指揮官とG3がお送りするドルフロ銃解説   作:スツーカ

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コラム 〜口径と口径?〜

指揮官

「指揮官と」

 

G3

「G3がお送りする」

 

「「ドルフロ銃解説~」」

 

指揮官

「銃の定義のところで銃と砲の違いについて触れるのを忘れてたから、コラムという形で補完させていただくよ」

 

G3

「それでタイトルになっている口径とはどういうものですか?」

 

指揮官

「実は口径と言う言葉には2種類の意味があるんだ。銃で使う口径は弾丸の直径を意味し、砲で使う口径は口径長の略で砲身の長さを意味するんだ。もちろん、砲でも弾丸の直径を口径と言う場合があるし、銃でも銃身の長さを口径長で表すこともある」

 

G3

「なるほど、よく聞く.45口径や.50口径の口径は弾丸の直径だったんですね」

 

指揮官

「そう、.45口径は弾丸の直径が0.45インチ、つまり約11.4mmという意味なんだ。ST AR-15の専用装備.300BLK高速弾の.300は弾丸の直径が7.62mmと言う意味だな。一方、砲の口径は例えば45口径46cm砲といったように表され、砲身が46cmの45倍、つまり20.7mあるという意味なんだ」

 

G3

「砲の口径だととても大きくなるんですね。それで銃と砲の違いについては?」

 

指揮官

「それについて今から説明しよう。あぁ、ここからは特に断りがなければ弾丸の直径を口径と言わせてもらうよ。銃と砲の違い、それは弾丸の直径の違いだ。武器等製造法施行規則においては、口径が20ミリメートル以上のものを砲と定義しているよ。世界的にも20mmが銃と砲のボーダーラインになっているね」

 

G3

「20mmが境目になっているんですね。そう言えば前に見た資料に25mm機銃があったんですけど、20mm越えているのに銃なのはなんでですか?」

 

指揮官

「銃と砲の境界は時代や軍によって違うことがあるんだ。大日本帝国陸軍は13mmを、海軍は40mmを銃と砲の境界にしていたんだ」

 

G3

「そうだったんですね。あともう一つよろしいですか?」

 

指揮官

「おう、言ってみな」

 

G3

「グレネードランチャーも口径が40mmあるんですけど日本語では擲弾(てきだん)銃と言いますよね? あれはどうしてですか?」

 

指揮官

「興味深い質問だな。擲弾(グレネードの和訳)とは元々兵士が投げる爆弾のことだったんだ。漫画とかでよくある黒い球体に導火線が付いたものがあるだろ? あれが擲弾なんだ。銃の発達で手投げの射程外から撃たれるようになってからは廃れたんだ。だが第一次世界大戦で塹壕戦になると隣の塹壕まで手榴弾を投げる手段が欲しくなった。そこで銃にアタッチメントを付けて手榴弾を飛ばした。これがグレネードランチャーの始まりなんだ。擲弾は銃で飛ばすものという認識だったから、20mmより大きくても擲弾"銃"と呼ばれるんだ」

 

G3

「なるほど、ありがとうございます。勉強になりました」

 

指揮官

「では今回のまとめだ」

 

・銃における口径は弾丸の直径

・砲における口径は口径長の略で砲身の長さ

・銃と砲の違いは弾丸の直径の大きさ

・20mm以上なのに擲弾"銃"なのは擲弾を銃から発射していた歴史があるから

 

G3

「いかがだったでしょうか? それでは皆様」

 

「「次回もお楽しみに」」

 

 

 

指揮官

「感想2件も来てて嬉しい」

 

G3

「しかも銃器紹介の方も来てました。この場をお借りしてお礼申し上げます」

 

指揮官

「次はコラボだな!」

 

G3

「コラボできるぐらい投稿してから言ってください」

 




参考文献
武器等製造法施行規則 - e-Gov法令検索 2019年1月8日閲覧
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=328M50000400043

YAHOO!知恵袋 銃と砲の違いって何ですか?装備展示で、96式自動てき弾銃の説明をされ ... 2019年1月8日閲覧
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14142773654

銃の科学 知られざるファイア・アームズの秘密
著者:かのよしのり 発行所:ソフトバンク クリエイティブ株式会社

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