶好のチャーンス・・・。これでお別れね・・・」
「あ、あぁ・・・・。」
これで終わりと秋斗は思ったが、突然空からビームが降ってきて敵との間に割って入るISがいた。
「秋斗、ここは私に任せろ!」
「な、なんなのよ!!」
「お、お前は何もんだ!!」
「それにこたえてやる義理はない・・・」
そう言って謎のISはテロリスト2人を瞬時に撃墜、操縦者を拘束した。
そして、謎のISは秋斗の前でISを解除する。
「ち、千冬姉!?何でここに!」
操縦者の顔が千冬にそっくりだった。
「む、私は千冬ではない。円夏だ、織斑円夏、一夏の双子の妹でお前のもう一人の姉だ」
「ど、どういうこと!?」
「話すと長くなるが、両親は蒸発したな。だが私だけ連れて行き別の場所で過ごしていたがそこでも両親はいなくなってな」
「それで・・・いまは・・・?」
「今は束のところで過ごしている。両親の蒸発と同時に束が現れてな拾ってもらって今に至るってわけだ」
「そ、そうなんだ・・・。だったらなんでここに?」
「ああ、束に『あっくんを守れ』って指示を受けたからだ」
「こ、このことは千冬姉は知ってるの?」
「いや、知らない。それと今はまだバラす時期じゃないからこのことは秘密にな」
「う、うん」
「お姉ちゃんとの約束だゾ!」(^_-)-☆
「わ、わかった・・・」
「じゃあね、バイバイ秋斗」(@^^)/~~~
「バイバイ!」(@^^)/~~~
そう言って円夏は去っていったが、ここで問題が生じた。
秋斗がISに乗っていたことが見られた。
そして、日本政府が調査した結果事実だと判明しとりあえずIS学園へ飛び級として入学させることにした。
『じーーーーーーーーーーーーーー』<O><O>
「(ひぃ~)」
今日はIS学園入学式が行われ現在は式が終わり教室に居た。
因みに1年1組になった。
「全員揃ってますね~。それじゃあSHR始めますね~」
チャイムが鳴り入ってきたのは、母性の塊が大きい優しそうな先生だった。
「私はこのクラスの副担任の山田真耶です。1年間よろしくお願いしますね」
『しーーーーーーーーーん』
「と、とりあえず自己紹介をしましょう!!出席番号順でお願いします!」
自己紹介が出席番号順で始まると秋斗は自己紹介を考え始めた。
「(えっと、ええっと・・・・)」
「織斑君!」
「え?あ、はい!」
「あ、ごめんね今自己紹介で織斑君の番なんだ。自己紹介お願いしていいかな?」
「え、えっと、織斑秋斗・・・です・・・。えっと・・・あの~、その~・・・・」
なにかを期待しているのか周りの目が光る。
「よ、よろしくおねがいしましゅ!あ、あぁ・・・」
『か、かわいいいいいいいいいいいいい!!!!』
「え、え?」
「何!?このかわいい子は!!」
「秋斗くん!私の弟になってーーー!!」
「保護よ!保護しなきゃだめよ!!」
クラスメイトが大騒ぎ、かわいいだの保護だの保護団体を立ち上げるだの盛り上がったところでもう一人の先生が来た。
「うるさいぞ!静かにSHRもできないのか、貴様らは!」
そこに入ってきた先生は千冬であった。
「あ!千冬姉!!」
「秋斗、今は織斑先生だぞ。学校では今度からそう呼ぶように」
「はい・・・」(´・ω・`)
「秋斗、何も四六時中先生なわけじゃない。場所さえわきまえれば普通に呼んでいいぞ」
「うん!ありがとう!!千冬姉!!」(#^.^#)
「だから、織斑先生と言うに」
「あ、ごめんなさい。織斑先生」
「うむ、よろしい。さて、今日からお前たちの担任になる織斑千冬だ。お前たちはまだひよこっこだ、私の言うことには常にハイと答えろ。できなくてもハイだからな。分かったか」
次の瞬間・・・
『きゃああああああああああああ!!!』
「千冬様よ!!」
「本物よ!!」
「私お姉様に会いたくて熊本から来ました!!」
「私は長崎からです!!」
「よくもまぁ、こんなバカどもを集められるな。これは私に対する嫌がらせか・・・?」
呆れる千冬だが周りは・・・・
『きゃああああああ』
「もっと罵って!!!」
「そして時には優しく!!」
謎の盛り上がりを見せていた。
とりあえずはSHRが終わり10分間の休憩に入った。その時にクラスで箒を見つけたためそちらに行くことにした
「箒姉!久しぶり!!!」
「ああ、秋斗久しぶりだな。元気にしていたか?」
「うん!元気にしてた!!にゅ~、箒姉のにおい~」(*´ω`*)
「秋斗、ここでそんなことしちゃいけません」
「一夏姉、は~い」(´・ω・`)
「まったく・・・」
ただし、膝の上で秋斗は箒に遊ばれた模様。
「さて、早速授業を始めるぞ。席に着け!」
始業のチャイムと同時に教室へ来た千冬、IS学園は普通高校の授業も並行するため入学初日から授業なのだ。
