指揮官とG3がお送りするドルフロ銃解説   作:スツーカ

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最近番外編しかやってない件について


番外編 ~AGS-30~

指揮官

「指揮官と」

 

 

 

G3

 

「G3がお送りする」

 

 

 

「「ドルフロ銃解説~」」

 

指揮官

「そう言えばグレネードランチャー自体の解説はしていても登場している重装部隊の解説はしていなかったなと思い立ったので、今回はAGS-30の解説をしていくぞ」

 

G3

「まずは性能諸元です」

 

性能諸元

名前:AGS-30

 

製造:デグチャリョフ記念工場

 

口径:30mm×29グレネード弾

 

全長:1100mm

 

銃身長:300mm

 

重量:16000g

 

装填数:30発

 

ライフリング:16条右回り

 

発射速度:395~425発/分

 

採用:ロシア、インド、シリア、北朝鮮、サウジアラビア、他

 

開発経緯:前任AGS-17の軽量版

 

指揮官

「AGS-30の前に前任であるAGS-17について話しておこう。時は1960年代、当時のソ連軍は歩兵部隊の火力増強を目指していた。当時発生していた中ソ国境紛争が中国との全面戦争に発展した場合、中国軍が人海戦術で大量に押し寄せてくると危惧されていた」

 

G3

「グレネードなら大量に押し寄せるソフトスキンや機関銃、対戦車陣地に対し効果を発揮できると期待されました。このことから機関銃のようにグレネードを発射し歩兵部隊に火力を提供できる自動グレネードランチャーの開発を始めました」

 

中ソ国境紛争:1969年3月に発生した国境紛争。国境線が不明瞭だった河川の島を巡って数百人の死者負傷者を出し全面戦争に発展しかねない状況だった

 

ソフトスキン:トラックやジープなど装甲で覆われていない車両の総称

 

指揮官

「そして1970年代にAGS-17が完成し歩兵部隊に配備された。グレネードについては過去の『装備解説 ~妖精編・砲撃~』で解説しているので、そちらを参考にしてくれ。配備後は想定されていた中国軍に対し火を噴くことはなかったものの、その後発生したアフガニスタン侵攻で待ち伏せに対する反撃で多大な戦果を挙げた」

 

G3

「歩兵が運搬して使用するだけでなく、機関銃座を改造し装甲車やトラックに即席で搭載して使用されました。またヘリコプター搭載型も開発されソ連・ロシア軍で非常に重宝されました」

 

指揮官

「だが欠点もあった。三脚を含めた重量が31kgもあり、歩兵が運搬するには重すぎた。三脚含め50kg以上ある重機関銃を1人で運用する人形がいるらしいそこでソ連軍は1990年代にAGS-17をより軽量化したものを開発した。それがAGS-30だ」

 

G3

「三脚やランチャー自体の再設計を行い軽量化が施されました。また発見されるのを防ぐために発砲音や発砲炎の減少などが盛り込まれます。こうして三脚を含め16kgとなり約半分まで重量を削減することができました」

 

指揮官

「また弾薬が強化され射程がAGS-17の1700mから2100mと400m伸びている。軽量化と射程延長されたAGS-30はチェチェン紛争に投入され、大きな戦果を挙げている」

 

G3

「アメリカ軍などで使用されている同じ自動グレネードランチャーのMk19は射程がより長く、後継が40mmでより威力があります。ですが重量は三脚込みで55kgと、AGS-17と比べても重く重量の面では大きなアドバンテージがありますね」

 

指揮官

「AGS-30は歩兵部隊の火力支援として生まれ変わったロシア軍を前任のAGS-17共々支え続けている。といったところで今回はここまで。いかがだったかな? それでは」

 

 

 

「「次回もお楽しみに」」

 

 

 

G3

「今回AGS-30ということは次回はBGM-71や2B14をやるんですか?」

 

指揮官

「紙媒体の資料が手元にないからな、ちょっと考えている」

 

G3

「こうしてまた期間が延びるんですね……」

 




解説以外もやりたいけど何も浮かばん…

参考文献
オールカラー最新軍用銃辞典 並木書房

Wikipedia 2021/01/17 閲覧
https://en.wikipedia.org/wiki/AGS-17
https://en.wikipedia.org/wiki/AGS-30
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