STRONG   作:通りすがりの仮面ライバー

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──人間の居ない世界「ネイチャー」ここは動物と植物が共存し、またその為の争いも絶えない世界。この世界は、大きく4つのエリアに分かたれている。ノース・サウス・ウエスト・イーストとなっており、それぞれ環境も異なる。それはまたおいおいとしておこう...──


プロローグ

 

 

 

 ──サウスエリア:バンディル郊外──

 

 「おい、金はいつになったら払うんだ!」

 

 と稲光組(いなびかりぐみ)の手下の奴がお母ちゃんに言った。そしてお母ちゃんは

 

 「ごめんなさい。必ず明日には返すので今日は勘弁して下さい...」

 

 と手下たちを追い返すような事を口に出した。だが勿論こんなことでは引き下がるほどの連中では無かった。

 

 「ほぅ、そっちがその気ならこっちにも策はあるんだぜ?」

 

 何か得意げにものを言った手下はお母ちゃんの大事にしていた靴や服を(おもむ)ろに持ってきてこう放った

 

 「金がねぇならこれだけで堪忍してやるよ。これなら文句ねぇだろ?」

 

 俺はコイツらが大っ嫌いだ。いつもお母ちゃんと妹のポニアを怖がらせ、脅し、家を散々にして帰っていく。こんな事がほぼ毎日続いた。俺は小さいながらに、男としてお母ちゃんとポニアを守らなきゃいけないんだ!という正義感と責任感に駆られるが、当然敵うはずがない。

 

 「それは私の大事な物なんです!どうかそれだけはおやめ下さい。」

 

 お母ちゃんは必死に抵抗した。俺はそれを見て、恐怖と責任を背負いながら勇気を振り絞って叫ぶ

 

 「お、おい!これ以上お母ちゃんとポニアをいじめるな!!この俺が許さないぞ!」

 

 ありったけの声を出し切り相手に牽制を仕掛けた。しかし、手下たちも俺の事を睨みながら

 

 「なんだコイツ?てめぇみたいなガキに何が出来んだ?あぁ!?やんのかコラァ!」

 

 と俺は胸ぐらを掴まれながら宙に浮いていた。とても苦しくて、情けなく思えた。家族も守れないなんて...

 

 「そうだなぁ…よし、この小物は要らねえ。その代わりこのクソガキをボコボコにしようぜぇ。」

 

 「それはいい考えですねぇ、ウォルさん」

 

 ウォル。それがこの手下たちの中の長の名前なのだろう。俺は必死に暴れて少しでも助かろうと努力をしたが、失敗に終わった。

 

 「今日はこれで許してやるよ。──」

 

 ドカッ!──

 

 「──…まる、柴丸、柴丸!!」

 

 ハッ!あれ?俺はさっきまで連中に掴まれてそれから...あ、ボコボコにやられたのか...

 

 「お兄ちゃん、大丈夫...?どこか痛い?」

 

 俺の事を心配してくれているのはポニアだ。そういえば自己紹介をしていかった。俺は柴丸。家は代々先祖が犬なんだ。因みに俺は柴犬で、妹のポニアは“ポメラニアン”からきている。そして、お母ちゃんはパピヨン。

 えっ?お父ちゃんはって?実はポニアが生まれてすぐに旅に出たきりなんだ...生きているのかも分からないんだ。

 

 「柴丸、ごめんねお母さんのせいでまだ小さいあなたに辛い思いさせちゃって...」

 

 「ううん、大丈夫。俺が強かったらなんとかなったのに...ごめんね。」

 

 「なんで柴丸が謝るのよ。あなたは悪くないわ、悪いのはこの世界よ…」

 

 この世界はかつて自然と活気に溢れていた。いつからだろう。あんな風に廃れ、荒れ果て、壊滅的状態に陥ったのは…

 

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皆さん初めまして通りすがりの仮面ライバーです。人生初小説投稿が創作でオリジナルです!拙い部分多々ありますが、大目に見てください…
これから不定期に書いていくのでお願いします!
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