「早速授業と行きたいがこのクラスだけクラス代表が決まってなくてな。先に決めてもらう。自薦でも他薦でも構わん誰かいないか?」
千冬がそんなこと言うからクラス中が・・・
「はい!じゃあ織斑君がいいと思います!!」
「私も!!」
「ダメよ!!秋斗君は保護対象よ!!そんなことさせるもんですか!!」
「こんな小っちゃい子をクラス代表にする気!?ダメよ!!この子は戦わせちゃダメなんだから!!」
秋斗をクラス代表にしたい派と秋斗を保護する派に別れ派閥争いが勃発。
「秋斗君の戦う姿はかっこいいって!」
「それでもだめよ!!こんなかわいい子を私たちのエゴに付き合わせるのはダメよ!!」
派閥争いは激化の一途をたどりあわや宣戦待ったなしの状態までに発展、このままでは1組が割れてしまうかと思われたその時・・・
「えっと!ぼ、僕はそこにいるセシリア・オルコットさんを推薦します!!」
秋斗は、セシリアを指名し推薦した。
「なぜ私を推薦したのですか?」
「えっと、オルコットさんはイギリスの代表候補生で専用機を調べてみたけど強いって思ったから!!」
「へ?」
「動画見たけどあれすごいよ!!ビットってロボットアニメに出てくるやつだよね!」
秋斗のアニメ好きが暴走し始めた。
「一夏姉の専用機もブレオン機体でいいけど、オルコットさんのビット機体のほうがロマンがあるし!!」
「あ、あなたそれだけで私を推薦しましたの!?」
「え?うん!」
セシリアは初めてだった。こんなにキラキラした目で見られる、純粋な気持ちで見られるということが。
「あなたのお姉さんも専用機持ってますけど・・・」
「う~ん、ブレオンもいいんだけど・・・。千冬姉のほうがブレオン強いし・・・」
これは事実だ。一夏はいまだに量産機を扱った千冬には勝てないでいるのだ。
「そ、そうですの・・・」
「それに一夏姉も千冬姉と修行したいと思ってるかもだからクラス代表はパスさせたいし・・・」
「あら、姉思いなのですね。感心しますわ」
「だから、オルコットさんを推薦したんだけど・・・。僕も推薦されちゃったんだけど・・・」
「そうですか・・・。では、織斑先生一ついいでしょうか?」
「なんだ?オルコット」
ここでセシリアは一つの提案をしそれが受け入れられた。
「1週間後に模擬戦か~」
「秋斗、大丈夫?」
「う~ん、勝てる気がしない」(´・ω・`)
そう、提案とは模擬戦だった。
セシリアは1週間後に秋斗と模擬戦をして代表を決めると言ってきた。
「それにしても、束さんが秋斗の専用機を作るって言ってくるとはね」
「たばねえの作った機体なら安心だね!!」
「・・・・私別の意味で不安になってきた・・・」
「一夏、私もあの人が何かやらかすのではないか内心冷や冷やしているのだが・・・」
「あ、箒ちゃんも・・・」(´・ω・`)
「お互いにな・・・」(´・ω・`)
「食堂着いたけど、何食べるの?」
そうそう、現在はお昼休みだ。入学初日ということでお弁当があるわけないので食堂で3人で昼食を摂ろうという話になった。
「私は和食セットで」
「私も一夏と同じだな」
「えっと、僕は・・・和食セットを2つ、唐揚げ定食を3つにナポリタンパスタを2皿、ついでにサンドイッチセットを2セットあ、デザートであんみつ2つとプリンアラモードを2つ!お願いします!!」
「あ、秋斗・・・。食べすぎじゃないか?」
「箒ちゃん、秋斗はこれが普通になったの・・・」
「一夏、苦労したな・・・」(´・ω・`)
「ありがとう・・・」(´・ω・`)
そして、秋斗の分が出てくるときに・・・
「あれ!こんなに食べるのにこんなに小っちゃいのかい?じゃあおばちゃんからサービス!!ごはん大盛りね!」
「おばちゃん!ありがとう!!」
「いいっていいって」
そう言って、鞄から腕が生えて頼んだ料理を全部持って行った。
「秋斗?それどうしたの?」
「たばねえが入学のお祝いってくれたの!!」
「そ、そうか・・・」
詳しく言うと、ロリダヴィンチちゃんの背負ってるアレが一番近い。詳しく言うと腕の数とかが違うけどね。
「いただきまーーーーす!!!」
秋斗は食べ始めて・・・
「ごちそうさまー!!」
「やっぱり早!!」
「あ、秋斗その量をこの時間で食べきるなんて・・・」
物の20分で完食して箒を驚かせていた。
「お腹いっぱい~」
秋斗は大層満足そうにしていた。が、これが原因で・・・
「zzzz」( ˘ω˘)スヤァ
午後の授業のほとんどを寝て過ごしてしまった。
次回予告!
秋斗が寮に住むことになった!!部屋は何と決まるまで千冬の部屋で過ごすとのこと。
そして、千冬は暴走してんやわんやになる。
そして、模擬戦の日も迫る一方で!!
次回もお楽しみに!!