指揮官とG3がお送りするドルフロ銃解説   作:スツーカ

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みなさんお久しぶりです。10ヵ月も放置してしまったことをこの場で謝罪します。
就職とそれに伴う引っ越しと新しいシリーズとで完全に更新を忘れてました…


番外編 ~HK33~

指揮官

「指揮官と」

 

G3

「G3がお送りする」

 

「「ドルフロ銃解説~」」

 

G3

「……指揮官さん?」

 

指揮官

「ん? どうした?」

 

G3

「なにか言う事は無いですか?」

 

指揮官

「……」

 

G3

「目を逸らさないでください。最後の投稿から10ヵ月も経ってますよ?」

 

指揮官

「本当に申し訳ない、いろいろあってな……」

 

G3

「はぁ……それで今日は何を解説するんですか?」

 

指揮官

「今日は番外編ということでHK33について解説しよう」

 

HK33

「呼びましたか?」

 

指揮官

「ごめん呼んでない」

 

HK33

「(´・ω・`)」

 

G3

「ところでどうしてHK33の解説をするんですか?」

 

指揮官

「この解説を作るきっかけとなった銃器解説が最終回を迎えたからな。そういえばHK33が前書き1行で終わってたのを思い出したから解説してみようと思い立った訳だ。では先人に倣って

 

G3

(パクりだと怒られたりしないでしょうか……)

 

性能諸元

名前:HK33

製造:H&K

口径:5.56mm×45 NATO弾

全長:920mm

銃身長:433mm

重量:3900g

装填数:25/30/40発

ライフリング:6条右回り

発射速度:700発/分

採用:東ドイツ、イギリス、タイ、トルコ、ミャンマー、他

開発経緯:G3の5.56mm NATO弾バージョン

 

指揮官

「1960年代に.223レミントン弾、後の5.56mm NATO弾が登場してからHK社はいち早くこの弾薬に対応する銃の開発に取り掛かった。5.56mm弾に対応する銃として当時ドイツ連邦軍の主力ライフルであるG3がベースとされ、機構はそのままに小口径化された形となる」

 

G3

「まるで私の妹のような感じですね。5.56mmに対応するために機関部をより小型化し、それに合わせて全長は約100mm、重量は約500g少なくなりました」

 

指揮官

「全体的により軽量、短縮され弾薬も小さくなり装填数も30発と多くなった。反動も小さくなり扱いやすいG3、と言ったところだな。そしてG3譲りの高い精度は健在だ」

 

G3

「構造は私と同じローラーロッキング式です。詳しい内容は『銃の部位解説 〜サブマシンガン編〜』で解説していますので、気になる方はそちらをご覧ください」

 

指揮官

「G3と同様に世界各国の軍、警察組織に採用され、トルコではMKE社がライセンス生産しトルコ軍の正式ライフルとして使用された」

 

G3

「タイではブルパップ式に改造され11式という名で、ミャンマーではコピーしストックとハンドガードを木製に変更したMA-11が使用されています。しかし肝心の開発元であるドイツ連邦軍では採用されませんでした」

 

指揮官

「開発当初はまだG3が登場して10年程度しか経過しておらず、更新は不要と考えられたと思われる。また1970年代からG11の開発が始まり、G3の後継はG11が本命とみられていたので更新はなかった」

 

G3

「ドイツ連邦軍では採用されませんでしたが、1ヶ国だけ興味深い国が採用しました。それは当時敵国であった東ドイツです。1972年のミュンヘンオリンピックで選手が殺害される事件が発生し、各国が対テロ部隊を創設していました」

 

指揮官

「西ドイツと対立していた東ドイツも例外ではなく、ソ連の特殊部隊をモデルに対テロ部隊『人民警察第9中隊』を創設した。同じ西ドイツの対テロ部隊がGSG9で同じ"9"なのは偶然なのか合わせたのか……その部隊の狙撃銃にどう言う訳かHK33が選ばれた訳だ」

 

G3

「5.56mm NATO弾がより高性能なSS109に変更されると、それに合わせてHK33も再設計されHK33Eとなりました。その他のバリエーションとしてサブマシンガン並みに短縮したHK53、機関銃にしたHK13とHK23、民間向けのHK43、光学照準器を固定で搭載したGRシリーズ、ソ連の7.62mm AK弾に対応したHK32などがあります」

 

指揮官

「HK23はMG23の名で実装されているな。名前が違うのは大人の事情なんだろうがセリフでHKと名乗ってるのは問題ないのか?

 

G3

「軍での採用はどちらかと言えばマイナーな国が多く影の薄いHK33ですが、意外にも多くの国で採用があり、バリエーションも豊富なのでみなさんも一度調べてみると面白いかもしれません」

 

指揮官

「と言う事でHK33の解説、いかがだったかな? それでは」

 

「「次回もお楽しみに」」

 

 

 

G3

「10ヵ月ぶりでしたね」

 

指揮官

「この間にいろんなことがあって終わったものもあったな。今度お礼参りに行こうか」」

 

G3

「お礼参りの使い方を間違ってるような……」

 




と言う訳で通りすがる傭兵様、『ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー』完結おめでとうございます(?)

参考文献
オールカラー最新軍用銃辞典 並木書房

Wikipedia HK33
https://en.wikipedia.org/wiki/Heckler_%26_Koch_HK33
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